政府が馬毛島の買い取りを検討へ!?
- 2016/08/28
- 00:44
Ryuukyuuheiwaより:
関連記事:7月17日翁長沖縄県知事は馬毛島を視察、地元の市民団体は遺憾声明や申入書。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-165.html
馬毛島はオスプレイ訓練の移転先としてだけでなく、自衛隊にとっても先島諸島緊急増強部隊への「事前集積拠点」として予定されています。

9月15日 南日本新聞
米軍訓練地馬毛島移転で下地議員 「国へ売却、地権者も同意」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に絡み、西之表市馬毛島への訓練の一部移転を提案している「日本維新の会」の下地幹郎衆院議員は14日、鹿児島空港で記者団の取材に応じ、「(島の大半を所有する)地権者が国への売却に同意している」と述べた。地権者も売却意向を認めている。価格については隔たりが大きいとみられ、合意に至るか不透明だ。
下地氏によると、国と地権者の双方で土地を鑑定し、あらためて価格を交渉する。昨年から交渉を仲介しており、7月には売却意向などを示した要望書を菅義偉官房長官宛てに提出した。
地権者の立石勲氏(83)とタストン・エアポート社(東京)は「沖縄の負担軽減に協力したい。交渉の行方を慎重に見極めたい」などと話した。
2016 0929 テレ朝スーパーJチャンネル
https://youtu.be/-omRFtLVGsM
9月9日 奄美市名瀬「AiAiひろばで「ミサイル配備反対市民集会」
“平和な島に自衛隊はいらない”
-沖縄、済州島の戦禍から学ぶー 長田勇さんの講演が行われました。



9月9日の南海日日紙面
8月29日 琉球新報
馬毛島、登記抹消求め提訴 開発阻止に向け漁業者ら

鹿児島県西之表市の馬毛島=7月(沖縄県提供)
東京・硫黄島などで実施している米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地、馬毛島(鹿児島県西之表市)の土地を、開発会社「タストン・エアポート」(東京)が買収した問題で、島の漁業者ら20人が29日、「入会権者全員の同意がない買収は無効だ」として、同社に登記の抹消手続きをするよう求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。
漁業者側は、登記抹消とともに入会権者の代表に登記を移すことも求めていて、同社が進める開発を阻止したい考え。馬毛島は種子島の西約12キロにある無人島。
https://youtu.be/tv22936v-E0
8月26日 QAB News
政府が馬毛島の買い取りを検討へ

オスプレイの訓練の移転先として注目されている鹿児島県の馬毛島を、政府が買い取る方向で検討していることがわかりました。
鹿児島県西之表市にある馬毛島は、その大半を民間企業が所有している無人島で、2016年5月には、その地主がすぐにでも売却したいとの意向を政府に伝えていました。
県の幹部らによりますと菅官房長官がきょうまでに、馬毛島を買い取ることについて、「決定はしてないが、方向性としてはある。まだ整理すべきものがある」などと検討していることを明かしたということです。
買い取り額は、100億円とも言われていますが、本格的な交渉は今後とみられます。馬毛島を巡っては、7月、翁長知事が現地を視察していますが、地元の西之表市などは訓練の移転などに強く反発しています。

