与党誘致派「石垣島への自衛隊配備を求める決議」9月16日の本会議で、可決強行。
- 2016/09/16
- 12:53
石垣島より:

9月26日の沖縄タイムス紙面
6月定例会では与党が分裂「陸自配備」の請願が否決されたので、
今回は単に「自衛隊配備」として決議。

9月17日の八重山毎日紙面
国防優先、住民不在の決議
住民の生命財産を守る(という事ではなく)という気概を持って、
国土・領海・領空を守る島しょ防衛の防人としての役割を果たす自衛隊
住民の安全安心穏やかな平和は力による均衡で保たれている→
戦争を起こさせないために防衛力の強化が求められている→
防衛力を高めるために自衛隊の配備は必要不可欠→石垣島への自衛隊配備を求める


9月17日の八重山毎日紙面
9月17日 八重山毎日
自衛隊配備要求を可決 石垣市議会
部隊、場所明記せず 市長、公聴会開催を明言 年内にも受け入れ可否決断か

多くの傍聴人が見守る中、石垣島への自衛隊配備を求める決議に起立して賛成する与党11人=16日午前、本会場
9月定例石垣市議会(知念辰憲議長)は16日の最終本会議で、仲間均氏が提出した「石垣島への自衛隊配備を求める決議」を11対7の賛成多数で可決した。与党は2会派11人が賛成、公明石垣2人が退席した。自衛隊配備をめぐっては、6月定例会で陸上自衛隊の配備推進請願が与党3人の賛同を得られずに否決されたが、今回は部隊と場所を明記しない文面にして賛同できる状況を作り出し、6月議会のダメージを挽回する格好となった。
決議は「住民の安全・安心、穏やかな平和は力による均衡で保たれていることは世界の常識。戦争を起こさせないためにも、さらには法の秩序を無視した侵略を招くような隙を生じさせないための防衛力の強化が求められる」として石垣島への配備の必要性を強調する内容。
議会での決議は中山義隆市長に早期の判断を迫る狙いがある。仲間氏は取材に「尖閣での中国の動きなどをみていると、我々としては一日も早い配備が必要と考えている。あとは市長が決めること」と決断を促した。
中山市長は記者団に「議会の判断を重く受け止める」と述べ、判断材料の一つになるとの認識を示した。もう一つの判断材料としている「市民の意見」については年内に賛否双方から意見を聴取する「公聴会」を開催する考えを明言。「公聴会やもろもろの手順を経た上で判断したい」と述べた。早ければ年内にも受け入れるかどうかの結論を出す可能性がある。
一方、住民意見を集約する手段として有効とみられる住民投票については「国防や安全保障にそぐわない」と否定的な見解を示し、「単純に賛成が多いとか、反対が多いとかで判断することではなく、賛成反対の意見を聞いて私自身が市長として決断する」と述べ、仮に住民投票が行われても結果にはこだわらないとの考えを示した。
9月17日 八重山毎日
記者席:「平得大俣東ありき」では
石垣島への自衛隊配備計画をめぐり、9月定例石垣市議会で、住民投票条例が制定される可能性があった。一部与党が準備した条例案に、野党がどう対応するか注目された。石垣島全体ではなく、平得大俣東への配備を問う限定的な内容だったため、同調できなかったという。議員発議での条例制定は今後、難しくなりそうだ。


