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始まった安倍の「沖縄処分」② 高江では本土機動隊を動員し工事再開強行、「辺野古」和解条項を曲解し県を提訴

Ryuukyuuheiwaより:

関連記事:始まった安倍の「沖縄処分」① 高江では本土機動隊を動員し工事再開強行、「辺野古」和解条項を曲解し県を提訴
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-168.html




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8月3日の琉球新報紙面

8月2日 琉球新報
社説:法軽視の着陸帯工事 「法治国家」の名に値せず

日本は法治国家のはずだ。国民には基本的人権が保障され、行政は法に従って行動すべきである。

しかし東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場でのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)工事の実態を見ると、法を軽視し、解釈をねじ曲げてでも工事を強行したい国の姿が見える。沖縄での振る舞いに関して言えば、もはや日本は「法治国家」の名に値しない。
 
沖縄防衛局が着陸帯建設を進めるため県道に設置した金網について、中谷元・防衛相は「(当初は)道路交通法の範囲内で設置できると考えていた」と法的根拠がないことを認めた。
 
本来なら県道側の金網は、道路法に基づき管理者である県の許可を得なければならない。防衛相が考える道路交通法による道路の占用は工事や露店などを想定したものだ。県の指導に従い、防衛局が金網を撤去したことからも法解釈が誤っていたことは明らかだろう。
 
これ以外にも法的根拠が曖昧なまま、防衛局が住民の抗議テントを撤去したり、県警が県道70号を封鎖し、不必要な検問をしたりしている。法を順守すべき公務員が、率先して東村高江では無法状態をつくり出しているのだ。
 
中谷氏はテント撤去の根拠について防衛省設置法4条19号を挙げている。だが条文は「駐留軍の使用に供する施設及び区域の決定、取得及び提供並びに駐留軍に提供した施設及び区域の使用条件の変更及び返還に関すること」と記すのみだ。「返還に関する」業務に抗議行動を圧倒的な権力で排除することが含まれているのか。常識で考えて全く読み取れない。根拠なく住民の私物を無断で持ち去った行為は「窃盗」とすら言える。県警も安全確保や混乱回避などを理由としているが必要性は疑問だ。
 
防衛相らは改めて条文を読み直してもらいたい。住民は地元の意向を無視した新たな軍事関連施設建設に抗議しているのだ。そうした表現の自由や集会の自由を国が脅かす根拠はどこにもない。
 
菅義偉官房長官ら政権幹部は「わが国は法治国家」と言う。「わが国」に沖縄は含まれているのか。高江の現状に対して胸を張って言えるのか。
 
国による法軽視の現状を打開する方法は一つしかない。着陸帯工事をやめることだ。住民の人権を踏みにじり、環境を破壊する工事を止めてこそ、初めて「法治国家」と名乗れるはずだ。

7月23日 琉球新報
市民約60人が建設に抗議 北部ヘリパッド

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機動隊員が警備に立つ中、工事に抗議の声を上げる市民(左側)=23日午前、東村高江の米軍北部訓練場N1地区ゲート前

新たなヘリパッド(着陸帯)の建設が予定されている東村高江の米軍北部訓練場のN1地区ゲート前では23日午前、建設に反対する市民ら約60人が駆け付け、ゲート前でシュプレヒコールや合唱などをして抗議の意思を示した。約50人の機動隊員らがゲート前を警備し、新川ダム周辺では検問が行われるなど物々しい状況が続いている。
 
東村の伊佐真次村議は検問について「ここは村民が通る道路だ。無意味な検問はしないでほしい」と訴えた。ヘリパッド建設に反対し、9年間座り込みを続けてきた人たちのテントは22日に沖縄防衛局によって撤去された。テントがあった場所には鉄網が張り巡らされ、反対する市民らが入れないようになっている。



RBC THE NEWS「工事再開の高江きょう1日の動き」2016/07/22
https://youtu.be/6ZS2TYle2tY



2016 0722 QAB News
https://youtu.be/T50UkonP5M0





東京では、
高江にヘリパットいらない!安倍政権は辺野古新基地建設をやめろ! 
辺野古実主催のアルタ前集会と新宿デモ、

途中辺野古工事を請け負っている大成建設本社前で抗議、西口から南口、伊勢丹前を通って新宿一周のデモでアピール。

7月23日、辺野古新基地を断念しろ!7 23新宿デモ
https://youtu.be/a8klcHo8Cr0



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琉球新報 「国が高江工事を強行、機動隊が市民排除10時間超県道封鎖」
https://youtu.be/DAIR-n75xCk