8月21日の南海日日紙面
7月5日 西日本新聞
奄美 語られぬ自衛隊配備 賛否混在、陣営「あえて触れず」 住民「既成事実化」懸念も
南西諸島の防衛強化に伴い、離島では国内有数の規模となる陸上自衛隊の部隊配備計画が進む鹿児島県・奄美大島。中国への危機感と経済効果への期待から反対を叫ぶ島民は目立たないものの、米軍の拠点化への懸念や第2次大戦中も大空襲を受けた歴史があり、不安を抱く人も少なくない。国の専管事項とされる安全保障。参院選は議論の好機だが選挙戦略の思惑もあり、常夏の島では争点化していない。
「奄美を支える男にさせてください」。青く澄んだ空の下、同県奄美市の中心商店街に絶叫が響く。鹿児島選挙区の自民現職、野村哲郎氏(72)が4日、公示後初めて奄美大島を遊説した。ただ、応援弁士も含めて島内への陸自配備計画には一言も触れなかった。
防衛省によると、島の北部の同市に警備部隊と航空機を迎え撃つ地対空ミサイル部隊の計350人、南部の瀬戸内町には地対艦ミサイル部隊などの計200人を配備する。
町内会所有地に部隊宿舎が建設される奄美市の名瀬大熊(だいくま)地区。かつて奄美は戦後の米軍統治の経験から基地への拒否反応が強かったが、4月の町内会総会に集まった約250人は大半が建設に賛成した。
「国防上の必要性を多くの人が考えた結果」。重田茂之町内会長(67)は島民意識の変化を語った。6月中旬には口永良部(くちのえらぶ)島沖に中国軍艦が出没。鹿児島県の海は日本の安全保障の最前線となりつつある。2010年の豪雨災害で自衛隊が活躍した記憶も新しい。
砂糖や大島紬(つむぎ)などの主要産業が地盤沈下し、島の人口は減少の一途をたどる。陸自が配備されれば隊員と数倍の家族が移住し、経済効果は年間5億円以上との推計もあり、商工関係者は「(陸自は)公共事業を安定受注する企業」と歓迎。瀬戸内町の鎌田愛人(なるひと)町長も「駐屯地新設を起爆剤に、農業と観光を活性化させる」と将来を見据える。
ただ第2次大戦末期、旧日本軍の要塞(ようさい)があった島は米軍の大空襲に見舞われた。同町の駐屯地建設予定地近くで農作業をしていた80代女性は「米軍は嫌だけど自衛隊は大歓迎」。小声でこう付け加えた。「ミサイル部隊の駐屯地ができるなら、また島が標的になってしまうかも」
「口には出さないが本当にいいのかと思う島民は多い」。奄美市の団体職員、岡田美幸さん(48)は「配備の是非を話し合って『国防のために必要』となれば仕方ないけど、島民の人のよさにつけこんで議論もなく既成事実化が進んでいる」と眉をひそめる。防衛省による住民説明会は、計画浮上から2年が過ぎた今年6月に1度あっただけだ。
一方で奄美空港への米軍機の着陸回数は増え、昨年は全国の民間空港で最多の62回に。計画に反対する市民団体代表の城村典文さん(63)は「新しい駐屯地を米軍が使わない保障はどこにもない」と懸念する。
野党統一候補の無所属新人下町和三氏(56)が6月25日に島内で遊説し、城村さんは配備への言及を期待したが「一言も触れなかった」。陣営幹部は「自衛隊誘致の是非は野党間で意見が違うし、奄美は賛成派が多い。あえて触れなかった」と打ち明けた。
鹿児島選挙区にはほかに諸派新人の松沢力氏(34)、無所属新人の坂田英明氏(45)が立候補している。
馬毛島を守る会 屋久島 「NO BASE 馬毛島」
http://magejima.blog.fc2.com/

「馬毛島クロス」予告篇
http://www.youtube.com/watch?v=qDqwigMW2Xo
種子島の西に、衛星のように寄り添う小さな島がある。
30年ほど前までサトウキビ畑が作られ、トビウオ漁が行われていたが、開発業者による買収が進んで、無人島になった。
島の99%を所有する開発業者は、馬毛島に人々が自由に出入りすることを拒み、見張りを立て、軍事施設を誘致するために、森林法などに違反するおそれのある乱開発を進めた。
2011年6月、防衛省は日米安全保障協議委員会で、馬毛島を太平洋の硫黄島に代わる恒久的な米軍・空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地にすると明記。種子島・屋久島の1市3町は反対をつよめ、候補地からの取り消しを求めている。
馬毛島には、固有種のマゲシカをはじめ、鳥や虫、魚、貝、ウミガメなど陸と海に豊かな生態系が広がっていた。発破による採石や抜根によって森がえぐられ、海には土砂が流れ込んだ。周辺の人々は、基地移設の反対、賛成に分断された。
映画「馬毛島クロス」オフィシャルホームページ
http://mageshima.web.fc2.com/
関連記事:7月17日翁長沖縄県知事は馬毛島を視察、地元の市民団体は遺憾声明や申入書。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-165.html
馬毛島はオスプレイ訓練の移転先としてだけでなく、自衛隊にとっても先島諸島緊急増強部隊への「事前集積拠点」として予定されています。

