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「普天間」を即時閉鎖・撤去せよ! 12月7日、保育園に米軍へりCH53の部品が落下、あわや大惨事に。

Ryukyuheiwaより:


改めて「普天間基地」の危険性を見せつけてくれた「事故」。

市民の命を守るべき佐喜眞市長、「普天間」の即時閉鎖を求めるべきなのに「原因究明ができるまで飛行停止」と寝ぼけた申し入れ。


落下でなければ、なんで屋根の上に飛んできた?米軍は危険な事故であることを覆い隠すのか

「米軍はおそらく人為的ミスとし再発防止策を講じるとして飛行をやめないでいるか、オスプレイ墜落などの時のように「飛行停止」したところで数日後には飛行再開するだろう。」と見ていたが、なんと!「落下の可能性が低い」ととぼけ通す模様。





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12月12日の琉球新報紙面


米軍のスポークスマン中嶋防衛局長と佐喜眞市長の「猿芝居」

12月12日 沖縄タイムス
保育園部品落下:防衛局、海兵隊の見解伝達 沖縄県・宜野湾市は疑問視

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保育園で発見された同型の部品を持って佐喜真淳宜野湾市長(右)に説明する中嶋浩一郎沖縄防衛局長=11日、宜野湾市役所

沖縄県宜野湾市内の保育園に、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの部品が落下したとみられる問題で、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は11日、県庁で富川盛武副知事に「普天間飛行場所属機が落下させたものではない」と否定する米海兵隊の見解を伝えた。富川氏は「依然として疑問が残る」とし、真相究明と公表を求めた。

中嶋氏は、保育園で見つかった部品はCH53のブレード(回転翼)の損傷を検知するための装置のカバーであることを認めた上で、(1)1機当たり七つあるカバーは全て離陸前に取り外し保管した(2)所属機全てのカバーが保管されている-ことを挙げ、普天間所属機が落下させたものではないとの米側の見解を説明した。

これに対し富川氏は「米軍の事実誤認はないか」と指摘。700フィート(約200メートル)から落下すれば部品は破損するとした米軍の見方に、落下地点が衝撃を吸収するトタン屋根だったことを挙げ疑問視した。

さらに、県の騒音調査で、落下したとされる時間に2回の衝撃音が記録されていることにも触れ、「うやむやのままでは県民の不安は払拭(ふっしょく)できない」と指摘し、事実を解明し県の疑問に答えるよう求めた。

これに先立ち、中嶋氏は宜野湾市で佐喜真淳市長にも報告。佐喜真氏は「信じがたいところがある」と説明に不信感を見せた。その上で、「(米側と園側)双方の話に乖離(かいり)がある。どうして保育園にあったのか知る由もないが、不安を与えた事実に変わりはない」と指摘。「しっかりと事実確認をした上で、市民や県民に公表してもらいたい」と要望した。佐喜真氏は部品を手に取り「比較的、重さが感じられた。人に当たったら大変なことになる」と語った。

12月9日 沖縄タイムス
保育園落下物:米軍、CH53Eヘリの部品と認める 飛行中の落下は「可能性低い」

沖縄県宜野湾市内の保育園に、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの部品が落下したとみられる問題で、米軍は8日、部品はCH53Eのものと認める一方、飛行中の機体から落下した可能性は低いとの認識を示した。ポール・ロック米海兵隊太平洋基地司令官が富川盛武副知事と面会し、説明した。

富川氏によると、ロック氏は「飛行中の機体から落ちたかは疑わしい」と説明。「飛行場から200メートルしか離れておらず別の要因が考えられる」と落下以外の可能性に言及したが具体的な説明は避けたという。

富川氏は「県民は非常に不安に思っている」と述べ、米軍へ早急な事実解明を求めた。

複数の関係者によると、米軍は(1)機体の部品は全てそろっており不足はない(2)700フィート(約200メートル)上空から落下すれば部品、屋根ともに損傷する―などの理由を挙げ、落下の可能性を否定。保育園で見つかった部品と、実際に使用している部品についているロープの結び目も異なるとの指摘もしているという。

