fc2ブログ

記事一覧

防衛省民意を無視し馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。(11)

Ryukyuheiwaより:


関連記事:防衛省民意を無視し「馬毛島」環境アセス着手強行。馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。(10)
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html
関連記事:防衛省民意を無視し「馬毛島」環境アセス着手強行。馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。⑨
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1126.html
関連記事:防衛省民意を無視し「馬毛島」環境アセス着手強行。馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。⑧
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1103.html


DEMO RESE Radio#18
「今、無人島・馬毛島が熱い!!」
part1 https://youtu.be/2-vYJ2boge0
part2 https://youtu.be/DsTgUznQ79o
part3 https://youtu.be/PXWIlRCpgcA
part4 https://youtu.be/I5g3SWx_8vs



馬毛島への米軍施設を許さない市民・団体連絡会 HP
http://www.mageshimabeigunshisetsuhantai.com/wp/




11月11日 MBC NEWS
馬毛島計画 反対派が市有地売却の住民監査請求を再提出 



西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備計画にからみ、9月に八板俊輔市長が市の土地を防衛省に売却する議案を議会に提出し、反対する市民グループが売却の差し止めなどを求めた住民監査請求をして不受理となっていましたが、11日再び請求しました。

11日は計画に反対する市民グループが市の監査委員事務局を訪れ、9月には「請求内容が不明瞭」として不受理とされた471件の監査請求を再提出しました。

馬毛島の小中学校跡地と市街地側の隊員宿舎予定地を防衛省に売却する議案などは、9月議会に提案され可決されていますが、市民グループは11日改めて監査請求した上で、結果が出るまで土地を売却しないよう八板市長に求める要請書を提出しました。

(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内光典会長)「(受理されると)市長が私たちに十分説明しきれていないものがはっきり見えてくる。これからの運動の方向性を決める良い機会になる」

なお、馬毛島の計画に反対する別の市民団体が八板市長のリコール=解職を求め動き出していますが、反対運動を主導してきたこの市民グループは、リコール運動に協力するかどうかは今月19日と20日に予定されている住民説明会などで市長の考えを聞いた上で判断したいとしています。


times2022 11095
11月9日の沖縄タイムス紙面

11月9日 南日本新聞
西之表市長リコール団体が発足 「防衛省への協力は公約違反。黙認できない」 12月署名開始へ

minami2022 1109111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民は8日、八板俊輔市長のリコール(解職請求)手続きを進める有志団体「市長に辞任を求める西之表市民の会」を発足させた。市民会館であった設立総会には13人が出席し、「計画不同意を掲げた市長選公約に対する違反を黙認するわけにはいかない」と声を上げた。

これまで市長の辞任を求めてきた市民グループ「馬毛島情報局」の三宅公人氏(70)が代表を務め、医師の浜田博文氏(63)、前市議会議員の和田香穂里氏(58)らが呼び掛け人に名を連ねた。12月1日から解職を求める署名活動を始められるよう、11月末にも市選挙管理委員会に申請する。

総会後の会見で、三宅代表は「馬毛島の小中学校跡地の売却や市道廃止は防衛省への積極的な協力だ」と指摘。浜田氏や和田氏も「8月の市民説明会で学校跡地は売らないと言ったのに説明もない」「政治家として許しがたい。票を投じた責任を感じている」などと批判した。

リコール手続きは、市選管が証明書を交付後、1カ月の期間内に有権者(選挙人名簿登録者)の3分の1以上の署名を集めた場合、署名簿の審査や本請求を経て住民投票が行われる。有効投票の過半数が賛成すれば市長は失職する。

市選管によると、9月1日時点の選挙人名簿登録者は1万2381人。現時点で住民投票に必要な署名数は4127筆としている。



南日本新聞2022 11071
11月7日の西日本新聞紙面

11月3日 南日本新聞
馬毛島の自衛隊基地整備に2179億円 防衛省、自民に22年度補正予算案説明

防衛省は2日、自民党の国防部会・安全保障調査会の合同会議で2022年度第2次補正予算案を説明した。総額は4464億円で、そのうち鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転を伴う自衛隊基地整備の関連費用として2179億円を計上するとした。

同省は9月下旬、米軍再編特措法に基づく「特定防衛施設」に馬毛島基地(仮称)を、「特定周辺市町村」に種子島1市2町を指定し再編交付金を受けられるようにした。整備への動きが一段と加速する中、多額の予算計上に踏み切るとみられる。

合同会議の説明資料によると、馬毛島で係留施設や滑走路の整備などを進めるための事業費。米軍再編関連では米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に330億円なども盛り込む。

このほか、ミサイルなどの脅威に対する態勢確保に向けた地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や航空機の維持整備に324億円。劣化が進む駐屯地・基地のインフラ改善や災害対応のためのトラック取得、隊舎や庁舎の老朽化対策費用も計上する。

馬毛島基地整備費として同省は22年度当初予算に3183億円(契約ベース)を計上。管制塔や燃料貯蔵施設などの工事契約を進めている。


10月27日 南日本新聞
馬毛島基地計画 西之表市が11月19、20日に再び市民説明会 八板市長も出席へ

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、市は11月19、20日、市民向けの説明会を改めて開く。両日とも市民会館(最大400人収容)で、午後6~8時。八板俊輔市長も出席する。

9月から10月にかけ、市は馬毛島小中学校跡地など市有地売却や島内3市道の廃止を決め、防衛省も米軍再編交付金の本年度額を公表するなど、計画に絡む動きが相次いだ。市は一連の流れや経緯を市民に直接説明することで計画に対する理解を深めてもらいたいとしている。質疑にも応じる。

市による説明会は、校区別に計6日間開催した8月以来。市有地売却などが提案された9月の市議会で、計画賛成、反対両派の議員から「市民への説明不足」との声が出ていた。


10月21日 MBC NEWS
馬毛島計画 種子島1市2町に再編交付金を通知 西之表市長「事務手続き進める」



馬毛島で計画される自衛隊基地整備とアメリカ軍訓練移転を巡り、防衛省は21日午後、地元・種子島の1市2町に再編交付金あわせて10億6200万円の支給を通知しました。

防衛省は21日午後、種子島の1市2町に対して今年度分の支給額を通知しました支給額は西之表市が7億7700万円、中種子町が1億9400万円、南種子町が9100万円のあわせて10億6200万円です。

計画を巡っては、中種子町、南種子町は賛成を表明していますが、西之表市の八板俊輔市長は賛否を明らかにしていません。

八板市長は交付金の通知を受けて「法に基づき交付されるものであることから、その趣旨を考慮の上、事務手続きを進めたい」とコメントしています。


tokyo2022 10212
10月21日の東京新聞紙面

南日本新聞2022 10201
10月20日の南日本新聞紙面

南日本新聞2022 10151
10月15日の南日本新聞紙面

10月14日 MBC NEWS
馬毛島アセスで知事意見「航空機騒音を懸念」対策求める 
賛否については「今後総合的に判断」




鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地の整備とアメリカ軍の訓練移転の計画を巡り、塩田知事は14日、防衛省がまとめた環境影響評価=環境アセスメントの「準備書」に対する意見書を、防衛省に提出しました。

(塩田康一知事)「アセス手続きという正式な法令上の手続きで、国に対して地元の意見を申し述べる最後の機会。防衛省のほうでは真摯に検討してほしい」

塩田知事が14日、提出したのは、防衛省が今年4月、馬毛島への基地整備の影響をまとめた環境アセスメントの「準備書」に対する意見書です。

馬毛島ではアメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練=FCLPが、年間で最大20日間、午前11時から翌日の午前3時までの間に計画されていて、「準備書」で防衛省は11か所すべての調査地点で「騒音は基準値を下回る」としています。

これに対し塩田知事は、西之表市など地元の考えを踏まえた意見書の中で、「夜間の騒音を懸念する声が住民から上がっている」とし、航空機が夜間に飛行した時や、種子島上空を飛行した場合の騒音の予測結果を、防衛省が最終的にまとめる「評価書」に記載し、環境保全措置を講じるよう求めました。

準備書に対する意見書は地元の意見を国に伝える最後の機会ですが、計画への賛否については触れず「今後、国や西之表市の動向などを見ながら総合的に判断したい」と述べました。

(塩田知事)「地元のみなさんも騒音についての懸念が一番大きいかと思っています」「夜間の騒音の程度、そういったものをできるだけ評価して記載をしてほしいと」

今後、防衛省は塩田知事らの意見を踏まえたうえで、環境への影響予測を「評価書」にまとめ、国が問題がないと判断した場合、馬毛島への基地整備が始まることになります。

(浜田靖一防衛大臣)「鹿児島県知事からの意見などを踏まえ、環境影響評価法を遵守して適切に手続きを進めたい」


塩田知事が意見書を提出したことについて、西之表市の八板俊輔市長は「関係市町の意見を反映してもらい、感謝したい。防衛省には県や関係自治体、国民から寄せられた意見を十分考慮し、適切に対応してほしい」とコメントしています。

周辺自治体の騒音を懸念する声に配慮した形となった今回の知事意見に対して地元は?