9月17日の琉球新報紙面

9月17日の八重山日報の紙面
9月17日 八重山毎日
社説:崩壊する八重山のこころ 市長、市議の倫理、市教委は猛省を
八重山文化の心
台風の影響による雨風のなか、市民会館で恒例の「とうばらーま大会」が開催され、会場を埋め尽くすほどの観衆が八重山の叙情歌に耳を傾けた。大会は1947年、戦後の荒廃のなかで始まった。過酷な戦争を生き延び、ウタで復興に尽力し、今日を築いた八重山の人たちの精神文化に触れ、心が洗われる思いであった。
歌唱の部には19歳から連続14回出場し、晴れの栄冠を手にした今村尚樹さんや、女子高生の伸びのある歌声にとぅばらーまの未来に明るさを感じた。大会は来年70回の節目を迎える。
しかし平和を希求してきた大会の精神に逆行する問題が石垣市では次々に浮上している。
自衛隊配備問題をはじめ、中山義隆市長の怪文書問題、石垣市教育委員会の副読本問題などは八重山の精神文化を踏みにじるものであろう。
中山市長の怪文書
市議会開始の12日、中山石垣市長が弁護士立ち合いの下、自身に関わる怪文書について会見した。怪文書は市長自身が認めた。女性とのスキャンダラスな4枚の写真と「中山石垣市長の台湾視察出張の夜」との写真説明もある。
中山市長によれば、市長就任前に民間交流団体の一員として台湾訪問の際、台湾側が用意した2次会で接待を受けているときに撮影されたものという。撮影した人物も覚えている、1期、2期の市長選出馬の時もうわさになり、ことしになって市長室に来て話をされた方がいるとも述べている。これは脅迫なのか、それとも親切心からか。脅迫だとすればなぜ刑事告発しなかったのか。
中山市長は、被疑者不詳のまま名誉毀損(きそん)で那覇地検石垣支部に弁護士を通して刑事告訴状を提出したという。怪文書とは出所不明のいかがわしい文書で、中傷や暴露的な文書や手紙のことである。政敵や対立者を誹謗(ひぼう)中傷し、相手をおとしめる卑劣な手法だ。
中山市長は「市長就任前の写真とはいえ、送付された皆さまには大変不愉快な思いをさせてしまい、誠に申し訳なく思っています」と述べたが、全市民にではない。市議時代のプライベートなこととはいえ、市長や市議は石垣市の公人としての倫理的責任があることを忘れてはならない。なぜ今、このような卑劣な怪文書が出回ったのか、犯人逮捕はもちろんだが怪文書の背景に注目したい。
副読本改訂は必要か
市の中学生用副読本『八重山の歴史と文化・自然』は、学校指導課が一括交付金事業として2013~14年度に実施された。15年度に配布使用される予定だったが配布されず、その理由は教科書採択選定前の配布は教科書調査委員協議会委員に影響を与えるとのことであった。
その後、内容の不備等を理由に配本を遅らせた。当時の教育長や編集委員長が副読本発刊の記者会見を行っていたが、やっと16年度になって配布された。当時の課長は「配布が遅くなってしまったが、納得のいく形でいいものができたと思っている。17年度以降も増刷し、配布を継続する計画」と語っている。しかし、議会で慰安婦や南京事件の記述が問題視されると市教委は政治的介入によって一部見直しを検討するという。
これは教育委員会が旗を振り、侵略戦争を正当化する歴史の歪曲(わいきょく)であり、女性蔑視に加担し、未来を担う子どもたちに教育するという異常事態といわねばならない。市教委に猛省を促したい。
9月16日 沖縄タイムス
自衛隊の配備求める決議を可決 石垣市議会
石垣市議会(知念辰憲議長)は16日、9月定例会最終本会議で「石垣島への自衛隊配備を求める決議案」を与党の賛成多数(賛成11、反対7)で可決した。同議会による自衛隊配備計画をめぐる決議は初めて。公明2人は退席した。
決議案は、防衛省が示している「平得大俣東」など具体的場所や、陸海空いずれの部隊かは明記せず、「尖閣諸島を抱える我が石垣市において、中国の尖閣諸島奪還にも監視の目を緩めることなく防衛力を高めるために自衛隊の配備は必要不可欠」などとしている。