一方、県の大浜浩志環境部長は、8日の県議会一般質問で、県が普天間飛行場周辺で実施している騒音調査で落下時刻に2回の衝撃音が記録されていることを明らかにした。

データは保育園から東に約40メートル離れた場所で測定しており、7日午前10時16分ごろに「ドーン」という2回の衝撃音が残っているという。同じ時刻にCH53Eとみられるヘリが周辺を飛行している画像も記録されている。大浜氏は「落下物と関係があると認識している」と述べ、米軍ヘリから落ちた可能性を指摘した。

米海軍ホームページに、今回見つかった部品と同じものとみられる部品が掲載されている。説明では、CH53Eヘリの回転翼が損傷した際に異常を検知する機器のカバーで、離陸前に取り外すことになっている。見つかった部品と「部品番号」も一致しており、同一の可能性が高い。


12月9日 琉球新報
米軍「落下可能性低い」 保育園落下物 ヘリ部品とは認める

米軍機からとみられる円筒状の物が宜野湾市内の保育園に落ちた問題で、米軍から説明を受けた後に報道陣の取材に答える富川盛武副知事(中央)=8日、北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧ゲート前

沖縄県宜野湾市野嵩の保育園に円筒状の物体が落下した問題について、在沖米海兵隊は8日、「飛行中に落下した可能性は低い」と、否定的な見解を示した。富川盛武沖縄県副知事が北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧を訪れて米海兵隊太平洋基地司令官のポール・J・ロック准将と会談した際に説明があった。沖縄県は沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に対し、落下元とみられる米海兵隊大型輸送ヘリコプターCH53Eなどの飛行自粛を米側に働き掛けるよう求めた。一方、CH53Eは8日も飛行した。防衛省や県警は米軍機が落とした可能性が高いとみて引き続き調査する。

関係者によると、海兵隊は防衛省と県に対し、落下物と同型の部品がCH53にもあることは認めた上で「飛行前に取り外した上、今も過不足なくそろっている」「上空から落ちたら破損するはずだ」という趣旨のことを伝えた。

富川副知事は「この物体が当時、飛んでいたCH53から落ちたという最終確認は県としてもできていない。県民が非常に不安に思っている。最終確認できれば改めて抗議となる」と述べ、米側への早急な報告を求めた。

富川副知事は同日、県庁に川田司外務省沖縄担当大使と中嶋浩一郎沖縄防衛局長を呼び「最終確認されていないので『自粛』という表現だが、われわれとしては高い確率でCH53の部品だと考えているので、確認されたら本来飛行中止を要請するところだ」と指摘した。米軍普天間飛行場の緊急的危険性除去策の実施と、5年以内の運用停止を早急に講じるよう求めた。

佐喜真淳宜野湾市長は同日、沖縄防衛局を訪れ「一歩間違えば取り返しのつかない事態になるということを日米両政府と米軍は重く受け止めなければならない」と訴え、米軍普天間飛行場の早期返還を求めた。在沖米総領事と外務省沖縄事務所には抗議・要請文を郵送した。


12月9日 琉球新報
沖縄県、衝撃音を確認 保育園落下物 同時刻にヘリ画像も記録

沖縄県宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園のトタン屋根にプラスチック製の筒が落下した事故について、沖縄県が米軍普天間飛行場に近い市野嵩に設置している静止画のカメラと騒音測定局に、落下した同時刻に、2度の衝撃音と米軍の大型輸送ヘリコプターCH53とみられる画像が記録されていた。

県の大浜浩志環境部長が、8日の県議会本会議で西銘啓史郎氏(沖縄・自民)の一般質問に答えた。

大浜部長は7日午前10時16分19秒の映像で、CH53とみられる物体が確認できたほか、その直後に野嵩の測定局から40メートル離れた地点で2回の衝撃音を拾ったとし、環境部としては「(米軍機の)落下物の可能性があると認識している」と述べた。