(賛成派市民グループ 鮫島忠雄会長)
「実際夜中にどの程度の影響が出るのか(意見書に)入れてほしいと要望していたので評価をしたい」
「西之表市が要望したこと知事が要請したことを真摯に受け止め市民に説明できるとように進めてほしい」

(反対派市民グループ 山内光典会長)「知事には『同意できない』と言ってほしかったがかなわず不満。知事としての県民の生命と暮らしを守る動きではない。防衛省の基地建設に協力しているとしか思えない」

(西之表市民)
「うるさくなるのは嫌。しっかりやってもらいたい。どれくらいの騒音になるのかがわからないので」
「絶対にうるさくなると思うので、(知事が環境保全措置を求めたのは)ありがたいこと。騒音を測ってほしい。(市長は)反対で当選したので、最後まで反対と言って欲しい」


10月14日 南日本新聞
馬毛島に自衛隊基地ができると… アセス意見書提出目前、最大の焦点「騒音」への懸念根強く

minami2022 1014111
馬毛島で想定されるFCLPの飛行経路と最大騒音レベルの予測

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、防衛省が進める環境影響評価(アセスメント)に対する塩田康一知事の意見書の提出期限が17日に迫っている。同省はアセスを経ないまま、9月末までに約600億円の基地工事契約などを重ねているが、騒音や生態系の悪化を懸念する声は根強い。論点をまとめた。

知事意見はアセスの最終まとめとなる「評価書」の前段階の手続き。塩田知事は計画への賛否について「国の対応などを見てから」と明言していない。アセス意見は環境保全に特化するとみられている。

最大の焦点は騒音だ。防衛省が現時点の予測や対策を示した準備書によると、馬毛島での日米航空機の飛行回数は年間2万8817回、1日222回と設定。大半を占める自衛隊機の運用時間(午前7時~午後10時)に1時間で約15回飛ぶイメージとなる。

FCLPは年間最大20日程度で計5356回とする。時間別の想定回数から計算すると、期間中は1時間当たり日中(午前11時~午後7時)20回、夕方(午後7時~10時)19回、夜間(午後10時~午前3時)6回ほど飛ぶことになる。

防衛省は騒音レベルについて、種子島の島内外11地点で35.1~54.4デシベルと推定し、環境基準値(57デシベル)を下回るとした。ただ、これは年単位で平均値化する指標での算出。単発的な最大騒音では30.5~77.5デシベルとなる。70デシベル以上が5秒以上続くと「会話が困難」とされる。

音が大きくなるのは、夜など計器飛行の場合だ。同飛行は空母着艦の技術習得に欠かせないとされるが、安全確保のために飛ぶ経路が広く、住民が暮らす種子島に近づく。

騒音レベルの試算は、夜間の数値を大きく捉える国際的な指標を採用した。ただ、一般的には民間空港の評価に使われる。騒音は日米の飛行を合算し平均値化しているため、FCLPの影響が薄まる面もある。

地元側は米機が種子島上空を飛んだ場合の予測値も繰り返し要求しているが、防衛省は「緊急時以外はない」と応じていない。訓練開始後3年間は監視し、基準値を超えれば補償を検討するとしている。

県のアセス専門委員で熊本大の矢野隆名誉教授は「FCLPと自衛隊機の騒音予測は別々にすべきだ。想定経路外の予測も難しいことではない」と指摘。「リスクを開示し、対策を示すことが信頼関係につながる」と話す。

大規模港湾施設で水質は?

防衛省は西之表市馬毛島に米軍と自衛隊の訓練などで使う飛行場を造るほか、東海岸に大規模な港湾施設を計画する。

逆L字型で最長2.1キロの防波・消波堤を沖合1.3キロまで延ばす。事実上の空母に改修する海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」型(1万9950トン)が入港できる規模とされる。東部には工事用の仮設桟橋(約500~700メートル)3本、南部には訓練などに使う二つの揚陸施設も造る。

港湾施設全体の広さはサッカーコート約57個分にあたる41ヘクタール。同省は環境影響評価(アセスメント)で、工事現場周辺で水の濁りが発生すると予測している。

漁業など水産用の基準値を超えるものの、「局所的で一時的な影響」にとどまるとした。一方、魚などが育つホンダワラ藻場は2.6ヘクタール、サンゴ分布域は1ヘクタールが消失するとみている。

一帯は特産のトコブシ(ナガラメ)の好漁場だが、近年は漁獲が減った。温暖化や島を所有した民間業者の開発による土砂流出の影響が指摘される。基地計画で大規模工事が進めば、漁業者にとって死活問題との声は強い。防衛省はアセスと並行し、漁業補償調査も続けている。

大雨や機体を洗った水の行方も懸念材料だ。同省は「10年に一度」の大雨時に基準値を超える濁りが出るとしたが、これも局所的な影響とする。塩田康一知事が求めた台風時の濁りの調査については「調査時に台風が通過せず、実施できなかった」としている。

海への流出対策では、沈砂池や汚水処理施設を設置し、工事後に一部を緑化する方針。機体を洗った水は処理施設で法定基準をクリアした上で、側溝を通じて放出する。ただ、雨や汚水の行方は排水位置の例示にとどまり、島内でどのように流れるかは不透明だ。

県のアセス専門委員で鹿児島大学大学院の冨安卓滋教授は水の経路に加え、近年は珍しくない「100年に一度」の大雨や、事故発生時の薬剤流出も想定すべきだと求める。「非常事態の対策も示すことで住民理解は得やすくなる。環境の変化に適切に対応するか、外部が評価できる形も必要だ」と指摘する。

基地計画は、面積約8平方キロの島の9割近くを事業区域とする。島固有のマゲシカが大幅に減少することも懸念され、日本哺乳類学会は生態系調査の不備を指摘する意見書を提出。約700~千頭が生息するとの推定自体も「データと算出手順の記載がない」として追加検証を求めている。

基地建設へ手続き着々

「基地ができると口出しは難しい。県民の安全安心を守る立場で意見を」。7日、鹿児島県庁。西之表市馬毛島の基地整備計画に反対する3団体は、防衛省が進める環境影響評価(アセスメント)の不備を訴え、塩田康一知事宛てに要請文を提出した。

17日までに塩田知事がまとめる意見は、同省の影響予測や保全策に対し、地元側が指摘できる最後の機会となる。県は地元5市町の首長や県アセス委員らに見解を聞き、取りまとめの最終段階に入っている。

反対派が懸念を深めるのは、計画の「外堀」が次々と埋まっているためだ。中種子、南種子両町長が計画に賛意を示す中、当初は反対の立場だった西之表市の八板俊輔市長が態度を軟化。市は馬毛島に残る市有地を売却するなど協力姿勢を強めている。

防衛省は知事意見を受けた後、最終まとめの「評価書」を出し、早期にアセスの手続きを完了させたい考え。評価書の素案の「準備書」を公表する前の今年4月、「基地本体の着工を本年度内に目指す」と早々に打ち出し、工事契約を重ねて準備する。

アセスの目的は環境保全と地元の合意だが、馬毛島島内では既に幅6メートル、長さ約10キロにわたる「管理用道路」や葉山港のしゅんせつ工事が進む。同省は「国有地管理が目的で、基地計画とは別」としてアセス対象外とした。ただ搬入拠点としても使うため、事実上の「工事入り口」だ。

塩田知事は昨年末、アセス完了前に基地本体に関する工事入札を始めると通知した同省に対し、「了承しかねる」と抗議した。その後、次々と手続きが進んでいるが、表立って抗議する姿勢は見えない。

6月には、アセスとは別に管理用道路について意見書を提出。「適切な環境保全の実施」にとどめ、市が求める「アセス対象とすべきだ」との要望までは踏み込まなかった。

工事を受注する建設業者は「めったにない国家プロジェクトで国は本気だ。安全保障や国防が注目される中、地元への圧力も相当だろう」とみる。

アセスに詳しい沖縄大学の桜井国俊名誉教授は「基地につながる道路工事の着手は違反行為だ。驚くべきスピードで手続きを進め、アセスを形骸化している」と国の対応を批判。「せめて最低限のルールを守るよう、知事はくぎを刺すべきだ。納得のいくデータや対策が示されないまま終われば、将来に禍根を残す」と指摘した。


10月13日 南日本新聞
馬毛島基地計画「公約守るため現実対応している」 
反対派団体の協定破棄受け西之表市長、公約違反を否定


八板俊輔市長の後援会に政策協定の破棄を伝える文書を提出する山内光典会長(右)=11日、西之表市西町

鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は12日、昨年の市長選で市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」(山内光典会長)と結んだ政策協定を破棄されたことに「団体の考え。公約を守るために現実的な対応をしている」と説明した。報道陣の質問に答えた。

協定は、当選後も計画不同意の立場を維持するとした内容。防衛省への馬毛島小中学校跡地売却や島内3市道の廃止を打ち出したことを同団体は「公約違反」と批判し、市長後援会に11日、協定破棄を伝える文書を提出した。

八板市長は「公約違反」を否定した上で「(馬毛島の基地整備計画は)ずっと動いている事態。しっかり推移を見てほしい」と述べた。


10月10日 南日本新聞
馬毛島自衛隊基地計画 反対派市民が西之表市長との政策協定破棄 
「公約違反」と責任追及、辞任要求には慎重


minaminihonn2022 1010111
団体の方針を説明する山内光典会長(中央)=9日、西之表市

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は9日、市内で全体会議を開き、2021年の市長選挙を前に八板俊輔市長と結んだ政策協定を破棄する方針を確認した。早ければ11日に市長後援会に伝える。

協定は、当選後も計画不同意の立場を維持するとした内容。「まだ容認とは言っていない」などと擁護する声もある中、防衛省への馬毛島小中学校跡地売却や島内3市道廃止を打ち出したことが決め手になった。

基地整備計画を巡る八板市長の対応を、団体として「公約違反」と言及するのは初めて。再選を後押しした市民に対する責任追及を強める構えで、迫川浩英事務局長は出席者に「次期市長選は新たな候補者を探すことになる」と説明した。

全体会議にはメンバーの3分の1超に当たる約45人が出席した。八板市長への辞任要求については慎重論が根強く、学校跡地などの市有地売却を正式契約する前に説明会の開催を求めるにとどめた。市長側の出方を踏まえて改めて対応を検討する。3日にも同趣旨の申し入れをしたものの、現時点で回答がないという。

市有地売却と市道廃止を巡っては、市議会9月定例会中に防衛省からの要望を受け、八板市長が関連議案を追加提出。いずれも1票差で可決された。八板市長は、市議会閉会後の会見で公約についての認識を問われ「常に頭の中にあり、国の動きに合わせてより現実的で、最善の対応を考えている」と答えた。山内光典会長は「市長自身が防衛省の足かせを取り除いた。公共事業の行政手続きと議会で説明したが、納得できない」と不信感を強めている。


10月8日 南日本新聞
馬毛島アセス 基地反対3団体「意見書で不備をただして」 FCLPの騒音の実測など求め塩田知事に要請書

minami2022 1008111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、「鹿児島に米軍はいらない県民の会」など3団体は7日、防衛省が進める環境影響評価(アセスメント)に不備があるとして、知事意見書でただすよう求める要請書を塩田康一知事宛てに出した。

同省が現時点の保全策を示した「準備書」に対し、塩田知事は17日までに意見書を出す。要請書は(1)既に着工している馬毛島の管理用道路や葉山港しゅんせつ、海底ケーブル敷設をアセス対象とする(2)FCLPの騒音の実測(3)長さ計4000メートルを超える堤防の影響調査-などを求めた。

