記事一覧

沖縄島に初の陸自補給拠点。米軍の指揮下の「南進」を睨んだ「南西諸島防衛?強化」を名目にした陸自配備が進む。

Ryukyuheiwaより:


ページ下部に、「日米の動的防衛協力について」 2012年7月を掲載しています。

与那国を始めとした宮古島、石垣島への陸自配備のみならず、沖縄島へは先の地対艦ミサイルの配備に続き、
勝連分屯地に、弾薬や燃料などの物資を集積する陸上自衛隊の補給拠点。

001.jpg

002.jpg



宮古島や石垣島への陸自配備は、住民を守るためでは無く、自衛隊の「南進」を睨んだ前進基地要塞化の第一歩。



7月4日 沖縄タイムス
社説:県内に陸自補給拠点 軍事要塞化を危惧する

沖縄で自衛隊の増強計画が次々と浮上している。
 
防衛省が弾薬や燃料などの物資を集積する陸上自衛隊の補給拠点を県内に初めて設置する方向であることが分かった。米軍ホワイト・ビーチ地区に近いうるま市の陸自勝連分屯地に配置する案が有力だ。海上輸送で同地区を使える利点があるからだという。
 
今年2月には地上から艦艇を攻撃する陸自の地対艦誘導弾(SSM)の新たなミサイル部隊の本島配備計画も明らかになっている。
 
いずれも中国の海洋進出を念頭に置いたもので、年内に改定する防衛力整備の基本指針「防衛計画の大綱」と2019年度からの「中期防衛力整備計画」に明記する考えである。
 
防衛省が説明責任を尽くさずに進めるのは、とうてい納得できない。きちんとした説明を求めたい。
 
離島奪還作戦を担う専門部隊である日本版海兵隊「水陸機動団」の2個連隊(約2100人)が3月に陸自相(あいの)浦(うら)駐屯地(長崎県)に発足。その補給も想定している。
 
20年代前半には3個連隊目が米軍キャンプ・ハンセンを共同使用して配備されることが取りざたされている。
 
陸自第1混成団は第15旅団に格上げされた。空自那覇基地ではF15戦闘機部隊を2個飛行隊に倍増、約40機態勢で第9航空団を編成している。
 
自衛隊の急激な増強計画は、復帰時の沖縄配備を除けば過去に例がない。米軍を含め沖縄総体として考えれば、「負担軽減」に逆行するのは明らかである。

離島では自衛隊の強化がさらに顕著だ。
 
国境の島、与那国島にはすでに航空機や艦船をレーダーで監視する沿岸監視部隊が配備されている。
 
地対艦ミサイル部隊、地対空ミサイル部隊、警備部隊などの陸自配備に向け、宮古島では工事が始まり、石垣島では計画が進められている。
 
両島には弾薬庫も設置される予定だが、本島に補給拠点を置くのは、これだけでは不十分だからだという。
 
自衛隊の増強計画について政府は「抑止力を高める」と強調するが、緊張を高める可能性もある。「安全保障のジレンマ」に陥り、軍拡競争を招きかねない。
 
沖縄が戦場になることを想定しているにもかかわらず、決定的に欠けているのは住民の視点である。離島県である沖縄でいったん有事になれば、どのようにして島から避難できるというのだろうか。

南西諸島の防衛を名目に自衛隊を増強する一方、辺野古では市民らを排除して新基地建設を強行する。防衛省は来月にも埋め立ての土砂投入をすると県に通知している。
 
新基地建設と自衛隊配備が同時並行的に進み、沖縄が軍事要塞(ようさい)化される現実はあまりに理不尽だ。
 
先の沖縄戦で本土決戦に備えた時間稼ぎのために「捨て石」にされたことを忘れてはならない。沖縄が再び戦場になりかねない危険な軍備増強はやめ、日本はむしろ緊張緩和を後押しする方向にかじを切るべきである。


sinpou2018 07031
7月3日の琉球新報紙面

7月3日 琉球新報
沖縄県内に陸自補給拠点 防衛省検討 勝連分屯地に設置か

防衛省が、陸上自衛隊の弾薬などの物資を集積する補給拠点を沖縄県内に置く方向で検討していることが分かった。うるま市の陸自勝連分屯地に設置する案が有力視されている。

また、南西諸島の離島間の隊員や物資の搬送に対応する輸送艦の導入も並行して検討する。南西諸島の防衛力整備を名目に、県内の自衛隊基地の機能強化に向かう動きが一層進んでいる。

今年3月に陸自に新編された離島奪還作戦を担う水陸機動団(長崎県・相浦駐屯地)や、宮古島と石垣島で進行中の陸自駐屯地建設などに伴い、補給拠点を置く必要性が高まっているという。これまで県内に補給拠点がないことや、離島間の輸送力向上などが課題として指摘されていた。

