10月24日の宮古島市議選、座喜味市政「与党」倍増。「中立」が入ると、「与野党」拮抗。
- 2021/10/27
- 13:23
宮古島より:
長年の下地敏彦市政の時代は圧倒的少数野党で、国政のコピー版だったことを思えば、良し!
保良関係の基地推進派議員が落選したことは望ましいことだが、犯罪的な下地市政を支え、甘い汁を吸った市議が何人も当選していることは全く疑問だ。市民は見ていたはずだから、自衛隊票が組織的に動員されたのか?
この宮古島の風が国政にも流れ、政権交代、国政刷新につながればいい!
しかし、しかしだ!
私達が望む「ミサイル基地いらない」状況を作り出すために、どれだけの議員が働いてくれるだろうか?

10月27日 宮古新報
与党市議倍増に手応え 座喜味一幸市長
座喜味一幸市長は25日、宮古新報社の取材に応じ、与党が5から10へと議席を倍増させた市議選を振り返るとともに、「ワンチームみゃーく」の今後の展望を語った。与党勢力伸長の要因として、市議会で二度にわたり出された市長不信任案が市民の理解を得られなかったことを挙げた。
座喜味市長は「惜しくも過半数には至らなかったが、議席を大きく伸ばすことができた。『議会刷新』が市民の声だったということ」と喜び、「苦しい議会運営が続いたが、私の政策も進めやすくなると思う」と手応えを語った。
座喜味市長に対しては6月、9月と2回連続で不信任案が提出され、いずれも否決された。「市民に選ばれ負託を受けた市長に対し、不確かな理由で不信任を出すのは本来あってはならないこと」と不快感を示し、「そのような議会の姿が市民にどう受け止められたのかが、今回の選挙で示されたと思う」と述べた。
市長を支える「ワンチーム」系議員は10人中7人が革新系、3人が保守系と革新色が強い。「自衛隊容認」を公言する座喜味市長が与党をどのようにまとめていくか注目される。
市長は「『ワンチーム』は党派・政党の主張を越えて市民本位の行政運営をするため、ゆがめられた市政を正そうという大義の元に結集した」と話し、基地配備問題は決定的な要因ではないとした。その上で「自衛隊容認が認められなければ引き受けなかった。配備に市民の理解が得られるよう、しっかりとした説明を求めていく」と語った。
10月27日 宮古新報
与野党とも内部情勢流動 新市議会展望

24日に行われた第5回宮古島市議会議員選挙は、与党が5議席から10議席に倍増、野党が19議席から12議席に減らしたものの半数を確保するという結果になり、議会勢力図は大きく変化した。会派別に見ると、新人8人と元職2人が当選したこともあり、公明党以外の会派は与野党問わず勢力が後退することとなった。いずれも新しい議会での会派構成は流動的で、これからの動向が注目される。
与党の状況
改選前5議席を有していた与党は、現職3人で作る市民ネット結から2人が落選。残る2人は無会派なため、「ワンチームみゃーく」という大きな枠組みはあるものの、実質的に10人の議員がばらばらな状況になっている。
会派についても「10人で『ワンチーム』としてまとまるのが筋」、「保守革新入り混じっているため、3つくらいに分かれるのではないか」、「まったくの白紙」と、議員によって思惑は異なる。
ある議員は「まずは『ワンチーム』の共同代表などに音頭をとってもらい、皆で集まってざっくばらんに意見交換でもしてみたい」と話した。
野党の状況
野党側は令和会が5から3、保守政和会が6から2、自民が6から4と、公明党を除く3会派が議席を減らした。中でも痛手なのが、保守中道議員団の会長を務めていたベテラン議員の落選だ。
複数の野党議員が「保守として大同団結していくことに変わりはない」と話すが、座喜味一幸市長に対する不信任案を巡り自民会派との間にできた亀裂を修復する必要がある中、まとめ役が不在となった影響は少なくない。
ある議員は「国政選挙では団結する必要があるが、市議の立場では政策が近い人と手を組みやりたい仕事に取り組んだ方がいい。本来様々な意見があるはずが、全会一致に縛られいびつな議論になった側面もある」と語った。
今後に向けて
与野党ともに内部の情勢が流動的で、中立系2人を含めた動向が注目される。ある新人議員は「市民のための建設的な議論ができるよう、議会改革に取り組みたい」と話した。11月13日から任期が始まる新しい市議会が、市民の負託に十分応える場となることを期待したい。
10月26日 宮古毎日
与党10人、野党12人/市議選結果分析
新勢力、新たな展開へ/中立系2人の動向も注目