9月16日の八重山毎日紙面
9月16日 沖縄タイムス
石垣市議会できょう自衛隊配備要請決議 可決の見通し
石垣市議会(知念辰憲議長)は16日の9月定例会最終本会議で「石垣島への自衛隊配備を求める決議案」を採決する。仲間均市議が15日の一般質問中に動議を出し、同日の議会運営委員会で決めた。与党による賛成多数で可決される見通し。可決されれば、自衛隊配備計画を求める市議会決議は初めて。
9月16日 八重山日報
自衛隊配備決議きょう採決 与党推進派が提案 市議会
開会中の石垣市議会(知念辰憲議長)9月定例会で、与党の仲間均市議が15日、「石垣島への自衛隊配備を求める決議」案を動議で提出した。16日の最終本会議で採決される。議会として配備推進の意思を示すことで、中山義隆市長が早期に受け入れ表明しやすい環境整備を図る。6月定例会では推進派の団体が提出した請願が否決されおり、推進派の与党市議らが今議会で巻き返しを図る形になる。
これが影響?
「防衛省の説明十二分に理解できる」と受け入れに向けた前向きな発言に変化、議会での15日の中山市長発言
受け入れ可否、当面見送り「判断前に市民の声聞く」から(ページ下部の八重山毎日と八重山日報の記事参照)
週刊新潮の記事「九年前のハレンチ写真をばら撒かれた石垣市長」です。

新潮の記事は、このスキャンダルをローカルにとどめ鎮静化させたい、この問題を拡散されたくない中山市長への脅しの意味も背後に読み取れます。すなわち陸自配備に「優柔不断」ともとれる中山市長に決断を迫るという意味で。
要点は、
(1)裸の女性と戯れたことは不適切
(2)9年前の市議時代、JC(青年会議所)の活動で台湾に行ったときで公的なものではない。
(3)ゴルフ場巡るトラブル? どうやら石垣市の保守系(自衛隊誘致派)の内紛に関係か? 一緒にいた仲間の市議が撮ったハレンチ写真がばら撒かれた。
基本的には「9年前の写真をばらくなんて」「中国の脅威に意識的で陸自の島内配備を推進してきた身でその進退は国政にも影響が」「この騒動でほくそ笑んでいるのは隣の”あの国”だけ」と擁護。
少なくとも、市議の時に私費でJC(青年会議所)の活動で台湾に行った際に、上半身が裸の女性がいる場所に行ったと言う事は事実だ。 私費とはいえ市議であり準公的な組織JCの活動でそのような場所へ行って「国際」親善を図るのはどういったものでしょうか? 過ぎたこと、些細なことですまされるものでしょうか?
関連記事:中山石垣市長に「怪文書」、名誉棄損で告訴状提出。 文章はうそ、でたらめだが、写真は本物。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-200.html

9月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
9月15日 八重山日報
受け入れ可否、当面見送り「判断前に市民の声聞く」
石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆市長は14日、市議会9月定例会の一般質問で「市長として判断する前には当然、住民の声を聞く必要がある」と述べ、賛否両派の声を聴取する「公聴会」の開催を検討する考えを示した。早ければ今議会中にも受け入れ可否を表明する可能性が取り沙汰されていたが、当面は意思表明を見送る方針とみられる。
陸自配備問題は宮良氏が取り上げた。中山市長が賛否両派との面会を断り続けている現状について「市民が市長と対面もできないままに結論が出ることは大きな課題だ。せめて(建設予定地周辺の)3地区の皆さんには会うべきだ」と疑問を呈した。
中山市長は賛否両派の要請について「要請文はしっかり私に届いている」とした上で「3地区に限らず、賛成、反対の声は時期を見て聞かせていただくことになると思う。判断材料の一つとして市民の声を聴くため、公聴会のようなものも開くことも必要だ」と述べた。
9月15日 八重山日報
受け入れ可否、当面見送り 「判断前に市民の声聞く」
石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆市長は14日、市議会9月定例会の一般質問で「市長として判断する前には当然、住民の声を聞く必要がある」と述べ、賛否両派の声を聴取する「公聴会」の開催を検討する考えを示した。早ければ今議会中にも受け入れ可否を表明する可能性が取り沙汰されていたが、当面は意思表明を見送る方針とみられる。
陸自配備問題は宮良氏が取り上げた。中山市長が賛否両派との面会を断り続けている現状について「市民が市長と対面もできないままに結論が出ることは大きな課題だ。せめて(建設予定地周辺の)3地区の皆さんには合うべきだ」と疑問を呈した。
中山市長は賛否両派の要請について「要請文はしっかり私に届いている」とした上で「3地区に限らず、賛成、反対の声は時期を見て聞かせていただくことになると思う。判断材料の一つとして市民の声を聴くため、公聴会のようなものも開くことも必要だ」と述べた。