陸自は現在、訓練や有事の際などに備えて弾薬や燃料などを集積し後方支援を担当する「補給処」を北海道、東北、関東、関西、九州にそれぞれ置いている。補給処の下に「支処」や「出張所」を置くことができ、県内の補給拠点も九州補給処(佐賀県・目達原駐屯地)の下部組織として位置付けられるとみられる。

勝連分屯地は自衛隊が米軍と共同使用するホワイトビーチに近く、補給拠点を整備する上で海上輸送にも適しているという。

一方、自衛隊は現在、隊員や物資の輸送に民間フェリーを活用している状況があるため独自の輸送手段の活用を求める声が強くあり、輸送艦の導入案も模索している。

防衛省は検討案について、年末までに策定する防衛大綱や、中期防衛力整備計画(中期防)への反映を目指す。

times2018 07032
7月3日の沖縄タイムス紙面

7月2日 沖縄タイムス
沖縄県内に陸自の補給拠点 防衛省検討、勝連分屯地が有力

防衛省が、弾薬や燃料などの物資を集積する陸上自衛隊の補給拠点を沖縄県内に初めて設置する方向で検討を進めている。離島奪還作戦を担う水陸機動団(長崎県相浦駐屯地)の新設や、宮古島や石垣島に地対艦ミサイル部隊を配備することに伴い、必要性が高まっているという。うるま市の陸自勝連分屯地に配置する案が有力視されている。

政府が南西諸島防衛を重視する中、沖縄の自衛隊の機能強化が一層進むことになる。
 
県内には補給拠点がないため、必要に応じて県外から輸送しなければならず、防衛省・自衛隊内で以前から課題として挙げられていた。勝連分屯地は米軍のホワイトビーチ地区に近く、海上輸送で同地区を使える利点がある。
 
防衛省は年内に改定する防衛力整備の基本指針「防衛計画の大綱」と、2019年からの「中期防衛力整備計画」に沖縄への補給処新設を明記したい方針。
 
現在、地対艦ミサイル部隊の配備計画を進める宮古島にも弾薬庫を建設する予定だが、それだけでは不十分だという。



陸自は自前の大型輸送艦の導入を目論む。

7月2日 産経新聞
陸自、輸送艦導入へ 南西諸島防衛に海上輸送を強化

防衛省が南西諸島防衛強化の一環で、陸上自衛隊に輸送艦を導入する方向で検討していることが1日、分かった。陸自駐屯地を置く南西諸島の離島間輸送を円滑にすることが目的で、政府が年末に決定する防衛計画の大綱に反映させたい考えだ。有事やグレーゾーン事態の際に必要な装備・物資を輸送する前進集積に活用することも想定されている。複数の政府関係者が明らかにした。

省内では陸自の海上輸送手段として、機動力や小回りを重視した小型輸送艦のほか、海兵隊機能の強化に向けた戦車揚陸艦(LST)の導入を求める声もある。平成31年度からの次期大綱はおおむね10年間が対象で、この期間内に運用構想や艦種を検討する。陸自幹部は「教育や予算確保などハードルは低くないが必要な能力だ」と述べる。

防衛省は離島防衛や災害対処のため、民間フェリー2隻を活用する契約を結んでいるが、民間フェリーによる危険な海域の航行には不安もあり、陸自独自で海上輸送手段を確保する必要があると判断した。陸自には操艦技術の蓄積がないため、退役した海上自衛官などから人材を募り、教官や乗員として採用する案も検討されている。

中国は東シナ海での活動を活発化させ、米軍を排除するための海空軍力強化を急いでいる。これに対抗するため、陸自は28年3月に沖縄県与那国島に約160人の沿岸監視隊を新設したほか、沖縄県の宮古島、石垣島、鹿児島県の奄美大島に警備部隊を新編し、地対艦ミサイルなどを配備する。今年3月には離島奪還の専門部隊「水陸機動団」も創設した。

南西諸島を効果的に防衛するには、離島間での連携が不可欠となる。

また、陸自は南西諸島にあらかじめ装備や物資を配備する事前集積の強化を図っているが、有事などでは追加的に輸送する前進集積が必要となる。

陸自は離島間で人員や物資を輸送するため、CH47輸送ヘリコプターを保有するほか、垂直離着陸輸送機オスプレイを導入するが、空輸では十分な輸送力を確保できない。海自の艦艇も中国海軍の警戒・監視などに追われており、陸自支援の輸送力は限界がある。


なんと政府の広報紙「産経」は「中国の離島侵攻」に備えと!