県の担当者によると1度目の衝撃音から約8秒後に、2度目が記録されていた。静止画には筒が落下している瞬間などは写っていないがヘリコプターは写っており「静止画の画像と騒音測定に記録された飛来音を検証する限り、CH53の可能性が高い」(県の担当者)という。県環境保全課は1988年から米軍普天間飛行場周辺の4カ所で静止画と騒音の定点測定を実施している。


12月9日 琉球新報
米、「抗議・要請」拒む 保育園 米軍部品落下 県民との溝、深まる

「恐怖を覚えたと同時にまたかという思いだ」。米軍ヘリによるとみられる部品落下事故を受け、8日、日本政府に飛行自粛を求めた富川盛武副知事。県庁に呼び出した外務省の川田司沖縄担当大使、中嶋浩一郎沖縄防衛局長を前に、13年前に自身が勤めた沖縄国際大学で起きた米軍ヘリ墜落事故に触れ、度重なる事件事故への恐怖を語った。

保育園への米軍からと思われる部品落下を受け、川田司沖縄担当大使(左から2人目)と中嶋浩一郎防衛局長(同3人目)へ抗議する富川盛武副知事=8日午後、県庁

1965年に読谷村では訓練でつり下げられたトレーラーが落下し11歳の女児が圧死した。2015年には、普天飛行場所属のAH1攻撃ヘリがミサイル発射装置など計200キロの部品を落下させた。県民の中には、歴史の中で幾度となく発生している落下事故の記憶が、新たな事故により再び呼び起こされるという状況が続いている。

5年も待てない

県は8日、CH53ヘリ等の飛行自粛に加え「緊急措置的な危険性除去策」を新たに求めた。これまで、普天間飛行場の危険除去策として5年以内の運用停止を求めてきたが、今回の事故を受け「5年以内」を待っていられないと判断。飛行停止のほか県外での訓練実施など「県内上空を米軍機が飛ばない状況をつくってほしい」(県幹部)との思いからだ。

しかし日々、普天間飛行場の危険と隣り合わせで暮らす市民からは翁長知事の動きに物足りなさを漏らす声も出る。知事を支える「オール沖縄」の立場をとるある宜野湾市議は知事が現場を訪れていないことに不満を募らせる。「事故発生当日、県議会を止めてでも来るべきだ。現場を見ることで『だからこそ辺野古に新基地を造らせない』という主張も強まるのだが」とこぼした。

否定的見解

米軍は8日、落下物と飛行ヘリの因果関係には否定的な見解を示し、事故原因も判明していない。富川副知事は8日午後、米軍キャンプ瑞慶覧を訪れ、事故の捜査状況について米側から説明を受けたが、当初「要請」として飛行自粛を求めようとしていた県側に対し、米側が「原因が判明しない中での抗議や要請は受けられない。状況説明なら応じられる」として県の面談要望に応じた。米軍は、落下物自体がCH53ヘリに使用されている部品であることは認めている。米側の早急な説明なくしては、県民との溝は深まるばかりだ。


12月9日 琉球新報
「子どもの命を守るため」 母親たちが嘆願書提出へ 保育園・米軍部品落下

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対応を話し合う緑ヶ丘保育園父母会の役員たち=8日、宜野湾市野嵩の同園

「子どもの命を守るため、声を上げたい」。宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園に米軍機からとみられる円筒状の物体が落下した問題を受け8日、園児の母親たちが集まった。緊急に開かれた父母会の役員会では、近く全体の会合を開き、知事や市長らに宛てる嘆願書の作成を提案することが決まった。8日朝、園児を登園させた保護者からは「危険性を実感した」「米軍機を飛ばさないで」などと不安の声が上がった。(1面に関連)

父母会で行動を起こそうと提案したのは3歳の長女を通わせる与那城千恵美さん(44)。「『けががなくて良かった』で済ませたくない。園児がいる庭のすぐそばに落ちた。絶対に許せない」と憤った。