9月26日の沖縄タイムス紙面
6月定例会では与党が分裂「陸自配備」の請願が否決されたので、
今回は単に「自衛隊配備」として決議。

9月17日の八重山毎日紙面
国防優先、住民不在の決議
住民の生命財産を守る(という事ではなく)という気概を持って、
国土・領海・領空を守る島しょ防衛の防人としての役割を果たす自衛隊
住民の安全安心穏やかな平和は力による均衡で保たれている→
戦争を起こさせないために防衛力の強化が求められている→
防衛力を高めるために自衛隊の配備は必要不可欠→石垣島への自衛隊配備を求める


9月17日の八重山毎日紙面
9月17日 八重山毎日
自衛隊配備要求を可決 石垣市議会
部隊、場所明記せず 市長、公聴会開催を明言 年内にも受け入れ可否決断か

多くの傍聴人が見守る中、石垣島への自衛隊配備を求める決議に起立して賛成する与党11人=16日午前、本会場
9月定例石垣市議会(知念辰憲議長)は16日の最終本会議で、仲間均氏が提出した「石垣島への自衛隊配備を求める決議」を11対7の賛成多数で可決した。与党は2会派11人が賛成、公明石垣2人が退席した。自衛隊配備をめぐっては、6月定例会で陸上自衛隊の配備推進請願が与党3人の賛同を得られずに否決されたが、今回は部隊と場所を明記しない文面にして賛同できる状況を作り出し、6月議会のダメージを挽回する格好となった。
決議は「住民の安全・安心、穏やかな平和は力による均衡で保たれていることは世界の常識。戦争を起こさせないためにも、さらには法の秩序を無視した侵略を招くような隙を生じさせないための防衛力の強化が求められる」として石垣島への配備の必要性を強調する内容。
議会での決議は中山義隆市長に早期の判断を迫る狙いがある。仲間氏は取材に「尖閣での中国の動きなどをみていると、我々としては一日も早い配備が必要と考えている。あとは市長が決めること」と決断を促した。
中山市長は記者団に「議会の判断を重く受け止める」と述べ、判断材料の一つになるとの認識を示した。もう一つの判断材料としている「市民の意見」については年内に賛否双方から意見を聴取する「公聴会」を開催する考えを明言。「公聴会やもろもろの手順を経た上で判断したい」と述べた。早ければ年内にも受け入れるかどうかの結論を出す可能性がある。
一方、住民意見を集約する手段として有効とみられる住民投票については「国防や安全保障にそぐわない」と否定的な見解を示し、「単純に賛成が多いとか、反対が多いとかで判断することではなく、賛成反対の意見を聞いて私自身が市長として決断する」と述べ、仮に住民投票が行われても結果にはこだわらないとの考えを示した。
9月17日 八重山毎日
記者席:「平得大俣東ありき」では
石垣島への自衛隊配備計画をめぐり、9月定例石垣市議会で、住民投票条例が制定される可能性があった。一部与党が準備した条例案に、野党がどう対応するか注目された。石垣島全体ではなく、平得大俣東への配備を問う限定的な内容だったため、同調できなかったという。議員発議での条例制定は今後、難しくなりそうだ。


