3月26日の奄美への「陸自ミサイル部隊配備」を控え、3月15日深夜夜陰に乗じて上陸強行。
- 2019/03/16
- 21:26
奄美大島より:
関連記事:3月7日那覇で、宮古島、石垣島、奄美大島を軍事の島にさせない!「自衛隊ミサイル部隊の配備撤回を求める集い」開催。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-734.html
集会で配布された奄美護憲平和フォーラム城村さんの資料が掲載されています!
関連記事:島に自衛隊が配備されたらどうなるか? 今年の「鎭西演習」Hiraku Kamishimaさんの奄美大島からのレポートを転載します!
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-699.html
*Hiraku KamishimaさんのFB投稿より映像、画像、記事を転載させていただきました!
マスコミの報道では可視化されてないものが多くレポートされています、ページ下部に掲載しましたのでぜひご覧ください!
26日配備予定の陸自部隊、民間船の特別便で夜陰に乗じて深夜12時頃上陸。
軽装甲機動車や高機動車や、中SAMミサイル車輌、レーダー車輌、再装填車輌などが。
3月15日 MBC南日本放送 NEWS NOW
3月15日 MBC南日本放送
宮古島ではやらせまい!!
26日の駐屯地開設前に「歓迎会」
そして町内を「車両パレード」と称し迷彩服の自衛隊員が装甲車や機動車に乗り軍事パレード。

3月15日の奄美新聞紙面
3月15日 奄美新聞
駐屯地開設前に歓迎会

奄美警備隊による車両パレード(奄美市名瀬大熊町内県道)

友好団体による歓迎会で、朝山市長があいさつ
名瀬大熊町 奄美大島の陸自配備「信頼されるよう努める」 来島で車両パレード
南西島しょ部の防衛力強化として奄美大島で進められている、陸上自衛隊の奄美駐屯地=奄美市名瀬大熊地区=、瀬戸内分屯地=瀬戸内町節子地区=の開設(今月26日付)に向け、編成部隊の動きが活発化している。3月に入ると配属が決まった隊員は車両とともに続々と来島。部隊幹部が到着した15日は、同市内で歓迎行事と車両パレードが行われた。
防衛省の配備計画によると、同島を拠点とする「奄美警備隊」を新たに編成。奄美駐屯地には警備部隊230人、中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)運用部隊60人など約350人。瀬戸内分屯地には警備部隊130人、地対艦誘導ミサイル(SSM)運用部隊60人など約210人が常駐する。
部隊新編に合わせ駐屯地、分屯地内では関連施設の整備。周辺地域では隊員が居住する官舎の建設も急ピッチで進められ、開設までに全隊員が到着する予定。家族を含めると約1千人が居住する見通しだ。
15日午前0時には、防衛省がチャーターした鹿児島本土からの民間フェリーで隊員約140人、関係車両約80台が到着。また早朝に着いた定期フェリー分を合わせると、これまでで最も多い、約170人、車両約100台が到着した。
同日朝、同市名瀬大熊町で開かれた「歓迎式」は、隊友会など友好5団体の主催。来島した部隊幹部21人を招き、団体代表、住民約200人が歓迎の意を表した。
初代「奄美警備隊長兼奄美駐屯地司令」に就任する平田浩二1等陸佐は「地元の一員、奄美を守る隊員として信頼されるよう努めたい」と住民を前にあいさつ。それに対し、朝山毅市長は「国防や災害から地域の安全確保に向け、いままで以上に自衛隊活動が求められている。住民との信頼を培える存在であり続けることを願う」と述べた。
式後は、町内の県道約300㍍を軽装甲車や高機動車など12台がパレード。沿道では、のぼりや「ようこそ奄美へ」と書かれた横断幕を掲げ、手を振る住民が駐屯地に向かう車両を見送った。
県隊友会奄美支部の叶秀光支部長(71)は「島内の自衛隊組織として、住民との関わりを積極的に持ってほしい」。名瀬大熊町の重田茂之町内会長は「町内会としても記念すべき日。若年層や子育て世代など隊員との交流を大事に、地域を挙げて支援していく」と開設への期待感を示した。
一方、着々と進む配備計画に待ったを掛けているのが、「戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネットワーク」。ミサイル運用部隊や敷地内の弾薬庫設置を指摘。国に駐屯地建設工事の差し止めを申し立てした(2審却下)、城村典文代表は「平和な奄美で軍備が進むことを残念に思う。不要施設であることを訴えていく」と語った。
31日は奄美駐屯地内で開設記念セレモニーを予定。航空自衛隊「ブルーインパルス」による展示飛行も行われる。
3月16日 南海日日
陸自170人奄美入り 「奄美警備隊」発足準備へ 奄美市