地元団体の山内光典会長らは「アセスが形骸化している」と強調。「半永久的に残る基地。県民の安全安心を守る立場で意見を」と訴えた。



10月5日 南日本新聞
馬毛島基地計画 防衛省が本体施設建設を初申請 管制塔など10棟、西之表市と県へ 
汚水処理施設の工事届も


minami2022 1006111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、市と鹿児島県は4日、防衛省から基地本体施設の計画通知を受けたと発表した。管制塔や局舎、飛行管理棟など10棟で、本体施設の建設に関する申請は初めて。

県は建築基準法の規定に合うか調べ、11月4日までに確認済証を交付する。合理的な延長理由がある場合は12月9日まで。

市と県によると、防衛省の計画通知は9月30日付。市は用途などを確認した後、4日に県へ提出した。10棟に加え、同省からの汚水処理施設(面積200平方メートル以下)の工事届も出した。防衛省は「審査中のため計画の内容は明かせない」としている。

施設を巡り、これまでの入札で5階建て管制塔(52.8億円)、局舎建築(1棟分20.4億円)などを既に契約した。9月時点の発注予定は汚水処理場(5億円以上)、飛行管理棟建築(30億円以上)など。

市は4日、経緯を市議会に説明。取材に「基地整備計画は市民の関心事でもあり、計画通知について公表した」と答えた。


10月3日 MBC NEWS
馬毛島市有地売却へ 八板市長の“最善の選択”…市民・賛成派からも疑問の声が 



鹿児島県の西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備と、アメリカ軍の訓練移転を巡り、先月30日の市議会で、島の市所有地を防衛省に売却する議案などが可決されました。

すでに馬毛島のほとんどが国有化される中、反対派が「最後のとりで」としていたのが島に残る市有地、馬毛島小中学校跡地です。そもそも八板俊輔市長は計画反対を掲げて市長に当選した一方で、今回の売却議案を提案。そして、可決されたわけですが、地元では市長の対応に疑問の声が上がっています。

3日朝、西之表市役所では反対派の市民グループが申し入れ書を提出しました。市民グループは売買契約の手続きをする前に再度、市民説明会を開くことを強く求めるとしています。

(申し立て書を提出した馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内光典会長)
「市民が全く無視された状態で進められている。わずか1票の差、僅差で可決された。簡単に決める問題ではないと意識してほしい」

先月30日の市議会・最終本会議。焦点となったのは、馬毛島の小中学校跡地と西之表市街地の隊員宿舎予定地を売却する議案でしたが、特に学校跡地は、馬毛島の中で国有化されていない数少ない土地のひとつ。反対派の市議らは計画に対抗する「最後のとりで」としてきました。

(反対派市議)「(市長から)『その時点でとり得る最大限の対処をしている』と説明受けた。しかし(市有地売却は)誰にとっての幸福の追求になるのか」

(賛成派市議)「馬毛島小中学校は経年劣化により損傷が著しいなど、そのままの状態は非常に危険。現実的な対応をしている」

午後8時すぎまで続いた審議。そして採決の結果。市有地の売却案などは、賛成7・反対6で可決。防衛省の希望通りとなりました。

これに対し、反対派の市議らは、八板市長が計画反対を掲げて当選していたことなどから反発。市長の問責決議案を提出しましたが、賛成6、反対7で否決されました。

しかし、この問責決議案には、計画賛成派の議員1人も賛同。このため、反対派の6人と合わせ、賛成7、反対6で可決されるはずでしたが、問責決議案を提案した反対派の議員1人が間違えて「反対」のボタンを押したため、反対多数になったということです。

議会終了後、八板市長は計画を容認したわけではないと、あらためて強調しました。

(八板市長)「国の動きにあわせてより現実的な対応を考え最善の選択を考えている」

Q.計画容認、基地建設へ取り組み進めると聞こえるが?
(八板市長)「そうは言ってない。(計画反対の)公約は常に私の頭の中にある」

このやりとりにしびれを切らした反対派の市民は。
「辞表を出しなさい、もう。これ私の判断。辞めろ!裏切り者」

八板市長は、ふり返ることなく、市長室のほうへと去っていきました。

議会後、反対派の市議は。
(反対派 宇野裕未市議)「こんなにも拙速な審議はあり得るのか。もう一度国に差し戻してほしい」

また、計画賛成の一方で問責決議案に賛同した市議は。
(計画賛成派で問責決議案に賛成 杉為昭市議)「市長が同意・不同意を言わない中、市民への説明も十分でなかった」

八板市長の姿勢に反対派だけでなく賛成派の中からも疑問の声が上がる中、市民は。

(60代サービス業)「いくら反対しても(基地計画は)決まっているからしょうがない。ちゃんとはっきり説明をしてほしい」

(70代)「(市長は)言葉が少ないので悩んでいるのかなと、ちょっとかわいそう」

(60代自営業)「交付金をもらって自衛隊に協力しないのは身勝手すぎるので仕方がない。最初から仕方がないから賛成と言えばいい。どっちみち賛成するなら」

様々な意見で割れる中、馬毛島の基地整備に向けた動きは加速しつつあります。

馬毛島に残る市の道路を廃止する議案も同様に可決されました。これらの結果について、浜田防衛大臣は3日の会見で次のように話しています。

(浜田防衛大臣)
「西之表市市議会において可決されました。これは安定的に機能する馬毛島基地の実現に必要なものであり、西之表市が一体となって実現させてくださったことは大変ありがたいものであると受け止めております。
西之表市とより緊密に意思疎通を図りながら、施設整備を進めていきたいと考えております」

八板市長が計画の賛否を明確に示さない一方で、浜田防衛大臣は市有地の売却などについて「西之表市が一体となって実現させてくれた」との認識を示しました。

賛成派、反対派、市民の様々な受け止め方、そして、もやもやとした思いなどが渦巻く中、先週は西之表市など種子島の1市2町が米軍再編交付金の支給対象となるなど、基地整備に向けた様々な手続きや動きは前に進んでいます。



sinpou2022 10025
10月2日の琉球新報紙面

10月1日 MBC NEWS
馬毛島市有地売却へ 市長「最善の選択」に「拙速」の声も…加速する基地整備への動き 



西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転を巡り、30日の市議会最終本会議で、島に残る市有地などを防衛省に売却する議案が審議され、すべて可決されました。

30日の西之表市議会最終本会議。審議されたのは、市が防衛省の求めに応じて今回9月議会に提出した、島の小中学校跡地と市街地の隊員宿舎予定地を売却する議案などです。

審議は午後8時すぎまで続き、いずれの議案も賛成7人・反対6人の賛成多数で原案通り可決されました。

これに対し、反対派の市議は、八板市長が計画反対を掲げて当選しながら市有地売却を進めたことなどに反発し、問責決議案を提出しましたが、否決されました。

(八板市長)「最善の選択を考えている」
(記者)「Q.計画容認、基地建設へ取り組み進めると聞こえるが?」
(八板市長)「そうは言ってない」

市有地売却を「最善の選択」と述べた八板市長に対し、反対派の市民グループが辞職を迫る一幕もありました。

(賛成派 杉為昭市議)「市長が同意・不同意を言わない中、市民への説明も十分でなかった」

(反対派 宇野裕未市議)「こんなにも拙速な審議はあり得るのか。もう一度国に差し戻してほしい」

八板市長の姿勢に賛成・反対派双方から疑問の声が上がる中、馬毛島の基地整備に向けた動きは加速しつつあります。


10月1日 南日本新聞
馬毛島小中学校跡地 売却可決 基地反対派「市長、原点に戻って」思いの丈ぶつけたが…訴え届かず 傍聴の市民も怒り 西之表市議会最終本会議

2022 1001minami111
議案審議の行方を傍聴席から見守る市民ら=30日午後6時ごろ、西之表市役所

「市長、原点に戻って」。30日、鹿児島県の西之表市議会最終本会議。議員らの必死の訴えは届かなかった。同市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に伴う馬毛島小中学校跡地の売却議案は、八板俊輔市長が取り下げに応じることもなく、1票差で可決された。傍聴席で見届けた計画反対派の市民の目には、怒りがにじみ出ていた。

市有地である学校跡地は、反対派にとって計画に歯止めをかける「最後のとりで」。計画に反対する5議員が反対討論に立ち、1時間以上にわたって思いの丈をぶつけた。「市長選で反対を掲げて当選した原点に戻って」「先人から受け継いだ土地と歴史は後世に伝えなければ」

本会議採決前には委員会の差し戻し審査があった。「なぜそんなに急ぐのか」「市民にも議会にも十分な説明がない」と、八板市長を追及する声が相次いだ。「基地の賛否と切り離し、行政手続きで処理した」との答弁が繰り返され、反対派の疑問点は解消されないまま。採決前の討論で、失望感をぶつける形になった。

「市長は計画反対を公約に掲げた思いを貫いてほしかった。議会で多数派を占められない自分たちにも責任はある」と宇野裕未議員。市役所1階で議会中継を見ていた同市西之表の上妻忠昭さん(83)は「一度売ってしまったら後戻りはできない。反対の声を上げるのはますます困難になっていく」とため息をついた。

午後8時すぎに議長が閉会を宣言すると、傍聴席からは「島の宝を売るのか」「裏切り者」といった怒号も飛んだ。八板市長はその後の会見で「公約は常に頭にあり、国の動きに合わせて最善の対応を考えている。基本的に私の考えは変わっていない」と言葉を振り絞った。


10月1日 南日本新聞
馬毛島小中学校跡地含む市有地売却案、西之表市議会が可決 基地計画反対派の市長問責案は否決

minami2022 01001111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、市議会は30日の最終本会議で、馬毛島小中学校跡地と隊員宿舎用の市有地売却2議案をいずれも賛成多数(賛成7、反対6)で可決した。八板俊輔市長が計画への賛否を明言しない中、反対派が「最後のとりで」とする学校跡地も国有地となる。市と議会が計画に協力する姿勢が鮮明になり、基地整備がさらに加速する。

