やりたい放題の在沖・(+在日)米軍、条約違反!フィリピン海兵隊がシュワブで訓練、 宜野座でつり下げ訓練、津堅沖で降下訓練など
- 2017/07/25
- 00:42
Ryuukyuuheiwaより:
関連記事:やりたい放題の在沖・(+在日)米軍、オスプレイ緊急着陸、伊江島に続き奄美空港に・最新兵器の試験訓練・連絡なしで降下訓練(夜間訓練も)・嘉手納の23キロの部品落下・在韓米軍機嘉手納に配備。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-389.html
やりたい放題の在沖(+在日)米軍、
条約違反!英国海兵隊に続き、フィリピン海兵隊もキャンプ・シュワブで訓練、宜野座民間地近くでつり下げ訓練、安眠妨害米軍サイレン音夜間に、津堅沖、また米軍降下訓練。
「日米同盟」の従属の強化に伴う
米軍飛行訓練の激化、沖縄のみならず本土の岩国基地・厚木基地などで、
そして首都の横田基地でも。
訓練の激化が甚だしくなる一方の沖縄、それと同時に「沖縄の負担軽減」と称した本土での基地機能強化が進む。


8月2日の東京新聞紙面

7月30日の東京新聞紙面


7月24日の東京新聞紙面
7月26日 琉球新報
オスプレイ訓練で住宅破損か 宜野座村城原、コンクリ片落下

オスプレイの飛行訓練の直後に自宅軒先のコンクリート片が落下したことを訴える大城信助さん=25日、県庁
宜野座村城原区(崎浜秀正区長)は25日、沖縄防衛局を訪れて集落に近いヘリコプター着陸帯・通称ファルコンの撤去やつり下げ訓練の即時中止を求めた。崎浜区長は「度重なる米軍機の低空飛行と騒音、粉じんで健康被害が生じている地域住民もいて苦情が絶えない」と訴えた。区民からオスプレイの振動により住宅のコンクリートブロックが破損した、との報告もされた。
対応した伊藤晋哉企画部長は「住民生活に大きな影響を与えていることにおわびする」とし、「先週も米海兵隊には強く申し入れたが、今回の抗議を受けて改めて申し入れたい」と答えた。
伊藤企画部長は、住民らがオスプレイの振動により住宅軒先のコンクリート片が落下したと指摘したことに対し「因果関係を含めて確認が必要だと思うので、直接的にこれ(ブロック)の対応ではないが何らかの負担や被害が出ていることについては具体的に解決しなければならない」と話し、コンクリート落下に対する明確な回答は避けた。
この日、崎浜区長らは県議会で新里米吉議長と、県庁で吉田勝広政策調整監とそれぞれ面会し、ファルコン撤去とつり下げ訓練の中止を要請した。新里議長は「県議会としての対応は9月議会まで待たないといけないが、まずは私から沖縄防衛局に電話し抗議の意を伝えたい」と応えた。
県の吉田勝広政策調整監は「タイヤつり下げ訓練事故の落下場所や原因も明かされないままの訓練再開は許されない」と述べた。
県は区の要請を受け、同日、沖縄防衛局と在沖米海兵隊に口頭要請を行い、ファルコンでのつり下げ訓練の中止のほか、住宅地に隣接した着陸帯の運用停止を検討するよう求めた。
崎浜区長は同日に宜野座村役場も訪れ、當眞淳村長に対し(1)午前0時まで飛行訓練が実施されている(2)騒音、粉じんによる異常事態が起きている(3)区民で何度も抗議をしているが変化がない―ことを挙げ、解決策を見い出すよう村に求めた。

7月25日の沖縄タイムス紙面
7月25日 沖縄タイムス
フィリピン海兵隊、沖縄県内米軍基地で初訓練「星条旗」報道 法的問題残る
米軍の準機関紙「星条旗」(電子版)は24日、フィリピン海兵隊が18日にキャンプ・シュワブで訓練したと報じた。「比軍が(県内の)米軍基地で訓練を行ったのは今回が初めて」と強調している。
記事を執筆したのは、米海兵隊第三遠征軍。同紙が報じた内容によると、フィリピン海兵隊は最近、水陸両用強襲車両を購入。訓練では、手信号や脱出訓練、海上作戦などの上陸作戦の習得を目的に、キャンプ・シュワブで米海兵隊と水陸両用強襲車両で訓練したと伝えている。
日本国内における第三国の軍隊の訓練を巡っては、昨年7月、本紙の英政府への情報公開請求で、英国海兵隊の中尉2人が2015年1月からキャンプ・シュワブやハンセンで米海兵隊の訓練に参加していたことが判明している。
嘉手納基地や普天間飛行場、ホワイトビーチなど日本国内7カ所の米軍基地は、「国連軍」の使用は認められているものの、シュワブやハンセンは国連軍施設ではないため、第三国の軍隊の訓練には法的な問題がある。

