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石垣陸自配備、10月28日の公聴会は何ら法的根拠を持たない「市長判断」を演出するための茶番。

石垣島より:


関連記事:石垣島への陸自ミサイル部隊配備計画、市自治基本条例の住民投票、条例なしで実施可能。市長は28日に「公聴会?」開催。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-221.html 



10月15日 八重山毎日
社説:主権者たる市民こそ判断を「市長判断」は正当性なし

市民の声聞かぬ政治の堕落
 
石垣市は今月下旬に陸自配備に関する公聴会を開催し、賛否双方の市民の意見を直接聞いたうえで、中山市長が可否を判断することを明らかにした。国庫予算編成前の年内とみられている。
 
そのため事前に子細を整理しておきたい。市側が言う「市長判断」の根拠は正当性を有するか。住民投票は「なじまない」のか。いずれも否である。
 
新たな基地建設は、すぐれて地方自治の問題である。これは辺野古や高江と通底する構図であり、市民は自らの生活がかかる以上、主権者として意見を述べる権利を有する。
 
市民が意見を述べるのは「なじまない」という認識のずれは、民主主義と地方自治を否定するものであり、市議会与党会派も同じだ。市民の声を聞こうとしない姿勢は政治の堕落である。

陸自配備は地方自治の問題
 
市長発言の矛盾は「外交・国防は国の専管事項である」という点に尽きる。
 
違う。確かに外交・国防は国の専管事項だが、新たな基地を置く場合、立地自治体にとって、すぐれて地方自治の問題である。
 
新たな基地建設により、近隣集落への距離、騒音、生活や自然環境、周辺農地への影響はないか、畜産は継続できるのか。何より基地配備は近隣集落のみならず石垣島、ひいては八重山全体の問題であり、市民はどう考えるか、民意こそが問われる。当然、これらは外交・防衛でなく、地方自治の問題である。
 
地方自治体には住民の生命や財産、人権や生活を守る責務がある。地域住民の意見を無視して基地を建設するのは地方自治や民主主義の破壊だ。
 
逆の立場に立って考えるとわかりやすい。国は事が地方自治にかかる問題だからこそ市議会と市長、二元代表双方の判断を待っている。国策を理由に無理やり配備できるとは認識していない。
 
だから、与那国町で住民投票に持ち込まれても静観した。石垣市で今後、住民投票となった場合も同様だろう。
 
ところが中山市長は、この住民投票についても「国防や安全保障に関することなのでそぐわない」「多い少ないで判断するような性質のものではない」と言う。市民は国策に口を挟むなという認識は明らかな誤りだ。
 
整理する。市長は民意を示すのに「そぐわない市民」の代表にすぎない。ならば国の専管事項を理由とする限り、市長判断の根拠はなく、正当性もない。
 
市長が判断できる根拠は、地方自治の課題だからである。であれば、市民の意見は最も重要視されなければならない。それをせず、全権委任を受けたように判断できると考えるのは論理破綻であり、「選民思想」である。
 
市民の意見がそぐわないなら、市長判断もそぐわない。市民は国策に口を挟むなと言うなら、市長も口を挟めない。これがものの道理である。
 
そもそも市長も市議らも、自衛隊配備を争点とする選挙を経ておらず何ら市民の付託を受けていない。

民意明らかにするチャンス
 
地方自治の問題は、主権者たる市民こそ判断すべきである。特に賛否が分かれる場合は、これを争点とする選挙や住民投票で民意が示される。
 
石垣市自治基本条例は「市政に係る重要事項について住民投票実施を請求できる」と規定している。その解釈明示も10月に入ってのこと。「後出し」の感がぬぐえず、不実のそしりを免れない。
 
住民投票実施に至るハードルは高いが、民意を明らかにする絶好のチャンスであり、手続きにかかるべきだ。
 
市が予定する公聴会は何ら法的根拠を持たない。単に市長判断を演出するための茶番にすぎない。


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10月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より


10月13日 八重山日報
開催危ぶまれる事態に 反対派 公聴会中止要求 防衛省参加にも難色

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上原秀政共同代表(右)が漢那副市長に要請文を手渡した=12日、石垣市役所
 
石垣島への自衛隊配備に関する石垣市主催の公聴会をめぐり、石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(上原秀政共同代表)は12日、「法的根拠のない公聴会は中止すべきだ」などとする要請書を市に提出した。説明者として防衛省職員が参加することにも疑問を呈している。反対派が公聴会に参加しない場合は、公聴会そのものの開催が危ぶまれることになりそうだ。
 
要請書では「市長が公聴会を開催する法的根拠はない。公聴会を開催するなら、条例などに照らして議会に諮るなど、法令に基づく開催手続きを行い、ルールにのっとり行うようよう求める」としている。


*市民連絡会要請書*

市民連絡会要請書

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10月13日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より


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10月12日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

10月12日 八重山日報
公聴会 28日に決定 クロストークなど検討 石垣市が調整会議 陸自配備計画

防衛省が進める石垣島への陸上自衛隊配備計画に対する賛否両派の意見を聞く公聴会が28日午後6時30分から市民会館大ホールで開かれることが11日、決まった。市役所で同日、公聴会のルール案を検討する調整会議が開かれ、賛成3人、反対3人の計6人でクロストークなどを行うことを検討した。市は公平を期そうと同会議に自衛隊配備への賛成派、反対派の両者の参加を求めたが、反対派は出席しなかった。
 
中山義隆市長は「最終的な市長としての判断をする前に、更に声を聞く機会を設けたい」と公聴会開催の趣旨を説明。「初めて配備の詳細を聞く市民もいると思う。配備の計画を(防衛省に)説明してもらう」と述べた。


yae2016 1008
10月8日の八重山毎日紙面
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Author:ryukyuheiwa

(2017年1月20日より)

「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」

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奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。。


自衛隊と米軍は一体、離島の闘いに連帯を! 琉球弧での陸海空自衛隊の軍事要塞化への動きは、辺野古新基地建設とつながっています

2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
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ブログ記事へ:「伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
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稲川宏二さん 与那国島からの報告2016年「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう!3・30東京集会」で


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石垣島「住民の会」のチラシ4号

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