奄美大島に到着し、市民に迎えられながら奄美市内を通過する自衛隊車両=15日、奄美市名瀬大熊町
26日に発足する陸上自衛隊「奄美警備隊」(仮称)の奄美駐屯地と瀬戸内分屯地の隊員約170人は15日、民間のチャーター船と定期船の2陣に分かれ続々と奄美大島入りした。夜明け前の暗い中、茶色の自衛隊車両約100台が粛々と駐屯地と分屯地に向かった。
15日午前0時すぎ、フェリーをチャーターした陸自隊員が名瀬港入り。奄美警備隊の隊長となる平田浩二1等陸佐をはじめ、隊員約140人、車両80台が奄美大島に降りた。
続いて午前4時半には定期船に乗船した隊員約30人と車両20台が、自衛隊車両で各施設へ移動した。
港には自衛隊の配備に反対する団体や、警戒する警察官が隊員の動きを見守ったものの、目だった動きはなかった。
駐屯地と分屯地を合わせた隊員総勢560人のうち、180人はすでに奄美入りしており、今後隊が発足する26日までに210人が随時奄美入りする。また、瀬戸内町節子の瀬戸内分屯地司令には古場太佑3等陸佐が就任する。
3月16日 南海日日
陸上自衛隊奄美警備隊を5団体出迎え

大熊公民館で陸上自衛隊員を歓迎する朝山毅奄美市長(中央)=15日、奄美市名瀬

大熊公民館での陸上自衛隊歓迎セレモニーであいさつをする平田浩二1等陸佐(中央)=15日、奄美市名瀬
陸上自衛隊奄美警備隊(仮称)が奄美入りした15日、奄美駐屯地のある奄美市名瀬大熊町では地元の防衛協力5団体が、大熊公民館で歓迎セレモニーを行った。26日の同隊発足後、隊長となる平田浩二1等陸佐以下21人が参加し、歓迎を示す横断幕を掲げた市民約200人が出迎えた。
朝山毅奄美市長が「災害時の支援や復旧態勢に機動力を発揮してもらい感謝している」と述べ、「地域に愛される自衛隊員になってほしい」とあいさつ。大熊町内会の重田茂之町内会長は「大熊の道は自衛隊に整備してもらった。胸を張って頑張ってほしい」と激励した。
平田1等陸佐は「きょうから奄美大島の住民となり勤務させてもらう。地元の一員として地元の皆さまから信頼されるよう勤務に励みたい」とあいさつした。
歓迎式のあと、陸自の軽装甲機動車や高機動車、小型車両など12台が奄美駐屯地に向かって車列行進。市民が国旗の小旗を振って見送った。
参加した町内の女性(87)は「人の行き来が盛んになりにぎやかになるのはうれしいが、太平洋戦争を経験している身としては駐屯地に対する怖さも少しある」と話した。
一方で、同日未明、名瀬港入りする陸自を「奄美にミサイルはいらない」と書かれた旗をもって見守った「戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット」の城村典文代表は「抑止力の名の下、新基地建設という憲法違反に住民を巻き込む現実を目の当たりにした」と危機感をあらわにした。
3月16日 南日本新聞
陸上自衛隊部隊が奄美入り 26日、「奄美警備隊」開設