役員会では母親たちから「外で遊ばせるのも怖くなった」「知事も現場に来てほしい」「うやむやで終わらせたくない」などの意見が上がった。父母会の宮城智子会長(48)は「二度と起こってはいけない。父母会全体で話し合いながら、声を上げ続けたい」と意気込んだ。

園には朝から保護者に見守られながら登園する子どもたちの姿があった。神谷武宏園長(55)によると、欠席は3人だった。園児らは園庭に出ることはなく、室内で劇や歌の練習をしたり、昼寝をしたりして過ごした。

2歳の娘を抱いて登園した大城博美さん(32)は「基地の近さを改めて実感し、怖くなった。少しでもそれていたら子どもに当たっていたかもしれない」と顔を紅潮させ「知事や市長は単に抗議文を渡すだけで終わるのではなく『自分の子どもが通っていたら』と考えて行動して」と力を込めた。



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12月8日の琉球新報紙面


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12月8日の沖縄タイムス紙面



12月8日 琉球新報
「早く返還を」「事故また起こる」 一夜明け、園児ら保護者と登園 宜野湾市野嵩の保育園

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部品落下事故から一夜明け、不安の中、子どもを登園させる保護者=8日午前8時ごろ、宜野湾市野嵩

プラスチック製の筒の落下事故から一夜明けた8日朝、筒が落下した宜野湾市野嵩の普天間バプテスト教会に付属する緑ヶ丘保育園では保護者が子どもたちを登園させていた。

保護者らは事故について「早く(米軍普天間飛行場を)返還してほしい」などと述べた。

5歳の娘を通わせている宜野湾市の男性(32)は「(落下物が)もしも娘に当たっていたらと思うと、怒りしかない。事故はまた起こると思う」と声を落とした。

同じく宜野湾市の女性(39)は「きのうは保護者会のメールで無事だったことを知り、涙が止まらなかった。

落下物は私たちからすれば明らかに米軍のもの。本気で対策に取り組んでもらわないといけない」と顔を紅潮させて話していた。

事故から一夜明け、神谷武宏園長は「子どもたちも今朝は元気に登園した。『一緒になって乗り越えよう』などと保護者からメールをもらったり、言葉を掛けられたりした」と淡々と話した。

神谷園長によると「神様が守ってくれたんだね」などと話す園児もいたという。

この日は雨模様だったため、登園した園児らがいつものように園庭で遊ぶ姿は見られなかった。関係者は「いつも通りだ」と話していた。

園では8日、登園について保護者の意思に任せる方針をとったという。【



12月8日 琉球新報
社説:米軍機通過後、落下物 「普天間」を即時閉鎖せ

果たして米軍は、日常的に実効性ある整備点検を実施できているだろうか。繰り返される機体からの部品落下事故などは、米軍の整備態勢に致命的な欠陥があることの証明にほかならない。

宜野湾市の普天間バプテスト教会付属緑ケ丘保育園のトタン屋根に、プラスチック製の筒状の物が落下した。米軍CH53大型輸送ヘリコプターが落としたと見られる。
 
危険な米軍普天間飛行場を閉鎖することでしか、住民の安全を守れないことを今回の事故は改めて浮き彫りにした。直ちに閉鎖すべきだ。
 
宜野湾署によると、落下物の長さは約9・5センチ、直径は約7・5センチ、厚さは約8ミリ、重さは213グラム。
 
教会関係者によると、落下当時、1歳児クラスの8人と職員2人がいた部屋の上のトタン屋根で大きな落下音がした。園庭では園児約50人が遊んでいた。
 
落下地点は園庭から50センチしか離れていない。万が一、園児に当たれば、大事故になった恐れがある。米軍に強く抗議し、全ての訓練の即時中止を求める。
 
米軍機の事故が今年もなくならない。5月には、米軍嘉手納基地所属のF15C戦闘機が重さ2・3キロ、長さ約20センチ、幅約13センチの部品を紛失した。
 
11月末には、嘉手納基地に暫定配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35Aが訓練飛行中に高さ約30センチ、長さ60センチ、重さ約450グラムのパネルを落下させる事故があったばかりである。
 
