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伊波さん当選 「県内に新基地建設は認めないという民意が示された」ひやみかち・うまんちゅの会宮古支部

宮古島より:


陸自配備反対の声が高まりだしたか? 革新票この間の選挙での伸び。

宮古島市での国政、県政選挙得票の推移

2014県知事選挙
下地/喜納/なかいま/オナガ/有効投票数   
9,275/141/ 8,826/6,879/25,121

2016県議選
嘉手納+ザキミ/ 亀浜/有効投票数
7,550 +7,669=15,219 /8,507/23,726

2013参院選挙
あさと/糸数/有効投票数
10,154/ 6,916/17,677

2016参院選挙
島尻/伊波/有効投票数
9,646 /8,596/18,607


7月13日 宮古毎日
保革、候補者一本化へ/市長選まで6カ月 水面下で人選作業

来年1月24日の任期満了に伴い執行される宮古島市長選まであと6カ月となった。保革とも県議選、参院選を市長選の前哨戦と位置付けていたことから、今後は票の分析を急ぎ、候補者一本化を目指して水面下で人選作業に入る。無投票だった前回から一転、保革一騎打ちの激しい選挙戦になりそうだ。市長選は、合併後3回行われており、前回の無投票を含めると、保守の2勝1敗。市選挙管理委員会(下地淳徳委員長)は、選挙日程を8月にも決定する予定だ。

市長選と単純比較はできないが、国政選挙における宮古島市の保革の獲得票差は2000~3500票差から、今回の参院選では1050票差まで縮まった。

参院選の結果を踏まえ、市議会与党議員団会長の真栄城徳彦氏は、国政選挙での有権者の関心の低さも指摘した上で「市長選と国政選挙は違う。県議選のような分裂にはならない。今さら、革新に市政は渡せないということだ」と述べ、市長選には「一枚岩」で臨むことを強調した。

下地敏彦市長は、出馬への態度は明確にしていない。複数の与党議員によれば「3期目の出馬を表明するとなれば、日程的に見て9月定例会がぎりぎりのところではないか」と話す。

一方、革新系は、県議選と参院選を「市政奪還」につなげる選挙と位置付け。参院選では保守との票差が縮まったと見ている。

次の市長選を優位に闘うためにも、早期に候補者を決定したい考え。関係者によると今月末にも「候補者選考委員会」を立ち上げる予定だ。

複数の名前は上がっているが流動的。参院選で伊波後援会共同代表を務めた下地学氏は、「市長選に勝利するには、浮動票や保守層に流れる有権者を抱き込む候補者が必要だ」と語った。

前回は下地市長を推した市議会会派「21世紀新風会」の動きも注目だ。

選挙日程について市選管は、7月の臨時会で素案を出し、8月の定例会で決定したい方針。来年1月24日が任期満了となることから、1月8日告示、15日投開票、または1月15日告示、22日投開票の2案で調整を進めるものと見られる。

7月12日 宮古毎日
観光で離島振興を/参院選当選の伊波氏 農水産業支援も/一夜明け国政へ意欲

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当選から一夜明け、離島振興策に取り組む決意を示した伊波洋一氏=11日、那覇市泉崎・宮古毎日新聞社那覇支社

第24回参院選沖縄選挙区(改選1)で初当選を果たした伊波洋一氏(64)は一夜明けた11日、宮古毎日新聞社の取材に応じた。伊波氏は「県民の思いをしっかりと受け止め、国政の場で頑張っていきたい」と公約の実現に決意を示した。離島振興については、海などの既存資源を大切にした観光産業の振興や、農水産業への助成などの支援策を挙げ「離島のハンディを、県全体で支えていく仕組みが必要」と述べた。宮古島への陸上自衛隊配備計画については、改めて反対の立場を強調した。

伊波氏は、自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)に約10万6000票の大差で勝利した。

インタビューで伊波氏は「安倍政権が県民無視の政策を取り続けている。特に辺野古新基地。それに対する怒りの表れだ」と勝因を分析。併せて「翁長知事が主導する自らの未来を切り開こうとする思い、それに対する共感だと思う」と語った。

宮古の振興策については▽観光▽サトウキビ▽畜産-を挙げ、特に観光については「LCC(低価格の運賃を実現している格安航空会社)の導入や離島運賃の低減に向けて取り組んでいく」と意欲を見せた。

公約で訴えた環太平洋連携協定(TPP)に改めて反対していくことを示し「農水産業の振興には、キビ産業や畜産業を育成する仕組みづくりや支援策に取り組んでいくことが大切だ」と話した。