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7月23日の琉球新報紙面


県紙の社説

7月23日 沖縄タイムス
社説:辺野古提訴・高江強行]蛮行に強く抗議する 県は対抗手段練り直せ

名護市辺野古の新基地建設を巡り政府は22日、県を再び提訴した。東村高江では同日早朝、機動隊が市民を強制排除しヘリパッド工事を強行した。

政府は「和解の精神」を自ら踏みにじったのだ。選挙で示された沖縄の民意を一切考慮せず、話し合いによる解決を望む沖縄の人々の心を傷つけたのだ。

言葉では言い表せない強い憤りをもって政府に抗議したい。

政府が県を相手取り違法確認訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が、取り下げを求める政府の是正指示に従わないことの違法性を確認する訴訟である。

菅義偉官房長官は「和解条項に基づく手続き」と説明するが、あまりにも一方的で一面的な解釈だ。

国地方係争処理委員会は国による是正指示の適否を示さず、県と国の双方に問題解決に向けた話し合いを促した。

国と自治体の安全保障を巡る対立を憂慮し、適否を判断しないという異例の結論を出して両者の協議を求めたのである。

今年1月、福岡高裁那覇支部が出した和解勧告文も話し合い解決を求めるものだった。県と国が3月に合意した和解条項は、違法確認訴訟には触れていない。そもそもそういう事態を想定していなかったのである。

話し合いによる解決を放棄し、国の側から和解条項にはない違法確認訴訟を提起するのは、合意を逸脱する行為である。

高江では、全国から動員された機動隊など約500人の警察官が、生活道である県道を封鎖し、人と車の通行を遮断。抗議の住民を力で排除する強引なやり方で、ヘリパッド工事が再開された。

機動隊とのもみ合いで男性1人が肋骨(ろっこつ)を折る大けがを負い、3人が救急搬送されるなど現場は大混乱となった。蛮行としか言いようがない。

北部訓練場の一部返還のためとはいえ、なぜ人の住む高江の集落を取り囲むように6カ所ものヘリパッドを造らなければならないのか。

最も近い民家からは400メートルしか離れておらず、すでに完成した2カ所のヘリパッドではオスプレイが昼夜を問わず飛び回り、住民からの苦情が相次いでいる。住民生活を考慮しない訓練優先の移設計画だったのだ。

オスプレイ配備にともなう環境への影響を評価した米軍の「環境レビュー」は米側が一方的に作成したもので、県民の意見は反映されていない。

21日の緊急抗議集会であいさつした安次嶺雪音さんは「豊かな自然の中で子育てしたいのに、オスプレイが飛ぶので国頭村へ避難している」と窮状を訴えた。

安倍政権がこのような強硬な姿勢を打ち出した以上、国の出方を見て対応するというこれまでの県の防御的なやり方には限界がある。

県は早急に対抗手段を練り直さなければならない。

「辺野古が唯一」「沖縄でなければ抑止力は維持できない」という政府の従来の主張は海兵隊の分散配備が進んだことで事実上破綻している。その事実を全国にアピールし、国民の不安を和らげることも必要だ。

それぞれの分野の専門家に声を掛け、全国規模、あるいは世界的規模の応援団を組織化することが急務である。

「辺野古・高江」問題はなぜ、これほどまでこじれてしまったのか。

第一に、負担軽減がすべての出発点であったにもかかわらず、中北部では負担軽減の名に値しない「移転・新設・再配置による恒久基地化」が進められ、辺野古への新基地建設が目的化してしまったこと。