9月15日 南日本新聞
米軍訓練地馬毛島移転で下地議員 「国へ売却、地権者も同意」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に絡み、西之表市馬毛島への訓練の一部移転を提案している「日本維新の会」の下地幹郎衆院議員は14日、鹿児島空港で記者団の取材に応じ、「(島の大半を所有する)地権者が国への売却に同意している」と述べた。地権者も売却意向を認めている。価格については隔たりが大きいとみられ、合意に至るか不透明だ。
下地氏によると、国と地権者の双方で土地を鑑定し、あらためて価格を交渉する。昨年から交渉を仲介しており、7月には売却意向などを示した要望書を菅義偉官房長官宛てに提出した。
地権者の立石勲氏(83)とタストン・エアポート社(東京)は「沖縄の負担軽減に協力したい。交渉の行方を慎重に見極めたい」などと話した。
2016 0929 テレ朝スーパーJチャンネル
https://youtu.be/-omRFtLVGsM
9月9日 奄美市名瀬「AiAiひろばで「ミサイル配備反対市民集会」
“平和な島に自衛隊はいらない”
-沖縄、済州島の戦禍から学ぶー 長田勇さんの講演が行われました。



9月9日の南海日日紙面
8月29日 琉球新報
馬毛島、登記抹消求め提訴 開発阻止に向け漁業者ら

鹿児島県西之表市の馬毛島=7月(沖縄県提供)
東京・硫黄島などで実施している米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地、馬毛島(鹿児島県西之表市)の土地を、開発会社「タストン・エアポート」(東京)が買収した問題で、島の漁業者ら20人が29日、「入会権者全員の同意がない買収は無効だ」として、同社に登記の抹消手続きをするよう求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。
漁業者側は、登記抹消とともに入会権者の代表に登記を移すことも求めていて、同社が進める開発を阻止したい考え。馬毛島は種子島の西約12キロにある無人島。
https://youtu.be/tv22936v-E0
8月26日 QAB News
政府が馬毛島の買い取りを検討へ

オスプレイの訓練の移転先として注目されている鹿児島県の馬毛島を、政府が買い取る方向で検討していることがわかりました。
鹿児島県西之表市にある馬毛島は、その大半を民間企業が所有している無人島で、2016年5月には、その地主がすぐにでも売却したいとの意向を政府に伝えていました。
県の幹部らによりますと菅官房長官がきょうまでに、馬毛島を買い取ることについて、「決定はしてないが、方向性としてはある。まだ整理すべきものがある」などと検討していることを明かしたということです。
買い取り額は、100億円とも言われていますが、本格的な交渉は今後とみられます。馬毛島を巡っては、7月、翁長知事が現地を視察していますが、地元の西之表市などは訓練の移転などに強く反発しています。