待機児童や子供の貧困問題の解決には、保護者の働き口の確保のほか、認可保育園の新設、増設で対応していくとした。

「『15の春(高校進学のため島を離れなければならない環境)』に見られるように、離島が持っているハンディを県全体で支えていく仕組みが必要」と力説。「給付型奨学金の創設で、離島の子供たちの進学を支えていけるよう取り組んでいきたい」と語った。

陸自配備計画には、改めて反対の立場を示し「計画では命の水である水源地の近くだったが、場所の問題だけではない」と指摘。「宮古、石垣への自衛隊配備は、奄美も含めて全体計画となっている。宮古や石垣を守るためではなく、米軍の対中国戦略に自衛隊を巻き込む戦略だ」と述べた。

その上で「それぞれの島々での戦闘を前提に有事部隊が配置されている。住民は自衛隊が来ると思っているかも知れないが、そこでの戦争を前提に準備されている」と警鐘を鳴らした。

「そういったことは認めるべきではない。戦争ではなく、平和的な外交での解決が沖縄にとってはとても大切だと思う」と語った。

中国による領海侵犯が相次いでいる尖閣諸島問題には「武力では解決しない」と言い、互いの立場を尊重し合いながら話し合いでの解決を訴えた。

7月12日 宮古新報
国政の場から発展支援 県民の代表で活躍誓う

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初当選の喜びをにじませながら国政の場での活動に意欲を見せる伊波氏=那覇市内

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に県民があらためて 「NO」 の意思を示した第24回参議院議員選挙沖縄選挙区の投開票から一夜明けた11日、 初当選した伊波洋一氏 (64) は、 宮古新報社の取材に再たび勝利の喜びを見せるとともに、 「いよいよ国政の場に出ていくのだなと実感が沸いている。 県民の代表として課題をしっかり解決できるよう頑張りたい」 などと今後の国会活動への意気込みを語った。 13日に当選証書の付与式が行われる。

10万票差の大勝となった選挙戦について 「辺野古新基地建設など沖縄の声を聞かず県民無視の政治を続ける安倍政権への県民の怒り、 そして私も訴えたが、 翁長県政が主導する自ら未来を切り開こうという思いへの共感の現れだ。 県民の思いを受け止め国政の場で県民に訴えたことをしっかり実現させていきたい。 初めての国政だが、 各離島を含めた沖縄全体の課題に研究を深めながら取り組んでいきたい」 などと強調した。
 
離島振興については 「やはり観光客が多くなったという実感。 これからは尚一層、 観光産業を振興していくことが大事だ。 同時に農業や畜産業など第1次産業を育成する仕組みづくりが重要。 TPPに反対するとともにこれまで以上の支援策に取り組む。 航空運賃の低減や農林水産物の輸送費の助成を充実させていくことも大事」 と説明した。
 
先島への自衛隊配備は 「先島を守るためではなく米軍の対中国戦略に自衛隊を巻き込む仕組み。 島々での戦闘を前提に有事部隊を配備するもので、 有事の際は部隊が島内に散ってゲリラ戦を展開する想定。 それを認めるべきではない。 戦争ではなく対中国の平和的外交を行うことが沖縄にとって大切。 配備には強く反対する」 と訴えた。  

中国艦船による尖閣諸島への領海侵犯等については 「政治的に解決すべき。 日中国交回復時の宣言や平和友好条約の宣言にあるように、 武力で解決しないという前提で互いの立場を尊重しながら話し合いを進めていくことが大事だ。 対米追従ではなく、 日本独自の平和外交を行うことがいま求められている。 それが尖閣問題を解決する」 と強調した
 
さらに 「沖縄は琉球王国の450年間、 中国と正式な国交を結んで大貿易をしてきた。 歴史的には極めて中国とは深い関係にあることを認識し、 沖縄が日中の仲を取り持つということを翁長知事に提言したい。 沖縄は福建省と姉妹県であるし、 宜野湾市は厦門と、 浦添市は泉州と、 那覇市は福州と姉妹都市である。 こういう歴史的な関係を見据えて具体的に取り組む中で市民や自治体同士の友好を作り上げる。 その中で尖閣の問題も含め日中政府が話し合う素地を作っていくことが大事だ。 本土の方々は尖閣で緊張があってそれが危機だというように考えているが、 友好的な話し合いの場での解決に向けた流れを沖縄から作ることができることを国政の場でしっかり訴えていく。 先島住民の安心のためには沖縄が中国と平和的に関係を構築していくことの方が非常に大事なことだ。 領海問題等を克服する流れを作ることができると考えている」 と述べた。
 
