記事一覧

石垣島への自衛隊配備阻止へ「覚悟決めた」市民連絡会、反対運動強化へ。

石垣島より:



関連記事:3月13日、石垣島「市民連絡会」と宮古島「郡民の会」が合同で沖縄防衛局へ要請行動。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-324.html



3月22日 八重山毎日
与那国配備の二の舞いも 市長表明で自衛隊配備の手続き始まる

手遅れだった住民投票

昨年暮れの中山義隆市長の受け入れ表明の真意が見えない中、一方で多くの市民が強く反対する中、防衛省の陸自配備に向けた手続きが具体的に動きだしていることが明らかになった。それは今年1月19日、防衛省の担当者らが石垣市を訪れ、漢那政弘副市長らと手続きの進め方で事前調整していたことが野党議員の追及でわかったのだ。

そこであらためて懸念されるのが昨年3月、陸自の沿岸監視部隊が配備された与那国の二の舞いにならないかということだ。ことしが正念場だ。

与那国の配備は最終的に住民投票で決着が図られた形になったが、それまでの間に配備推進の外間守吉町長と多数与党が反対住民請求の住民投票条例を否決の一方、防衛省は土地を取得して工事着手にもこぎつけ、その後の町議選の結果野党多数でようやく実現した住民投票は、工事着工から10ヵ月後とあって後戻りできないほど既成事実化が進み、もはや手遅れだった。

この結果住民投票は、いまさら反対してもという町民などで配備賛成が多数を占め、昨年3月、戦後初めて八重山群島の一角に軍隊が配備された。

市長発言は本当か

石垣市は中山市長の受け入れ表明の真意が物議を醸している。市長は「陸自配備に向けて防衛省の各種手続きの開始を了承しただけで、現時点で受け入れを判断したものでなく、詳細な情報が防衛省から出た中で議論を重ね自分自身も判断したい」というものだ。

これに対し候補地周辺の公民館など石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会は「真っ赤なうそ。ごまかし」と全く信用していない。先日も指摘したが、あらためてこれまでの市長発言を見ると、「初めから配備ありき」で反対意見に逐一反論はしても、5万市民の市長ながら反対市民に寄り添う発言、姿勢はほとんどみられない。

まだ最終判断でないというならいったん受け入れ表明を撤回。その上で石垣市として防衛省に詳細な情報を求め議論させるのが筋というものだ。市長発言はむしろこの議論の間に防衛省に次々各種手続きを進めさせ、与那国同様後戻りできないまで既成事実を積み上げるための時間稼ぎの詭弁(きべん)あるいは戦略にもみえる。

配備前倒しの可能性も

そこで最も恐れるのは17年度補正予算で用地取得費などが計上され、前倒しで配備が着手されることだ。石垣島のミサイル基地建設は19年度以降の次期中期防で計画されている。

しかし来春に石垣市長選を控え、安倍政権が容認派の中山市長が在任中に着手をと配備を前倒しの可能性は少なくない。候補地の市有地も5000平方㍍以上、2000万円以上は議会の議決が必要だが、多数与党の現在はそれも容易だ。現に昨年、本土紙に17年度予算に2年前倒しが報道された。

それを現段階で市長が前倒し計上を認めるなら、それこそ「二枚舌のうそつき」ということになるだろう。

この結果120万人余の観光客でにぎわう日本最南端の島も、3?4年後はかつて米英軍の艦砲射撃の標的になった戦時中のような軍事基地になる。子や孫たちの未来のためにそういう危険性のある分断の島にしたくない。


yae2017 03221
3月22日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より

3月16日 衆議院安全保委員会 赤嶺衆議院議員 先島への自衛隊配備についての質問



日本の政治 CHANNELチャンネルさん映像より;
7:54より先島自衛隊配備についての質問が:
先島が戦場になることを前提にした医療拠点調査費
緊急事態の場合住民保護について、など。

sinpou2017 03174
3月17日の琉球新報紙面

防衛局13日の要請行動の場で、
地元自治会の反対は「法令上必ずしも同意は必要ない」、中山市長の「受け入れ表明」を受けたと明言。

yae2017 03201
3月20日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より 

3月20日 八重山毎日
自衛隊配備 阻止へ「覚悟決めた」

yae31350.jpg
沖縄防衛局への要請内容について報告する石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会の共同代表ら=19日午後、八重山地区労事務所