奄美に上陸する陸上自衛隊車両=奄美市の名瀬港
26日に開設する陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)と瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の部隊が1日から順次配置されている。2施設の総称は「奄美警備隊」となる。15日未明、最多の140人が名瀬港(同市)から奄美入りした。
同港では、隊員のほか中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)発射装置車など車両80台がチャーター船から上陸。陸自によると、ミサイルは搭載しておらず後日搬入する。14日昼、鹿児島市の鹿児島新港を出発していた。
奄美駐屯地は、中SAM部隊と警備部隊など350人、瀬戸内分屯地は地対艦誘導ミサイル(SSM)部隊と警備部隊など210人を配置。30日に瀬戸内町古仁屋で記念パレード、31日に奄美駐屯地で開設記念行事がある。
3月15日 KTS鹿児島テレビ
鹿児島・奄美大島に陸自新部隊が近く発足 歓迎の動きの一方不安の声も
防衛省は、南西諸島の防衛態勢を強化するため今月26日、鹿児島県の奄美大島に陸上自衛隊の新たな部隊を発足させます。これを前に隊員らが続々と奄美大島入りしています。地元では歓迎する動きと合わせて抗議の声もあがっています。
14日夜の奄美市名瀬港。自衛隊がチャーターした民間のフェリーから、続々と車両が降りてきます。中にはミサイル部隊の車両も。
関係者によりますと、このフェリーで隊員およそ140人と車両80台が奄美に降り立ったということです。
防衛省は、南西諸島の防衛態勢を強化するため今月26日、奄美大島に陸上自衛隊としては初めての部隊を発足させ、奄美市に「奄美駐屯地」、瀬戸内町に「瀬戸内分屯地」を開設します。
このうち奄美駐屯地には、有事の際に敵を攻撃するミサイル部隊や、災害時の人命救助にあたる警備部隊などが置かれ、およそ350人の隊員が常駐します。
一方、瀬戸内分屯地にはミサイル部隊など210人が任務にあたります。
15日は、奄美駐屯地に近い奄美市名瀬大熊町で、奄美出身の自衛隊OBら200人が集まり隊員を激励しました。
陸上自衛隊奄美警備隊の隊長に就く予定の平田浩二1等陸佐は「地元の一員として、奄美大島を守る陸上自衛隊の隊員として、信頼されるよう勤務に励んでまいります」と挨拶しました。
取材に対して、自衛隊OBでつくる「隊友会奄美支部協議会」の叶秀光会長は「島に自衛隊があると、安心して災害に対応できると思う」と話しました。
一方、自衛隊の配備に反対する市民団体は、駐屯地が開設される今月26日に抗議集会を予定しています。
取材に対して、市民グループの「自衛隊配備に反対する奄美ネットワーク」城村典文代表は「島民は災害救助のための自衛隊と思っていたが、ミサイル部隊も入ってきていた。奄美は軍事基地に様変わりするかなと思った」と話しました。
不安の声と歓迎の声。地元で様々な思いが交錯する中、陸上自衛隊の500人規模の部隊が間もなく奄美大島に発足します。