子育て政策には、 「県全体で待機児童が多く、 先島も労働需給がひっ迫していると聞く。 多くの方が働ける環境を作ることが今後の産業形成のために重要だ。 そのためには待機児童が解消できるよう保育所や認可保育園の増設をしていかねばならない。 また 『15の春』 など離島の持つハンデを県全体で支えていく仕組みが大切。 一括交付金や国の支援を活用しながら子どもたちが進学する夢をしっかり支えないといけない。 給付型奨学金の実現にも取り組みたい」 と意欲を見せた。
 
先島住民に向けて、 「やはり宮古島の自然は素晴らしい。 島々への架橋から美しい海を見ることができるなど沖縄の観光産業の宝だ。 これをしっかり守り、 県全体の観光産業の振興につなげたい。 サトウキビなどの農業、 畜産業の育成に取り組み、 自らの島が誇りになるように国政の場からしっかり支援していく。 翁長県政、 県民のみなさんとともに地域の発展を作り上げていきたい」 と決意を示した。


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7月11日の宮古新報紙面

7月11日 宮古毎日
圧倒的勝利に沸く/伊波陣営 市長選に向け弾み強調/支持者、市政奪還誓

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伊波さん勝利を祝って万歳する支持者ら=10日、平良下里のイハ洋一参院選ひやみかち・うまんちゅの会宮古支部事務所

投票箱のふたが閉まった10日午後8時、各テレビ局では選挙速報が流れ、参院選沖縄選挙区に立候補した元宜野湾市長の伊波洋一さんの当確が伝えられると平良下里のイハ洋一参院選ひやみかち・うまんちゅの会宮古支部事務所は集まった支持者らで歓喜の声が響いた。圧倒的勝利を喜ぶ支持者の中からは「次は来年1月の市長選だ」との声が上がり、市政奪還に向け結束を誓い合っていた。

選対本部宮古支部の奥平一夫支部長は「この結果で再度、県内に新基地建設は認めないという民意が示された。さらに、公約破りの相手候補も認めないという民意でもある。また、宮古においては下地敏彦市政を変えるための弾みとなった。次の市長選は陸自配備問題もそうだが『下地市政を変える』が大きな争点。それに賛同する勢力を結集するために早期に各方面と調整していきたい」と述べた。

また、伊波氏後援会の下地学共同代表も「この結果を1月の市長選につなげていきたい。県議選と今回の参院選で私たちの訴えは市民に浸透していると思う。今回の結果はそれを反映している。今後も一致団結し市政奪還に向けて頑張っていきたい」と述べた。

そのほか、亀濱玲子県議も「県民の民意が示された選挙だと思う。知事選、衆院選、県議選と今回の参院選の結果は辺野古への新基地建設には反対という強い民意。宮古としてはこの結果を来年の市長選につなげていく。今参院選期間中も市政奪還も併せて市民に訴えてきた。この結果を力にして市長選を勝利したい」と決意を示した。

事務所に集まった支持者たちは、テレビの生放送で当選を喜ぶ伊波さんと翁長雄志知事と一緒に午後8時すぎに万歳を行い、圧倒的勝利を喜んでいた


7月11日 宮古毎日
伊波洋一氏が初当選/現職島尻氏に大差 10万6000票差をつける

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沖縄選挙区で初当選を果たし、支持者らとともに万歳で喜びを表す伊波洋一氏(前列中央)=10日午後8時すぎ、那覇市古島・教育福祉会館

第24回参議院議員選挙は10日、投票が行われ、即日開票の結果、沖縄選挙区(改選1)では無所属の新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)が35万6355票を獲得し初当選を果たした。自民党公認の現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明、おおさか維新の会推薦=に約10万6000票差を付ける大差の勝利だった。伊波氏は憲法改正の動きや安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設、消費税増税反対などを訴えながら、翁長雄志知事を国政の場から支えることを強調し、大票田の那覇市を中心に幅広い有権者の支持を得た。今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ未成年者の動向が注目された。投票率は54・46%で前回3年前を1・03ポイント上回った。

自民現職が議席を維持するか、無所属新人が奪還するかを最大の焦点に、18日間にわたって激しい選挙戦が展開された。

初当選を果たした伊波氏は、「オール沖縄」「新基地建設ノー」を掲げ、安倍政権と真っ向から対立。日本国憲法の理念と9条を守り、安保法制の廃止、日米地位協定の抜本的見直しなどを公約にした。

また、翁長知事が進める「21世紀ビジョン」や「アジア経済戦略構想」の実現に協力し、観光産業、地場産業、農漁業、中小企業の振興を図り、沖縄のさらなる発展を目指すとした。