第二に、カネと振興策をからませる「アメとムチ」政策が沖縄の人々の自尊心を深く傷つけ、沖縄社会を分断し、政府に対する強烈な不信感を生んだこと。

第三に、こんな狭い島に巨大な空軍基地と演習場が住宅地に隣接し存在すること自体、米本土にも日本本土にも例がなく、住民生活への配慮を著しく欠いていること。

第四に、オスプレイ配備に象徴されるように、不都合なことを隠し続け、説明責任を果たさない政府の姿勢が、住民や自然保護団体の反発を招いていること、などである。

海兵隊の本土移駐に頑強に反対する半面、「沖縄からは動かないでほしい」と懇願する政府の姿勢は、沖縄からみれば「構造的差別」そのものである。

「辺野古・高江」問題は単なる基地問題ではない。沖縄の未来と沖縄の人々の尊厳、日本の民主主義の質が問われている。

別の男性はこう言った。「日本人よー。早く気付かないと同じ目に遭うよ」今は沖縄でだけ起きていることが、本土で再現される予感が拭えない。安倍政権が目指す憲法の緊急事態条項新設も、戒厳令と同じように権限集中と人権侵害を生む。高江の戒厳令状態は、日本の将来への警鐘だ。沖縄だけでなく、全国で危機感を共有してほしい。

7月23日 琉球新報
社説:ヘリパッド工事再開 許されぬ建設強行 政府は計画見直し話し合え

県民世論を踏みにじる暴挙だ。沖縄防衛局は米軍北部訓練場内のヘリパッド建設工事を強行した。警察力で基地ゲート周辺の県道を封鎖し、反対行動を排除した上での工事再開である。

反対行動のテントや駐車車両も強制撤去された。生活道路を封鎖し、工事に反対する住民、県民を排除した建設強行は、米軍占領下の「銃剣とブルドーザー」による軍用地強制接収をも想起させる。
 
一方で政府は辺野古新基地建設に向け、県を相手取る違法確認訴訟を提訴した。新基地陸上部の工事も近く強行する構えだ。「問答無用」がまかり通る異常事態だ。
 
市民運動を抑圧
 
警察の対応は常軌を逸している。道路を封鎖し、反対行動を排除する強硬措置は、市民の自由な活動を妨害するものだ。資材搬入の実力阻止といった行為に対する制約ではない。道路封鎖は、反対行動に向かおうとする人々をあらかじめ排除するもので、民主主義社会で正当に保障される「表現の自由」の抑圧にほかならない。
 
工事の強硬再開を前に周辺道路では、法律専門家が違法性を指摘する警察の車両検問もあった。
 
名桜大学の大城渡准教授はこうした警察活動に対し「国策を批判する市民運動を抑圧する動きであり、戦時下の治安維持法を想起させる」と指摘している。沖縄にとどまらず国民の人権、民主主義そのものが危機にひんしている。
 
建設が強行されるヘリパッドは、オスプレイを配備予定の辺野古新基地と一体的な施設だ。既設ヘリパッドには既にオスプレイが飛来しているが、辺野古新基地建設により、両施設間をオスプレイが日常的に行き交うことになる。
 
県内移設を条件とする米軍普天間飛行場の返還と、ヘリパッド移設を条件とする北部訓練場の過半の返還は、1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告に盛り込まれた。
 
米国はSACO最終報告草案に、オスプレイ沖縄配備を盛り込んでいたが、日本政府は欠陥機と疑われるオスプレイ配備への世論の反発を恐れて文書から削除させ、ひた隠しにしてきた。
 
日本政府がオスプレイ配備を認めたのはSACO報告から14年後の2010年。オスプレイ配備を前提とした合意形成や環境影響評価が行われないまま辺野古新基地建設、北部訓練場内へのヘリパッド建設が進められた経緯がある。
 
オスプレイは開発段階から重大事故が相次ぎ「未亡人製造機」とも揶揄(やゆ)された。その配備が隠蔽(いんぺい)されたまま合意された辺野古新基地計画、ヘリパッド建設計画は破棄されてしかるべきだ。

住民の懸念現実に

訓練場内のヘリパッド建設地に近い東村高江区は建設反対決議を繰り返し、建設が強行された場合は「阻止行動も辞さない」ことも決議し、訴えてきた。
 
ヘリパッドが建設されれば「人間は住めなくなる」という住民の懸念は現実となった。夜間の騒音発生回数が2年前に比べ22倍にも激増。眠れない児童生徒が学校を休む事態となっているのだ。
 
このような事態を重く見た翁長雄志知事が、工事再開を「容認できない」と表明したのは当然だ。東村の伊集盛久村長は、北部訓練場の過半返還のためヘリパッド建設を容認する立場だが、オスプレイの運用には反対している。
 