当選者の与野党構図
与野党の勢力図がどうなるのかが最大の焦点だった今回の市議会議員選挙。定数24に38人が立候補し、与党系が現有5議席から倍増の10議席を獲得。野党系は19議席から7議席減らして12議席となった。また、中立系も2人が当選した。1月の市長選の結果と前市長逮捕の衝撃が走り、島内政治に大きな影響を及ぼした中で行われた今回の選挙結果は、新しい政治の流れが生まれる起点となり、新たな与野党勢力がどう変化していくのかが今後の焦点となりそうだ。
与党
議席を倍増させることはできたものの、革新勢力内部の「しこり」は残ったままでの選挙戦となった。
座
喜味一幸市政を支えることでは一致しながらも、「ワンチーム」の「推薦」を巡り意向がまとまらず、現職5人のうち、3人が推薦を求めないまま選挙戦に突入。
その結果、推薦を受けた現職2人は当選するも、受けなかった3人のうち2人が落選した。
革新勢力からすれば久々に首長の後ろ盾と、与党という追い風を受けての選挙戦だったが、それを有効に活用できない部分も目立った。
一方で、推薦を受けた新人8人のうち、5人が当選を果たし、そのうちの4人が1000票以上を獲得して、上位を独占した。さらに、これまでいなかった与党の保守系議員も3人(新人2人、元職1人)誕生させた。
野党
前市長の逮捕で、その勢力を取りまとめる求心力を失ったダメージは大きく、この間に内部で亀裂も生まれるなど、立候補した現職16人と新人3人にとっては難しい選挙戦となった。
現職16人中、10人が再選を果たしたが6人が議席を失った。
3人が立候補した新人は2人が当選した。
敗
れたある現職市議は「今回の選挙は合併直前の市議選によく似ていた。市長選後、保革相乗りの『ワンチームみゃーく』の出現もあり、政治構図が大きく変化した。それにより、市街地以外に地盤を持つ候補に票が集まる傾向があった。市街地を地盤とする我々には厳しかった」と振り返った。
今後
いよいよ動き出す新しい与野党構図での市議会。与党側は保革の勢力がどうやって、その距離感を保ちながら議会対応を行うのか。また、いまだに残る革新勢力内部の「しこり」も今後、解消すべき課題として残ったままだ。
一方の野党側は、現職10人、新人2人の12人の勢力が、座喜味市政に対して一枚岩となって対峙(たいじ)していくのか。それとも、与党保守系との結び付く勢力が現れるのかも含めて先行きは不透明となっている。



10月25日の宮古毎日紙面

10月25日の宮古新報紙面

10月25日の琉球新報紙面
再掲:
10月24日投開票の宮古島市議選。
上里樹さんら、「明確に」ミサイル基地に反対する候補の当選を!!
座喜味市長を支える与党系市議の議席を伸ばせるか?



10月21日の宮古新報紙面

10月18日の宮古新報紙面

10月18日の琉球新報紙面
長年の下地敏彦市政の時代は圧倒的少数野党で、国政のコピー版だったことを思えば、良し!
保良関係の基地推進派議員が落選したことは望ましいことだが、犯罪的な下地市政を支え、甘い汁を吸った市議が何人も当選していることは全く疑問だ。市民は見ていたはずだから、自衛隊票が組織的に動員されたのか?
この宮古島の風が国政にも流れ、政権交代、国政刷新につながればいい!
しかし、しかしだ!
私達が望む「ミサイル基地いらない」状況を作り出すために、どれだけの議員が働いてくれるだろうか?

10月27日 宮古新報
与党市議倍増に手応え 座喜味一幸市長
座喜味一幸市長は25日、宮古新報社の取材に応じ、与党が5から10へと議席を倍増させた市議選を振り返るとともに、「ワンチームみゃーく」の今後の展望を語った。与党勢力伸長の要因として、市議会で二度にわたり出された市長不信任案が市民の理解を得られなかったことを挙げた。
座喜味市長は「惜しくも過半数には至らなかったが、議席を大きく伸ばすことができた。『議会刷新』が市民の声だったということ」と喜び、「苦しい議会運営が続いたが、私の政策も進めやすくなると思う」と手応えを語った。
座喜味市長に対しては6月、9月と2回連続で不信任案が提出され、いずれも否決された。「市民に選ばれ負託を受けた市長に対し、不確かな理由で不信任を出すのは本来あってはならないこと」と不快感を示し、「そのような議会の姿が市民にどう受け止められたのかが、今回の選挙で示されたと思う」と述べた。
市長を支える「ワンチーム」系議員は10人中7人が革新系、3人が保守系と革新色が強い。「自衛隊容認」を公言する座喜味市長が与党をどのようにまとめていくか注目される。
市長は「『ワンチーム』は党派・政党の主張を越えて市民本位の行政運営をするため、ゆがめられた市政を正そうという大義の元に結集した」と話し、基地配備問題は決定的な要因ではないとした。その上で「自衛隊容認が認められなければ引き受けなかった。配備に市民の理解が得られるよう、しっかりとした説明を求めていく」と語った。
10月27日 宮古新報
与野党とも内部情勢流動 新市議会展望