離島振興では、航空、船舶運賃の低減で生活物資の輸送、住民間移動に対する支援の制度化、環太平洋連携協定(TPP)反対などを挙げ、先島への陸上自衛隊配備計画については反対を示した。

一方、敗れた島尻氏は、主な公約として子供の貧困対策と経済の着実な継続・発展、健康長寿を強調。「台所から政治を変える」をキャッチフレーズに、生活水準の向上を図り、住み良い暮らしづくりを訴えたが、浸透しなかった。

米軍属女性暴行殺人事件や、米軍関係者の度重なる飲酒運転など基地がらみの事件、事故が続いたことが逆風になったと見られる。

沖縄選挙区には、新人で幸福実現党県本部副代表の金城竜郎氏(52)も出馬し、中国が尖閣諸島周辺の接続水域に続き、鹿児島県の口永良部島西の領海に軍艦を侵入させたことを指摘。日米が合意した普天間基地の辺野古移設や先島への陸自配備計画にそれぞれ賛成の立場を示したが落選した。

7月11日 宮古毎日
全国と沖縄で異なる現象/オール沖縄に勢い

今回の参院選は、全国と沖縄で異なる現象が見られた。宮古では保革の差が縮まるなど、県内で翁長雄志知事が掲げる「オール沖縄」の勢いが増している。

全国レベルでは、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の評価が主な争点になった。ここで、安倍政権を支える自民党・公明党は全国的には勢いを見せた。安倍政権の政策は「信任」を得たことになり、首相は本土での基盤を強化した。

ところが、沖縄県内では安倍首相が推す現職の沖縄担当大臣が惨敗した。県内では、アベノミクスの評価はほとんど議論にならず、普天間基地の辺野古移設や、日米地位協定の改定、憲法改正の是非などが争点となった。好調な県経済を背景に大臣としての実績を訴えた島尻安伊子氏は、5月以来の米軍関係者の相次ぐ事件・事故で猛烈な逆風にさらされた。

「オール沖縄」を掲げ、辺野古移設に反対する元宜野湾市長の伊波洋一氏が圧勝したことは、翁長知事にとって、6月の県議選に続く勝利といえる。知事もまた、県内での立場を強めた形だ。

安倍政権と翁長県政、ともに強化された結果、国と県は辺野古移設を巡る対立をどのように解消していくのか。また、沖縄振興への対応はどうなるのか。しばらくは、お互い手探りの状況が続くと見られる。例年では8月末に内閣府が行う沖縄関係予算の概算要求と、その後の折衝も一つの焦点になるだろう。県政が進める「アジアの経済成長の風を受ける」振興策が、次にどう展開するかも注目だ。

一方、宮古地区では離島振興策のほか陸上自衛隊の配備も議論された。宮古への陸自配備に反対する伊波氏は、地元の理解を得ることを条件として賛成した島尻氏に得票数で下回ったものの、県議選に比べると保革の票差は縮まった。県議選での革新系の勢いが、そのまま反映された形になった。

保守陣営は県議選での分裂をどう立て直すか、革新系はこの勢いを持続できるかが課題となる。来年1月の市長選が注目される。

7月11日 宮古新報
伊波洋一氏が初当選、参院選沖縄選挙区

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全員で手をつなぎ、 バンザイ三唱で初当選の喜びを爆発させる伊波氏 (中央) と支持者ら=那覇市古島の教育福祉会館

任期満了に伴う第24回参議院議員選挙は10日に投票が行われ、 即日開票の結果、 無所属新人の伊波洋一氏 (64) が初当選を果たした。 伊波氏は名護市辺野古への新基地建設反対などの政策を訴え、 序盤からリードを奪って 「平和で豊かな沖縄」 への議席を勝ち取った。 3選を目指した自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏 (51) =公明推薦=は追い上げを図ったが届かなかった。 幸福実現党新人の金城竜郎氏 (52) も及ばなかった。

今参院選は、 事実上の一騎打ちを展開した現職の島尻氏と新人の伊波氏が、 米軍普天間飛行場の返還にかかる名護市辺野古への新基地建設の賛否を最大の争点に、 経済振興や暮らしなどの政策をぶつけ合った。 「 『21世紀ビジョン』 と 『アジア経済戦略構想』 を実現させ、 誇りある真の豊かさを!」 として、 子どもの貧困問題と若者の雇用問題解決や観光産業・地場産業・農林水産業の振興などの政策を掲げた伊波氏は翁長雄志知事をはじめ 「オール沖縄」 勢力の支援を受けて序盤からリードを奪い、 着実に得票を伸ばした。
 