沖縄防衛局はF15C戦闘機の部品落下事故の際、米側に遺憾の意を伝え、原因究明と再発防止策を求める文書を送った。その後も事故がなくならないのは、米軍が有効な安全対策を確立できていないためである。事故がこれだけ頻発するのは、組織が劣化しているからではないか。
 
1965年には、読谷村で米軍のパラシュート投下訓練中に小型トレーラーが民家近くに落下し、小学5年生の女児が亡くなっている。72年には宜野湾市の沖縄国際大学に米軍機から燃料タンクが落下した。
 
2004年にはCH53が沖国大に墜落し、昨年12月には名護市の沿岸にオスプレイが墜落している。今年10月にはCH53が東村の民間地に不時着し、炎上した。
 
事故の多さをみれば、米軍は沖縄の空を飛ぶ資格をとうに失っている。それでも、米軍は訓練飛行を強行し、日本政府は「安全への最大限の配慮を求めた」とし、訓練を容認している。
 
頻発する米軍機の墜落や部品落下事故の背景には、米軍という組織の構造的欠陥と、日本政府の県民の安全を軽視する姿勢がある。
 
米軍ではなく、県民の暮らしこそ優先すべきだ。米軍が「運用上必要」とすれば、全ての訓練が認められる状況にいい加減、終止符を打つ必要がある。


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12月7日の琉球新報電子号外


12月8日 沖縄タイムス
社説:保育園に米軍落下物]庭に50人 あわや大惨事

宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園で7日午前、米軍機からのものとみられる円筒状の物体が落ちているのが発見された。保育園の屋根に物が落ちる大きな音がして、職員が確認して見つかった。

音がしたのは、米軍機が上空を通過した直後という。地域住民によるとCH53E大型ヘリが飛んでいるのを目撃しており、米軍機から落ちた可能性が極めて高い。米軍は速やかに調査し、詳細を明らかにするべきだ。

物体は、高さ9・5センチ、直径7・5センチほどの瓶のようなものという。航空機からの落下物は、材質や重量の軽重に関係なく、地上にいる人の命や財産を脅かすもので、空からの凶器である。一歩間違えば大惨事につながる。

保育園によると、園庭では約50人の園児が遊んでいた。物体が落下した園屋内には、園児8人と職員2人がいた。幸い園児や職員らに被害はなかったが、人に直撃していたらと考えるだけで、ぞっとして身震いする。

保育園は、米軍普天間飛行場から約300メートルの位置にあり、米軍機の離着陸コースの下にある。神谷武宏園長は「たまたまけが人はいなかったが、この基地がある限り、人命軽視だと思う」と語った。園長の恐怖のまじった憤慨は当然のことで、落下事故の不安は普天間周辺の住民も常に抱えているものである。

翁長雄志知事は「深刻な事故と認識している」とし、米軍の物と分かれば強く抗議する考えを示した。県そして政府には、県民の命と暮らしを最優先にした対応を求める。

米軍機からの部品などの落下事故やトラブルが後を絶たない。

11月30日には、嘉手納基地に暫定配備された最新鋭ステルス戦闘機F35Aが、約450グラムのパネルを洋上に落としたばかりである。5月にも同基地所属のF15C戦闘機が約2・3キロの部品を海上に落としている。

2015年には普天間所属ヘリが、総重量200キロを超えるミサイル装置などを落下させるなど、年間で8件も相次ぎ、昨年も岩国基地所属機が県内でゴム製部品を落としている。

県によると、米軍機から部品などが落下した事故は、復帰後から先月末までに67件が確認されている。部品を上空から落としても原因や責任が全てつまびらかにされるわけでもない。事故の数自体も米軍の対応も尋常ではなく、この繰り返しにはもう耐えられない。

なぜ事故が続くのか。空からの不安を抱えながら暮らさないといけないのか。狭い沖縄に、住宅地域と隣接するように米軍基地を押し込んでいるからである。そして、米本土でなら広大な土地でやるような軍事訓練を実施しているからである。