3月8日の南海日日紙面

3月3日の奄美新聞紙面

3月2日の南海日日紙面

3月1日の奄美新聞紙面
3月15日のHiraku KamishimaさんのFB投稿より:
https://www.facebook.com/hiraku.kamishima
自衛隊奄美駐屯地。車両の本隊は民間船の特別便にて深夜12時頃に上陸。一部地元紙で事前周知された朝の定期船で入る部隊なんか完全に目眩ましのフェイクです。今朝の軍事パレードもありますし、僕はそこの目眩ましな現場へは行きません。
定期船の荷役遅れにより1時間遅れましたが、地元市民団体の城村さんと共に、完全にアンオフィシャルな特別チャーター便で軍事拠点化された民間港湾の現場を可視化できました。
奄美は警備部隊の軽装甲機動車や高機動車だけでなく、いきなり福岡の飯塚駐屯地から移駐した第344高射中隊の中SAM主要車輌も上陸。レーダー車輌や再装填車輌など秋の演習で見た車輌と構成は同じながら、台数は倍から3倍ほど。キャニスターと呼ばれる弾薬を積まず空荷の発射車輌も確認できたので、弾薬は別途輸送してくる可能性あり。
3月15日のHiraku Kamishimaさん FB投稿動画より:
朝に行われる軍事パレードでも色々と可視化できると思います。何万人も居てたった2人。
可視化に専念した僕を除けば、抗議したのは実質、城村さんだけ。
深夜に何故か大挙してたマスコミのインタビューを受けてました。しかし、まあ疲れますね。仮眠後には歩いて10分の地元公民館前での軍事パレードです。
抜粋ですが、深夜の特別便による上陸の可視化。民間港湾が一体となり完全に軍事拠点化された状況がよく解るかと思います。
警備部隊の車輌やミサイル車輌は勿論、見たことない大きさのトラックも上陸。この数え切れない程の闇討ちの現場。民間港湾や民間船も協力した”時間外”の場に居た事が重要。ご覧の通り、マスコミも来てたので今朝の歓迎行事も含めて、何らかの報道があるはずです。






さあ、どうしましょう。歩いて10分の公民館が戦前回帰。何がなんだか。頭がクラクラするような動画などはガチヤバイので後ほど、整理してから鹿児島からのテレビも来てたんで夕方のニュースあたりで流すと思います。
夜が明け、たった一度の住民説明会のあった公民館前は戦前と化していました。
お伝えしたように本日、非公式の深夜便で車輌、早朝の定期船で人員やトラックやコンテナ等、いよいよ自衛隊奄美駐屯地や瀬戸内分屯地に本隊と思われる部隊が大量に上陸。
駐屯地から直線距離で1km前後の大熊集落の公民館前(たった1度の説明会開催場所)ではご覧の通り、隊友会など防衛協力5団体主催で、戦前回帰な歓迎行事を開催。奄美市長なども参加する歓迎行事は直視できない状況でしたが、その最中も早朝に上陸した車両などが基地へ向かっていたので一変したであろう基地の状況も見てこようと思います。
説明するのも頭がクラクラする行事の中身は動画を見れば、一目瞭然だと思うので割愛させて下さい。パレード車輌はミサイル等が無く小ぶりな感じなのが逆に嫌らしかったですね(ミサイル車輌の上陸を確認してるんで尚更)
動画を見れば、歓迎行事の状況は一目瞭然だと思います。万歳三唱は練習した感じですね。同じ南西諸島ながら、沖縄との意識の差などが明確に可視化されたと思います。隊員も住民も、皆、基本的に悪意が無いから厄介なんですね。特に末端の隊員は良い奴ばかりです。それ以上はご勘弁下さい。
3月15日のHiraku Kamishimaさん FB投稿動画より:





ミサイル部隊が上陸した最新の造成状況です。
自衛隊奄美駐屯地。部隊が大量に入った最新の状況。
いよいよ本隊が上陸した新基地ですが、手前はご覧の通り、スッキリとした感じ。ですが、イラスト図面と見比べるとまだ構造物が建ちそうな気もするのでセレモニー後の経過も観察する必要がありそうですね。
深夜に上陸したミサイル車輌や警備部隊の車輌は盛土の奥などへ隠してると思われ、見えるところにだけトラックやコンテナなどの比較的どーでもいい車輌が大量に駐車されていました。嫌らしいですね。
ミサイルや警備部隊など100台以上は上陸してると思われますが、本隊の引っ越しなどが終わったら増減するかもしれません。こんなところに野ざらしにしておくと、あっという間に車輌は痛みますので。
個人的に発射車輌の発射台や、レーダー車輌の展開場と予想してる構造物も完成状態でしたね。
通常はここで訓練及び実質的に実戦配備(移動式の意味無く固定目標と化しますけど・・・)すると思われますが、イラスト図面を見るに、最終的には、並木で隠して沿道からは見えない可能性が高いです。
僕らとしては、警備部隊もミサイル部隊も基地の外に出るか、出ないか?それが最大の焦点であり、懸念。
何れにせよ、昨夜港湾に詰めかけたマスコミがミサイル部隊の上陸を伝えるか見ものですね。






