辺野古で更なる追加調査へ、大型掘削船「ポセイドン1」が那覇入港。埋め立て予定地地盤に問題有りか?
- 2017/08/21
- 13:49
Ryuukyuuheiwaより:
関連記事:7月24日、沖縄県は国を相手に辺野古新基地建設工事差し止めを提訴、仮処分も申し立て。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-424.html
那覇新港埠頭に停泊中の大型掘削船「ポセイドン1」

8月21日 沖縄タイムス
大型掘削船「ポセイドン1」が那覇入港 辺野古でボーリング調査か

那覇新港に入港した大型掘削船「ポセイドン1」=20日午前11時10分
大型掘削調査船「ポセイドン1」が20日午前、沖縄県那覇新港に入港した。名護市辺野古の新基地建設に関連するボーリング調査などを実施するとみられる。
新基地建設で、沖縄防衛局は10月以降、新たに19カ所の海上ボーリング調査を実施する。政府は滑走路の液状化や地盤沈下などを防ぐため今後、埋め立て予定地の地盤改良や護岸の工法変更を含め検討しており、詳細な土質データを得るための調査とみられる。


8月20日の沖縄タイムス紙面
8月20日 沖縄タイムス
対応迫られる防衛局 辺野古新基地、地盤改良を検討 翁長知事の承認必要に
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が工法の変更を迫られている。当初、海上に設置予定だった3カ所の作業ヤード造成を取りやめ、既に終えたはずのボーリング調査を19カ所追加して実施する計画も明らかになった。政府は知事の承認が必要な地盤改良を検討しており、仮に護岸工法を変えればさらに知事の許可が必要になる。工事の先行き自体が不透明になる可能性がある。.
海上作業ヤードは、防衛局が2016年12月と17年3月に作成した設計変更書で、取りやめになったことが明らかになった。防衛局は38基のケーソンを設置する計画で、既に製造を発注済み。海上ヤードが取りやめになれば、置き場がない状態となる。仮に、ケーソン護岸の工法を見直すことになれば、防衛局は知事の許可が必要な設計変更申請を迫られる可能性があり、工事の先行きは見通せなくなる。防衛局は本紙取材に、取りやめを認めた上で、「今後については検討中」と述べるにとどめている。
また、ここへ来てボーリング調査の再実施も明らかになった。調査は護岸の設計に必要なデータを得る目的で、当初は14年8月から3カ月で終わらせる予定だった。しかしその後、幾度も工期を延期、昨年3月には辺野古を巡る訴訟の和解を受け、24地点中1カ所を残して作業を中断した。
違法確認訴訟の確定判決が出た昨年12月に再開すると、大型調査船「ポセイドン1」を投入。防衛局によると12月以降、34地点を追加調査した。滑走路の液状化や地盤沈下などを防ぐための地盤改良に必要な地盤データを収集していたとみられ、さらなる追加調査が必要だと判断したもようだ。
沖縄市民連絡会の北上田毅さんは「14年から3年間かけても必要なデータが得られておらず、基礎地盤の問題は深刻だ」と指摘。海上作業ヤードが取りやめになったこととボーリング調査の追加実施の意味合いについて「護岸工法の大幅な変更を余儀なくされている可能性があり、防衛局は大きな壁にぶつかっている」と話した。
8月19日 琉球新報
仮設道路、工事進む 辺野古新基地

着々と作業が進む仮設道路建設工事現場=18日午後1時36分ごろ、名護市のキャンプ・シュワブ
普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブ内の作業ヤードの様子や辺野古崎西側の「N5護岸」と「K1護岸」の建設予定地付近に整備される仮設道路工事の進捗(しんちょく)状況が18日、小型無人機を用いた本紙の取材で明らかになった。
シュワブ内の辺野古崎にある作業ヤードには山積みされた砕石のまとまりが少なくとも5カ所あった。袋詰めにされた採石も多数確認された。
K9護岸は沖に向かって約100メートル延び、先端まで消波ブロックが並べられていた。
新基地建設に反対する土木技術者の男性は、仮設道路の進捗状況について「沖縄防衛局の計画通りに工事は進んでいるようだ。このまま進めば、9月ごろにはK1護岸とN5護岸の本体工事に着手する可能性がある」と話している。
8月13日 琉球新報
辺野古で新たに掘削調査実施へ 地質に問題の可能性
沖縄防衛局が辺野古新基地建設工事に関し、新たに19カ所の海上ボーリング調査を計画していることが12日までに分かった。埋め立て本体工事と言われる護岸工事が始まっているにもかかわらず、ボーリング調査が必要となることは、工事海域の地質や地盤の強度などに、何らかの問題がある可能性などが考えられる。
海上ボーリング調査は、沖縄防衛局のホームページ上に8月3日付で「シュワブ(平成29年)土質調査(その1)」、「シュワブ(平成29年)土質調査(その2)」として、一般競争入札業務で公告されている。その1の調査実施箇所が11カ所、その2は8カ所。調査期間は3月末まで。
新基地建設工事を巡っては、海上ヤードの設置も取りやめとなっており、今後、設計や工法など工事計画が大幅に変更される可能性が浮上している。
関連記事:7月24日、沖縄県は国を相手に辺野古新基地建設工事差し止めを提訴、仮処分も申し立て。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-424.html
那覇新港埠頭に停泊中の大型掘削船「ポセイドン1」