8月21日の南海日日紙面
7月5日 西日本新聞
奄美 語られぬ自衛隊配備 賛否混在、陣営「あえて触れず」 住民「既成事実化」懸念も
南西諸島の防衛強化に伴い、離島では国内有数の規模となる陸上自衛隊の部隊配備計画が進む鹿児島県・奄美大島。中国への危機感と経済効果への期待から反対を叫ぶ島民は目立たないものの、米軍の拠点化への懸念や第2次大戦中も大空襲を受けた歴史があり、不安を抱く人も少なくない。国の専管事項とされる安全保障。参院選は議論の好機だが選挙戦略の思惑もあり、常夏の島では争点化していない。
「奄美を支える男にさせてください」。青く澄んだ空の下、同県奄美市の中心商店街に絶叫が響く。鹿児島選挙区の自民現職、野村哲郎氏(72)が4日、公示後初めて奄美大島を遊説した。ただ、応援弁士も含めて島内への陸自配備計画には一言も触れなかった。
防衛省によると、島の北部の同市に警備部隊と航空機を迎え撃つ地対空ミサイル部隊の計350人、南部の瀬戸内町には地対艦ミサイル部隊などの計200人を配備する。
町内会所有地に部隊宿舎が建設される奄美市の名瀬大熊(だいくま)地区。かつて奄美は戦後の米軍統治の経験から基地への拒否反応が強かったが、4月の町内会総会に集まった約250人は大半が建設に賛成した。
「国防上の必要性を多くの人が考えた結果」。重田茂之町内会長(67)は島民意識の変化を語った。6月中旬には口永良部(くちのえらぶ)島沖に中国軍艦が出没。鹿児島県の海は日本の安全保障の最前線となりつつある。2010年の豪雨災害で自衛隊が活躍した記憶も新しい。
砂糖や大島紬(つむぎ)などの主要産業が地盤沈下し、島の人口は減少の一途をたどる。陸自が配備されれば隊員と数倍の家族が移住し、経済効果は年間5億円以上との推計もあり、商工関係者は「(陸自は)公共事業を安定受注する企業」と歓迎。瀬戸内町の鎌田愛人(なるひと)町長も「駐屯地新設を起爆剤に、農業と観光を活性化させる」と将来を見据える。
ただ第2次大戦末期、旧日本軍の要塞(ようさい)があった島は米軍の大空襲に見舞われた。同町の駐屯地建設予定地近くで農作業をしていた80代女性は「米軍は嫌だけど自衛隊は大歓迎」。小声でこう付け加えた。「ミサイル部隊の駐屯地ができるなら、また島が標的になってしまうかも」
「口には出さないが本当にいいのかと思う島民は多い」。奄美市の団体職員、岡田美幸さん(48)は「配備の是非を話し合って『国防のために必要』となれば仕方ないけど、島民の人のよさにつけこんで議論もなく既成事実化が進んでいる」と眉をひそめる。防衛省による住民説明会は、計画浮上から2年が過ぎた今年6月に1度あっただけだ。
一方で奄美空港への米軍機の着陸回数は増え、昨年は全国の民間空港で最多の62回に。計画に反対する市民団体代表の城村典文さん(63)は「新しい駐屯地を米軍が使わない保障はどこにもない」と懸念する。
野党統一候補の無所属新人下町和三氏(56)が6月25日に島内で遊説し、城村さんは配備への言及を期待したが「一言も触れなかった」。陣営幹部は「自衛隊誘致の是非は野党間で意見が違うし、奄美は賛成派が多い。あえて触れなかった」と打ち明けた。
鹿児島選挙区にはほかに諸派新人の松沢力氏(34)、無所属新人の坂田英明氏(45)が立候補している。
馬毛島を守る会 屋久島 「NO BASE 馬毛島」
http://magejima.blog.fc2.com/

「馬毛島クロス」予告篇
http://www.youtube.com/watch?v=qDqwigMW2Xo
種子島の西に、衛星のように寄り添う小さな島がある。
30年ほど前までサトウキビ畑が作られ、トビウオ漁が行われていたが、開発業者による買収が進んで、無人島になった。
島の99%を所有する開発業者は、馬毛島に人々が自由に出入りすることを拒み、見張りを立て、軍事施設を誘致するために、森林法などに違反するおそれのある乱開発を進めた。
2011年6月、防衛省は日米安全保障協議委員会で、馬毛島を太平洋の硫黄島に代わる恒久的な米軍・空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地にすると明記。種子島・屋久島の1市3町は反対をつよめ、候補地からの取り消しを求めている。
馬毛島には、固有種のマゲシカをはじめ、鳥や虫、魚、貝、ウミガメなど陸と海に豊かな生態系が広がっていた。発破による採石や抜根によって森がえぐられ、海には土砂が流れ込んだ。周辺の人々は、基地移設の反対、賛成に分断された。
映画「馬毛島クロス」オフィシャルホームページ
http://mageshima.web.fc2.com/
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