辺野古新基地は機能が強化され、負担軽減にはならない。米軍機は、沖縄の空をわが物顔で飛び、基地と隣り合わせで生活する県民を危険にさらし続けることになる。

政府は自ら考える負担軽減が、現実にそぐわないことを直視すべきである。


12月8日 沖縄タイムス
米軍落下物:「人命に関わる事故」宜野湾市長、沖縄防衛局に抗議

沖縄県宜野湾市野嵩の保育園に普天間飛行場所属の米軍機のものとみられる部品が落下した事故を受け、佐喜真淳市長は8日、嘉手納町の沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ねて抗議し、同飛行場の早期返還や危険性除去、被害を受けた園への十分な説明や対応などを求めた。

沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長(右)に抗議・要請文を手渡す佐喜真淳宜野湾市長=8日、嘉手納町・沖縄防衛局

抗議・要請文では「人命に関わる極めて深刻な事故」と指摘し、「未来を担う子どもたちが日々学び楽しく過ごしている保育園という場で事故が起こるなど言語道断。園の関係者に大きな不安と影響を及ぼしたことは極めて遺憾」と怒りを示した。

中嶋局長は「現時点で確たる情報がない。情報が得られ次第、説明の上、対処したい」と話した。



12月8日 沖縄タイムス
米軍落下物:園庭まで50センチ「少しずれていたら・・・」 涙を流し駆け付ける保護者も

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円筒があった場所を指さす緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長(中央)=7日午後0時45分、宜野湾市野嵩

61人の園児と11人の職員が園内にいた沖縄県宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園で7日、米軍機からとみられる高さ約9・5センチの円筒が園舎の屋根に落下した。けが人はいなかったが、「一歩間違えれば子どもたちの頭上」というあわや大惨事の事故。わが子の無事を祈り、涙を流しながら駆け付ける保護者の姿もあった。ツリーやリースなどの装飾でクリスマス雰囲気が漂う園に衝撃が走り、現実となった落下事故の恐怖に怒りと不安が噴出した。

「ドンッ」「ガガガガ」。午前10時20分ごろ、園内に大きな音が響いた。1歳児クラスの園児8人が真下にいる部屋のトタン屋根に、円筒が横たわっていた。神谷武宏園長は「焦げたような臭いがした」と話した。約50センチずれると、約30人の園児が遊ぶ園庭に落ちる位置。すぐそばのげた箱で靴を履き替える2歳児クラスの園児もいた。同クラスを受け持つ瑞慶覧愛美さん(26)は「もう少し落ちる場所がずれていたら、子どもたちが危なかった。被害がなかったのは不幸中の幸い」と話した。

保育園は米軍普天間飛行場の野嵩ゲートから東側約300メートルの住宅地にあり、上空は米軍機の飛行ルート。園庭で園児らと一緒にいた保育士の新垣リナさん(38)は「衝撃音はヘリが通過した直後だった」と指摘。「まさか物が落ちてくるなんて想定もしなかった。子どもたちを外で遊ばせるのも怖くなる」と顔をしかめた。県警や県、市、防衛局の職員、市議、メディアが多数現場に訪れる中も、幾度となく米軍機が頭上を飛び交った。

「子どもたちは無事なんですか?」。事故の情報を知り、駆け付けた園児の母親(34)は、規制線が張られ騒然とする現場の様子に取り乱した。涙を流し警察官に情報を求めた。3歳の息子の無事を確認した母親は、手をぎゅっと握った。「事故の怖さは常にあった。米軍機が上空を飛ばない保育園を探さないといけないのか。もう不安と怒りしかない」と語った。

 別の園児の親(38)は保護者連絡網を見て、急いで子どもを迎えに来た。「子どもの顔を見て、安心した。基地があれば落下事故も起きるし、昨年の軍属のような事件も起きる。なくしてほしい」と訴えた。



12月8日 沖縄タイムス
米軍落下物:ラベルに「REMOVE BEFORE FLIGHT」 なぜ外さない? 自衛隊関係者が疑問

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沖縄県宜野湾市の緑ケ丘保育園に落下した、表面に英語が書かれた円筒状の物体=7日午後、沖縄県警宜野湾署