関連記事:3月7日那覇で、宮古島、石垣島、奄美大島を軍事の島にさせない!「自衛隊ミサイル部隊の配備撤回を求める集い」開催。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-734.html
集会で配布された奄美護憲平和フォーラム城村さんの資料が掲載されています!
関連記事:島に自衛隊が配備されたらどうなるか? 今年の「鎭西演習」Hiraku Kamishimaさんの奄美大島からのレポートを転載します!
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-699.html
*Hiraku KamishimaさんのFB投稿より映像、画像、記事を転載させていただきました!
マスコミの報道では可視化されてないものが多くレポートされています、ページ下部に掲載しましたのでぜひご覧ください!
26日配備予定の陸自部隊、民間船の特別便で夜陰に乗じて深夜12時頃上陸。
軽装甲機動車や高機動車や、中SAMミサイル車輌、レーダー車輌、再装填車輌などが。
3月15日 MBC南日本放送 NEWS NOW
3月15日 MBC南日本放送
宮古島ではやらせまい!!
26日の駐屯地開設前に「歓迎会」
そして町内を「車両パレード」と称し迷彩服の自衛隊員が装甲車や機動車に乗り軍事パレード。

3月15日の奄美新聞紙面
3月15日 奄美新聞
駐屯地開設前に歓迎会

奄美警備隊による車両パレード(奄美市名瀬大熊町内県道)

友好団体による歓迎会で、朝山市長があいさつ
名瀬大熊町 奄美大島の陸自配備「信頼されるよう努める」 来島で車両パレード
南西島しょ部の防衛力強化として奄美大島で進められている、陸上自衛隊の奄美駐屯地=奄美市名瀬大熊地区=、瀬戸内分屯地=瀬戸内町節子地区=の開設(今月26日付)に向け、編成部隊の動きが活発化している。3月に入ると配属が決まった隊員は車両とともに続々と来島。部隊幹部が到着した15日は、同市内で歓迎行事と車両パレードが行われた。
防衛省の配備計画によると、同島を拠点とする「奄美警備隊」を新たに編成。奄美駐屯地には警備部隊230人、中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)運用部隊60人など約350人。瀬戸内分屯地には警備部隊130人、地対艦誘導ミサイル(SSM)運用部隊60人など約210人が常駐する。
部隊新編に合わせ駐屯地、分屯地内では関連施設の整備。周辺地域では隊員が居住する官舎の建設も急ピッチで進められ、開設までに全隊員が到着する予定。家族を含めると約1千人が居住する見通しだ。
15日午前0時には、防衛省がチャーターした鹿児島本土からの民間フェリーで隊員約140人、関係車両約80台が到着。また早朝に着いた定期フェリー分を合わせると、これまでで最も多い、約170人、車両約100台が到着した。
同日朝、同市名瀬大熊町で開かれた「歓迎式」は、隊友会など友好5団体の主催。来島した部隊幹部21人を招き、団体代表、住民約200人が歓迎の意を表した。
初代「奄美警備隊長兼奄美駐屯地司令」に就任する平田浩二1等陸佐は「地元の一員、奄美を守る隊員として信頼されるよう努めたい」と住民を前にあいさつ。それに対し、朝山毅市長は「国防や災害から地域の安全確保に向け、いままで以上に自衛隊活動が求められている。住民との信頼を培える存在であり続けることを願う」と述べた。
式後は、町内の県道約300㍍を軽装甲車や高機動車など12台がパレード。沿道では、のぼりや「ようこそ奄美へ」と書かれた横断幕を掲げ、手を振る住民が駐屯地に向かう車両を見送った。
県隊友会奄美支部の叶秀光支部長(71)は「島内の自衛隊組織として、住民との関わりを積極的に持ってほしい」。名瀬大熊町の重田茂之町内会長は「町内会としても記念すべき日。若年層や子育て世代など隊員との交流を大事に、地域を挙げて支援していく」と開設への期待感を示した。
一方、着々と進む配備計画に待ったを掛けているのが、「戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネットワーク」。ミサイル運用部隊や敷地内の弾薬庫設置を指摘。国に駐屯地建設工事の差し止めを申し立てした(2審却下)、城村典文代表は「平和な奄美で軍備が進むことを残念に思う。不要施設であることを訴えていく」と語った。
31日は奄美駐屯地内で開設記念セレモニーを予定。航空自衛隊「ブルーインパルス」による展示飛行も行われる。
3月16日 南海日日
陸自170人奄美入り 「奄美警備隊」発足準備へ 奄美市