売却は「計画反対」の公約に違反するとして、反対派が発議した八板市長に対する問責決議案は否決(賛成6、反対7)した。

八板市長は議会終了後、市有地売却について「基地計画とは切り離し、行政手続きの一環として判断した」「賛否は言える段階にない」と改めて述べた。

売却時期は未定。売却案のほか、島に残る市道の廃止も可決した。いずれも防衛省の要請を受け、八板市長が定例会開会後の9日に追加提案していた。

売却案は、反対派が多数の総務文教委員会が13日に継続審査としたが、30日の本会議で差し戻した。同委員会で約1時間半議論し否決としたものの、賛成派が数的優位に立つ本会議では可決となった。

討論で賛成派は「市有地はほかに有効活用は見いだせていない」、反対派は「重大な問題にもかかわらず、十分に議論していない」などと指摘した。

売却する市有地は学校跡地(8853平方メートル、売却額3370万円)、下西校区の宿舎用地(7029平方メートル、同2530万円)。


9月30日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 学校跡地売却を含め全議案を可決 

鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍訓練移転を巡り、防衛省が求めていた島の学校跡地を売却する議案が先ほど、市議会最終本会議で賛成7人・反対6人で原案通り可決されました。

これで、島の市道廃止と市街地の隊員宿舎用地の売却も含め、基地整備に関わるすべての議案が可決となりました。

馬毛島基地計画 八板市長への問責決議案は否決 鹿児島・西之表市議会

西之表市議会は八板俊輔市長への問責決議案を否決しました。

問責決議案は、反対派の市議が馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転に関わる市有地売却について八板市長の「説明不足」などを理由に提出したものです。
きょう30日の市議会最終本会議で審議されていましたが、午後8時すぎに否決されました。

馬毛島の市有地売却へ 八板市長「最善の選択」 

鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転を巡り、防衛省が求めていた島の学校跡地を売却する議案などが市議会最終本会議ですべて可決されました。

市は今回の9月議会で、防衛省の求めに応じて、島の小中学校跡地と市街地の隊員宿舎予定地を売却する議案などを提出し、30日の市議会・最終本会議で審議されました。
審議は午後8時すぎまで続き、いずれの議案も賛成多数で原案通り可決されました。

(八板俊輔市長)「最善の選択を考えている」
(記者)「Q.計画容認、基地建設へ取り組み進めると聞こえるが?」(八板俊輔市長)「そうは言ってない」

反対派の市議は、八板市長が「説明不足」だとして問責決議案を提出しましたが、否決されました。


9月30日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 市議会で市道廃止を可決 学校跡地も審議へ 反対派は問責提案か 



馬毛島への自衛隊基地整備などを巡り、防衛省が求めていた島の市道を廃止する議案が西之表市議会で30日午後、可決されました。島の学校跡地を売却する議案についてもこのあと審議されます。

馬毛島の基地整備を巡る西之表市議会の審議は午後から始まりました。西之表市は今回の9月議会で、防衛省の求めに応じて島の小中学校跡地と、市街地の隊員宿舎予定地を売却する議案などを提案しています。島の市道の廃止については・・・。

「賛成多数であります。よって本案は原案通り可決されました」

馬毛島の市道の廃止は賛成7人・反対6人、賛成多数で原案通り可決されました。

島の小中学校跡地の売却については、市議会の総務文教委員会は継続審査としましたが、本会議で否決され、きょう30日中の採決に向けて現在、委員会で再審査が行われています。

基地計画を巡っては八板市長は計画への賛否を示しておらず、反対派の市議は「説明不足」などを理由に問責決議案を発議する構えです。


南日本新聞2022 09301
9月30日の南日本新聞紙面

9月29日 南日本新聞
馬毛島基地交付金 賛否明言せぬまま対象に…西之表市長「こんな順番でいいのか」胸中複雑

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、八板俊輔市長は28日、賛否を明言していない中で米軍再編交付金の対象に指定されたことを受け、「こういう順番でいいのかという思いはある」と複雑な胸中をのぞかせた。

同交付金を巡っては、馬毛島の市有地売却や市道廃止を市議会に提案後、国の支給方針が明らかになった経緯がある。八板市長は28日の指定を「防衛省の手続きの一環」としつつ、「法律的には(議案提出を)勘案したと思う」とも述べた。現時点で具体的な金額の提示はないとした上で「市から働き掛けることは考えていない」と話した。

一方、計画賛成を表明している中種子町の田渕川寿広町長は「基地整備による住民への影響があるとすれば、防衛省が責任を持って対応してくれる裏付けになる」と歓迎。同じく南種子町の小園裕康町長は「1市2町が同時に指定されてよかった。住民生活の向上に役立てることが一番だ」と期待した。


9月28日 MBC NEWS
馬毛島基地計画巡り 種子島1市2町を米軍再編交付金の支給対象に指定 官報で告示 



鹿児島県西之表市・馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地整備の計画を巡り、防衛省は28日付けで、地元・種子島の1市2町を米軍再編交付金の支給対象となる再編関連特定周辺市町村に指定しました。

防衛省は28日付けで、馬毛島で計画する基地を再編関連特定防衛施設に指定したほか、西之表市、中種子町、南種子町を再編関連特定周辺市町村に指定し、官報で告示しました。

これにより、種子島の1市2町は在日アメリカ軍の基地や訓練などを受け入れた自治体に支給される米軍再編交付金の対象となりました。関係者によりますと、今年度の支給額は1市2町で10億円規模で検討されています。

特定周辺市町村の指定は「米軍再編の円滑、かつ確実な実施」が前提となっていて、中種子町と南種子町は基地計画に賛成の立場を示しています。

一方、馬毛島がある西之表市の八板市長は計画への賛否を明言していませんが、防衛省が求めた馬毛島の小中学校跡地の売却などに応じる方針を示していることから、防衛省は計画をこのまま進められると判断したとみられます。

八板市長は自身の賛否表明よりも前に、市が米軍再編交付金の対象となったことについて次のように述べました。

(西之表市 八板俊輔市長)
「こういう順番でいいのかなという思いはありますけれども、現実としてこういう風に進んでおりますので、それぞれのところで対応せざるを得ないというようなことだと思います」

また、今後の交付金の支給について八板市長は「法令に基づいてなされるものなので、手続きの推移を見て適切に対応していきたい」と述べました。


9月28日 南日本新聞
防衛省「馬毛島基地」を特定防衛施設に指定 種子島1市2町に米軍再編交付金

minami2022 0928111

鹿児島県・西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、防衛省は28日、米軍再編交付金の対象となる「特定防衛施設」に馬毛島基地(仮称)を、「特定周辺市町村」に同市と中種子、南種子の両町を新たに指定すると官報で告示した。

1市2町のうち西之表市は賛意を明言していないが、防衛省の求めに応じ、馬毛島小中学校跡地などの市有地売却や市道廃止を市議会に提案。同省は整備が円滑に進むと判断し、指定した。今後、財務省と協議し、承認を経て本年度分の交付額が決まる。



9月21日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 市有地売却めぐって反対派が住民監査請求



鹿児島県西之表市・馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地整備を巡るニュースです。
八板俊輔市長が市が所有する土地を防衛省に売却する議案を市議会に提案したことを受けて、21日、計画に反対する市民らが売却の差し止めなどを求める住民監査請求をしました。

住民監査請求書を提出したのは、基地計画に反対する市民ら22人です。

西之表市の八板市長は今月9日の市議会本会議で、馬毛島の小中学校跡地と市街地の隊員宿舎予定地を防衛省に売却する議案などを提案しました。

住民監査請求を出した市民らは、市有地の売却は「違法もしくは不当な市有財産の管理処分にあたる」とした上で、「市の財産の最大限の活用方法が検討されておらず重大な損害が生じる」などとして差し止めを求めています。

(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内光典会長)
「ただ防衛省が願っているから対応すればよいという考え方で、将来の西之表市を決める政策を選ぶことになる。これは重要な問題だと、市長に理解を求めていく」

請求書が監査委員に受理された場合、60日以内に市長に対して必要な措置を講じるよう勧告するかどうか判断されます。
西之表市監査請求2022 0921 01
西之表市監査請求2022 0921 02
9月21日 南日本新聞
馬毛島・基地計画 市道廃止と市有地売却「西之表市の手続き不当」 反対派が監査請求へ

西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は20日、市に対し、防衛省への馬毛島小中学校跡地と隊員宿舎用地の売却、島内3市道の廃止の差し止めを求め、21日に監査請求する方針を固めた。

同団体は「基地計画は市民に強い懸念があり、地元が同意している状況にない」と指摘。「市と市民の財産の用途について市民的な議論が必要」などとして、市の手続きの不当性を主張する考えだ。

学校跡地(8853平方メートル)と隊員宿舎(7029平方メートル)はいずれも市有地。同省から購入申請があり、市は開会中の市議会9月定例会に市道廃止を含む関連3議案を提出した。市有地の売却見込み額はそれぞれ3370万円、2530万円。30日の最終本会議で採決される。


9月15日 南日本新聞
馬毛島基地計画 島内の3市道廃止案を西之表市議会委員会が可決

minami2022 0925111

西之表市議会産業厚生委員会(7人)は14日、米軍機訓練移転と自衛隊基地整備が計画される同市馬毛島の市道3路線を廃止する議案を賛成多数で可決した。計画賛成派が多数を占めており、「市道の機能がなく、将来も一般利用が見通せない」としている。

議案審査で八板俊輔市長は「5日の防衛省との協議で市道廃止を強く求められた」と説明。行政手続きの一環と改めて強調した。

一方で同省は、市が議案を提出後の13日、種子島1市2町に米軍再編交付金を支給する方針を表明した。八板市長は「(議案提出が)交付金の条件とは受け止めていないが、状況的に防衛省の考え方はセットと言える」と述べた。

市は市議会9月定例会に3市道の廃止と、いずれも市有地の馬毛島小中学校跡地と隊員宿舎用地を同省に売却する議案を追加提出。反対派が多い総務文教委は13日、市有地売却議案について「市民への説明不足」を理由に継続審査とした。

議案は30日の最終本会議で採決される。市議全14人は計画への賛否が7人ずつに割れ、議決権のない議長に反対派が就いているため、各議案とも可決される公算が大きい。


9月13日 南日本新聞
馬毛島基地計画 「西之表市長は『反対』の公約守って」 
「鹿児島を戦場にさせない県民の会」が緊急集会


minami2022 0913111

市民グループ「鹿児島を戦場にさせない県民の会」は12日、西之表市馬毛島への基地整備計画に反対する緊急集会を鹿児島市で開いた。馬毛島小中学校跡地などを防衛省に売却する議案を議会に提出した八板俊輔市長に対し、「計画に同意できない」とした公約を守るべきだと訴えた。