ヘリパッドがオスプレイ運用を前提とし、住民被害が明確である以上、県知事も東村長も県民、村民の生命と健康、やんばるの自然を守る立場から「ヘリパッド反対」を言明すべきだ。
 
沖縄本島北部の海、山の自然、住民の命が辺野古新基地とヘリパッドの建設で危機にさらされている。建設に反対する県民の心も踏みにじられている。
 
建設強行は県民の人権だけでなく世界自然遺産に値する豊かな自然、日本の国益をも損なう。政府は無謀な建設を中止し、計画見直しを県や住民と話し合うべきだ。


22日の八重山の地元紙、八重山毎日のコラム「不連続線」では

7月22日 八重山毎日
不連続線:30年以上も前のことだが白保で新石垣空港

30年以上も前のことだが白保で新石垣空港建設をめぐり、何度か反対住民と警察官が衝突した。けが人も出て逮捕者も出たが、住民らの反対で建設場所は4度も変わった末、現在地で3年前に完成。八重山はいま、過去最高の110万人余の観光客でにぎわっている。

当時反対住民らが強制排除される緊迫の現場を取材したが、その際の警備は本島からの機動隊約50人に地元警察を加え最大でも70人ほどだった。

それが県紙報道によると、辺野古新基地とは別に東村高江のヘリパッド建設警備に、機動隊員だけでも全国から約500人が投入されるという。

加えて米軍属女性暴行殺人事件に伴う「防犯パトロール」で派遣された全国の防衛局職員約60人も警備に投入するというから、まさにこれは「銃剣とブルドーザー」の日本政府版だ。

「辺野古基金」の共同代表を務め、現在東京都知事選を戦う鳥越俊太郎氏は安倍政権を「戦後最悪の政権」「独裁政治」と称したが、参院選の結果でも明白だった沖縄の民意と反対運動を強権でねじ伏せるやり方は確かにその通りだ。

宮古、八重山の自衛隊配備と米軍基地の問題は一つであり、沖縄の軍事要塞(ようさい)化は戦争やテロのリスクだ。それは好調な八重山観光にも影響する。米軍基地問題は基地のない八重山もよそ事ではない。 注:現在八重山には米軍基地は無いが、残念ながら今年自衛隊基地(駐屯地)が与那国に戦後初めて出来た。また石垣島にも配備されようとしています。それらは日米共同使用で事実上の米軍基地でもあります。



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7月23日の琉球新報紙面



7月23日 沖縄タイムス
米軍ヘリパッド「悲しいです。もう限界だ」立ち尽くす市民

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街宣車の屋根部分から機動隊に引きずり下ろされる男性=22日午前9時すぎ、東村高江のN1地区出入り口

沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設の再開に着手した政府は22日、反対の市民を圧倒する約500人の機動隊員らを投入し、専門家から「法の乱用」と指摘される県道封鎖まで実行した。なりふりかまわずに市民を退けた場面は、戦前の「戒厳令」をほうふつさせた。

「落ちる!」「危ない!」。N1表ゲート前の車上でもみ合う屈強な機動隊員らの帽子は落ち、抵抗する市民の足はがくがく震えていた。「排除!」。炎天下に号令が響いた22日午前8時55分。機動隊員らが一斉にN1表ゲート前の街宣車2台によじ登り、車上に座り込む市民を引きずり降ろしにかかった。

車上の激しいもみ合い。小さな街宣車の不安定な足場に機動隊員らが次々押し寄せ、あわや「死者が出かねない」(車上にいた市民)事態に。街宣車周辺には市民の怒号や悲鳴、おえつがごちゃまぜになって響いた。引きずり降ろされたり、余りの激しい「排除」にショックを受けて気を失い、救急搬送されたりする女性も。9時10分、警察側から「ストップ!」の号令がかかり、市民も車上から降りた。

その1時間半後-。「いったん退くことを判断した」と市民を率いる沖縄平和運動センターの山城博治議長が一時撤退を宣言。「2日間で5人の救急搬送を出した。辛いです、苦しいです、悲しいです。もうこれ以上は限界だ」。袖の破れた洋服が、緊迫の事態を物語っていた。

市民には“秘策”もあった。機動隊が到着前の午前3時、月明かりを頼りに南北約1キロ、県道70号の両脇に駐車する市民の車160台余りを中央線に寄せる作戦をスタート。「レッカー車や作業車が通れない」幅員にし、多数の機動隊に挑む計画だった。

