宮古島千代田陸自新基地建設工事・保良「弾薬庫・射撃訓練場」建設工事への抗議行動レポート(67)
- 2021/02/12
- 15:06
宮古島より:
↑宮古島千代田陸自新基地建設工事・保良「弾薬庫・射撃訓練場」建設工事への抗議行動レポート(68)へ
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1017.html
↓宮古島千代田陸自新基地建設工事・保良「弾薬庫・射撃訓練場」建設工事への抗議行動レポート(66)へ
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-989.html
工事の中止を!
「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」はあきらめずに行動を続けています!
ぜひできる範囲で行動にご参加ください! ともに、ミサイル基地建設を止めましょう!
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の
集中行動日のお知らせ
毎週木曜日 午前9:00~ 千代田 駐屯地正門ゲート前
毎週水曜日 市役所前で「スタンディング」しています! 冬季は午後4時~5時に変更します。
*第2、第4日曜の午後5時~6時 街頭アピールとチラシ配布行動始めました!
サンエー衣料館と食品館の間
全国の皆様のカンパを!
郵貯振替口座:
記号番号:01710-5-147047
口座名:ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会
ゆうちょ以外の他行からの振り込み:
店番:179
種目:当座
口座番号:0147047

必見!横浜の木元茂夫さんが出演。
DEMO RESE Radio#21
「首都圏にも軍事基地が広がっている!!」Part1
https://youtu.be/Q-DZLngLJ_4
「首都圏の基地も"敵基地攻撃"に使われる!」Part2
https://youtu.be/iYRcqnzpgQw
2月10日のIさんFB投稿より:
沖縄防衛局へ保良の弾薬庫建設に関わる情報開示を請求したのは、もう昨年4月のこと。
昨日、やっと開示データがCDで送られてきたが、この時間日数のかかり方は異常であり、情報公開法の趣旨に反しており、国民の知る権利の侵害ものだ!

普通は3週間~6週間で公開されるはずなのに、最近では辺野古でも、同様に一年近くも経ってしか公開しないと聞く。請求して6週間後の6月にフザケたことに、8個のデータファイルの「表紙」のページだけ!が、開示されて、中身は翌年の1月29日までに開示すという連絡がきた。

この遅らせる根拠になっているのが「行政機関の保有する情報の公開に関する法律第11条」である。「開示期限等の特例規定の適用」というものだ。公開すると「他の業務の適正な遂行に著しい支障が出る」場合にらこの11条が適用される。
昨日開示されたデータが届くまでには、文書のやり取り手続きが5回も6回もあり、費用も1万円以上かかる。うんざりする手間暇かけて、挙げ句に7カ月後に、保良の工事が大きく進行してから、送られてくるデータ!
中身の検証・解析はこれからです。

保良の弾薬庫建設現場に関わる防衛局開示データの検証
専門家の協力も求めて詳細な検証はこれからだが、サッと目を通した私の印象では、設計図面などは予想通り黒塗りであるし、何より工事の一部を「誰(請け負い主体)が、何を使って(機器)、どんな工事を行った(工法)」かの概略の説明であり、肝心の調査データや設計図(小さな機械室しかない)はほとんど非公開である。
土質調査のデータも少ない。が、今後検証し、判明したことは公開して情報の共有を図りたいと思います。






「世界」No.942 3月号より:


2月8日のIさんFB投稿より:
亡くなった子どもたちのご冥福を祈りに千代田へ行った。
千代田の駐屯地内では、いつも通りのミサイル車両の訓練などが行われている。
私達の仲間の一人は、朝大声出して体操している隊員の姿を見て、やりきれなくて「今日くらいは喪に服したらどうなんだ!」と叫んでしまった」と言う。
事件の真相は不明だが、千代田の基地とは建設前から関わりがあり、昔の風葬墓を埋めて宿舎を建設することに反対し、基地内のウタキ(御嶽ー地域の祈りの場)を半分以下に削って、神聖な水場を住民との約束違反で埋めてしまったことに異議申し立て、基地開設後も反戦反基地を訴えてきた私達には、全くの無関係な事件とは思えない気持ちで合掌して祈った。
もう一人のOさんが、冥福を祈りながら基地の周りを一周しようと言うので、フェンスに沿って3キロほどあるかな?、二人で歩いた。先の仲間がこう言った。亡くなった子どもたちに心の中でこう話しかけながら祈ったよ。「お母さんだけを恨まないでね」とと。
基地問題としてゲート前スタンディングで訴えを続けてきただけの関わりでも、私達の心は深い悲しみでやり場がない。
駐屯地の自衛隊組織にとっては、身内のショッキングな悲劇ではないか。やっぱり今日くらいは軍事訓練、武器を扱うようなことは止めようよ。
訓練用の的だろうか?

ランニングも任務だと言う。

地対空ミサイル発射筒を搭載した車両を動かしている。


訓練用の的?

起こして使うのか?

右の民家からフェンス内の左の弾薬庫までは、100mもない。

基地北側にずらりと並んでいた作業員、建設労働者の大規模なプレハブ宿舎はすべて撤去され、造成工事中。
またぞろ、何を建設するつもりか?!


2月8日の琉球新報紙面
2月7日のSMさんFB投稿より:
千代田駐屯地隊員宿舎内で事件発生。警察とメディアがきている。悲惨です。


基地と向かい合い農業する仲里さんのお話を聞けるのが楽しみです。
2・11「思想・信教の自由を考える日」集会
2月11日 午前10時30分~
日本キリスト教団宮古島教会
「ミサイル基地に抗う」 講師:仲里成繁さん(ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)
日本キリスト教団宮古島教会・宮古バブテスト教会・宮古聖ヤコブ教会共催
連絡 090-3594-9753 尾毛


2月6日の宮古毎日紙面
2月5日の午後、
沖縄自衛隊(15旅団)の大幹部と宮古島駐屯地佐藤警備隊長が座喜味新宮古島市長を訪問。
新市長「自衛隊ありがとう」の他に、その前に言わねばならないことがないですか!?
「ミサイル部隊」配備、保良弾薬庫工事強行などについて「何か」発言されるのかな?と期待していましたが、、、
宮古島防衛議員連盟の市議が、議員がなんで迷彩服を!

2月6日の宮古新報紙面
2月5日のSMさんFB投稿より:
市役所の駐車場、災害派遣の幕つけているけど、ダラダラして周囲の車覗きこんだり感じ悪すぎ。
これで勤務中?