リモートを含め約30人が参加し、地元の反対派や市議らが現状を説明した。長野広美市議は、防衛省が進める環境影響評価(アセスメント)に関し、保全策が不十分などとする要望書を塩田康一知事に同日提出したと報告した。

マゲシカの生態に詳しい北海道大の立澤史郎助教は「調査が不十分な上、防衛省の保全責任が明確でない」と指摘した。

南海日日2022 09131
9月13日の南海日日紙面

9月12日 南日本新聞
馬毛島基地計画 「防衛省の回答は具体性なし、特別な対策もなし」 反対派市民団体が勉強会

minami2022 09121111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は10日、同市民会館で勉強会を開いた。市が航空機騒音対策などを求めた21項目の確認事項に対する防衛省の回答について、約50人が愛媛大学の朝井志歩准教授(社会学)の解説に耳を傾けた。

朝井准教授は「回答は具体性がなく、特別な対策も想定していない」と指摘。防衛省が基地運用後、3年程度実施するとした環境監視調査には「運用実態や変化を科学的に検証すべきだ」と述べ、さらに長期的な調査の必要性を主張した。

このほか、選挙以外に市民が意志表示できる機会として、市民運動の重要性を説明した。連絡会の迫川浩英事務局長は「子どもたちは大人の背中をしっかり見ている。諦めず、基地反対を訴えていきたい」と話した。

南日本新聞2022 09111
9月10日の南日本新聞紙面


事実上の容認ではないか!?

和田伸さんの八西之表市長への辞職要求書
303630243_163150522960172_7940255491566471307_n.jpg

9月9日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 小中学校跡地売却を本会議に提案 西之表市は「適切な行政手続き」



鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転を巡り、市は先ほど市議会に馬毛島の小中学校跡地などの市有地を国に売却する議案を提案しました。

防衛省は基地整備に向けた馬毛島の小中学校跡地や、隊員宿舎用の市有地の購入、馬毛島内の市道の廃止を市に求めています。

これについて市は8日までに、土地の売却と市道の廃止を決め、先ほど、市議会本会議に追加議案として提案しました。土地の売却額はあわせて5900万円の見込みです。

八板市長は基地計画について賛否を示しておらず、市は「国の求めに応じて適切な行政手続きをした」と説明していますが、計画に反対する市民団体は「基地計画に同意したことになる」と反発しています。
提出された議案は、今月30日に採決される見通しです。


9月9日 南日本新聞
馬毛島基地計画 西之表市長「賛否は別」と強調し…学校跡地売却議案きょう提出 防衛省に3370万円で

minami2022 0909444

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に絡み、市は8日の市議会議会運営委員会で、いずれも市有地の馬毛島小中学校跡地(8853平方メートル)と隊員宿舎用地(同市西之表、7029平方メートル)を防衛省に売却する議案を9日の本会議に提出すると報告した。売却価格はそれぞれ3370万円、2530万円を見込む。

同日の本会議では、島内3市道(総延長6178メートル)の廃止も提案する。

議運委に先立ち、八板俊輔市長は市議会一般質問で市有地の売却と市道廃止の方針を表明した。「国の動きが非常に早く、現実的対応をしなければならない」「基地本体工事に直結しない」などと述べ、計画への賛否と切り離して判断したと強調した。市有地の売却と市道廃止は、防衛省が市に求めていた。

計画に反対する市民団体は、八板市長が賛否表明を先送りする中で同省の意向を受け入れたことに反発。市有地の売却撤回などを求める市長宛ての要請文を提出し、市役所前で抗議集会を開いた。約30人が参加し、同市の医師浜田博文さん(63)は「国の手続きに沿って動くのは基地容認の立場だ。いま一度、反対を訴えたい」と話した。


9月7日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 八板市長が隊員宿舎整備予定の市有地を売却へ



鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転計画についてです。八板俊輔市長は、防衛省が隊員宿舎の整備を予定している市有地の売却に関する議案を今月中に議会に出す考えを示しました。

(八板俊輔市長)「防衛省が宿舎用地として市有地を払下げの申請の書類を提出し受けているところ。それに関する追加議案の提出を予定している」

防衛省は、下西校区の公民館近くの市有地およそ7000平方メートルで隊員宿舎整備を計画していて、5日に市に購入を申請しました。市によりますと、提示額はおよそ2400万円です。

八板俊輔市長は7日の市議会の一般質問で、9月議会中に売却のための議案を追加提出する方針を示しました。

八板市長は、今議会でも計画への賛否を明らかにしていませんが、基地整備の前提となる市有地の売却については「行政手続きの範囲内で賛否の判断と結び付けない」として容認した形になります。

また防衛省は、馬毛島島内に市が所有する小・中学校跡地についても購入を申請していますが、八板市長は取材に対し「対応を検討している」と答えました。


9月7日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 町有地を国に売却へ 中種子町議会で可決 



中種子町議会の9月議会が7日に開会し、防衛省が訓練施設や物流倉庫の整備を予定している旧種子島空港東側の町有地を、防衛省に売却する議案を全会一致で可決しました。売却額は1390万円でした。

南種子町も今後、車両の整備工場や隊員宿舎などの整備地として旧南種子高校グラウンドの一部を防衛省に売却する方針です。


9月7日 南日本新聞
馬毛島・米軍訓練移転 学校跡地の売却可否 西之表市長「検討始めた」

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、八板俊輔市長は6日始まった市議会一般質問で、いずれも市有地の馬毛島小中学校跡地と、隊員宿舎候補地に選定された下西校区(同市西之表)の土地について、防衛省から正式に購入申請があったと明らかにした。八板市長は「売却するかどうか検討を始めている」と述べた。

同省は市役所で5日あった市との協議で購入意向を示した。市によると、協議終了後に申請を受けた。八板市長は「学校跡地は基本的に現状を維持し、基地拡大に供しない旨を(同省と)確認している」などと答弁。基地整備計画の賛否判断と切り離して対応したい考えを示した。

一般質問は9日まで。議長を除く全13議員のうち12議員が基地整備計画を取り上げる予定。


9月7日 南日本新聞
中種子と南種子、防衛省に町有地売却へ 錬成訓練施設や宿舎の整備予定地 馬毛島基地計画

minami2022 0907111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に絡み、中種子町は錬成訓練施設や物流倉庫として防衛省が整備予定の町有地を同省に売却する方針を固めた。7日開会する町議会9月定例会に関連議案を提出する。南種子町も、車両整備工場、車庫、隊員宿舎の候補地に選定された町有地を売却する考えだ。

両町の町長、議会はともに基地整備計画に賛意を示している。

中種子町によると、売却方針の町有地は旧種子島空港(同町野間)に隣接する雑種地7346平方メートル。売却額は1390万円を見込む。町内では、ほかに旧空港近くの国有地に隊員宿舎の整備が予定されている。

南種子町が売却する町有地は、役場近くの旧南種子高校グラウンド(同町中之上)の一部4465平方メートル。町条例で定めた議決が必要な面積(5000平方メートル以上)を下回るため、9月定例会に議案は出さずに売却手続きを進めるという。町は契約前を理由に金額を明らかにしていない。

南種子では、公立種子島病院に近い町有地にヘリポートも整備される予定。町によると、防衛省が進めている実地調査の結果を踏まえ、対象地の売却を検討する。


9月6日 南日本新聞
馬毛島の学校跡地と市道 西之表市長、従来の売却・廃止は「考えていない」から「防衛省の意向考える」に変化

minami2022 0906111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、防衛省は5日、市有地の馬毛島小中学校跡地約8850平方メートルを購入したい意向を明らかにした。土地取得後の旧校舎については「老朽化が激しく、危険を取り除く意味でも解体ということになる」としている。

市役所で同日あった市との9回目協議で、八板俊輔市長らに伝えた。隊員宿舎の候補地としている下西校区の市有地(同市西之表)も購入する方針を改めて示した。いずれも金額は提示しなかった。このほか、馬毛島島内3市道の廃止手続きを市に要請した。

協議は冒頭以外非公開。終了後、八板市長は「市有地としておきたい気持ちはあるが、防衛省の意向と現状を考えなければならない」と述べた。八板市長はこれまで、学校跡地の売却や市道の廃止について市議会などで「考えていない」と否定していた。

同省の原田道明参事官は「具体的に進める方向で話ができた。買い取りに向けた手続きを速やかに進めたい。その中で金額を提示できれば」と話した。


9月5日 南日本新聞
馬毛島基地計画 西之表市長、いまだ賛否保留 
動く反対派「改めて不同意表明を」賛成派は情勢注視30日までの定例会が「ヤマ場」か


minami2022 0904222
minami2022 0905111

0904馬毛島軍事基地hン対集会

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、八板俊輔市長は2日開会した市議会定例会の所信表明で、計画の賛否に踏み込まなかった。「9月議会で一定の考えを述べる」と発言していただけに、市民は真意を探りかねている。反対派は「計画不同意を改めて表明すべきだ」と訴えを強め、賛成派は静観しながら情勢を注視する。ともに30日までの今定例会がヤマ場とみる。

「市長は公約を守れ」。4日午後、西之表市街地に約60人の声が響いた。政策協定を基に昨年の市長選で八板氏を支援した市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」のデモ行進。山内光典会長(71)は「12月議会で反対しても遅い。国が既成事実を積み上げ、手の打ちようがなくなってしまう。9月が最後の機会だ」と危機感を募らせた。

行進に先立ち、同市民会館であった集会には約130人が参加。野党国会議員とともに「基地を造らせないよう頑張ろう」と気勢を上げた。ただ、八板市長の防衛省への対応を「事実上の計画黙認」と受け取る向きが多く、所信表明にも失望の声が漏れた。

とりわけ臆測を呼んだのが「国による計画の進展で、市に求められる行政手続きがあれば適切に対応する」との発言だ。「国への協力姿勢が透けて見える」と同市西之表の元建設業古元喜一郎さん(74)。「公約違反と言われても動じない市長の様子が気にかかる。選挙の反対姿勢から転じたら政治生命に関わる」と指摘した。