7月22日の琉球新報紙面
7月21日 沖縄タイムス
オスプレイ、宜野座村・民間地近くでつり下げ訓練 タイヤ落下事故から4カ月ぶり
米軍のオスプレイが20日午前、沖縄県宜野座村城原の民間地近くで物資をつり下げて飛行した。物資つり下げが確認されたのは3月にタイヤを落とした事故以来4カ月ぶり。住民は激しく反発している。
目撃した住民らによるとオスプレイは2機で、うち1機が物資をつり下げていた。キャンプ・ハンセン内の北側から着陸帯「ファルコン」に飛来。約1時間、交互に低空で旋回した。
琉球大の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)の測定で、周波数20ヘルツの低周波音が91・1デシベルを記録した。
宜野座村の當眞淳村長は「まずは情報を把握したい」とした上で、「最近、夜間飛行など訓練が激しく、住民から苦情も出ている。地元の生活に最大限配慮してほしい」と求めた。
ファルコンでは17日にもオスプレイが午後11時40分ごろまで訓練した。村は19日、沖縄防衛局に対し、ファルコンの使用禁止、飛行を原則午後10時までに制限する騒音防止協定の順守などを米軍に求めるよう口頭で要望した。地元の城原区は25日、防衛局にファルコンの撤去を求める予定。
つり下げ訓練は昨年12月に民間地上空であり、地元の反発で中断。今年3月の再開当日にタイヤ落下事故を起こし、再び中断していた。防衛局は本紙取材に対してつり下げの事実は認めつつ、米軍に申し入れるかなど今後の対応は明らかにしなかった。在沖米海兵隊は回答しなかった。
沖縄タイムス公式動画チャンネルより:
米軍オスプレイ、物資つり下げ飛行(渡嘉敷健氏撮影)
https://youtu.be/hk3mC0KYeYE

7月21日の琉球新報紙面
7月21日 沖縄タイムス
鳴り続けた米軍サイレン音、夜間に2時間40分 安眠妨害「許されない」 読谷村議会が抗議決議
沖縄県読谷(よみたん)村の米陸軍トリイ通信施設で9日夜にサイレン音が鳴り響いた問題で、読谷村議会(伊波篤議長)は19日、臨時会を開き、地域住民への謝罪や原因と再発防止策の公表、緊急対応体制の確立を求めた抗議決議案と意見書案を全会一致で可決した。
決議と意見書は、サイレン音は約2時間40分にわたり鳴り続き住民に不安と恐怖を与えたと指摘した。住民に安眠妨害や多大な迷惑を与えた行為は「断じて許されない」と非難。牧港補給地区返還に伴う倉庫群移転が予定されている状況などを挙げ、「同施設内での事件・事故への緊急の対応が求められる」とした。
7月20日 琉球新報
津堅沖、また米軍降下訓練 ことし4度目 常態化浮き彫り


米空軍は19日午後7時20分から、うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。MC130特殊作戦機から、2回に分けて計六つのパラシュートが同水域に落下した。津堅島訓練場水域では、ことし1月から3カ月連続でパラシュート降下訓練が行われており、今回で4度目。1月には日本に無通知で訓練が実施され、市や県は同水域で訓練しないよう強く抗議していた。同水域での訓練が常態化しており、地元からは反発の声が上がっている。
訓練場の水域は、近隣にモズクの漁場があり、漁船や民間船の航路となっている。周辺には、津堅島と本島を結ぶ定期船航路も往来している。そのため市は訓練実施のたび、市民の安全や安心を訴え、訓練中止を強く求めている。
県は1996年のSACO合意で、読谷補助飛行場で実施されてきたパラシュート降下訓練が伊江島に移転したことを受け、津堅島訓練水域ではパラシュート降下訓練を実施しないよう求めてきた。
島袋俊夫うるま市長は、県と国の見解の違いに「双方の言い分がかみ合っておらず、地元も困惑する一方だ。(訓練は)無い方が良いが、水域が提供されている中で、せめて安全に配慮して平穏無事を維持してもらいたい」と詳細な訓練内容などの事前通知を求めた。
7月19日 沖縄タイムス
米軍、津堅島でパラシュート訓練強行 沖縄県の中止要請無視