保育園への筒状の落下物に自衛隊関係者は「飛ぶ前には必ず外すもの。なぜこれが空から落ちてくるのか分からない」と首をひねる。

落下物には赤のラベルに「REMOVE BEFORE FLIGHT(飛行前に外せ)」という文字が書かれている。自衛隊関係者によると、機体が地上にある場合に通気孔のカバーや機体の誤作動を防ぐ安全キャップなどに付いている。リボン状のものが知られているが、今回の形状のようなものは「見たことがない」という。

「REMOVE BEFORE FLIGHT」は一般的に赤く目立つようになっている。自衛隊関係者は「忘れないように注意を促す狙いもある」と指摘。米軍の整備員が外すのを忘れて、そのまま飛行した可能性もありそうだ。



12月8日 沖縄タイムス
普天間基地から300メートル・・・保育園に約10センチの筒落下 米軍ヘリ部品か

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飛行中の米軍機から園舎の屋根に落下したと見られる円筒=7日午前11時20分ごろ、宜野湾市野嵩・普天間バプテスト教会付属緑ヶ丘保育園

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米軍普天間飛行場(上)と落下物が見つかった沖縄県宜野湾市の緑ケ丘保育園(矢印)

7日午前10時20分ごろ、沖縄県宜野湾市野嵩の普天間バプテスト教会付属緑ヶ丘保育園で、園舎の屋根に米軍機のものとみられる部品が落下した。園児らにけがはなかった。部品には「REMOVE BEFORE FLIGHT」(飛行前に外せ)など英語表記の赤色のラベルが張られている。県警は米軍ヘリの計器のカバーとみて米軍に機体の特定を求めた。県内では今年10月、普天間飛行場所属の米軍ヘリCH53が東村の牧草地で炎上した。県民の命を脅かす相次ぐ事故に、批判が高まるのは必至だ。

宜野湾署によると、落下したのは円筒で高さ約9・5センチ、直径約7・5センチ、厚さ約8ミリ。プラスチック製とみられ重さ約213グラム。

同保育園は、米軍普天間飛行場の野嵩ゲートから東側約300メートルの住宅地にあり、落下当時61人の園児と職員11人がいた。神谷武宏園長は「園庭では子どもたちが遊んでいた。一歩間違えれば大変なことになった」と恐怖を語った。沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は同日午後4時半すぎに同園を訪れ、神谷園長から事故当時の様子を聞きながら現場を視察した。神谷園長から普天間飛行場の運用停止を求められ「われわれの方から正直、(停止は)申し上げられない」と話した。

在沖米海兵隊は本紙に「保育園の屋上で物体が見つかったとの報告は受けている」と回答したが、米軍機の部品かは言及しなかった。この報告を深刻に受け止めているとし、地元の関係機関の捜査に協力しているとした。

防衛省関係者によると、普天間飛行場で実施している離着陸調査で、午前10時15分ごろに野嵩向けにCH53E大型輸送ヘリが離陸したのが確認されたという。沖縄防衛局が米軍に確認を求めたが、7日は回答がなかった。

小野寺五典防衛大臣は、米軍機から落下した可能性について詳細な報告がなく「断定できない」とした上で、「外形的には(米軍機の部品に)見えるなと思っている」と述べた。

現場を訪れた佐喜真淳宜野湾市長は「心配していたことが街中の保育園で起こったことは極めて遺憾で許し難い」と語気を強めた。



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本当にこれでいいのですか?宮古島
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市民連絡会チラシ9号表

石垣島「市民連絡会」4月チラシ

石垣市民連絡会4月チラシ

石垣島「市民連絡会」チラシ7号

市民連絡会7号チラシ01
市民連絡会7号チラシ02

石垣島「住民の会」のチラシ4号

石垣住民の会チラシ4号01
石垣住民の会チラシ4号02

石垣島「市民連絡会」のチラシ2号

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