所信表明では、計画を推進する地元選出国会議員への「感謝」や、反対派だけでなく賛成派にも寄り添う言葉が並んだ。議会を傍聴した賛成派の政治団体「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」の鮫島忠雄会長(70)は「今までよりも計画に前向きで踏み込んだ内容」と評価する。

市と防衛省は5日、懸案となっている馬毛島の小中学校跡地や3市道の取り扱いを協議する予定。杉為昭事務局長(55)は「新しい動きが出る要素があり、波乱が起きかねない。全ては9月議会が終わってからだ」と話した。



南海日日2022 09031
南海日日2022 09032
南海日日2022 09033
南海日日2022 09034
9月3日の南海日日紙面


9月2日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 西之表市長「一定の方向性示す」から一転「同意・不同意言えない」 



西之表市議会の9月定例会が2日、開会しました。八板俊輔市長は馬毛島の基地計画の賛否について「9月議会で一定の方向性を示す」としていましたが、八板市長は「同意・不同意が言える状況にない」として、賛否を明言しませんでした。

2日、市議会で行われた八板市長の所信表明。住民や報道陣が注目する中、馬毛島への基地計画について…。

(西之表市 八板俊輔市長)
「まだ市民の不安解消に至っておらず、現時点で同意・不同意が言える状況にはない」

八板市長はこれまで、馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転について「9月議会で一定の方向性」を示すとしていました。
しかし、2日の所信表明で八板市長は「騒音への懸念など、安心・安全に関する課題が解決されていない」として、賛否を明言しませんでした。

(八板市長)「市民の不安と期待に対するさらなる具体的な措置を講じるよう、国に求めていく」

(八板市長)「(Q.あれが市長が言っていた『一定の方向性』?)そのほかにもいろいろ申し上げたが。そういうことです」

では、いつ賛否を示すのか?2日がひとつの節目としながら明言を避けた八板市長。議会後の会見で「次の節目」について…。

(八板市長)「知事の意見書が10月中旬、その後に国の動きも出てくるので」「(Q.環境アセスメントの評価書が出るタイミングが節目?)ひとつの節目になる」

また、所信表明でこう発言していた八板市長。

(八板市長)「今後、国による馬毛島の基地整備計画の進展により、市に求められる行政手続きがあれば適切に対応する」

会見では。

(八板市長)「(Q.手続きに不備なければ認める?)具体的なものがよく分からないので…」

2日も立場を明確にしなかった市長に、賛成・反対、それぞれの市民グループは。

(賛成派市民グループ 鮫島忠雄会長)「(市民を)賛成・反対で分断しないよう苦労しているのではないか。(計画に)前向きになっていると理解」

(反対派市民グループ 三宅公人主宰)「(市長は)実質、黙認すると言ったようなもの。容認と言う前に、辞めてもらわないといけない」

一方、浜田防衛大臣は、2日の閣議後の会見で今後の市長との連携を強調しました。

(浜田防衛大臣)「今後、市長との間でしっかりと連携を図り、また市民の皆さまにご理解いただけるような対応を今後もしっかりしていきたいと思う」

馬毛島では、先月から基地整備の物資運搬に使われる港の工事が始まるなど、整備への動きが加速しています。来週6日からの一般質問では、八板市長の考えを質す質問も取り上げられる見通しです。




8月25日 MBC NEWS
馬毛島巡り知事・西之表市長が意見交換 市長「問題は佳境を迎えている」



西之表市の馬毛島への自衛隊基地の整備とアメリカ軍の訓練移転計画を巡り、塩田知事と八板市長が25日、意見交換をしました。八板市長は知事に対して環境影響評価の準備書に対する意見に、「地元の意見を最大限反映してほしい」と求めました。

(西之表市 八板俊輔市長)「十分とは言えないが、判断材料はそろいつつある。馬毛島問題は佳境を迎えている」

馬毛島の基地計画を巡る八板市長と塩田知事の意見交換は今年5月以来で、冒頭を除き非公開で行われました。

馬毛島の計画を巡っては、八板市長は今月15日に環境影響評価の準備書に対する意見書を県に提出し、今月16日から22日にかけて住民説明会を開きました。

25日は、意見書や住民説明会の内容などについて意見を交わし、八板市長が知事に、防衛省に提出する準備書への知事意見に地元の意見を反映させるよう要望したということです。

そして、意見交換を終えた八板市長は、市議会9月定例会で「一定の方向性」を示す考えを明らかにしました。

(西之表市 八板俊輔市長)「9月議会で、ある程度考えを述べなければならないが、白や黒かというのは難しい気がする。ある程度方向的なことが言えればと考えている」

一方の塩田知事は…。

(塩田康一知事)「(意見書で重視するのは)住民の関心が高い騒音問題や、漁業などへの影響が中心になる。専門家の意見も踏まえてしっかり検討していきたい」

知事は、意見書を10月17日までに防衛省に提出します。


8月23日 南日本新聞
馬毛島 基地関連の工事契約は593億円に 敷地造成、管制塔整備…地元同意得ず、
進む既成事実化 葉山港しゅんせつ工事は来年3月完了予定


minami20220823111.jpg
minami20220823222.jpg
minami20220823333.jpg

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、防衛省は今月、島東部・葉山港の海底を掘り下げるしゅんせつ工事を始めた。これとは別に、基地関連の工事契約は2022年度に入って敷地造成や駐機場、燃料施設など計約593億円に積み上がった。八板俊輔市長と塩田康一知事は計画への賛否を明言しておらず、地元の同意を得ないまま巨大事業の既成事実化が進んでいる。

葉山港は基地関連資材の搬入拠点となるが、同省は国有地の管理用道路整備(事業費約90億円)の一環で「基地とは別」と位置付け、しゅんせつを環境影響評価(アセスメント)の対象外とした。市と県は「漁業者の安全確保」などを理由に同意・許可した。

FCLPと基地整備の計画を巡っては、同市をはじめ関係5市町の首長が今月15日までに県へ意見を提出した。県のアセス専門委員の意見なども踏まえ、塩田康一知事は10月17日までに同省へ知事意見を出す。同省は年度内にアセス手続きを終え、基地本体に着手する考えだ。

全ての施設の完工は4年程度とするが、FCLPに必要な滑走路や航空保安施設は約2年半での完成を目指す。できるだけ早期に訓練を移転する意向で、FCLPに関する事業は先行して発注している。

契約済みの基地関連工事は馬毛島島外で部材を製作し、着工に備える。葉山港のしゅんせつは来年3月をめどに完了予定。港に大型船が入れるように整備され次第、同省は造成や滑走路整備を加速させる。

これまでの契約の内訳は、敷地造成357億5000万円▽管制塔新設(機械、電気、建築)52億8100円▽通信局舎建築20億3900万円▽地中式の燃料貯蔵施設整備50億500万円▽燃料施設の機械整備80億9600万円▽駐機場舗装30億2000万円-など。

このほか、汚水処理場や調整池、航空灯火設備、通信線路、発電設備、種子島の用地買収などを進める。基地関連の契約は年度内だけで3000億円以上の見込み。電力や通信の海底ケーブル敷設は民間事業者に負担金を支払う契約を結び、並行して工事している。

さらに国土交通省に支出委任する形で仮設桟橋や係留施設、滑走路に関する詳細検討も随意契約済み。今後、これらの港湾や滑走路など巨額の整備関連費も見込まれる。基地全体の予算規模について同省は「詳細検討の中で精査しているため、回答は困難」としている。


8月22日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 市議から「賛否示す時期」質問相次ぐも八板市長、明言避ける 



西之表市議会の全員協議会が22日に開かれました。市議から八板市長に対し、馬毛島計画への賛否を明らかにする時期を問う質問が相次ぎましたが、市長は明言を避けました。

22日の市議会全員協議会は、9月定例会を前に開かれたものです。八板市長が今月17日、馬毛島計画への賛否を表明する時期について「市議会が始まる9月が一つの節目」と発言したことから、22日は市議から「議会中のどのタイミングで表明するのか」との質問が相次ぎましたが、市長は明言を避けました。

(杉為昭市議)
「議会がはじまってどのタイミングで市長が判断するのか」

(八板市長)
「きょうの時点では市民への説明会も続いて、この時点で特定の期日を申し上げるのは差し控える」

市は、国の馬毛島計画についての住民説明会を22日まで開く予定で、八板市長は説明会での市民の意見などを踏まえ賛否を示すとしています。

また22日は、馬毛島への基地計画に賛成する市民グループが、八板市長に9月議会で計画賛成を表明するよう求める要望書を提出しました。

(西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会 鮫島忠雄会長)
「市長が今回の9月議会で少しでも前向きな答弁をしてもらえれば、私たちも(国へ要望など)活動しやすくなる」

なお、馬毛島計画へ反対する市民グループは八板市長に対し、市長選で掲げた「計画反対」の公約を守り、明確にその立場を表明するよう求めています。


8月19日 南日本新聞
馬毛島のマゲシカ「独特の遺伝子」 基地整備計画巡り生物研究者、反対派市民と意見交換 島の保水力低下や化学物質発生に懸念

minami202208191111.jpg
馬毛島に生息するマゲシカ=2018年7月、西之表市馬毛島

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、北海道大の立澤史郎助教(保全生態学)ら生物研究者3人は18日、計画に反対する市民15人と市民会館で意見交換した。立澤助教らは基地整備による島の保水力低下や化学物質発生に懸念を示し、「自然環境の継続的な観察と、問題があったら防衛省に指摘できるシステムの構築が必要だ」と述べた。

研究者はほかに、一般社団法人「九州オープンユニバーシティ」の鹿野雄一理事と大阪湾海岸生物研究会の石田惣世話人。立澤助教は「マゲシカが独特の遺伝子を持ち、ニホンジカの亜種という根拠になる研究が進んでいる」と紹介。所属する日本哺乳類学会が哺乳類の保全に向け、防衛省に要望書と要請文をそれぞれ提出したことを報告した。

3人は馬毛島の生物調査で同市入りしており、市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」が意見交換会を企画した。山内光典会長は「一から基地を造るこれまでにない計画。全国の研究者に注視してもらいたい」と話した。