今、宮古島で
「ミサイルと人命救助」

2月5日の宮古毎日紙面
関連記事:隊員の皆さんありがとう!?マスコミがこぞって報道した「野戦病院」と化した宮古島の介護施設。チャンス!とばかり「災害派遣」で点数を稼ぎ社会的認知を狙う自衛隊②
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1011.html
思想運動No.1061 2021/2/1号:
2021宮古島市長選挙を考える

地元紙「宮古毎日」の市長選特集記事:




関連記事:1月17日投開票の「宮古島市長選挙」保守+「オール沖縄」の座喜味一幸さんが当選。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1005.html
1月30日のIさんのFB投稿より:
今日の地元紙に見える沖縄に内在する構造的差別について
今日、宮古島の医療関係者からの情報に接して、私は改めて以下の認識を強くした。
①には、沖縄県と国の間にある差別構造
②には、県と市、つまり沖縄(本)島と離島の間にある差別構造である。
「宮古島の感染拡大の要因の一つに市長選挙が挙げられ、それが最大の要因であるかのように殊更強く強調され、全国ネットで報道されていることについて、

宮古毎日新聞の左側の記事「宮古島の感染拡大の要因の一つに市長選挙が挙げられ、それが最大の要因であるかのように殊更強く強調され、全国ネットで報道されていること」について、医療関係者が言うには、最大の拡大の要因は、111名のうち30名の感染者の出た老健施設であるにも関わらず、7名の感染の出た「選挙関係者」であるかのように報道されていることに違和感があると。 「この報道の背景に、国の関与が感じられる」と。 政府の推す現職市長が破れたのだから。玉城知事は、こんな論調にたやすく同調すべきではない。
右側の記事については、そもそも県からのコロナ関連情報が離島(市)に入ってこなくて、情報共有がなされていないのだと。対策の方針を統括する意思決定の場がなく、バラバラな動きの中で、県は責任放棄に近い状況で、安直に「自衛隊派遣」を要請していると批判している。
「人頭税」の話まで遡らなくても、現代でも離島差別、宮古差別の実例がゴロゴロあり、この話に納得してしまう背景がある。安直な自衛隊派遣要請を、もうこれ以上沖縄県はやらないでいただきたい!
宮古島入りした陸自隊員は、県からの正式要請前に那覇空港入りしていたという記事がある。 これは自衛隊の「先決事項」ですか? できレースですか?
沖縄県は、ミサイル部隊配備で苦悩する宮古島市民にもっと真剣に向き合ってほしい!

1月30日の沖縄タイムス紙面
宮古島市のコロナ危機で、
「危機」ではなく「嬉々」として自衛隊の災害派遣を言うデニー知事。
自衛隊配備「容認」のデニー知事と座喜味宮古島市長ですから、災害派遣や不発弾処理、急患輸送、おまけに子供たちへの雪のプレゼント(南極の氷までも)などなど、ここで自衛隊に点数を稼いでもらおうと躍起のようです。
1月29日のIさんのFB投稿より:

玉城知事、コロナ感染拡大に対して、また!「陸上自衛隊の災害派遣要請を検討」だと、お昼のNHKニュースで言っていたが、
玉城さん、そんなに軽々しく「自衛隊派遣要請」を口にしないでほしい。
何をどのように「要請」するのですか?要請の根拠と内容をまず説明してほしい。
むやみに、自衛隊に「海岸に流れ着いた廃油ボールをお箸で拾わせたり」「お騒がせのウラン燃料棒の教材を確かめもしないで一番先に現場へ向かわせたり」「コロナ感染者の運搬作業を中途半端にさせたり」しないで、パンデミックなのだから、対応できるスキルのある医官や看護の隊員をどのような計画の下に派遣要請するのか、冷静に語っていただきたい。
イソイソとお友達に助っ人頼むようなノリでやらないで。
結局、自衛隊に〈活躍の場〉を提供するだけのことにならないように!
1月28日の琉球新報の「論壇」:

1月27日のSMさんのFB投稿より:
告知板は「陸自の城辺宿舎関係の工事」になっていますが、場所は千代田駐屯地に隣接する以前作業員宿舎だった場所。
城辺宿舎の関連工事かもしれないが、重機を見ると造成工事にも見える。今後注目する必要がある。
県土木事務所にはこの場所も保良の弾薬庫隣接の宿舎も建築申請書はまだ提出されていない。




1月25日(保良477日目)
報告:HA
弾薬庫はすでに覆土されている。
射撃訓練場はまだ手がつけられていない。


近くの展望台から。

海側ゲート前。

立て看健在。


展望台より、彼方に東平安名崎灯台。
左前方に見える白い建物は、海保の射撃訓練場。


地対艦・地対空ミサイル弾頭の島内持ち込みが年度内に迫る!!
保良弾薬庫3棟の内2棟が完成へ、一棟は2021年度に?
1月22日の宮古毎日
「弾薬庫建物工事進む/城辺保良 3棟中、2棟完成間近」

弾薬庫やその他の施設の建設工事が進められている=21日、保良鉱山地区
宮古島への陸上自衛隊配備に伴う城辺保良鉱山地区への弾薬庫建設工事に関して工事が着々と進められている。21日も工事関係者が大型重機などを使い建物や本体の工事を行っていた。弾薬庫は計画では3棟建設することになっており、2020年度中には2棟が完成する見込みだ。一方、残りの1棟については工事に着手しておらず、21年度以降になると見られる。
弾薬庫の躯体工事については20年4月から着手している。19年10月に示した工事工程表とほぼ同様のスケジュールとなっており、工事はおおむね順調に進んでいると見られるが、工事の完了時期については、現在裁判で係争中の一部の土地取得ができていないことなどを踏まえて21年度以降になると予想される。
建設が進められている保良鉱山地区は占有による時効取得を求めた土地所有権確認請求訴訟で、一部の土地について原告の請求が棄却され、所有権が認められなかったことから工事の進捗(しんちょく)に影響が出る可能性がある。
同地区に整備される施設は地対艦誘導弾や地対空誘導弾、その他部隊が使用する弾薬などを保管する「火薬庫3棟」、隊員が射撃訓練を室内で行うための「覆道射場」、隊員が訓練の準備やさまざまな管理業務を行う「廠舎(しょうしゃ)」などを予定しており、全体面積約19・4ヘクタール中、約18・8ヘクタールの地権者と20年5月末までに不動産売買契約を締結している。
ミサイル・弾薬庫反対住民の会の下地博盛代表は「弾薬庫の残り1棟は建設予定地にまだ用地取得ができていないところもあるため、すぐに着工にはならないと思う」と話した。
1月21日(千代田1173日目)
報告:HA
ミサイル車両の電源車?の訓練のようでした。
Aさんのドローンをちょっと練習させてもらいました。






