3月28日の文科省の小・高生教科書検定結果「小6社会」全3社従来方針踏襲し、集団自決軍命記述無し。
- 2023/03/31
- 11:06
Ryukyuheiwaより:
言うまでもなく、一貫して続く教科書の改変は米国の「戦争」する国造りののため。
2011年最高裁判決で確定した「大江・岩波訴訟」では集団自決の「軍命」「軍関与」を認めている。閣議決定などの「政府の見解」や「最高裁の判例」に基づいた記述を求めた検定基準であるならば、当然記述すべきものではないか!?
当然子供たち学ぶべきである、住民犠牲の背景である沖縄戦で日本軍がもたらした事実に目をつぶり、沖縄戦の惨禍を消し去る一方、新たに島田知事美化の記述が出てきた事許せません!
なんと!日本文教出版は、映画「島守の塔」サイトから引用し教科書掲載。
日本軍に全面協力し、住民の犠牲が多くなる結果を招いた当時の島田沖縄県知事を「最後まで住民に生きるように呼び掛けた沖縄県知事・島田叡」と取り上げている。
この「美談」が、米国の「戦争」のために軍事要塞・侵略の前線基地化される琉球弧の島々の住民を、再び総動員し犠牲を強いて行くためのものであり、教科書に掲載すべきではないものです!

3月31日の琉球新報紙面

3月30日の琉球新報紙面

3月30日の沖縄タイムス紙面
3月29日 琉球新報
島田叡氏「命は宝だ」発言、映画「島守の塔」サイトから引用し教科書掲載

沖縄戦当時の県知事・島田叡氏について紹介するコーナーを設けた小学6年の社会科教科書(日本文教出版)
今回の検定で合格した小学6年の社会科教科書で、日本文教出版は沖縄戦当時に県知事だった島田叡氏を取り上げた。児童の「まなさん」が調べた内容という設定で「最後まで住民に生きるように呼びかけた沖縄県知事・島田叡」と題して紹介した。沖縄戦研究者からは、島田氏が日本軍に全面協力し、軍よりも住民の犠牲が多くなる結果につながった側面を指摘し、修正を求める声が上がる。
同教科書は、多くの住民が犠牲になる状況を見た島田氏の言葉として「最後は手を上げてガマを出なさい。生きのびて、沖縄の再建のためにがんばるのだ。命は宝だ。生きぬけ」と記した。児童の「まなさん」が「考えたこと」として「戦争のときは、国のために死ぬことが当たり前と思われていた時代に、生きるように呼びかけた島田は、とても勇気のある人だったと思う」とまとめた。
日本文教出版によると、島田氏の「命は宝だ」との言葉は映画「島守の塔」の公式サイトを根拠にしたという。
沖縄国際大学非常勤講師で沖縄戦研究者の川満彰さんは、各種文献や証言でも島田氏が「命は宝だ」と発言したという根拠が見当たらないとして「『命どぅ宝』は島田叡が発した言葉ではない。そもそも教科書に記載する内容をホームページから引用することはあってはならない」と批判した。確かな根拠に基づかない記述が教科書に載ったことを問題視し「安易な行為が『新たな戦争への道』を気づかずに歩む。修正を求めたい」と強調した。



3月29日の琉球新報紙面



言うまでもなく、一貫して続く教科書の改変は米国の「戦争」する国造りののため。
2011年最高裁判決で確定した「大江・岩波訴訟」では集団自決の「軍命」「軍関与」を認めている。閣議決定などの「政府の見解」や「最高裁の判例」に基づいた記述を求めた検定基準であるならば、当然記述すべきものではないか!?
当然子供たち学ぶべきである、住民犠牲の背景である沖縄戦で日本軍がもたらした事実に目をつぶり、沖縄戦の惨禍を消し去る一方、新たに島田知事美化の記述が出てきた事許せません!
なんと!日本文教出版は、映画「島守の塔」サイトから引用し教科書掲載。
日本軍に全面協力し、住民の犠牲が多くなる結果を招いた当時の島田沖縄県知事を「最後まで住民に生きるように呼び掛けた沖縄県知事・島田叡」と取り上げている。
この「美談」が、米国の「戦争」のために軍事要塞・侵略の前線基地化される琉球弧の島々の住民を、再び総動員し犠牲を強いて行くためのものであり、教科書に掲載すべきではないものです!

3月31日の琉球新報紙面

3月30日の琉球新報紙面

3月30日の沖縄タイムス紙面
3月29日 琉球新報
島田叡氏「命は宝だ」発言、映画「島守の塔」サイトから引用し教科書掲載

沖縄戦当時の県知事・島田叡氏について紹介するコーナーを設けた小学6年の社会科教科書(日本文教出版)
今回の検定で合格した小学6年の社会科教科書で、日本文教出版は沖縄戦当時に県知事だった島田叡氏を取り上げた。児童の「まなさん」が調べた内容という設定で「最後まで住民に生きるように呼びかけた沖縄県知事・島田叡」と題して紹介した。沖縄戦研究者からは、島田氏が日本軍に全面協力し、軍よりも住民の犠牲が多くなる結果につながった側面を指摘し、修正を求める声が上がる。
同教科書は、多くの住民が犠牲になる状況を見た島田氏の言葉として「最後は手を上げてガマを出なさい。生きのびて、沖縄の再建のためにがんばるのだ。命は宝だ。生きぬけ」と記した。児童の「まなさん」が「考えたこと」として「戦争のときは、国のために死ぬことが当たり前と思われていた時代に、生きるように呼びかけた島田は、とても勇気のある人だったと思う」とまとめた。
日本文教出版によると、島田氏の「命は宝だ」との言葉は映画「島守の塔」の公式サイトを根拠にしたという。
沖縄国際大学非常勤講師で沖縄戦研究者の川満彰さんは、各種文献や証言でも島田氏が「命は宝だ」と発言したという根拠が見当たらないとして「『命どぅ宝』は島田叡が発した言葉ではない。そもそも教科書に記載する内容をホームページから引用することはあってはならない」と批判した。確かな根拠に基づかない記述が教科書に載ったことを問題視し「安易な行為が『新たな戦争への道』を気づかずに歩む。修正を求めたい」と強調した。



3月29日の琉球新報紙面



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