9月17日の琉球新報紙面

9月17日の八重山日報の紙面
9月17日 八重山毎日
社説:崩壊する八重山のこころ 市長、市議の倫理、市教委は猛省を
八重山文化の心
台風の影響による雨風のなか、市民会館で恒例の「とうばらーま大会」が開催され、会場を埋め尽くすほどの観衆が八重山の叙情歌に耳を傾けた。大会は1947年、戦後の荒廃のなかで始まった。過酷な戦争を生き延び、ウタで復興に尽力し、今日を築いた八重山の人たちの精神文化に触れ、心が洗われる思いであった。
歌唱の部には19歳から連続14回出場し、晴れの栄冠を手にした今村尚樹さんや、女子高生の伸びのある歌声にとぅばらーまの未来に明るさを感じた。大会は来年70回の節目を迎える。
しかし平和を希求してきた大会の精神に逆行する問題が石垣市では次々に浮上している。
自衛隊配備問題をはじめ、中山義隆市長の怪文書問題、石垣市教育委員会の副読本問題などは八重山の精神文化を踏みにじるものであろう。
中山市長の怪文書
市議会開始の12日、中山石垣市長が弁護士立ち合いの下、自身に関わる怪文書について会見した。怪文書は市長自身が認めた。女性とのスキャンダラスな4枚の写真と「中山石垣市長の台湾視察出張の夜」との写真説明もある。
中山市長によれば、市長就任前に民間交流団体の一員として台湾訪問の際、台湾側が用意した2次会で接待を受けているときに撮影されたものという。撮影した人物も覚えている、1期、2期の市長選出馬の時もうわさになり、ことしになって市長室に来て話をされた方がいるとも述べている。これは脅迫なのか、それとも親切心からか。脅迫だとすればなぜ刑事告発しなかったのか。
中山市長は、被疑者不詳のまま名誉毀損(きそん)で那覇地検石垣支部に弁護士を通して刑事告訴状を提出したという。怪文書とは出所不明のいかがわしい文書で、中傷や暴露的な文書や手紙のことである。政敵や対立者を誹謗(ひぼう)中傷し、相手をおとしめる卑劣な手法だ。
中山市長は「市長就任前の写真とはいえ、送付された皆さまには大変不愉快な思いをさせてしまい、誠に申し訳なく思っています」と述べたが、全市民にではない。市議時代のプライベートなこととはいえ、市長や市議は石垣市の公人としての倫理的責任があることを忘れてはならない。なぜ今、このような卑劣な怪文書が出回ったのか、犯人逮捕はもちろんだが怪文書の背景に注目したい。
副読本改訂は必要か
市の中学生用副読本『八重山の歴史と文化・自然』は、学校指導課が一括交付金事業として2013~14年度に実施された。15年度に配布使用される予定だったが配布されず、その理由は教科書採択選定前の配布は教科書調査委員協議会委員に影響を与えるとのことであった。
その後、内容の不備等を理由に配本を遅らせた。当時の教育長や編集委員長が副読本発刊の記者会見を行っていたが、やっと16年度になって配布された。当時の課長は「配布が遅くなってしまったが、納得のいく形でいいものができたと思っている。17年度以降も増刷し、配布を継続する計画」と語っている。しかし、議会で慰安婦や南京事件の記述が問題視されると市教委は政治的介入によって一部見直しを検討するという。
これは教育委員会が旗を振り、侵略戦争を正当化する歴史の歪曲(わいきょく)であり、女性蔑視に加担し、未来を担う子どもたちに教育するという異常事態といわねばならない。市教委に猛省を促したい。
9月16日 沖縄タイムス
自衛隊の配備求める決議を可決 石垣市議会
石垣市議会(知念辰憲議長)は16日、9月定例会最終本会議で「石垣島への自衛隊配備を求める決議案」を与党の賛成多数(賛成11、反対7)で可決した。同議会による自衛隊配備計画をめぐる決議は初めて。公明2人は退席した。
決議案は、防衛省が示している「平得大俣東」など具体的場所や、陸海空いずれの部隊かは明記せず、「尖閣諸島を抱える我が石垣市において、中国の尖閣諸島奪還にも監視の目を緩めることなく防衛力を高めるために自衛隊の配備は必要不可欠」などとしている。

9月16日の八重山毎日紙面
9月16日 沖縄タイムス
石垣市議会できょう自衛隊配備要請決議 可決の見通し
石垣市議会(知念辰憲議長)は16日の9月定例会最終本会議で「石垣島への自衛隊配備を求める決議案」を採決する。仲間均市議が15日の一般質問中に動議を出し、同日の議会運営委員会で決めた。与党による賛成多数で可決される見通し。可決されれば、自衛隊配備計画を求める市議会決議は初めて。
9月16日 八重山日報
自衛隊配備決議きょう採決 与党推進派が提案 市議会
開会中の石垣市議会(知念辰憲議長)9月定例会で、与党の仲間均市議が15日、「石垣島への自衛隊配備を求める決議」案を動議で提出した。16日の最終本会議で採決される。議会として配備推進の意思を示すことで、中山義隆市長が早期に受け入れ表明しやすい環境整備を図る。6月定例会では推進派の団体が提出した請願が否決されおり、推進派の与党市議らが今議会で巻き返しを図る形になる。
これが影響?
「防衛省の説明十二分に理解できる」と受け入れに向けた前向きな発言に変化、議会での15日の中山市長発言
受け入れ可否、当面見送り「判断前に市民の声聞く」から(ページ下部の八重山毎日と八重山日報の記事参照)
週刊新潮の記事「九年前のハレンチ写真をばら撒かれた石垣市長」です。