8月17日 MBC NEWS



馬毛島住民説明会始まるも「はっきりしない」 国調査の信頼性や市長の態度に疑問の声も

鹿児島県西之表市では、16日夜から計画に関する住民説明会が始まりましたが、市長の賛否を明らかにしないことなどに疑問の声も相次ぎました。

(八板市長)「全市民に説明の機会を設けた。率直な意見をお願いしたい」

住民説明会は、西之表市が防衛省に出した戦闘機が市街地上空を飛ばないことなどを求める21項目の確認事項について、今月10日に回答があったのを受けたものです。予定される7回のうち、最初の会が16日夜に開かれ、市民およそ100人が参加しました。

防衛省からの回答に限定して行われた質疑応答では、飛行経路を外れた場合の国の対応や、継続的な環境調査の信頼性を疑問視する声が相次ぎました。

(西之表市民)
「種子島上空は飛ばないとあるが『緊急時を除き』という言葉がある。飛んだあとに緊急ということにして済ませるのでは」

(八板市長)
「上空を飛ばないようにということ。そこに防衛省がどう答えているかみて判断してほしい」

また、賛否を明らかにせず国と協議する八板市長の考えを問う声も…

(西之表市民)
「基地建設に同意できないと公約して当選した。なぜ建設を前提にした回答を説明するのか。ひと言同意できないと言えばよいのでは」

(八板市長)
「防衛省が基地を造る前提でいる。もしできるとすればとしないと話がかみ合わない。ご理解いただければ」

市長の説明を聞いた市民は…
(西之表市民)
「あやふやではっきりしたことは言わない。(賛否は)拮抗しているから。よく意見を取りまとめて、市長が最終判断をちゃんとすべき」

(西之表市民)
「防衛省は優等生の回答で、市長も当たり障りのない答え方。認めたくはないが、なりゆきを見て反対を本当に言えるのかと思う」

説明会の後、自身の考えを問われた市長は…
(八板市長)「市民の生の声なので考えまとめる参考にしたい」

Q.市長の考えが分からないとの声もあったが?
(八板市長)「いろんな意見があって中間で迷っている人もいる。難しい問題だから当然」

住民説明会は22日にかけて7回開かれます。そこで出た市民の意見も踏まえ、市長が計画に対してどのような考えを示すのか注目されます。


馬毛島・西之表市長が会見 賛否明言避ける「総合的に言わなくてはいけない」

鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は17日に会見を開いて、馬毛島での基地整備に関する環境影響評価の準備書について、県に提出した意見書の内容を説明しました。ただ、計画に対する自身の立場については明言を避けました。

(八板市長)
「ここに暮らす住民に影響があってはならない。当事者である本市の意見を最大限反映してほしい」

西之表市は15日、環境影響評価の準備書に対する八板市長の考えをまとめた意見書を県に提出し、16日にその内容を公表しました。

意見書では「環境保全のための実効ある措置や対策」を求める一方、戦闘機の飛行ルートについては、「やむを得ず市上空を飛行する、または飛行した場合は速やかに市に報告し、理解を得ること」としていて、防衛省に市上空を飛ばないよう求めていたこれまでより表現が弱まった印象もあります。

会見でその表現について問われると…
(八板市長)「十分ではないと思うところもある。防衛省の表現でもう少し詳しく見たいところもある。騒音では上空の飛行をしない対策を求めているが、そこが十分か点検している」

一方、八板市長は去年の市長選で反対を掲げて当選したものの、その後、賛否を明言しておらず、環境影響評価の手続きでは首長が意見を伝える最後の機会となった今回の意見書でも、基地が整備されれば地元にとって「極めて大きな変化」と述べるにとどまっています。

17日の会見でも。
(八板市長)「総合的に言わなくていけない」

Q.影響が大きいから?
(八板市長)「部分的なところでは中々言わないほうがいい。(確認事項の)回答内容と環境影響評価の結果をみて総合的に考えをまとめたい」

賛否は明言しませんでしたが、その表明時期については市議会定例会が始まる来月を「一つの節目」と述べました。


8月17日 南日本新聞
馬毛島基地計画 「実効ある措置を」西之表市長、アセス準備書への意見公表 
騒音・低周波音など10分野32項目


minami2022 0817111

鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、西之表市は16日、防衛省による環境影響評価(アセスメント)の結果を載せた「準備書」に対する意見を市ホームページで公表した。この中で八板俊輔市長は「基地が設置されれば、市にとって極めて大きな変化。徹底した現況調査と影響予測、評価で実効ある措置を求める」との見解を付けた。

アセス手続きで地元首長が意見する最後の機会。A4判7ページに工事全般や騒音・低周波音、動植物など10分野32項目を挙げ、懸念される問題への対策や長期的調査の必要性、地元説明の在り方に注文を付けた。

ほかに、旧日本海軍が使ったとされるトーチカ(防御陣地)や爆弾投下訓練の標的跡、島内各地に点在する漁師小屋跡と具体的な遺構の取り扱いについて、市側と調整するよう求めた。

15日付で鹿児島県に提出した。八板市長は17日に会見を開き、意見の意図などを説明する。

中種子、南種子、屋久島、南大隅の関係4町も12日までに提出した。県は5市町や国民から寄せられた意見を勘案し、10月17日までに防衛省に知事意見を出す。


8月16日 MBC NEWS



馬毛島で港のしゅんせつ工事始まる 「実質的な基地整備の始まり」との声も

自衛隊基地の整備とアメリカ軍の訓練移転が計画される鹿児島県西之表市・馬毛島で、港のしゅんせつ工事が16日から始まりました。計画反対派からは「実質的な基地整備の始まりだ」と懸念の声も上がっています。

「あなた方の工事が戦争への第一歩になることを考えてください」

午前7時ごろ、基地計画に反対する市民らが工事の中止を訴える中、西之表港から作業船2隻が馬毛島に向けて出港しました。

防衛省は、馬毛島の東にある葉山港から沖合に300メートル、幅34メートルの範囲=およそ1万3000平方メートルの海底を、水深3メートルの深さまで掘る計画です。

防衛省によりますと、工事は午後4時半ごろから始まり、工期はおよそ9か月間の予定で、費用は少なくとも十数億円とみられています。

港のしゅんせつはもともと、地元の種子島漁協が漁船の座礁のおそれがあるとして国に求めていたもので、種子島漁協の浦添孫三郎組合長はMBCの取材に対し、「漁業への影響を最小限にするよう工事してほしい」としています。

ただ、港は基地整備のための物資の運搬にも使われることから、基地計画に反対する住民からは「実質的な基地建設の始まり」として懸念の声も上がっています。

(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内光典会長)
「馬毛島基地建設の始まりだと、しゅんせつ工事をとらえている。これには絶対反対し、抗議したい」

こうした住民の声に西之表市の八板俊輔市長は、記者の問いかけにほとんど応じることはなく、17日に記者会見を開くとしています。


馬毛島 反対派が八板市長と面会「市長は『あきらめないで』と…」

馬毛島の基地整備に反対する市民グループは16日、計画への賛否を明言しない八板市長に対して、市長選で掲げた「計画反対」の公約を守り、明確にその立場を表明するよう求めました。

面会は非公開で行われ、八板市長は「市民や議会の意見を聞いて判断したい」と述べるにとどまり、判断時期についても明言しなかったということです。

(計画反対の市民グループ 迫川浩英事務局長)
「市長は賛成したとあきらめる人も多いと話した。(八板市長は)反対する私たちに『最後まであきらめないでくれ』と、強い言葉を発した。市長はまだあきらめていないんだと感じている」

市民グループは今後、市長が基地計画について容認の態度などを示した場合、辞任を求めることも検討するということです。


馬毛島基地計画 住民説明会はじまる 住民の期待・不安に市長は

馬毛島への基地計画を巡って、鹿児島県西之表市では、西之表市民会館で16日夕方から住民説明会が始まっています。

説明会は午後6時から始まり、壇上では西之表市の職員が基地計画について説明しています。

西之表市は防衛省に対し、アメリカ軍の航空機が西之表市の上空を飛ばないことなどを求める21項目の要望を出していました。
今月10日に国から回答があったことから、市はその内容を市民に伝えるために、16日から22日かけて校区ごとに7回にわたり開く予定で、いずれも八板市長が出席します。

八板市長は「説明会で出た市民の意見などを踏まえて、基地計画に対する自らの賛否を示す」としています。

基地計画をめぐり市民の意見が分かれる中、市長が市民の声を踏まえてどう判断するのか?注目されます。

8月16日 南日本新聞
馬毛島基地計画 環境アセス準備書で県に意見 西之表など5市町、市街地上空飛行など変則事象の調査求める

西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、同市を含む関係5市町は15日までに、防衛省が公表した環境影響評価(アセスメント)の「準備書」に対する意見を鹿児島県に提出した。同市は、市上空の飛行といった「変則的な事象」についても影響を調べるよう改めて求めたとしている。

県への意見提出は西之表市が15日付、中種子、南種子両町は10日付、屋久島町4日付、南大隅町12日付。

西之表市はほかに、島固有のマゲシカの個体数予測や生息域の減少による自然への影響評価や、複数の遺跡確認に伴う現地調査の必要性を盛り込んだ。

中種子町は準備書の内容を「適当」とした上で、基地運用後に予測外の騒音が生じた場合の対応を求めた。南種子町は騒音や電波障害、景観など10項目を挙げ、環境保全措置の確実な実施を講じるよう注文した。

屋久島町は海洋哺乳類調査の必要性に言及。南大隅町は「環境保全の配慮と地域住民への説明、情報公開を求めた」としている。

5市町は各ホームページで県への意見を公表する。県は5市町や国民から寄せられた意見を勘案し、10月17日までに防衛省に「知事意見」を出す。


8月15日 MBC NEWS
馬毛島環境影響評価 周辺5市町の意見書そろう 西之表市長が会見で内容説明へ

mbc 2022081500058560

鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地の整備とアメリカ軍の訓練移転計画を巡る環境影響評価について、西之表市が15日、県に意見書を送り、周辺の5つの市と町の意見書が全てそろいました。

県は防衛省の環境影響評価の準備書に対する知事の意見書をまとめるため、周辺の5つの市と町に今月15日までに意見書を出すよう求めていました。

県によりますと、先週提出した4町に加えて、15日午後に西之表市が意見書を送り、意見書が出そろいました。内容について、西之表市の八板俊輔市長は16日以降、会見を開いて説明する予定です。