1月19日
報告:HA
今回の宮古島市長選・市議補選の得票結果を見ると、全ての候補者は基地問題を前面に出さなかったが、投票した有権者は基地問題を投票行動の大きな要素にしていたということを示しています。
反対の市民運動が、市民の共感を得ていると考えていいと思います。これからも堂々と基地はいらないと行動し、訴えていくべきです。
やはり、選挙でも基地問題を堂々と前面に出すべきだったのです。
以下の仲里さんの言葉通り、今回の選挙では、基地問題は争点にされず「置き去り」にされたのです。市長選でも市議選でも、前面に出す候補者はいなかった。しかし、市民はよく見ていました。下地敏彦現市長をよく見ていたと言えますし、地道に続けている反対運動のこともよく見ていたと言えます。選挙結果を「自衛隊、基地反対の候補者が勝利した」と評するのは違います。よく見ていた市民の勝利でしょう!
1月15日 毎日新聞
置き去りにされた自衛隊配備反対
前線基地化の不安 沖縄・宮古島市長選、論戦なく

自身が所有する畑から、陸上自衛隊宮古島駐屯地を見る仲里成繁さん=沖縄県宮古島市で2021年1月9日午後2時半
玉城(たまき)デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が擁立した新人と、政府・与党が推し4選を目指す現職の一騎打ちの構図となっている沖縄県宮古島市長選。玉城知事も応援に入るなど17日の投開票日に向けて両陣営が激しい選挙戦を展開しているが、2017年の前回選で賛否が割れた島への陸上自衛隊配備については、今回は両候補ともが容認の姿勢で大きな争点にはなっていない。配備に反対してきた住民の思いは置き去りのままだ。
「なぜここに自衛隊が配備されなければならないのか。住民の安全は担保されるのか。この機会に議論を深めてほしいのだが……」。19年3月に開設された陸上自衛隊宮古島駐屯地の目の前にある畑。農家の仲里成繁(せいはん)さん(67)はメロンの収穫を急ぎながら複雑な表情を浮かべる。メロン畑には「ミサイル基地いらない」と書かれたのぼりが風に揺れる。
ブログ「アリの一言」1月19日 | 沖縄と日米安保より:
https://bit.ly/2XSHzSm
宮古島市長選が示した「オール沖縄」の末路
17日投票の沖縄・宮古島市長選挙は、「オール沖縄」勢力(社民、社大、共産、立民)と保守の一部が共闘した座喜味一幸氏が当選しました。地元紙はこれを、「「オール沖縄」連敗脱す 浦添、うるま市長選へ弾み」(18日付琉球新報)、「「オール沖縄」立て直し好機」(同沖縄タイムス)と、いずれも「オール沖縄」にとって追い風であると論評しました。果たしてその評価は妥当でしょうか。
今回の投票率は65・64%で、前回(2017年)を2・59㌽下回り、これまでの同市長選で最低でした(第1回=2005年は85・86%)。その主要な原因が、「前回最大の争点となった陸上自衛隊配備問題は、両候補とも容認したため論戦は深まらなかった」(同琉球新報)ことにあるのは明らかでしょう。
今回の宮古島市長選は、有権者から「自衛隊配備反対」の選択を奪い、したがってどちらが当選しても「自衛隊配備」に市長選のお墨付きが与えられたと政府・防衛省に強弁させる余地を作ったという二重の犯罪的役割を果たしたと言えます。その一翼を担った「オール沖縄」の責任は改めて重く問われなければなりません(12日のブログ参照)。
座喜味氏の当選は、「オール沖縄」の今後にとってどういう意味を持つでしょうか。
座喜味氏は自衛隊配備問題について、「国や県、賛成・反対双方の市民が議論できる連絡協議会を設置して解決に当たる」(同琉球新報)としています。しかし、国はもちろん、県(玉城デニー知事)も配備を容認しているのですから、「連絡協議会」なるものが多数の力で反対派市民を抑え込む場になることは必定です。
しかし、「オール沖縄」勢力の中には自衛隊配備に「反対」している人たちが現に存在しています。「共産をはじめとする(座喜味氏)支持者の一部は「反対」を訴えており、内部で亀裂が生じる可能性も残る」(同琉球新報)と見るのが自然です。もし「亀裂が生じ」ないとすれば、それは共産党などが「自衛隊配備反対」の旗を名実ともに降ろす場合でしょう。
沖縄タイムスは、「保革相乗りで当選した座喜味氏が…保革を超えた新たな政治スタイルを築くことができるか、手腕が試される」(18日付社説)と「保革を超えた政治スタイル」なるものに期待しています。しかし、座喜味氏を支える「オール沖縄」が亀裂なく存続するためには、前述の通り、「自衛隊配備反対」勢力が「容認」(あるいは黙認)に転じるほかないのですから、「保革を超えた政治」とは結局、「保守」=自民党路線に沿った政治ということになります。
実は「オール沖縄」の「保革相乗り」は今回に始まったことではありません。そもそも自民党県連幹事長を務め、生涯自民党籍を離脱しなかった翁長雄志氏を知事に担いだこと自体、すなわち「オール沖縄」自体が「保革相乗り」なのです。
結果、「辺野古埋め立て承認撤回」は翁長知事によって4年間引き延ばされ、取り返しのつかない事態を招きました。そしていま、自衛隊配備問題でも「反対」の声が打ち消されようとしています。
「オール沖縄」とは、米軍基地建設に続いて自衛隊配備でも、結局自民党政権の路線に吸収されていく革新つぶしに他ならないのです。そのことが今回の宮古島市長選で改めて証明されたのではないでしょうか。
これが果たして沖縄県民の望む方向でしょうか。
折しも同じ18日付沖縄タイムスの「論壇」に、次のような論稿が載りました。
「(沖縄は)米国従属の日本に従属して防波堤となるか? 否、「米軍基地、自衛隊基地がない素晴らしい沖縄」。復帰前に目指した未来に向かい努力する以外ない。理由は簡単、「命どぅ宝」だからだ」(那覇市・与那覇恵子さん)
これこそ、多くの沖縄県民、そして「日本国民」の願いであり、進むべき方向ではないでしょうか。

1月18日の沖縄タイムス紙面
米戦略による戦争の前線基地となる在日米軍基地と自衛隊基地に反対する平和・民主勢力は、「保革相乗り」という名の自民党路線にほかならない「オール沖縄」の虚構から今こそ脱却し、「米軍基地全面撤去」「自衛隊配備反対」の旗の下に再結集すべきではないでしょうか。
「五十歩百歩」「どっちもどっちと」などと言わずに、「市政刷新」のために選挙に行きましょうね!
「宮古島市長選挙」1月10日告示・17日投開票
関連記事:1月の宮古島市長選挙「オール沖縄」は反下地現市長派保守系と連携、前自民県議座喜味氏擁立。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-977.html
関連記事:1月10日告示・17日投開票の「宮古島市長選挙」
http://teyata.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

1月14日(千代田1166日目)
報告:HA
新年の抗議のスタンディング・反戦トーク初め。
キビ狩りシーズン到来で、畑もどこもが見通しよくなっている。
今朝は基地外、市内への軍用車両の走行訓練はなかったようだが、このところ連日行われている。
ミサイル車両の公道走行には、今後も強く抗議しよう!