市民連絡会、反対運動強化へ

石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(共同代表・上原秀政氏ら5人)は19日、3月13日に防衛省沖縄防衛局(中嶋浩一郎局長)と県庁を訪れ、中山義隆市長が昨年12月26日に了承した配備に向けた諸手続きを中止するよう要請したと報告した。八重山地区労事務所で会見した共同代表らは「中山市長が情報が出てきた段階で最終決断するというのは真っ赤なうそ。防衛省は受け入れを前提に動いていることが分かった」と指摘、「要請しても効果はなく、覚悟を決めた。反対の輪を広げていく」と強調した。

要請書では「住民の意志を無視して手続きを進めることは地方自治、住民自治の侵害で到底容認できない。手続き開始は配備ありきで進むことを意味する。このまま進めば市民を分断することにもなりかねない」として、市有地や民有地の取得に向け手続きを直ちに中止するよう求めた。

「候補地周辺4公民館の反対や地元住民の理解を得ないまま、配備を進めることはあるか」とする質問書も提出。中嶋局長は、これに直接言及しなかったものの、配備自体について地元の同意は法的に必要ないと説明したという。

候補地周辺の4公民館から共同代表に名を連ねている金城哲浩氏は「地元の理解を得て、と言うのは言葉だけ。どんどん進めていく。要請には効果がなく、反対の輪を広げていくことが大事だ」、嶺井善氏は「陸自配備は国の専権事項という強い意志がみえた」、川満哲生氏は「受け入れ表明ととらえて運動を展開しなければならない。島のど真ん中に置かれるのは不安だ」と危機感をあらわにした。

県の姿勢について上原氏は「県は、専権事項という国と同じ立場をとるのか。国は安全保障という荷物をもっと沖縄に持たせようとしている。私たちが島に住んでいることで、その責任を果たしている」、石垣島への自衛隊配備を止める住民の会の上原均事務局長も「新しい基地をつくらせない視点からすると、米軍との合同訓練を進めていくことになる自衛隊施設も新たな基地建設ではないか」と疑問を呈した。


市民の声は:

yae2017 03202
3月20日の八重山毎日紙面

yae2017 03181
3月18日の八重山毎日紙面

yae2017 03182
3月18日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より 

3月18日 八重山毎日
社説:今さら「受け入れ表明ではない」 中山市長の自衛隊発言の真意

ことばのもてあそび

大阪の森友学園の小学校建設に関わる問題が連日、マスコミをにぎわせている。そのなかで森友学園との関係を問われた稲田防衛大臣が気色ばみ関係を否定したが、翌日一転、訂正し野党からの集中砲火を浴び迷走国会となっている。

稲田大臣は先月8日の衆議院予算委員会で南スーダンの戦闘の有無を問われ、法的な意味での戦闘行為ではない。憲法9条の問題になることから一般的な意味で武力衝突ということばを使っている。憲法9条に違反し、国連平和維持活動(PKO)参加五原則に触れる恐れから、〈ことば〉をもてあそんでいるとしか思えない。

中山義隆石垣市長の陸上自衛隊発言もよく似ている。

14日の石垣市議会定例会で野党の質問に自衛隊配備について「受け入れ表明ではない」と述べ、「防衛省から詳細な計画が提示された段階で市民や議会での議論を踏まえ、防衛省と調整しながら最終的に判断する」答弁した。

昨年12月26日の記者会見で、最終決断で拒否する可能性について「基本的には考えていない」と述べている。

野党側からは詭弁(きべん)やごまかしとの批判がなされている。当然のことだ。

中山市長は記者会見前の12月21日、首相官邸などで菅官房長官や若宮健二防衛副大臣に会い、配備に向けた手続きを了承する、手続きの了承はすべてOKではないと伝え、了解を得たとしている。

はじめに結論ありき

自衛隊配備について拒否することを基本的には考えていないとすれば当然、手続きに問題がなければ受け入れるであろう。初めから結論ありきで、ことばのもてあそびとしか思えない。

漢那政弘副市長らは1月19日に防衛省や沖縄防衛局の担当者と行った事前調整も、野党議員の追及によって明らかとなった。中山市長は出張中で不在であったとはいえ、防衛省が手続きの進め方についてイメージ案を提出したという。