輸送機からパラシュートで次々と海上に降下する米兵=19日午後7時20分、うるま市津堅島沖
米軍は19日午後7時20分ごろ、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。同水域でのパラシュート降下訓練は、確認されているだけでも今年4回目。県や市の中止要請を無視する形で強行された。
午後7時20分、米空軍MC130特殊作戦機から兵士3人がパラシュートで降下。物資などの投下はなかった。水面に降りた兵士らは同24分までに船に乗り込んだ。機体は米軍嘉手納基地に戻ったと見られる。
米連邦航空局が出した航空情報(ノータム)では、19日午前11時から午後8時までの間に実施するとしている。
米軍は7日に沖縄防衛局を通じ、同水域を演習のために使用するという「演習通報」を県やうるま市へ通知した。だが、訓練内容は明らかにされていなかった。
同水域におけるパラシュート降下訓練はことし1、2、3月にも実施。現場付近は漁業者や定期船が航行する水域で、市や県はこれまでも市民の安心・安全を守る観点から訓練自体の中止を要請している。
7月19日 沖縄タイムス
津堅島水域でのパラシュート降下訓練、沖縄県が防衛局に中止を要請 米軍はきょう計画

津堅島訓練区域
米軍が19日にうるま市津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を計画している問題で、沖縄県は18日、沖縄防衛局に対し、米側へ訓練中止を働き掛けることを求めた。うるま市も訓練の取りやめを求めており、米軍が訓練を強行すれば県内で反発が強まるのは必至だ。
県は、訓練水域では勝連半島と津堅島を結ぶ定期船が就航しているほか、漁船なども航行するとし「周辺住民や県民に大きな不安を与え、被害の恐れもある」と指摘。県民の生命や生活、財産を守る立場から、津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練は実施すべきでないと防衛局へ伝えた。金城典和県基地対策課長が口頭で申し入れた。
うるま市は、16日に防衛局から米連邦航空局の航空情報(ノータム)に基づく訓練の情報提供があった際に、市民の安全上の観点から訓練の中止を求めた。
米軍は、7月7日に防衛局を通じ、同水域を演習のために使用するとする「演習通報」を県やうるま市へ出した。一方、演習通報には海域や陸域を「使用する」旨だけしか書かれておらず、いつ、どのような訓練を実施するのかは不明だ。防衛局も降下訓練実施の情報はノータムでしか得ていない。

7月18日の沖縄タイムス紙面
関連記事:やりたい放題の在沖・(+在日)米軍、オスプレイ緊急着陸、伊江島に続き奄美空港に・最新兵器の試験訓練・連絡なしで降下訓練(夜間訓練も)・嘉手納の23キロの部品落下・在韓米軍機嘉手納に配備。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-389.html
やりたい放題の在沖(+在日)米軍、
条約違反!英国海兵隊に続き、フィリピン海兵隊もキャンプ・シュワブで訓練、宜野座民間地近くでつり下げ訓練、安眠妨害米軍サイレン音夜間に、津堅沖、また米軍降下訓練。
「日米同盟」の従属の強化に伴う
米軍飛行訓練の激化、沖縄のみならず本土の岩国基地・厚木基地などで、
そして首都の横田基地でも。
訓練の激化が甚だしくなる一方の沖縄、それと同時に「沖縄の負担軽減」と称した本土での基地機能強化が進む。