1月14日 報告:HA
前参議院議員糸数慶子さんが、宮古島市市政刷新の選挙の「応援」に来島して、#基地問題を訴えてくれるというので同行しました。「平和の一議席」と呼ばれた糸数慶子さんの経験から、基地があることの問題点が強く訴えられました。
「市政刷新」と「反戦反基地」!これに全く異議ありません。本来、こうであるべきです!全体としてはこうでない今回の選挙の現実が残念極まりない。
4年前の前回市長選挙の候補者奥平一夫さん(4年前私達も懸命に反基地を訴えて選挙運動をしたものです)と、糸数慶子さん、そして岸本邦弘さんからも地下水を守ろう、基地に反対しようと力強く訴えられ、TSUTAYA前のこの三人の並んだ姿は、ある意味象徴的でした。
前参議院議員糸数慶子さんと4年前の市長候補奥平一夫さん。

「平和の一議席」と呼ばれた糸数慶子さんが、基地問題を訴える。


地下水と基地問題を力強く訴える岸本さん。


下地敏彦現市長は、菅政権防衛省の露払いでもちろん論外だが、ザキミ候補の発言「自衛隊(ミサイル部隊)配備容認」も残念で聞き捨てならない。
この島の行方を決める最大の課題は、自衛隊基地問題。米軍との合同訓練や戦争の最前線になる可能性が高い確率で想定されるのに、それが争点にならないこの選挙には、反対運動を継続し危機を訴えてきた人々の居場所はないようだ。

1月11日の沖縄タイムス紙面
自衛隊配備問題が主要政策から消え去った、、、

1月13日の沖縄タイムス紙面


1月11日の宮古新報紙面

1月9日の琉球新報紙面

1月9日の沖縄タイムス紙面
ブログ「アリの一言」1月12日 | 沖縄と日米安保より:
https://bit.ly/3qfSoK7
宮古島市長選にみる沖縄「平和・民主」勢力の弱化
コロナ禍に紛れて菅政権は、沖縄の自衛隊基地強化を進めています。日米安保条約(軍事同盟)に基づく沖縄のミサイル基地化は重要な局面を迎えています。そんな中、沖縄の「平和・民主」勢力がきわめて憂慮すべき状況になっています。
住民の反対を押し切って宮古島に陸自駐屯地が開設されたのは2019年3月。約360人が配備されました(写真中)。続いて20年3月に約240人のミサイル部隊が編成され、現在隊員は約700人に膨れ上がっています。同駐屯地は住民に秘密裏に弾薬庫建設を開始し、3月末の完成を目指して工事を進めています。
その宮古島の市長選が10日告示されました(17日投開票)。現職の下地敏彦氏(自民、公明推薦)と座喜味一幸氏(社民、社大、共産、立民推薦)の一騎打ちです。座喜味氏は宮古の「オール沖縄」勢力と保守系市議OBらの「保革共闘」です。
市長選では当然、自衛隊配備問題が重要な争点になる、と思われ期待されました。しかし、そうはなりませんでした。現職の下地氏が「自衛隊配備推進」であるのはもちろん、対する座喜味氏も自衛隊配備を容認しているからです。
座喜味氏は、「(自衛隊)配備は容認する…警察や海上保安庁、自衛隊が連携し、緊急時に備える必要がある。国境を有する島として安全保障は重要である」(9日付沖縄タイムス)と公言しています。
島を二分している自衛隊配備強化・ミサイル基地化問題が市長選で争点にならない。それが宮古島・沖縄の現実です。
陸自駐屯地に近いサトウキビ農家の男性は、「駐屯地は生まれ育った地元の景色を変え、恩恵もないまま占拠し続けている」「(陸自配備を)反対する候補者が出てほしかった」(11日付沖縄タイムス、写真左)と嘆いています。
こうした声に応えられなかった「オール沖縄」陣営の責任は重大です。
沖縄タイムスは4日から<「防人」の肖像 自衛隊沖縄移駐50年>と題する連載を始めました。その第1回で、「現在の沖縄で、当時ほどの表立った「反自衛隊」感情は見られない」(4日付)と、「反自衛隊」の声・運動の弱化を指摘しています。宮古島や石垣島の住民の声・運動を軽視する記述と言えますが、沖縄全体でみれば、残念ながら事実でしょう。
なぜこうなったのか。沖縄タイムスは高良紗哉・沖縄大教授の見方をこう紹介しています。
<2000年、故翁長雄志さんが那覇市長に初当選し、自衛隊との対話を打ち出した。後に「オール沖縄」の中心となり、保守・革新の壁を越えて米軍の辺野古新基地建設に反対する一方で、「革新系の政治家でも、自衛隊に対する疑義を言いづらくなった」>(4日付沖縄タイムス)
2014年11月当選以来、翁長氏は日米安保条約を公然と賛美してきました。その翁長県政を「オール沖縄」が支え(写真右)、県紙はそれを後押ししてきました。さらに「オール沖縄」は、翁長氏の後継者として沖縄防衛協会の顧問を直前まで務めていた玉城デニー氏を知事に擁立しました。
「革新系の政治家でも、自衛隊に対する疑義を言いづらい」状況になり、重要な宮古島市長選で自衛隊配備を争点にもできない今日の沖縄の「平和・民主」勢力の状況は、こうした「オール沖縄」の到達点と言わねばなりません。
日本「本土」ではすでに、憲法違反の軍隊である自衛隊を批判する政党はなく(建前はともかく)、“自衛隊翼賛“体制がつくられています。それは自衛隊の「災害出動」やコロナ禍の「医療出動」で拡大再生産されています。そうした自衛隊容認・賛美が玉城県政の沖縄・離島にも広がろうとしています。きわめて重大な事態です。
アメリカは「中国脅威論」を振りまきながら日米軍事同盟の強化、米軍と自衛隊の一体化を加速させています。その戦略はバイデン政権でいっそう強まるでしょう。だからこそ、自衛隊の違憲性と危険性を告発・批判する声と運動を広げなければなりません。それは沖縄の、そしてもちろん「本土」の、喫緊の課題です。
宮古島市や石垣市がこのようにならないように!!
防衛マネー漬けの基地がある自治体。
必見!!今日(1月4日)の西日本新聞(WEB版より)
①図書購入費、医療費補助に…暮らしに染みこむ「防衛マネー」の正体は
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678783/
②米軍機容認で給食費丸抱え 岩国への“土産”「菅氏がゴーサイン」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678773/
③「つかみ金乱発」「使途拡大」防衛マネー、国会で過去にも問題視
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678775/