南北それぞれから挟み込む機動隊員らに、約200人の市民はすし詰め状態の車両の合間に入ったり、傾斜地の草むらに回り込んだり、道ばたに寝転んだりと、「弱い市民の精いっぱいのゲリラ戦」(山城議長)であらがった。それでも牛歩ながら6時間以上の攻防の末、機動隊は表ゲート前にたどり着いた。

午後0時35分、突然降り始めたどしゃぶりの中で静かに始まった市民テントの撤去。残った市民十数名は立ち尽くすしかなかった。

7月23日 沖縄タイムス
米軍ヘリパッド工事強行、3人搬送 警官500人で市民排除 

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ヘリパッド建設に反対し、車の上で座り込む住民らを排除する機動隊=22日午前9時7分、東村高江のN1地区出入り口

米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江周辺のヘリパッド建設で、沖縄防衛局は22日、約2年間中断していた工事に着手した。建設に反対する市民約200人と、全国から派遣された機動隊など約500人の警察官が衝突。男性1人が肋骨(ろっこつ)を折る大けがを負い、計3人が救急搬送されるなど、現場は大混乱となった。また、県警と機動隊は県道70号を一部封鎖状態にし、車と人の通行を遮断した。

こうした事態に翁長雄志知事は「県民に大きな衝撃と不安を与えるもので誠に残念。(工事強行は)到底容認できるものではない」と政府の姿勢を批判。一方、菅義偉官房長官は「移設工事を着実に進め、返還に向け全力で取り組む」とし、来年3月までに残る四つのヘリパッドの完成を急ぐ考えを示した。

沖縄防衛局は午前6時ごろ工事を再開。ヘリパッド建設予定地のN1地区裏側(通称・N1裏)のフェンス設置に始まり、その東側のG、H地区、県道70号沿いのN1地区出入り口(通称・N1表)の計4カ所にフェンスを設置した。その後、G、H地区出入り口とN1表から関連資材を搬入した。

反対の市民らは工事車両の進入を防ごうと、約170台の車を県道上に止めて対抗したが、機動隊が次々とレッカー車や専用機材で移動させた。機動隊が市民らを強制排除した後、午後1時ごろには防衛局職員がN1地区出入り口前の市民のテントを撤去した。

機動隊との激しいもみ合いで、50代男性が肋骨を折る全治1カ月の重傷を負ったほか、男性1人が街宣車から転落し、女性1人が首への強い圧迫感を訴えるなど3人が救急搬送された。

防衛局幹部によると、ヘリパッドの関連作業は日中のみ行われ、23日以降も作業を続ける方針。反対の市民らも抗議行動を続ける。

7月23日 沖縄タイムス
米軍ヘリパッド県道封鎖「戒厳令か」県職員さえ入れず 

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警察が一時封鎖した県道70号=22日午前11時12分、東村高江(本社チャーターヘリから)

「なぜ通れない」「トイレにも行かせないのか」。22日午前6時、突然封鎖された沖縄県東村高江の県道70号。新川ダム入り口の交差点で愛知県警機動隊のバスが両側2車線をふさぎ、北上しようとする全ての人と車の通行を一時遮断した。「人権侵害だ」「戒厳令か」と行く手を阻まれた市民の怒号が響く。警察官に詰め寄ったが、沖縄県警の現場担当者は「危険なので規制している」との説明を繰り返した。

県警の警察官らが車両を止め、Uターンかダム方面への迂回(うかい)を指示。県道70号の直進を禁じた。規制区域内から出てくる車両に対しては「出たら戻れない」「徒歩でも入らせない」と説明。多くの人が「根拠を示せ」「移動の自由の侵害だ」などと抗議したが聞き入れられず、トイレや物資調達を諦めて引き返す姿が目立った。

報道関係者や県職員も例外でなく、足止めされる車両が相次いだ。行く手を阻まれた記者が「不当な取材規制だ」と抗議しても、県警の担当者は「とにかく通さない」の一点張り。取材記者の交代は交渉の末、現場まで警察官同行の条件付きでようやく認めるほどの厳戒態勢を敷いた。