8月21日 沖縄タイムス
大型掘削船「ポセイドン1」が那覇入港 辺野古でボーリング調査か

那覇新港に入港した大型掘削船「ポセイドン1」=20日午前11時10分
大型掘削調査船「ポセイドン1」が20日午前、沖縄県那覇新港に入港した。名護市辺野古の新基地建設に関連するボーリング調査などを実施するとみられる。
新基地建設で、沖縄防衛局は10月以降、新たに19カ所の海上ボーリング調査を実施する。政府は滑走路の液状化や地盤沈下などを防ぐため今後、埋め立て予定地の地盤改良や護岸の工法変更を含め検討しており、詳細な土質データを得るための調査とみられる。


8月20日の沖縄タイムス紙面
8月20日 沖縄タイムス
対応迫られる防衛局 辺野古新基地、地盤改良を検討 翁長知事の承認必要に
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が工法の変更を迫られている。当初、海上に設置予定だった3カ所の作業ヤード造成を取りやめ、既に終えたはずのボーリング調査を19カ所追加して実施する計画も明らかになった。政府は知事の承認が必要な地盤改良を検討しており、仮に護岸工法を変えればさらに知事の許可が必要になる。工事の先行き自体が不透明になる可能性がある。.
海上作業ヤードは、防衛局が2016年12月と17年3月に作成した設計変更書で、取りやめになったことが明らかになった。防衛局は38基のケーソンを設置する計画で、既に製造を発注済み。海上ヤードが取りやめになれば、置き場がない状態となる。仮に、ケーソン護岸の工法を見直すことになれば、防衛局は知事の許可が必要な設計変更申請を迫られる可能性があり、工事の先行きは見通せなくなる。防衛局は本紙取材に、取りやめを認めた上で、「今後については検討中」と述べるにとどめている。
また、ここへ来てボーリング調査の再実施も明らかになった。調査は護岸の設計に必要なデータを得る目的で、当初は14年8月から3カ月で終わらせる予定だった。しかしその後、幾度も工期を延期、昨年3月には辺野古を巡る訴訟の和解を受け、24地点中1カ所を残して作業を中断した。
違法確認訴訟の確定判決が出た昨年12月に再開すると、大型調査船「ポセイドン1」を投入。防衛局によると12月以降、34地点を追加調査した。滑走路の液状化や地盤沈下などを防ぐための地盤改良に必要な地盤データを収集していたとみられ、さらなる追加調査が必要だと判断したもようだ。
沖縄市民連絡会の北上田毅さんは「14年から3年間かけても必要なデータが得られておらず、基礎地盤の問題は深刻だ」と指摘。海上作業ヤードが取りやめになったこととボーリング調査の追加実施の意味合いについて「護岸工法の大幅な変更を余儀なくされている可能性があり、防衛局は大きな壁にぶつかっている」と話した。
8月19日 琉球新報
仮設道路、工事進む 辺野古新基地

着々と作業が進む仮設道路建設工事現場=18日午後1時36分ごろ、名護市のキャンプ・シュワブ
普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブ内の作業ヤードの様子や辺野古崎西側の「N5護岸」と「K1護岸」の建設予定地付近に整備される仮設道路工事の進捗(しんちょく)状況が18日、小型無人機を用いた本紙の取材で明らかになった。
シュワブ内の辺野古崎にある作業ヤードには山積みされた砕石のまとまりが少なくとも5カ所あった。袋詰めにされた採石も多数確認された。
K9護岸は沖に向かって約100メートル延び、先端まで消波ブロックが並べられていた。
新基地建設に反対する土木技術者の男性は、仮設道路の進捗状況について「沖縄防衛局の計画通りに工事は進んでいるようだ。このまま進めば、9月ごろにはK1護岸とN5護岸の本体工事に着手する可能性がある」と話している。
8月13日 琉球新報
辺野古で新たに掘削調査実施へ 地質に問題の可能性
沖縄防衛局が辺野古新基地建設工事に関し、新たに19カ所の海上ボーリング調査を計画していることが12日までに分かった。埋め立て本体工事と言われる護岸工事が始まっているにもかかわらず、ボーリング調査が必要となることは、工事海域の地質や地盤の強度などに、何らかの問題がある可能性などが考えられる。
海上ボーリング調査は、沖縄防衛局のホームページ上に8月3日付で「シュワブ(平成29年)土質調査(その1)」、「シュワブ(平成29年)土質調査(その2)」として、一般競争入札業務で公告されている。その1の調査実施箇所が11カ所、その2は8カ所。調査期間は3月末まで。
新基地建設工事を巡っては、海上ヤードの設置も取りやめとなっており、今後、設計や工法など工事計画が大幅に変更される可能性が浮上している。
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