24日に行われた第5回宮古島市議会議員選挙は、与党が5議席から10議席に倍増、野党が19議席から12議席に減らしたものの半数を確保するという結果になり、議会勢力図は大きく変化した。会派別に見ると、新人8人と元職2人が当選したこともあり、公明党以外の会派は与野党問わず勢力が後退することとなった。いずれも新しい議会での会派構成は流動的で、これからの動向が注目される。
与党の状況
改選前5議席を有していた与党は、現職3人で作る市民ネット結から2人が落選。残る2人は無会派なため、「ワンチームみゃーく」という大きな枠組みはあるものの、実質的に10人の議員がばらばらな状況になっている。
会派についても「10人で『ワンチーム』としてまとまるのが筋」、「保守革新入り混じっているため、3つくらいに分かれるのではないか」、「まったくの白紙」と、議員によって思惑は異なる。
ある議員は「まずは『ワンチーム』の共同代表などに音頭をとってもらい、皆で集まってざっくばらんに意見交換でもしてみたい」と話した。
野党の状況
野党側は令和会が5から3、保守政和会が6から2、自民が6から4と、公明党を除く3会派が議席を減らした。中でも痛手なのが、保守中道議員団の会長を務めていたベテラン議員の落選だ。
複数の野党議員が「保守として大同団結していくことに変わりはない」と話すが、座喜味一幸市長に対する不信任案を巡り自民会派との間にできた亀裂を修復する必要がある中、まとめ役が不在となった影響は少なくない。
ある議員は「国政選挙では団結する必要があるが、市議の立場では政策が近い人と手を組みやりたい仕事に取り組んだ方がいい。本来様々な意見があるはずが、全会一致に縛られいびつな議論になった側面もある」と語った。
今後に向けて
与野党ともに内部の情勢が流動的で、中立系2人を含めた動向が注目される。ある新人議員は「市民のための建設的な議論ができるよう、議会改革に取り組みたい」と話した。11月13日から任期が始まる新しい市議会が、市民の負託に十分応える場となることを期待したい。
10月26日 宮古毎日
与党10人、野党12人/市議選結果分析
新勢力、新たな展開へ/中立系2人の動向も注目

当選者の与野党構図
与野党の勢力図がどうなるのかが最大の焦点だった今回の市議会議員選挙。定数24に38人が立候補し、与党系が現有5議席から倍増の10議席を獲得。野党系は19議席から7議席減らして12議席となった。また、中立系も2人が当選した。1月の市長選の結果と前市長逮捕の衝撃が走り、島内政治に大きな影響を及ぼした中で行われた今回の選挙結果は、新しい政治の流れが生まれる起点となり、新たな与野党勢力がどう変化していくのかが今後の焦点となりそうだ。
与党
議席を倍増させることはできたものの、革新勢力内部の「しこり」は残ったままでの選挙戦となった。
座
喜味一幸市政を支えることでは一致しながらも、「ワンチーム」の「推薦」を巡り意向がまとまらず、現職5人のうち、3人が推薦を求めないまま選挙戦に突入。
その結果、推薦を受けた現職2人は当選するも、受けなかった3人のうち2人が落選した。
革新勢力からすれば久々に首長の後ろ盾と、与党という追い風を受けての選挙戦だったが、それを有効に活用できない部分も目立った。
一方で、推薦を受けた新人8人のうち、5人が当選を果たし、そのうちの4人が1000票以上を獲得して、上位を独占した。さらに、これまでいなかった与党の保守系議員も3人(新人2人、元職1人)誕生させた。
野党
前市長の逮捕で、その勢力を取りまとめる求心力を失ったダメージは大きく、この間に内部で亀裂も生まれるなど、立候補した現職16人と新人3人にとっては難しい選挙戦となった。
現職16人中、10人が再選を果たしたが6人が議席を失った。
3人が立候補した新人は2人が当選した。
敗
れたある現職市議は「今回の選挙は合併直前の市議選によく似ていた。市長選後、保革相乗りの『ワンチームみゃーく』の出現もあり、政治構図が大きく変化した。それにより、市街地以外に地盤を持つ候補に票が集まる傾向があった。市街地を地盤とする我々には厳しかった」と振り返った。
今後
いよいよ動き出す新しい与野党構図での市議会。与党側は保革の勢力がどうやって、その距離感を保ちながら議会対応を行うのか。また、いまだに残る革新勢力内部の「しこり」も今後、解消すべき課題として残ったままだ。
一方の野党側は、現職10人、新人2人の12人の勢力が、座喜味市政に対して一枚岩となって対峙(たいじ)していくのか。それとも、与党保守系との結び付く勢力が現れるのかも含めて先行きは不透明となっている。



10月25日の宮古毎日紙面

10月25日の宮古新報紙面

10月25日の琉球新報紙面
再掲:
10月24日投開票の宮古島市議選。
上里樹さんら、「明確に」ミサイル基地に反対する候補の当選を!!
座喜味市長を支える与党系市議の議席を伸ばせるか?



10月21日の宮古新報紙面

10月18日の宮古新報紙面

10月18日の琉球新報紙面
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