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https://youtu.be/Q-DZLngLJ_4
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昨日、やっと開示データがCDで送られてきたが、この時間日数のかかり方は異常であり、情報公開法の趣旨に反しており、国民の知る権利の侵害ものだ!

普通は3週間~6週間で公開されるはずなのに、最近では辺野古でも、同様に一年近くも経ってしか公開しないと聞く。請求して6週間後の6月にフザケたことに、8個のデータファイルの「表紙」のページだけ!が、開示されて、中身は翌年の1月29日までに開示すという連絡がきた。

この遅らせる根拠になっているのが「行政機関の保有する情報の公開に関する法律第11条」である。「開示期限等の特例規定の適用」というものだ。公開すると「他の業務の適正な遂行に著しい支障が出る」場合にらこの11条が適用される。
昨日開示されたデータが届くまでには、文書のやり取り手続きが5回も6回もあり、費用も1万円以上かかる。うんざりする手間暇かけて、挙げ句に7カ月後に、保良の工事が大きく進行してから、送られてくるデータ!
中身の検証・解析はこれからです。

保良の弾薬庫建設現場に関わる防衛局開示データの検証
専門家の協力も求めて詳細な検証はこれからだが、サッと目を通した私の印象では、設計図面などは予想通り黒塗りであるし、何より工事の一部を「誰(請け負い主体)が、何を使って(機器)、どんな工事を行った(工法)」かの概略の説明であり、肝心の調査データや設計図(小さな機械室しかない)はほとんど非公開である。
土質調査のデータも少ない。が、今後検証し、判明したことは公開して情報の共有を図りたいと思います。






「世界」No.942 3月号より:


2月8日のIさんFB投稿より:
亡くなった子どもたちのご冥福を祈りに千代田へ行った。
千代田の駐屯地内では、いつも通りのミサイル車両の訓練などが行われている。
私達の仲間の一人は、朝大声出して体操している隊員の姿を見て、やりきれなくて「今日くらいは喪に服したらどうなんだ!」と叫んでしまった」と言う。
事件の真相は不明だが、千代田の基地とは建設前から関わりがあり、昔の風葬墓を埋めて宿舎を建設することに反対し、基地内のウタキ(御嶽ー地域の祈りの場)を半分以下に削って、神聖な水場を住民との約束違反で埋めてしまったことに異議申し立て、基地開設後も反戦反基地を訴えてきた私達には、全くの無関係な事件とは思えない気持ちで合掌して祈った。
もう一人のOさんが、冥福を祈りながら基地の周りを一周しようと言うので、フェンスに沿って3キロほどあるかな?、二人で歩いた。先の仲間がこう言った。亡くなった子どもたちに心の中でこう話しかけながら祈ったよ。「お母さんだけを恨まないでね」とと。
基地問題としてゲート前スタンディングで訴えを続けてきただけの関わりでも、私達の心は深い悲しみでやり場がない。
駐屯地の自衛隊組織にとっては、身内のショッキングな悲劇ではないか。やっぱり今日くらいは軍事訓練、武器を扱うようなことは止めようよ。
訓練用の的だろうか?

ランニングも任務だと言う。

地対空ミサイル発射筒を搭載した車両を動かしている。


訓練用の的?

起こして使うのか?

右の民家からフェンス内の左の弾薬庫までは、100mもない。

基地北側にずらりと並んでいた作業員、建設労働者の大規模なプレハブ宿舎はすべて撤去され、造成工事中。
またぞろ、何を建設するつもりか?!


2月8日の琉球新報紙面
2月7日のSMさんFB投稿より:
千代田駐屯地隊員宿舎内で事件発生。警察とメディアがきている。悲惨です。


基地と向かい合い農業する仲里さんのお話を聞けるのが楽しみです。
2・11「思想・信教の自由を考える日」集会
2月11日 午前10時30分~
日本キリスト教団宮古島教会
「ミサイル基地に抗う」 講師:仲里成繁さん(ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)
日本キリスト教団宮古島教会・宮古バブテスト教会・宮古聖ヤコブ教会共催
連絡 090-3594-9753 尾毛


2月6日の宮古毎日紙面
2月5日の午後、
沖縄自衛隊(15旅団)の大幹部と宮古島駐屯地佐藤警備隊長が座喜味新宮古島市長を訪問。
新市長「自衛隊ありがとう」の他に、その前に言わねばならないことがないですか!?
「ミサイル部隊」配備、保良弾薬庫工事強行などについて「何か」発言されるのかな?と期待していましたが、、、
宮古島防衛議員連盟の市議が、議員がなんで迷彩服を!

2月6日の宮古新報紙面
2月5日のSMさんFB投稿より:
市役所の駐車場、災害派遣の幕つけているけど、ダラダラして周囲の車覗きこんだり感じ悪すぎ。
これで勤務中?