そのなかで、配備計画案作成に必要な確認事項として土地関係(市有地の使用状況の確認、市有地の取得にかかる手続き)などを挙げている。

一方で、市民の平得大俣の市有地借地申請に対し、市は1月24日付で貸し付け不可と回答をしている。それによれば、「関係法令事業計画に支障はないが」、その「市有地は、陸上自衛隊部隊の配置先候補地と思われる。当該市有地が部隊配置の候補地としてされているか否か、候補地の場合は時期などについても沖縄防衛局に確認する必要がある」として、「石垣市として陸上自衛隊部隊の配置先候補について予定範囲等の詳細を把握しておらず今後の動向を見守る必要性があることから、本件については不可とする」としている。

市民より国策優先か

貸し付け申請は、公有財産検討委員会(委員長・漢那副市長)にも諮らなかった。漢那副市長は「調査の段階で課題があったので公有財産検討委員会に諮らなかった。この案件に限らず公的利用の蓋然(がいぜん)性がある場合は貸し付けを控える」とも述べている。

副市長のいう「課題」とは何か。公的利用とは自衛隊予定地という意味なのか。検討委員会に諮らないのは恣意(しい)的運用や勝手な判断につながりかねない。諮っていないから当然、議事録もないはずだ。


3月18日 八重山毎日
不連続線:「この島こそ平和の一大潮流を巻き起こす

「この島こそ平和の一大潮流を巻き起こす使命と責務がある。この第三の道はいばらの道。先頭に立つ覚悟はあるか」。「いばらの道でも、市民の幸せ、平和につながるのであれば全力で取り組む」。

15日の市議会で一般質問を行った公明石垣代表の大石行英氏と中山義隆市長のやりとり。大石氏の真意や意図はいずこに、と思った人が多かったはず。以下は筆者の見立て。

3年前にさかのぼる。2014年2月23日の市長選の告示日。一部の県紙が、防衛省が候補地2カ所で最終調整に入っていると報じた。即座に防衛大臣が否定、来島した石破茂自民幹事長が火消しに走った。

ところが、翌年11月、報じられた候補地とは違うものの、平得大俣東での計画が正式に発表された。公明支持者は「裏切られた」と憤ったのではないか。

市長選に続く同年9月の市議選で、公明2氏は本紙アンケートで「反対」の選択をしたが、いまだに議会で態度を明確にしていない。どうなっているのか。支持者はしびれを切らす。

これに応えようとしたのが今回の一般質問。思い描くのは、武力に頼らない平和の構築を目指し、ひたすら探求、行動し、必死に訴え、発信し続けていく第三の道。こういう島に自衛隊が必要なんだろうか。そう問いかけた。大石さん、どうでしょう。

yae2017 0317
3月17日の八重山毎日紙面



関連記事:石垣島への陸自配備、中山石垣市長は「受け入れ表明ではない」と詭弁を弄し、防衛局は「受け入れ表明」を受けたして、配備にまっしぐら。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-327.html


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ryukyuheiwa

Author:ryukyuheiwa

(2017年1月20日より)

「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」

030.jpg

奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。。


自衛隊と米軍は一体、離島の闘いに連帯を! 琉球弧での陸海空自衛隊の軍事要塞化への動きは、辺野古新基地建設とつながっています

2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
ぶつはらゆきお<宮古島映像PR>


ブログ記事へ:「伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-194.html

稲川宏二さん 与那国島からの報告2016年「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう!3・30東京集会」で


ブログ記事へ:与那国イソバの会の共同代表の稲川宏二さんを悼んで
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

真喜志好一さんが動画をアップしました!
「1966年~2015年沖縄の真実」



おすすめ:

平和を創り出す宮古ネット通信
http://blog.goo.ne.jp/tukurutuusin



「バンタ ドゥナンチマ カティラリヌン!」
与那国島の明るい未来を願うイソバの会+与那国島の自衛隊誘致に反対する住民の会
http://isobanokai.ti-da.net/



I Love いしがき
http://loveishigaki.jp/




石垣島「住民の会」のチラシ4号

石垣住民の会チラシ4号01
石垣住民の会チラシ4号02

3.19宮古島はどうなる?講演会実行委員会のチラシ

miyakolef01.jpg
miyakoleaf02.jpg