新潮の記事は、このスキャンダルをローカルにとどめ鎮静化させたい、この問題を拡散されたくない中山市長への脅しの意味も背後に読み取れます。すなわち陸自配備に「優柔不断」ともとれる中山市長に決断を迫るという意味で。
要点は、
(1)裸の女性と戯れたことは不適切
(2)9年前の市議時代、JC(青年会議所)の活動で台湾に行ったときで公的なものではない。
(3)ゴルフ場巡るトラブル? どうやら石垣市の保守系(自衛隊誘致派)の内紛に関係か? 一緒にいた仲間の市議が撮ったハレンチ写真がばら撒かれた。
基本的には「9年前の写真をばらくなんて」「中国の脅威に意識的で陸自の島内配備を推進してきた身でその進退は国政にも影響が」「この騒動でほくそ笑んでいるのは隣の”あの国”だけ」と擁護。
少なくとも、市議の時に私費でJC(青年会議所)の活動で台湾に行った際に、上半身が裸の女性がいる場所に行ったと言う事は事実だ。 私費とはいえ市議であり準公的な組織JCの活動でそのような場所へ行って「国際」親善を図るのはどういったものでしょうか? 過ぎたこと、些細なことですまされるものでしょうか?
関連記事:中山石垣市長に「怪文書」、名誉棄損で告訴状提出。 文章はうそ、でたらめだが、写真は本物。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-200.html

9月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
9月15日 八重山日報
受け入れ可否、当面見送り「判断前に市民の声聞く」
石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆市長は14日、市議会9月定例会の一般質問で「市長として判断する前には当然、住民の声を聞く必要がある」と述べ、賛否両派の声を聴取する「公聴会」の開催を検討する考えを示した。早ければ今議会中にも受け入れ可否を表明する可能性が取り沙汰されていたが、当面は意思表明を見送る方針とみられる。
陸自配備問題は宮良氏が取り上げた。中山市長が賛否両派との面会を断り続けている現状について「市民が市長と対面もできないままに結論が出ることは大きな課題だ。せめて(建設予定地周辺の)3地区の皆さんには会うべきだ」と疑問を呈した。
中山市長は賛否両派の要請について「要請文はしっかり私に届いている」とした上で「3地区に限らず、賛成、反対の声は時期を見て聞かせていただくことになると思う。判断材料の一つとして市民の声を聴くため、公聴会のようなものも開くことも必要だ」と述べた。
9月15日 八重山日報
受け入れ可否、当面見送り 「判断前に市民の声聞く」
石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆市長は14日、市議会9月定例会の一般質問で「市長として判断する前には当然、住民の声を聞く必要がある」と述べ、賛否両派の声を聴取する「公聴会」の開催を検討する考えを示した。早ければ今議会中にも受け入れ可否を表明する可能性が取り沙汰されていたが、当面は意思表明を見送る方針とみられる。
陸自配備問題は宮良氏が取り上げた。中山市長が賛否両派との面会を断り続けている現状について「市民が市長と対面もできないままに結論が出ることは大きな課題だ。せめて(建設予定地周辺の)3地区の皆さんには合うべきだ」と疑問を呈した。
中山市長は賛否両派の要請について「要請文はしっかり私に届いている」とした上で「3地区に限らず、賛成、反対の声は時期を見て聞かせていただくことになると思う。判断材料の一つとして市民の声を聴くため、公聴会のようなものも開くことも必要だ」と述べた。
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