一方、中種子町の田渕川町長は「騒音に関する内容も含め適当と考える」、
南種子町の小園町長は「影響が見られる場合、適切に保全措置を」と求め、
南大隅町の石畑町長は「特段の影響はないと思慮されるが、引き続き住民への情報公開を求める」、
屋久島町の荒木町長は「騒音などへの懸念が払しょくされておらず、生活・自然環境保全への配慮を求める」としています。

塩田知事はこれらの意見を踏まえて、防衛省に10月17日までに意見書を提出する予定です。



8月13日 MBC NEWS
馬毛島 葉山港しゅんせつ工事 今月16日開始 工期は9か月 



自衛隊基地の整備とアメリカ軍・空母艦載機の訓練移転が計画される、鹿児島県西之表市・馬毛島の港のしゅんせつ工事について、防衛省は来週16日から作業を始めることを関係者に伝えました。

防衛省は馬毛島の葉山港について、水深を深くするしゅんせつ工事を予定しています。西之表市や関係者によりますと、防衛省は12日までに市や地元漁協などに来週火曜日16日から工事を始めることを伝えたということです。工期はおよそ9か月間の予定で、作業は原則、午前7時から午後6時の間に行われます。

基地整備のための物資の運搬などに使われる葉山港のしゅんせつ工事を巡っては、港を管理する西之表市は当初、「利用形態から工事は不要」としていましたが、今年3月、防衛省に対して「異存はない」とし、県が先月、工事を許可していました。


8月13日 南日本新聞
馬毛島葉山港の海底工事16日開始 防衛省、地元関係者に説明 反対派は反発「基地工事に直結」

minami2022 0813111

防衛省は米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画がある鹿児島県西之表市馬毛島の葉山港のしゅんせつ工事を16日に始める。12日までに地元関係者に説明した。

港内から沖合300メートルまで幅34メートルの海底を水深3メートルになるよう掘り下げる。原則、午前7時~午後6時に作業する。工期は9カ月程度。費用は少なくとも十数億円とみられている。

種子島漁協が昨年、漁船の安全確保が必要として市を通じ同省に要望した。漁港区域を管理する市は当初「これまでの利用形態から不要」としていたが、今年3月に一転して同意する旨を回答。鹿児島県も7月に工事を許可した。

防衛省は葉山港を基地関連工事の物資運搬港と位置付ける。基地整備計画に反対する市民団体は「基地工事に直結する」と反発している。


8月12日 MBC NEWS
馬毛島環境影響評価 4市町の首長が鹿児島県知事に意見送付 西之表市は週明け



鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地の整備と、アメリカ軍の訓練移転計画を巡る環境影響評価について、12日までに西之表市を除く4つの町が県に意見を送ったことが分かりました。

環境影響評価について県に意見を送ったのは、中種子町、南種子町、屋久島町、南大隅町の町長です。

馬毛島での基地整備を目指す防衛省は、基地の建設工事による環境への影響を調べた準備書を公開していて、塩田知事は、地元の考えなどを踏まえ10月17日までに防衛省に意見書を提出することになっています。

知事の意見書をまとめるにあたり、県は馬毛島周辺の5つの市と町に準備書への意見を求めていましたが、県やそれぞれの市と町によりますときょうまでに西之表市を除く4つの町が意見を送付したということです。

南大隅町の石畑博町長は、環境影響評価について「本町において特段の影響はないと思慮される」とした上で、引き続き住民への情報公開を求める意見を提出したということです。
他の町は15日以降にホームページなどで意見の内容を公開する方針です。

知事への意見の提出は今月15日までとなっていて、西之表市も週明けには提出する見込みです。



杞憂に過ぎなければよいが、、、
「容認」へと条件闘争に入ったかに見える八板西之表市長。


sinpou2022 08115
8月11日の琉球新報紙面

8月11日 南日本新聞
馬毛島基地計画 防衛省、航空機騒音などに「適切に対応」 具体策踏み込まず 
西之表市提出21項目に回答 市民説明は16日から


防衛省は10日、鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画を巡り、市から対応を求められた航空機騒音など21項目の確認事項に文書で回答した。「地域への影響を最小限にとどめることが重要」としながらも、各項目で「適切に対応する」といった記述が並び、具体策には踏み込んでいない。

市上空の飛行は「緊急時を除いて、ない」とし、騒音が懸念される早朝、深夜のFCLPは「飛行経路の順守を米側に申し入れる」とした。基地運用から3年程度、騒音状況を調査することも改めて盛り込んだ。

地域振興制度の充実については「最大限の協力」をうたったものの、従来の基地整備に伴う交付金や助成の紹介にとどまっている。

防衛省地方協力局の田中利則次長らが市役所を訪れ、八板俊輔市長に回答書を手渡し、内容を説明した。終了後、八板市長は報道陣に「中身はこれから検討する」とし、回答への評価は避けた。田中次長は「われわれの考えはしっかり伝えられた」と話した。

21項目の確認事項は、八板市長が計画への賛否を判断する材料としてまとめ、7月22日に同省に提出した。回答書は市と同省がホームページで公開している。

市民説明には八板市長も出席

西之表市は16〜22日、防衛省に提出した確認事項に対する同省回答を市民に説明する。会場はいずれも同市民会館(最大400人収容)。校区ごとに日程を指定し、八板俊輔市長は各回とも出席する予定。

各回1時間〜1時間半程度。全12校区のうち、最も人口が多い榕城校区は2回に分けた。他の校区の説明会にも参加できる。八板市長は9月上旬にも計画への賛否を明らかにする見込み。取材に「市民の意見も重要な判断材料になる」と話した。

日程は次の通り。

16日午後6時 榕城(1回目)▽17日午後6時 下西▽18日午後6時 上西、国上▽20日午後6時 伊関、安納、安城▽21日午後2時 榕城(2回目)、午後6時 現和、立山▽22日午後6時 古田、住吉、中割



8月10日 MBC NEWS
馬毛島基地計画 防衛省が要望に回答 西之表市長「協議の集大成」



鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転を巡り、八板俊輔市長は防衛省に対して騒音対策などを求める要望書を出していましたが、防衛省は10日、「影響を最小限にとどめるようアメリカ軍に申し入れる」などと回答しました。

10日は防衛省の職員が西之表市役所を訪れ、八板市長に要望書の回答渡し、その内容を30分ほどかけて説明しました。

要望書は、八板市長が先月22日に防衛大臣に提出していたもので、西之表市上空を飛ばない対策を講じることや、アメリカ軍が馬毛島に常駐することがないようにすることなど、21項目からなります。

防衛省は回答書で、騒音対策については「米軍に飛行経路の順守を求め、影響を最小限にとどめるよう申し入れる」とし、計画に「大きな変更等が見込まれる場合は市に事前に説明するなど連携して対応する」などと説明しました。

防衛省の回答に八板市長は…
「今回の回答はこれまでの(国と市の)協議の場の集大成。(計画への賛否について)考えをまとめて、しかるべき時期に述べたい」

八板市長は、回答を今年2月からこれまで8回行った防衛省との協議の「集大成」としたうえで、回答についての住民説明会を今月16日から22日かけて7回にわたって開く考えを示しました。そして、市民から出された意見を踏まえたうえで、計画に対する自らの賛否を示すとしています。



8月10日 南日本新聞
馬毛島自衛隊基地計画 西之表市長の「配慮」発言、どう評価? 
賛成派は「歩み寄り」 反対派は「矛盾」と反発 両派幹部が対面で意見交換


鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画を巡り、地元の賛成、反対両派の主要団体幹部4人が同市で意見交換した。八板俊輔市長が計画への態度を9月にも表明するとみられる中、両団体は暮らしへの影響を指摘しつつ、「市民ももっと関心を持ち、市の未来像を議論してほしい」と訴えた。

意見交換は南日本新聞が両団体の取材の一環として7月30日、同市で開いた。賛成派の政治団体「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」の鮫島忠雄会長(70)と杉為昭事務局長(55)、反対派の市民グループ「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の山内光典会長(71)と迫川浩英事務局長(66)が出席した。

基地整備の賛否を明言していない八板市長は2月、防衛省に米軍再編交付金や隊員居住への「配慮」を要望し、市民に波紋が広がった。反対派は「『基地建設は失うものが大きい』としていた従来の発言と矛盾する」と反発。賛成派は「情勢が変わり、歩み寄りを見せた」と推察した。

一方、八板市長が7月、計画の是非を判断する材料として、防衛省に21項目の確認事項を提出したことには両派とも理解を示した。

国や市の情報提供のあり方には、両派とも「市民に説明し、意見を聞く場が必要だ。誤った情報が広まれば市民間の溝が大きくなっていく」と注文を付けた。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ryukyuheiwa

Author:ryukyuheiwa


「宮古島千代田目」
「宮古島保良目」
「石垣島平得大俣目」

声をあげる。上げ続ける。あきらめないで、がっかりしないで、根気よく。社会を変えるには、結局それしかないのだと思います。
坂本龍一さん

「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」
軍隊が守るのは「国民」や「住民」ではなく、軍上層部が帰属する支配者だけ。
奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。

笠原利香さんイラスト:
笠原利香さんイラスト

17分程度のアニメを中心にしたビデオです、ぜひご覧ください!
本当にこれでいいのですか?宮古島
https://youtu.be/J6TdQK4jjmo


miyakosoma chirasi2020 0923

宮古意見広告2020 03サイズ縮小

2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
ぶつはらゆきお<宮古島映像PR>


伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-194.html


ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会のチラシ

住民連絡会チラシ表縮小
住民連絡会チラシ裏縮小

宮古チラシ

宮古軍事化チラシ裏
宮古軍事化チラシ

3.19宮古島はどうなる?講演会実行委員会のチラシ

miyakolef01.jpg
miyakoleaf02.jpg

宮古島平和運動連絡協議会のチラシ

0812チラシ表

0812チラシ裏

石垣島「市民連絡会」チラシ

石垣市民連絡会チラシ01
石垣市民連絡会チラシ02

石垣島「市民連絡会」チラシ12号

石垣市民連絡会チラシ12号01
石垣市民連絡会チラシ12号02