奄美大島に到着し、市民に迎えられながら奄美市内を通過する自衛隊車両=15日、奄美市名瀬大熊町
26日に発足する陸上自衛隊「奄美警備隊」(仮称)の奄美駐屯地と瀬戸内分屯地の隊員約170人は15日、民間のチャーター船と定期船の2陣に分かれ続々と奄美大島入りした。夜明け前の暗い中、茶色の自衛隊車両約100台が粛々と駐屯地と分屯地に向かった。
15日午前0時すぎ、フェリーをチャーターした陸自隊員が名瀬港入り。奄美警備隊の隊長となる平田浩二1等陸佐をはじめ、隊員約140人、車両80台が奄美大島に降りた。
続いて午前4時半には定期船に乗船した隊員約30人と車両20台が、自衛隊車両で各施設へ移動した。
港には自衛隊の配備に反対する団体や、警戒する警察官が隊員の動きを見守ったものの、目だった動きはなかった。
駐屯地と分屯地を合わせた隊員総勢560人のうち、180人はすでに奄美入りしており、今後隊が発足する26日までに210人が随時奄美入りする。また、瀬戸内町節子の瀬戸内分屯地司令には古場太佑3等陸佐が就任する。
3月16日 南海日日
陸上自衛隊奄美警備隊を5団体出迎え

大熊公民館で陸上自衛隊員を歓迎する朝山毅奄美市長(中央)=15日、奄美市名瀬

大熊公民館での陸上自衛隊歓迎セレモニーであいさつをする平田浩二1等陸佐(中央)=15日、奄美市名瀬
陸上自衛隊奄美警備隊(仮称)が奄美入りした15日、奄美駐屯地のある奄美市名瀬大熊町では地元の防衛協力5団体が、大熊公民館で歓迎セレモニーを行った。26日の同隊発足後、隊長となる平田浩二1等陸佐以下21人が参加し、歓迎を示す横断幕を掲げた市民約200人が出迎えた。
朝山毅奄美市長が「災害時の支援や復旧態勢に機動力を発揮してもらい感謝している」と述べ、「地域に愛される自衛隊員になってほしい」とあいさつ。大熊町内会の重田茂之町内会長は「大熊の道は自衛隊に整備してもらった。胸を張って頑張ってほしい」と激励した。
平田1等陸佐は「きょうから奄美大島の住民となり勤務させてもらう。地元の一員として地元の皆さまから信頼されるよう勤務に励みたい」とあいさつした。
歓迎式のあと、陸自の軽装甲機動車や高機動車、小型車両など12台が奄美駐屯地に向かって車列行進。市民が国旗の小旗を振って見送った。
参加した町内の女性(87)は「人の行き来が盛んになりにぎやかになるのはうれしいが、太平洋戦争を経験している身としては駐屯地に対する怖さも少しある」と話した。
一方で、同日未明、名瀬港入りする陸自を「奄美にミサイルはいらない」と書かれた旗をもって見守った「戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット」の城村典文代表は「抑止力の名の下、新基地建設という憲法違反に住民を巻き込む現実を目の当たりにした」と危機感をあらわにした。
3月16日 南日本新聞
陸上自衛隊部隊が奄美入り 26日、「奄美警備隊」開設