8月2日の東京新聞紙面

7月30日の東京新聞紙面


7月24日の東京新聞紙面
7月26日 琉球新報
オスプレイ訓練で住宅破損か 宜野座村城原、コンクリ片落下

オスプレイの飛行訓練の直後に自宅軒先のコンクリート片が落下したことを訴える大城信助さん=25日、県庁
宜野座村城原区(崎浜秀正区長)は25日、沖縄防衛局を訪れて集落に近いヘリコプター着陸帯・通称ファルコンの撤去やつり下げ訓練の即時中止を求めた。崎浜区長は「度重なる米軍機の低空飛行と騒音、粉じんで健康被害が生じている地域住民もいて苦情が絶えない」と訴えた。区民からオスプレイの振動により住宅のコンクリートブロックが破損した、との報告もされた。
対応した伊藤晋哉企画部長は「住民生活に大きな影響を与えていることにおわびする」とし、「先週も米海兵隊には強く申し入れたが、今回の抗議を受けて改めて申し入れたい」と答えた。
伊藤企画部長は、住民らがオスプレイの振動により住宅軒先のコンクリート片が落下したと指摘したことに対し「因果関係を含めて確認が必要だと思うので、直接的にこれ(ブロック)の対応ではないが何らかの負担や被害が出ていることについては具体的に解決しなければならない」と話し、コンクリート落下に対する明確な回答は避けた。
この日、崎浜区長らは県議会で新里米吉議長と、県庁で吉田勝広政策調整監とそれぞれ面会し、ファルコン撤去とつり下げ訓練の中止を要請した。新里議長は「県議会としての対応は9月議会まで待たないといけないが、まずは私から沖縄防衛局に電話し抗議の意を伝えたい」と応えた。
県の吉田勝広政策調整監は「タイヤつり下げ訓練事故の落下場所や原因も明かされないままの訓練再開は許されない」と述べた。
県は区の要請を受け、同日、沖縄防衛局と在沖米海兵隊に口頭要請を行い、ファルコンでのつり下げ訓練の中止のほか、住宅地に隣接した着陸帯の運用停止を検討するよう求めた。
崎浜区長は同日に宜野座村役場も訪れ、當眞淳村長に対し(1)午前0時まで飛行訓練が実施されている(2)騒音、粉じんによる異常事態が起きている(3)区民で何度も抗議をしているが変化がない―ことを挙げ、解決策を見い出すよう村に求めた。

7月25日の沖縄タイムス紙面
7月25日 沖縄タイムス
フィリピン海兵隊、沖縄県内米軍基地で初訓練「星条旗」報道 法的問題残る
米軍の準機関紙「星条旗」(電子版)は24日、フィリピン海兵隊が18日にキャンプ・シュワブで訓練したと報じた。「比軍が(県内の)米軍基地で訓練を行ったのは今回が初めて」と強調している。
記事を執筆したのは、米海兵隊第三遠征軍。同紙が報じた内容によると、フィリピン海兵隊は最近、水陸両用強襲車両を購入。訓練では、手信号や脱出訓練、海上作戦などの上陸作戦の習得を目的に、キャンプ・シュワブで米海兵隊と水陸両用強襲車両で訓練したと伝えている。
日本国内における第三国の軍隊の訓練を巡っては、昨年7月、本紙の英政府への情報公開請求で、英国海兵隊の中尉2人が2015年1月からキャンプ・シュワブやハンセンで米海兵隊の訓練に参加していたことが判明している。
嘉手納基地や普天間飛行場、ホワイトビーチなど日本国内7カ所の米軍基地は、「国連軍」の使用は認められているものの、シュワブやハンセンは国連軍施設ではないため、第三国の軍隊の訓練には法的な問題がある。

7月22日の琉球新報紙面
7月21日 沖縄タイムス
オスプレイ、宜野座村・民間地近くでつり下げ訓練 タイヤ落下事故から4カ月ぶり
米軍のオスプレイが20日午前、沖縄県宜野座村城原の民間地近くで物資をつり下げて飛行した。物資つり下げが確認されたのは3月にタイヤを落とした事故以来4カ月ぶり。住民は激しく反発している。
目撃した住民らによるとオスプレイは2機で、うち1機が物資をつり下げていた。キャンプ・ハンセン内の北側から着陸帯「ファルコン」に飛来。約1時間、交互に低空で旋回した。
琉球大の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)の測定で、周波数20ヘルツの低周波音が91・1デシベルを記録した。
宜野座村の當眞淳村長は「まずは情報を把握したい」とした上で、「最近、夜間飛行など訓練が激しく、住民から苦情も出ている。地元の生活に最大限配慮してほしい」と求めた。
ファルコンでは17日にもオスプレイが午後11時40分ごろまで訓練した。村は19日、沖縄防衛局に対し、ファルコンの使用禁止、飛行を原則午後10時までに制限する騒音防止協定の順守などを米軍に求めるよう口頭で要望した。地元の城原区は25日、防衛局にファルコンの撤去を求める予定。
つり下げ訓練は昨年12月に民間地上空であり、地元の反発で中断。今年3月の再開当日にタイヤ落下事故を起こし、再び中断していた。防衛局は本紙取材に対してつり下げの事実は認めつつ、米軍に申し入れるかなど今後の対応は明らかにしなかった。在沖米海兵隊は回答しなかった。
沖縄タイムス公式動画チャンネルより:
米軍オスプレイ、物資つり下げ飛行(渡嘉敷健氏撮影)
https://youtu.be/hk3mC0KYeYE