午後8過ぎに報道各社のインタビューに応えた伊波氏は 「辺野古新基地建設の断念や普天間飛行場の閉鎖・返還、 オスプレイ配備撤回を訴えてきた。 戦後71年も基地の重圧に苦しんでいることを一切考慮せず新たな基地を押し付けようという安倍政権に、 県民が怒りをもって応えたということだ。 この結果をもって国政の場で安倍政権に強く要求していきたい」 と強調した。
 
子育て問題など沖縄の課題解決に向けて 「戦後27年間の米軍統治下で本土より振興・整備が遅れている。 国の責任としてしっかり対応してもらう。 知事の取り組むアジア経済戦略構想を実現させることで国の発展にも貢献できる。 国に沖縄を応援してもらいながら沖縄の発展に取り組んでいく」 などと意欲を見せた。
 
島尻氏は、 キャッチフレーズの 「台所から政治を変える」 のもと、 着実な経済振興や県民生活の充実、 普天間飛行場の辺野古移設による危険性除去などを訴えたが、 掲げた政策の有権者への十分な浸透ができず、 得票を伸ばすことができなかった。

伊波洋一 (いは・よういち)1952年1月生まれ。 64歳。 宜野湾市出身。 琉球大卒。 元宜野湾市長

7月11日 宮古新報
辺野古建設にあらためて「No」

今参院選では、 全国的には安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する自民・公明両党、 おおさか維新の会などの改憲勢力が、 国会発議に必要な全議席の3分の2に達するかが焦点で、 安倍政権の経済政策 「アベノミクス」 への賛否などが争点となった。

しかし米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題という最重要課題を抱える沖縄選挙区では、 自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏と無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏が事実上の一騎打ちを展開し、 一貫して辺野古新基地建設の断念、 普天間の即時閉鎖を訴えた伊波氏が島尻氏らを破って初当選した。 辺野古移設を進める日米両政府に、 あらためて県民が 「NО」 という意思を突き付けた格好だ。
 
5月に元米海兵隊員で軍属の男が逮捕された女性遺体遺棄事件以降、 米軍関係者による事件・事故が相次いだことも、 あらためて 「基地はいらない」 という県民の意思を明確にさせたのではないか。 強い逆風が吹く中で島尻氏は、 これまでの2期や大臣としての実績を強調しながら、 経済振興や子どもの貧困対策など暮らしの充実といった政策を示して支持を訴えたが、 伊波氏が辺野古新基地反対や同じくオール沖縄の支持を受けて誕生した翁長県政のおきなわ21世紀ビジョンやアジア経済戦略構想と連携した経済振興などを訴えて選挙戦序盤から着実にリードを広げた。
 
現職大臣に圧勝を収める結果となったが、 一部では無所属での議員活動について 「やはり無所属では活躍も難しいのではないか」 などと伊波氏の活躍に懸念を示す声もある。 野党4党や同じ 「オール沖縄」 勢力の衆参国会議員らと連携して効果的な活動ができるかが鍵か。 いずれにせよ県内の有権者は大臣も務める現職ではなく、「基地のない平和で豊かな沖縄」 づくりを訴えた伊波氏を選択した。 基地や経済など様々な問題を抱える沖縄の代弁者としての責任は大きい。 県民の思いを国政に届けるためにも、 伊波氏が政策実現に向けていかに活躍できるか、 沖縄県民の意思表示を受けて政府が米軍普天間基地の移設問題でどのような対応をとるのかが注目されている。

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7月11日の琉球新報紙面



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Author:ryukyuheiwa

(2017年1月20日より)

「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」

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奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。。


自衛隊と米軍は一体、離島の闘いに連帯を! 琉球弧での陸海空自衛隊の軍事要塞化への動きは、辺野古新基地建設とつながっています

2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
ぶつはらゆきお<宮古島映像PR>


ブログ記事へ:「伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-194.html

稲川宏二さん 与那国島からの報告2016年「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう!3・30東京集会」で


ブログ記事へ:与那国イソバの会の共同代表の稲川宏二さんを悼んで
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

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与那国島の明るい未来を願うイソバの会+与那国島の自衛隊誘致に反対する住民の会
http://isobanokai.ti-da.net/



I Love いしがき
http://loveishigaki.jp/




石垣島「住民の会」のチラシ4号

石垣住民の会チラシ4号01
石垣住民の会チラシ4号02

3.19宮古島はどうなる?講演会実行委員会のチラシ

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