奄美に上陸する陸上自衛隊車両=奄美市の名瀬港
26日に開設する陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)と瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の部隊が1日から順次配置されている。2施設の総称は「奄美警備隊」となる。15日未明、最多の140人が名瀬港(同市)から奄美入りした。
同港では、隊員のほか中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)発射装置車など車両80台がチャーター船から上陸。陸自によると、ミサイルは搭載しておらず後日搬入する。14日昼、鹿児島市の鹿児島新港を出発していた。
奄美駐屯地は、中SAM部隊と警備部隊など350人、瀬戸内分屯地は地対艦誘導ミサイル(SSM)部隊と警備部隊など210人を配置。30日に瀬戸内町古仁屋で記念パレード、31日に奄美駐屯地で開設記念行事がある。
3月15日 KTS鹿児島テレビ
鹿児島・奄美大島に陸自新部隊が近く発足 歓迎の動きの一方不安の声も
防衛省は、南西諸島の防衛態勢を強化するため今月26日、鹿児島県の奄美大島に陸上自衛隊の新たな部隊を発足させます。これを前に隊員らが続々と奄美大島入りしています。地元では歓迎する動きと合わせて抗議の声もあがっています。
14日夜の奄美市名瀬港。自衛隊がチャーターした民間のフェリーから、続々と車両が降りてきます。中にはミサイル部隊の車両も。
関係者によりますと、このフェリーで隊員およそ140人と車両80台が奄美に降り立ったということです。
防衛省は、南西諸島の防衛態勢を強化するため今月26日、奄美大島に陸上自衛隊としては初めての部隊を発足させ、奄美市に「奄美駐屯地」、瀬戸内町に「瀬戸内分屯地」を開設します。
このうち奄美駐屯地には、有事の際に敵を攻撃するミサイル部隊や、災害時の人命救助にあたる警備部隊などが置かれ、およそ350人の隊員が常駐します。
一方、瀬戸内分屯地にはミサイル部隊など210人が任務にあたります。
15日は、奄美駐屯地に近い奄美市名瀬大熊町で、奄美出身の自衛隊OBら200人が集まり隊員を激励しました。
陸上自衛隊奄美警備隊の隊長に就く予定の平田浩二1等陸佐は「地元の一員として、奄美大島を守る陸上自衛隊の隊員として、信頼されるよう勤務に励んでまいります」と挨拶しました。
取材に対して、自衛隊OBでつくる「隊友会奄美支部協議会」の叶秀光会長は「島に自衛隊があると、安心して災害に対応できると思う」と話しました。
一方、自衛隊の配備に反対する市民団体は、駐屯地が開設される今月26日に抗議集会を予定しています。
取材に対して、市民グループの「自衛隊配備に反対する奄美ネットワーク」城村典文代表は「島民は災害救助のための自衛隊と思っていたが、ミサイル部隊も入ってきていた。奄美は軍事基地に様変わりするかなと思った」と話しました。
不安の声と歓迎の声。地元で様々な思いが交錯する中、陸上自衛隊の500人規模の部隊が間もなく奄美大島に発足します。


3月8日の南海日日紙面

3月3日の奄美新聞紙面

3月2日の南海日日紙面

3月1日の奄美新聞紙面
3月15日のHiraku KamishimaさんのFB投稿より:
https://www.facebook.com/hiraku.kamishima
自衛隊奄美駐屯地。車両の本隊は民間船の特別便にて深夜12時頃に上陸。一部地元紙で事前周知された朝の定期船で入る部隊なんか完全に目眩ましのフェイクです。今朝の軍事パレードもありますし、僕はそこの目眩ましな現場へは行きません。
定期船の荷役遅れにより1時間遅れましたが、地元市民団体の城村さんと共に、完全にアンオフィシャルな特別チャーター便で軍事拠点化された民間港湾の現場を可視化できました。
奄美は警備部隊の軽装甲機動車や高機動車だけでなく、いきなり福岡の飯塚駐屯地から移駐した第344高射中隊の中SAM主要車輌も上陸。レーダー車輌や再装填車輌など秋の演習で見た車輌と構成は同じながら、台数は倍から3倍ほど。キャニスターと呼ばれる弾薬を積まず空荷の発射車輌も確認できたので、弾薬は別途輸送してくる可能性あり。
3月15日のHiraku Kamishimaさん FB投稿動画より:
朝に行われる軍事パレードでも色々と可視化できると思います。何万人も居てたった2人。
可視化に専念した僕を除けば、抗議したのは実質、城村さんだけ。
深夜に何故か大挙してたマスコミのインタビューを受けてました。しかし、まあ疲れますね。仮眠後には歩いて10分の地元公民館前での軍事パレードです。
抜粋ですが、深夜の特別便による上陸の可視化。民間港湾が一体となり完全に軍事拠点化された状況がよく解るかと思います。
警備部隊の車輌やミサイル車輌は勿論、見たことない大きさのトラックも上陸。この数え切れない程の闇討ちの現場。民間港湾や民間船も協力した”時間外”の場に居た事が重要。ご覧の通り、マスコミも来てたので今朝の歓迎行事も含めて、何らかの報道があるはずです。