7月1日 産経新聞
沖縄に初の陸自補給拠点 中国の離島侵攻に備え

sankei20180701111.jpg

防衛省が、中国による南西方面の離島への侵攻に備え、弾薬や燃料などの物資を集積しておく陸上自衛隊の補給処を初めて沖縄県内に設置することが30日、分かった。前線補給拠点と位置づけ、離島奪還作戦を担う水陸機動団や、中国海軍艦艇を警戒する地対艦ミサイル部隊が実効的に対処するには不可欠と判断した。沖縄本島中部の陸自勝連分屯地(うるま市)に置く案が有力となっている。

補給処は「九州補給処沖縄支処」とする見通し。勝連分屯地は米海軍第7艦隊の物資補給の港として使われているホワイトビーチ地区に近く、海上輸送で同地区を使える利点がある。

防衛省は年内に改定する防衛力整備の基本指針「防衛計画の大綱」と、平成31年度からの「中期防衛力整備計画」に沖縄支処の新設を明記する方針だ。

陸自の補給処は火砲などの弾薬や燃料の他に車両、化学・通信・衛生の装備を保管したり整備したりする後方支援拠点。北海道、東北、関東、関西、九州に置き、支処と出張所が全国に27カ所ある。

ただ、沖縄県には支処も出張所もなく、物資は必要に応じ九州と本州から輸送し、車両や装備の整備も九州などに送り行っている。現状では有事の際もこうした輸送が必要で、沖縄県内に備蓄している弾薬の不足は特に問題視され、南西防衛の実効性を損なわせる重大欠陥と指摘されてきた。

南西方面の離島が占拠されれば、3月に長崎県佐世保市で新編した日本版海兵隊の水陸機動団を展開させ、全国の師団・旅団のうち機動部隊も派遣。沖縄県の宮古島には警備部隊を来年3月までに配置し、有事で初動対応に当たらせ、石垣島にも警備部隊配置を計画している。

これらの部隊の即応態勢と組織的戦闘を継続できる継戦能力を担保するには弾薬や燃料、装備の備蓄と切れ目ない補給が欠かせず、整備も不可欠。そうした補給処機能を持つ支処を沖縄本島に置けば、最前線の離島への物資供給と整備のための往復も現状より格段に効率化できる。

宮古島と石垣島には地対艦ミサイルも配備し、弾薬庫も整備するが、敵の攻撃を受けても防護できる抗堪性の面で両島の弾薬庫は不十分とされ、最小限のミサイルしか備蓄しないとみられる。本島にも同ミサイルを配備することも踏まえ、より抗堪性のあるミサイル保管機能を支処に備える方策を検討している。


再掲:日米の動的防衛協力について 2012年7月
kokutagennponn0001[1]
kokutagennponn0002[1]
kokutagennponn0003[1]
kokutagennponn0004[1]
kokutagennponn0005[1]
kokutagennponn0006[1]
kokutagennponn0007[1]
kokutagennponn0008[1]
kokutagennponn0009[1]
kokutagennponn0010[1]
kokutagennponn0011[1]
kokutagennponn0012[1]
kokutagennponn0013[1]
kokutagennponn0014[1]
kokutagennponn0016[1]



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ryukyuheiwa

Author:ryukyuheiwa



「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」

030.jpg

奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。


201803241120399b5.jpg
https://youtu.be/J6TdQK4jjmo

yae2018 0613意見広告



2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


全国の闘う仲間にお笑いを! 「伝説の闘うエンターテイナー」
ぶつはらゆきお<宮古島映像PR>


伝説の闘うエンターテイナー」ぶつはらゆきお
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-194.html

稲川宏二さん 与那国島からの報告2016年「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう!3・30東京集会」で


おすすめ:

平和を創り出す宮古ネット通信
http://blog.goo.ne.jp/tukurutuusin



「バンタ ドゥナンチマ カティラリヌン!」
与那国島の明るい未来を願うイソバの会+与那国島の自衛隊誘致に反対する住民の会
http://isobanokai.ti-da.net/



I Love いしがき
http://loveishigaki.jp/




石垣島「住民の会」のチラシ4号

石垣住民の会チラシ4号01
石垣住民の会チラシ4号02


石垣島「住民連絡会」のチラシ2号

zyuuminchirasi2a.jpg
zyumminchirasi2b.jpg

ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会のチラシ

宮古軍事化チラシ裏
宮古軍事化チラシ
chiyodachirasi01Rev.jpg

3.19宮古島はどうなる?講演会実行委員会のチラシ

miyakolef01.jpg
miyakoleaf02.jpg

宮古島平和運動連絡協議会のチラシ

0812チラシ表

0812チラシ裏