今、宮古島で
「ミサイルと人命救助」

2月5日の宮古毎日紙面
関連記事:隊員の皆さんありがとう!?マスコミがこぞって報道した「野戦病院」と化した宮古島の介護施設。チャンス!とばかり「災害派遣」で点数を稼ぎ社会的認知を狙う自衛隊②
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1011.html
思想運動No.1061 2021/2/1号:
2021宮古島市長選挙を考える

地元紙「宮古毎日」の市長選特集記事:




関連記事:1月17日投開票の「宮古島市長選挙」保守+「オール沖縄」の座喜味一幸さんが当選。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1005.html
1月30日のIさんのFB投稿より:
今日の地元紙に見える沖縄に内在する構造的差別について
今日、宮古島の医療関係者からの情報に接して、私は改めて以下の認識を強くした。
①には、沖縄県と国の間にある差別構造
②には、県と市、つまり沖縄(本)島と離島の間にある差別構造である。
「宮古島の感染拡大の要因の一つに市長選挙が挙げられ、それが最大の要因であるかのように殊更強く強調され、全国ネットで報道されていることについて、

宮古毎日新聞の左側の記事「宮古島の感染拡大の要因の一つに市長選挙が挙げられ、それが最大の要因であるかのように殊更強く強調され、全国ネットで報道されていること」について、医療関係者が言うには、最大の拡大の要因は、111名のうち30名の感染者の出た老健施設であるにも関わらず、7名の感染の出た「選挙関係者」であるかのように報道されていることに違和感があると。 「この報道の背景に、国の関与が感じられる」と。 政府の推す現職市長が破れたのだから。玉城知事は、こんな論調にたやすく同調すべきではない。
右側の記事については、そもそも県からのコロナ関連情報が離島(市)に入ってこなくて、情報共有がなされていないのだと。対策の方針を統括する意思決定の場がなく、バラバラな動きの中で、県は責任放棄に近い状況で、安直に「自衛隊派遣」を要請していると批判している。
「人頭税」の話まで遡らなくても、現代でも離島差別、宮古差別の実例がゴロゴロあり、この話に納得してしまう背景がある。安直な自衛隊派遣要請を、もうこれ以上沖縄県はやらないでいただきたい!
宮古島入りした陸自隊員は、県からの正式要請前に那覇空港入りしていたという記事がある。 これは自衛隊の「先決事項」ですか? できレースですか?
沖縄県は、ミサイル部隊配備で苦悩する宮古島市民にもっと真剣に向き合ってほしい!

1月30日の沖縄タイムス紙面
宮古島市のコロナ危機で、
「危機」ではなく「嬉々」として自衛隊の災害派遣を言うデニー知事。
自衛隊配備「容認」のデニー知事と座喜味宮古島市長ですから、災害派遣や不発弾処理、急患輸送、おまけに子供たちへの雪のプレゼント(南極の氷までも)などなど、ここで自衛隊に点数を稼いでもらおうと躍起のようです。
1月29日のIさんのFB投稿より:

玉城知事、コロナ感染拡大に対して、また!「陸上自衛隊の災害派遣要請を検討」だと、お昼のNHKニュースで言っていたが、
玉城さん、そんなに軽々しく「自衛隊派遣要請」を口にしないでほしい。
何をどのように「要請」するのですか?要請の根拠と内容をまず説明してほしい。
むやみに、自衛隊に「海岸に流れ着いた廃油ボールをお箸で拾わせたり」「お騒がせのウラン燃料棒の教材を確かめもしないで一番先に現場へ向かわせたり」「コロナ感染者の運搬作業を中途半端にさせたり」しないで、パンデミックなのだから、対応できるスキルのある医官や看護の隊員をどのような計画の下に派遣要請するのか、冷静に語っていただきたい。
イソイソとお友達に助っ人頼むようなノリでやらないで。
結局、自衛隊に〈活躍の場〉を提供するだけのことにならないように!
1月28日の琉球新報の「論壇」:

1月27日のSMさんのFB投稿より:
告知板は「陸自の城辺宿舎関係の工事」になっていますが、場所は千代田駐屯地に隣接する以前作業員宿舎だった場所。
城辺宿舎の関連工事かもしれないが、重機を見ると造成工事にも見える。今後注目する必要がある。
県土木事務所にはこの場所も保良の弾薬庫隣接の宿舎も建築申請書はまだ提出されていない。




1月25日(保良477日目)
報告:HA
弾薬庫はすでに覆土されている。
射撃訓練場はまだ手がつけられていない。


近くの展望台から。

海側ゲート前。

立て看健在。


展望台より、彼方に東平安名崎灯台。
左前方に見える白い建物は、海保の射撃訓練場。


地対艦・地対空ミサイル弾頭の島内持ち込みが年度内に迫る!!
保良弾薬庫3棟の内2棟が完成へ、一棟は2021年度に?
1月22日の宮古毎日
「弾薬庫建物工事進む/城辺保良 3棟中、2棟完成間近」

弾薬庫やその他の施設の建設工事が進められている=21日、保良鉱山地区
宮古島への陸上自衛隊配備に伴う城辺保良鉱山地区への弾薬庫建設工事に関して工事が着々と進められている。21日も工事関係者が大型重機などを使い建物や本体の工事を行っていた。弾薬庫は計画では3棟建設することになっており、2020年度中には2棟が完成する見込みだ。一方、残りの1棟については工事に着手しておらず、21年度以降になると見られる。
弾薬庫の躯体工事については20年4月から着手している。19年10月に示した工事工程表とほぼ同様のスケジュールとなっており、工事はおおむね順調に進んでいると見られるが、工事の完了時期については、現在裁判で係争中の一部の土地取得ができていないことなどを踏まえて21年度以降になると予想される。
建設が進められている保良鉱山地区は占有による時効取得を求めた土地所有権確認請求訴訟で、一部の土地について原告の請求が棄却され、所有権が認められなかったことから工事の進捗(しんちょく)に影響が出る可能性がある。
同地区に整備される施設は地対艦誘導弾や地対空誘導弾、その他部隊が使用する弾薬などを保管する「火薬庫3棟」、隊員が射撃訓練を室内で行うための「覆道射場」、隊員が訓練の準備やさまざまな管理業務を行う「廠舎(しょうしゃ)」などを予定しており、全体面積約19・4ヘクタール中、約18・8ヘクタールの地権者と20年5月末までに不動産売買契約を締結している。
ミサイル・弾薬庫反対住民の会の下地博盛代表は「弾薬庫の残り1棟は建設予定地にまだ用地取得ができていないところもあるため、すぐに着工にはならないと思う」と話した。
1月21日(千代田1173日目)
報告:HA
ミサイル車両の電源車?の訓練のようでした。
Aさんのドローンをちょっと練習させてもらいました。






1月19日
報告:HA
今回の宮古島市長選・市議補選の得票結果を見ると、全ての候補者は基地問題を前面に出さなかったが、投票した有権者は基地問題を投票行動の大きな要素にしていたということを示しています。
反対の市民運動が、市民の共感を得ていると考えていいと思います。これからも堂々と基地はいらないと行動し、訴えていくべきです。
やはり、選挙でも基地問題を堂々と前面に出すべきだったのです。
以下の仲里さんの言葉通り、今回の選挙では、基地問題は争点にされず「置き去り」にされたのです。市長選でも市議選でも、前面に出す候補者はいなかった。しかし、市民はよく見ていました。下地敏彦現市長をよく見ていたと言えますし、地道に続けている反対運動のこともよく見ていたと言えます。選挙結果を「自衛隊、基地反対の候補者が勝利した」と評するのは違います。よく見ていた市民の勝利でしょう!
1月15日 毎日新聞
置き去りにされた自衛隊配備反対
前線基地化の不安 沖縄・宮古島市長選、論戦なく