さあ、どうしましょう。歩いて10分の公民館が戦前回帰。何がなんだか。頭がクラクラするような動画などはガチヤバイので後ほど、整理してから鹿児島からのテレビも来てたんで夕方のニュースあたりで流すと思います。
夜が明け、たった一度の住民説明会のあった公民館前は戦前と化していました。
お伝えしたように本日、非公式の深夜便で車輌、早朝の定期船で人員やトラックやコンテナ等、いよいよ自衛隊奄美駐屯地や瀬戸内分屯地に本隊と思われる部隊が大量に上陸。
駐屯地から直線距離で1km前後の大熊集落の公民館前(たった1度の説明会開催場所)ではご覧の通り、隊友会など防衛協力5団体主催で、戦前回帰な歓迎行事を開催。奄美市長なども参加する歓迎行事は直視できない状況でしたが、その最中も早朝に上陸した車両などが基地へ向かっていたので一変したであろう基地の状況も見てこようと思います。
説明するのも頭がクラクラする行事の中身は動画を見れば、一目瞭然だと思うので割愛させて下さい。パレード車輌はミサイル等が無く小ぶりな感じなのが逆に嫌らしかったですね(ミサイル車輌の上陸を確認してるんで尚更)
動画を見れば、歓迎行事の状況は一目瞭然だと思います。万歳三唱は練習した感じですね。同じ南西諸島ながら、沖縄との意識の差などが明確に可視化されたと思います。隊員も住民も、皆、基本的に悪意が無いから厄介なんですね。特に末端の隊員は良い奴ばかりです。それ以上はご勘弁下さい。
3月15日のHiraku Kamishimaさん FB投稿動画より:





ミサイル部隊が上陸した最新の造成状況です。
自衛隊奄美駐屯地。部隊が大量に入った最新の状況。
いよいよ本隊が上陸した新基地ですが、手前はご覧の通り、スッキリとした感じ。ですが、イラスト図面と見比べるとまだ構造物が建ちそうな気もするのでセレモニー後の経過も観察する必要がありそうですね。
深夜に上陸したミサイル車輌や警備部隊の車輌は盛土の奥などへ隠してると思われ、見えるところにだけトラックやコンテナなどの比較的どーでもいい車輌が大量に駐車されていました。嫌らしいですね。
ミサイルや警備部隊など100台以上は上陸してると思われますが、本隊の引っ越しなどが終わったら増減するかもしれません。こんなところに野ざらしにしておくと、あっという間に車輌は痛みますので。
個人的に発射車輌の発射台や、レーダー車輌の展開場と予想してる構造物も完成状態でしたね。
通常はここで訓練及び実質的に実戦配備(移動式の意味無く固定目標と化しますけど・・・)すると思われますが、イラスト図面を見るに、最終的には、並木で隠して沿道からは見えない可能性が高いです。
僕らとしては、警備部隊もミサイル部隊も基地の外に出るか、出ないか?それが最大の焦点であり、懸念。
何れにせよ、昨夜港湾に詰めかけたマスコミがミサイル部隊の上陸を伝えるか見ものですね。






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