7月21日の琉球新報紙面
7月21日 沖縄タイムス
鳴り続けた米軍サイレン音、夜間に2時間40分 安眠妨害「許されない」 読谷村議会が抗議決議
沖縄県読谷(よみたん)村の米陸軍トリイ通信施設で9日夜にサイレン音が鳴り響いた問題で、読谷村議会(伊波篤議長)は19日、臨時会を開き、地域住民への謝罪や原因と再発防止策の公表、緊急対応体制の確立を求めた抗議決議案と意見書案を全会一致で可決した。
決議と意見書は、サイレン音は約2時間40分にわたり鳴り続き住民に不安と恐怖を与えたと指摘した。住民に安眠妨害や多大な迷惑を与えた行為は「断じて許されない」と非難。牧港補給地区返還に伴う倉庫群移転が予定されている状況などを挙げ、「同施設内での事件・事故への緊急の対応が求められる」とした。
7月20日 琉球新報
津堅沖、また米軍降下訓練 ことし4度目 常態化浮き彫り


米空軍は19日午後7時20分から、うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。MC130特殊作戦機から、2回に分けて計六つのパラシュートが同水域に落下した。津堅島訓練場水域では、ことし1月から3カ月連続でパラシュート降下訓練が行われており、今回で4度目。1月には日本に無通知で訓練が実施され、市や県は同水域で訓練しないよう強く抗議していた。同水域での訓練が常態化しており、地元からは反発の声が上がっている。
訓練場の水域は、近隣にモズクの漁場があり、漁船や民間船の航路となっている。周辺には、津堅島と本島を結ぶ定期船航路も往来している。そのため市は訓練実施のたび、市民の安全や安心を訴え、訓練中止を強く求めている。
県は1996年のSACO合意で、読谷補助飛行場で実施されてきたパラシュート降下訓練が伊江島に移転したことを受け、津堅島訓練水域ではパラシュート降下訓練を実施しないよう求めてきた。
島袋俊夫うるま市長は、県と国の見解の違いに「双方の言い分がかみ合っておらず、地元も困惑する一方だ。(訓練は)無い方が良いが、水域が提供されている中で、せめて安全に配慮して平穏無事を維持してもらいたい」と詳細な訓練内容などの事前通知を求めた。
7月19日 沖縄タイムス
米軍、津堅島でパラシュート訓練強行 沖縄県の中止要請無視

輸送機からパラシュートで次々と海上に降下する米兵=19日午後7時20分、うるま市津堅島沖
米軍は19日午後7時20分ごろ、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。同水域でのパラシュート降下訓練は、確認されているだけでも今年4回目。県や市の中止要請を無視する形で強行された。
午後7時20分、米空軍MC130特殊作戦機から兵士3人がパラシュートで降下。物資などの投下はなかった。水面に降りた兵士らは同24分までに船に乗り込んだ。機体は米軍嘉手納基地に戻ったと見られる。
米連邦航空局が出した航空情報(ノータム)では、19日午前11時から午後8時までの間に実施するとしている。
米軍は7日に沖縄防衛局を通じ、同水域を演習のために使用するという「演習通報」を県やうるま市へ通知した。だが、訓練内容は明らかにされていなかった。
同水域におけるパラシュート降下訓練はことし1、2、3月にも実施。現場付近は漁業者や定期船が航行する水域で、市や県はこれまでも市民の安心・安全を守る観点から訓練自体の中止を要請している。
7月19日 沖縄タイムス
津堅島水域でのパラシュート降下訓練、沖縄県が防衛局に中止を要請 米軍はきょう計画

津堅島訓練区域
米軍が19日にうるま市津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を計画している問題で、沖縄県は18日、沖縄防衛局に対し、米側へ訓練中止を働き掛けることを求めた。うるま市も訓練の取りやめを求めており、米軍が訓練を強行すれば県内で反発が強まるのは必至だ。
県は、訓練水域では勝連半島と津堅島を結ぶ定期船が就航しているほか、漁船なども航行するとし「周辺住民や県民に大きな不安を与え、被害の恐れもある」と指摘。県民の生命や生活、財産を守る立場から、津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練は実施すべきでないと防衛局へ伝えた。金城典和県基地対策課長が口頭で申し入れた。
うるま市は、16日に防衛局から米連邦航空局の航空情報(ノータム)に基づく訓練の情報提供があった際に、市民の安全上の観点から訓練の中止を求めた。
米軍は、7月7日に防衛局を通じ、同水域を演習のために使用するとする「演習通報」を県やうるま市へ出した。一方、演習通報には海域や陸域を「使用する」旨だけしか書かれておらず、いつ、どのような訓練を実施するのかは不明だ。防衛局も降下訓練実施の情報はノータムでしか得ていない。

7月18日の沖縄タイムス紙面
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7月24日、沖縄県は国を相手に辺野古新基地建設工事差し止めを提訴、仮処分も申し立て。