自身が所有する畑から、陸上自衛隊宮古島駐屯地を見る仲里成繁さん=沖縄県宮古島市で2021年1月9日午後2時半
玉城(たまき)デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が擁立した新人と、政府・与党が推し4選を目指す現職の一騎打ちの構図となっている沖縄県宮古島市長選。玉城知事も応援に入るなど17日の投開票日に向けて両陣営が激しい選挙戦を展開しているが、2017年の前回選で賛否が割れた島への陸上自衛隊配備については、今回は両候補ともが容認の姿勢で大きな争点にはなっていない。配備に反対してきた住民の思いは置き去りのままだ。
「なぜここに自衛隊が配備されなければならないのか。住民の安全は担保されるのか。この機会に議論を深めてほしいのだが……」。19年3月に開設された陸上自衛隊宮古島駐屯地の目の前にある畑。農家の仲里成繁(せいはん)さん(67)はメロンの収穫を急ぎながら複雑な表情を浮かべる。メロン畑には「ミサイル基地いらない」と書かれたのぼりが風に揺れる。
ブログ「アリの一言」1月19日 | 沖縄と日米安保より:
https://bit.ly/2XSHzSm
宮古島市長選が示した「オール沖縄」の末路
17日投票の沖縄・宮古島市長選挙は、「オール沖縄」勢力(社民、社大、共産、立民)と保守の一部が共闘した座喜味一幸氏が当選しました。地元紙はこれを、「「オール沖縄」連敗脱す 浦添、うるま市長選へ弾み」(18日付琉球新報)、「「オール沖縄」立て直し好機」(同沖縄タイムス)と、いずれも「オール沖縄」にとって追い風であると論評しました。果たしてその評価は妥当でしょうか。
今回の投票率は65・64%で、前回(2017年)を2・59㌽下回り、これまでの同市長選で最低でした(第1回=2005年は85・86%)。その主要な原因が、「前回最大の争点となった陸上自衛隊配備問題は、両候補とも容認したため論戦は深まらなかった」(同琉球新報)ことにあるのは明らかでしょう。
今回の宮古島市長選は、有権者から「自衛隊配備反対」の選択を奪い、したがってどちらが当選しても「自衛隊配備」に市長選のお墨付きが与えられたと政府・防衛省に強弁させる余地を作ったという二重の犯罪的役割を果たしたと言えます。その一翼を担った「オール沖縄」の責任は改めて重く問われなければなりません(12日のブログ参照)。
座喜味氏の当選は、「オール沖縄」の今後にとってどういう意味を持つでしょうか。
座喜味氏は自衛隊配備問題について、「国や県、賛成・反対双方の市民が議論できる連絡協議会を設置して解決に当たる」(同琉球新報)としています。しかし、国はもちろん、県(玉城デニー知事)も配備を容認しているのですから、「連絡協議会」なるものが多数の力で反対派市民を抑え込む場になることは必定です。
しかし、「オール沖縄」勢力の中には自衛隊配備に「反対」している人たちが現に存在しています。「共産をはじめとする(座喜味氏)支持者の一部は「反対」を訴えており、内部で亀裂が生じる可能性も残る」(同琉球新報)と見るのが自然です。もし「亀裂が生じ」ないとすれば、それは共産党などが「自衛隊配備反対」の旗を名実ともに降ろす場合でしょう。
沖縄タイムスは、「保革相乗りで当選した座喜味氏が…保革を超えた新たな政治スタイルを築くことができるか、手腕が試される」(18日付社説)と「保革を超えた政治スタイル」なるものに期待しています。しかし、座喜味氏を支える「オール沖縄」が亀裂なく存続するためには、前述の通り、「自衛隊配備反対」勢力が「容認」(あるいは黙認)に転じるほかないのですから、「保革を超えた政治」とは結局、「保守」=自民党路線に沿った政治ということになります。
実は「オール沖縄」の「保革相乗り」は今回に始まったことではありません。そもそも自民党県連幹事長を務め、生涯自民党籍を離脱しなかった翁長雄志氏を知事に担いだこと自体、すなわち「オール沖縄」自体が「保革相乗り」なのです。
結果、「辺野古埋め立て承認撤回」は翁長知事によって4年間引き延ばされ、取り返しのつかない事態を招きました。そしていま、自衛隊配備問題でも「反対」の声が打ち消されようとしています。
「オール沖縄」とは、米軍基地建設に続いて自衛隊配備でも、結局自民党政権の路線に吸収されていく革新つぶしに他ならないのです。そのことが今回の宮古島市長選で改めて証明されたのではないでしょうか。
これが果たして沖縄県民の望む方向でしょうか。
折しも同じ18日付沖縄タイムスの「論壇」に、次のような論稿が載りました。
「(沖縄は)米国従属の日本に従属して防波堤となるか? 否、「米軍基地、自衛隊基地がない素晴らしい沖縄」。復帰前に目指した未来に向かい努力する以外ない。理由は簡単、「命どぅ宝」だからだ」(那覇市・与那覇恵子さん)
これこそ、多くの沖縄県民、そして「日本国民」の願いであり、進むべき方向ではないでしょうか。

1月18日の沖縄タイムス紙面
米戦略による戦争の前線基地となる在日米軍基地と自衛隊基地に反対する平和・民主勢力は、「保革相乗り」という名の自民党路線にほかならない「オール沖縄」の虚構から今こそ脱却し、「米軍基地全面撤去」「自衛隊配備反対」の旗の下に再結集すべきではないでしょうか。
「五十歩百歩」「どっちもどっちと」などと言わずに、「市政刷新」のために選挙に行きましょうね!
「宮古島市長選挙」1月10日告示・17日投開票
関連記事:1月の宮古島市長選挙「オール沖縄」は反下地現市長派保守系と連携、前自民県議座喜味氏擁立。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-977.html
関連記事:1月10日告示・17日投開票の「宮古島市長選挙」
http://teyata.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

1月14日(千代田1166日目)
報告:HA
新年の抗議のスタンディング・反戦トーク初め。
キビ狩りシーズン到来で、畑もどこもが見通しよくなっている。
今朝は基地外、市内への軍用車両の走行訓練はなかったようだが、このところ連日行われている。
ミサイル車両の公道走行には、今後も強く抗議しよう!