県道路管理課によると午前8時50分ごろ、県北部土木事務所の職員が道路管理者として状況確認に向かったが、規制線の先に進めなかった。県道の管理者であることを示す身分証を提示したが認められず、引き返した。午前9時すぎ、名護署から北部土木事務所に県道70号を通行止めにしたと連絡があったという。

「法の乱用」専門家指摘

警と沖縄防衛局は抗議運動の“要”だったゲート前の車両とテントを強制排除した。政府は当初から「検問、県道封鎖、住民排除」の方針を打ち出していたが、県警側は「反対派の車両で県道が埋まり、緊急的に規制した」と政府方針を否定する。事前に「規制」を想定していれば道路管理者の県への連絡が必要だが、「緊急性」を理由に、県も蚊帳の外に置き、一気呵成(かせい)に撤去を進めた。

午前9時ごろ、封鎖が始まった東村高江の県道70号では県の担当職員が県道管理者証を示し、中に入れるよう求めたが機動隊に阻まれ、引き返した

同時刻、県道内では反対市民への強制排除が始まり、車両も次々移動させた。県警は「県道は車で埋まり、車両通行ができない状態。工事車両や作業員とのトラブル未然防止で住民の移動を求めた」と述べる。

一方、現場に駆け付けた横田達弁護士は「道交法は災害時の緊急対応、不発弾撤去などの場合を想定する。今回の封鎖はそれにあたらず、根拠がない」と法の乱用を指摘。「政府のなりふり構わない姿勢が表れている」と批判した。

テントを撤去した沖縄防衛局は、責任の所在や根拠法令を聞く本紙の取材に回答しなかった。


7月23日 沖縄タイムス
記者の視点:「戒厳令」の沖縄から 日本の将来への警鐘

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座り込む市民を排除する機動隊=22日午前7時、東村高江のN1地区出入り口

ヘリパッド建設予定地に続く出入り口を挟んで、県道を歩いた。機動隊員や私服の警察官を数えていくと、わずか100メートルほどの距離で約500人になった。一帯は制服の青一色。「戒厳令」という言葉が頭に浮かんで離れない。

22日午前9時半を回り、抗議の市民約200人の大半は100メートルの規制線の外に出されていた。さっきまでの怒声、悲鳴が消え、準備作業だけが粛々と進む。

わずかに居残り、車のレッカー移動の根拠を追及した男性が、機動隊員に問答無用で排除された。私たちマスコミも何度も出されかけた。取材中だと説明して残れたが、誰がこの場にいて良くて誰が駄目なのか、全ては県警が決めた。「彼らが勝手にルールを作っている。本土ではあり得ない」。国会前のデモを見守ってきた弁護士は言った。  注:数年来本土でも国会前などでは勝手にルールを作って規制している

人口約140人の東村高江の集落を圧倒的な数の機動隊員で取り囲み、封鎖する。本土でこんなことが起きないことを、県民は肌感覚で知っている。それは政府による沖縄差別だ。  注:近い将来本土でも同じ姿が見られるかも?「本土の沖縄化」

本土紙の報道は

東京新聞は一面トップ、二面、社会面に>

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tokyo2016 07232


安倍の広報紙「産経」は

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Author:ryukyuheiwa

(2017年1月20日より)

「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」

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奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。。


自衛隊と米軍は一体、離島の闘いに連帯を! 琉球弧での陸海空自衛隊の軍事要塞化への動きは、辺野古新基地建設とつながっています

2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
ぶつはらゆきお<宮古島映像PR>


ブログ記事へ:「伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-194.html

稲川宏二さん 与那国島からの報告2016年「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう!3・30東京集会」で


ブログ記事へ:与那国イソバの会の共同代表の稲川宏二さんを悼んで
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

真喜志好一さんが動画をアップしました!
「1966年~2015年沖縄の真実」



おすすめ:

平和を創り出す宮古ネット通信
http://blog.goo.ne.jp/tukurutuusin



「バンタ ドゥナンチマ カティラリヌン!」
与那国島の明るい未来を願うイソバの会+与那国島の自衛隊誘致に反対する住民の会
http://isobanokai.ti-da.net/



I Love いしがき
http://loveishigaki.jp/




石垣島「住民の会」のチラシ4号

石垣住民の会チラシ4号01
石垣住民の会チラシ4号02

3.19宮古島はどうなる?講演会実行委員会のチラシ

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