1月14日 報告:HA
前参議院議員糸数慶子さんが、宮古島市市政刷新の選挙の「応援」に来島して、#基地問題を訴えてくれるというので同行しました。「平和の一議席」と呼ばれた糸数慶子さんの経験から、基地があることの問題点が強く訴えられました。
「市政刷新」と「反戦反基地」!これに全く異議ありません。本来、こうであるべきです!全体としてはこうでない今回の選挙の現実が残念極まりない。
4年前の前回市長選挙の候補者奥平一夫さん(4年前私達も懸命に反基地を訴えて選挙運動をしたものです)と、糸数慶子さん、そして岸本邦弘さんからも地下水を守ろう、基地に反対しようと力強く訴えられ、TSUTAYA前のこの三人の並んだ姿は、ある意味象徴的でした。
前参議院議員糸数慶子さんと4年前の市長候補奥平一夫さん。

「平和の一議席」と呼ばれた糸数慶子さんが、基地問題を訴える。


地下水と基地問題を力強く訴える岸本さん。


下地敏彦現市長は、菅政権防衛省の露払いでもちろん論外だが、ザキミ候補の発言「自衛隊(ミサイル部隊)配備容認」も残念で聞き捨てならない。
この島の行方を決める最大の課題は、自衛隊基地問題。米軍との合同訓練や戦争の最前線になる可能性が高い確率で想定されるのに、それが争点にならないこの選挙には、反対運動を継続し危機を訴えてきた人々の居場所はないようだ。

1月11日の沖縄タイムス紙面
自衛隊配備問題が主要政策から消え去った、、、

1月13日の沖縄タイムス紙面


1月11日の宮古新報紙面

1月9日の琉球新報紙面

1月9日の沖縄タイムス紙面
ブログ「アリの一言」1月12日 | 沖縄と日米安保より:
https://bit.ly/3qfSoK7
宮古島市長選にみる沖縄「平和・民主」勢力の弱化
コロナ禍に紛れて菅政権は、沖縄の自衛隊基地強化を進めています。日米安保条約(軍事同盟)に基づく沖縄のミサイル基地化は重要な局面を迎えています。そんな中、沖縄の「平和・民主」勢力がきわめて憂慮すべき状況になっています。
住民の反対を押し切って宮古島に陸自駐屯地が開設されたのは2019年3月。約360人が配備されました(写真中)。続いて20年3月に約240人のミサイル部隊が編成され、現在隊員は約700人に膨れ上がっています。同駐屯地は住民に秘密裏に弾薬庫建設を開始し、3月末の完成を目指して工事を進めています。
その宮古島の市長選が10日告示されました(17日投開票)。現職の下地敏彦氏(自民、公明推薦)と座喜味一幸氏(社民、社大、共産、立民推薦)の一騎打ちです。座喜味氏は宮古の「オール沖縄」勢力と保守系市議OBらの「保革共闘」です。
市長選では当然、自衛隊配備問題が重要な争点になる、と思われ期待されました。しかし、そうはなりませんでした。現職の下地氏が「自衛隊配備推進」であるのはもちろん、対する座喜味氏も自衛隊配備を容認しているからです。
座喜味氏は、「(自衛隊)配備は容認する…警察や海上保安庁、自衛隊が連携し、緊急時に備える必要がある。国境を有する島として安全保障は重要である」(9日付沖縄タイムス)と公言しています。
島を二分している自衛隊配備強化・ミサイル基地化問題が市長選で争点にならない。それが宮古島・沖縄の現実です。
陸自駐屯地に近いサトウキビ農家の男性は、「駐屯地は生まれ育った地元の景色を変え、恩恵もないまま占拠し続けている」「(陸自配備を)反対する候補者が出てほしかった」(11日付沖縄タイムス、写真左)と嘆いています。
こうした声に応えられなかった「オール沖縄」陣営の責任は重大です。
沖縄タイムスは4日から<「防人」の肖像 自衛隊沖縄移駐50年>と題する連載を始めました。その第1回で、「現在の沖縄で、当時ほどの表立った「反自衛隊」感情は見られない」(4日付)と、「反自衛隊」の声・運動の弱化を指摘しています。宮古島や石垣島の住民の声・運動を軽視する記述と言えますが、沖縄全体でみれば、残念ながら事実でしょう。
なぜこうなったのか。沖縄タイムスは高良紗哉・沖縄大教授の見方をこう紹介しています。
<2000年、故翁長雄志さんが那覇市長に初当選し、自衛隊との対話を打ち出した。後に「オール沖縄」の中心となり、保守・革新の壁を越えて米軍の辺野古新基地建設に反対する一方で、「革新系の政治家でも、自衛隊に対する疑義を言いづらくなった」>(4日付沖縄タイムス)
2014年11月当選以来、翁長氏は日米安保条約を公然と賛美してきました。その翁長県政を「オール沖縄」が支え(写真右)、県紙はそれを後押ししてきました。さらに「オール沖縄」は、翁長氏の後継者として沖縄防衛協会の顧問を直前まで務めていた玉城デニー氏を知事に擁立しました。
「革新系の政治家でも、自衛隊に対する疑義を言いづらい」状況になり、重要な宮古島市長選で自衛隊配備を争点にもできない今日の沖縄の「平和・民主」勢力の状況は、こうした「オール沖縄」の到達点と言わねばなりません。
日本「本土」ではすでに、憲法違反の軍隊である自衛隊を批判する政党はなく(建前はともかく)、“自衛隊翼賛“体制がつくられています。それは自衛隊の「災害出動」やコロナ禍の「医療出動」で拡大再生産されています。そうした自衛隊容認・賛美が玉城県政の沖縄・離島にも広がろうとしています。きわめて重大な事態です。
アメリカは「中国脅威論」を振りまきながら日米軍事同盟の強化、米軍と自衛隊の一体化を加速させています。その戦略はバイデン政権でいっそう強まるでしょう。だからこそ、自衛隊の違憲性と危険性を告発・批判する声と運動を広げなければなりません。それは沖縄の、そしてもちろん「本土」の、喫緊の課題です。
宮古島市や石垣市がこのようにならないように!!
防衛マネー漬けの基地がある自治体。
必見!!今日(1月4日)の西日本新聞(WEB版より)
①図書購入費、医療費補助に…暮らしに染みこむ「防衛マネー」の正体は
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678783/
②米軍機容認で給食費丸抱え 岩国への“土産”「菅氏がゴーサイン」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678773/
③「つかみ金乱発」「使途拡大」防衛マネー、国会で過去にも問題視
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/678775/




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