全国各地の陸自部隊のみならず米軍までもやって来る!陸自駐屯地が出来た奄美大島。
- 2019/11/29
- 15:40
Ryukyuheiwaより:
奄美で「やりたい放題」の自衛隊、
集落外の住民には知らされず、瀬戸内町「離島」で陸・海・空統合訓練行われていた!

11月29日の南海日日紙面
11月17日の宮古島に続き奄美にもミサイル艇「しらたか」が来た!!
11月21日 南海日日
海自ミサイル艇 一般公開 古仁屋港

ミサイル艇しらたかに向かい、抗議ののぼりを立てる市民団体=20日、瀬戸内町古仁屋

ミサイル艇しらたかの操縦室に座る市民=20日、瀬戸内町古仁屋
海上自衛隊佐世保地方隊のミサイル艇「しらたか」(200㌧、全長50・1㍍、乗員21人)が瀬戸内町の古仁屋港に寄港し、20日、船津岸壁で一般公開された。奄美大島へは昨年に続き2度目の寄港。家族連れなど市民214人が訪れ、船内を見学した。
しらたかは大砲、対艦ミサイル、機関銃などを備えたウォータージェット艇で、最高時速は44ノット(約80㌔)と海自最速。今回は南西諸島のパトロールと、各港湾施設の現状確認、PRを兼ねており、佐世保港を11日に出港。喜界島や宮古島を経由し、19日、古仁屋港に入港した。
見学に来た地元住民は、操舵(そうだ)室でコンパスをのぞいたり、艇長いすに座ったりして、隊員から説明を受けていた。奄美市名瀬から親子3人で訪れた家族は、長女(4)が指揮官の席に座り、「いつか船長になりたい」と話していた。艇長の荒栄拓也3等海佐は「海上自衛隊は陸から見えない海の上で見張りをしている。この機会に海自の活動も知ってもらえたら」と話した。
岸壁では市民団体が「奄美にミサイルはいらない」と書かれたのぼり旗を立て、抗議。メンバーの上島啓さん(45)は「もっと大きな船を着けるための布石か。民間の空港や港湾は島民の生命線。軍事利用しないでほしい」と抗議した。
関連記事:11月17日宮古島平良港での海自ミサイル艇「しらたか」一般公開に抗議!!中学生はおろか小学生にまで「自衛隊とのふれあい」を進める防衛省の「慣熟」作戦を許すな!
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-815.html
会場から「迷彩服での通勤をやめてほしい」

11月18日の南海日日紙面
陸自西部方面隊演習(鎮西)21日から奄美でも。

11月9日の奄美新聞紙面
11月9日 南海日日
地対空誘導弾の発射準備も 陸自実動訓練「鎮西演習」公開 奄美市笠利町

報道機関に公開された地対空ミサイルの発射準備訓練=8日、奄美市笠利町
九州・沖縄全域で行われている陸上自衛隊の大規模演習「鎮西演習」で、第2高射特科団(飯塚駐屯地)は8日、奄美市笠利町で実施している「対空戦闘訓練」の一部を報道陣に公開した。正体不明の航空機等が接近してきたことを想定し、自走式の近距離地対空ミサイル(近SAM)などを使い、探知から攻撃まで一連の動きを公開した。
訓練は、島しょ防衛で重要となる遠方からの移動・展開を訓練する「協同転地演習」も兼ねており、2日から奄美入りしている第5高射特科中隊(北海道)、高射教導隊(千葉県)と、奄美駐屯地(奄美市)の高射中隊の約50人、車両約30台が参加。
旧奄美空港滑走路には、相手から身を隠すために草のような網で偽装されて隠された装備品が配置された。装備品の解説に続いて、航空機が接近してきたとの設定で訓練が開始。対空監視レーダで探知し、近SAMや奄美大島に配備されている中距離地対空ミサイル(中SAM)を使い、発射準備をする様子が見られた。
第5高射特科中隊長の平澤大介3佐(40)は「島しょ侵攻の際、あらゆる事態に対処する能力を身に付けることを陸上自衛隊は目的としている。今回の訓練では対空戦闘において3部隊それぞれの連携が取れた。引き続き、任務を全うできるよう練度の維持、向上に努めたい」と話した。
11月8日 MBC NEWS
陸自西部方面演習 奄美で訓練公開
先月から自衛隊の大規模訓練が、九州や沖縄にかけて行われていて、8日、奄美大島でその一部が報道陣に公開されました。
訓練は、九州と沖縄を防衛する陸上自衛隊・西部方面隊が2010年から海上自衛隊と航空自衛隊とも連携して行っている「鎮西演習」です。先月から九州から沖縄までの広い範囲でおよそ1万7000人と車両およそ4500両、航空機およそ35機が参加しています。
8日は奄美市の笠利町で離島への侵攻を想定し、奄美駐屯地に配備されている中距離地対空ミサイル部隊と、北海道帯広の第5高射特科中隊の、近距離地対空ミサイル部隊などおよそ50人が、レーダーで補足した敵の航空機やミサイルなどに対応する訓練が公開されました。
西之表など、県内の11の市や町でも展開されている今回の訓練は、今月22日まで行われる予定です。
11月5日 奄美新聞
大規模訓練部隊、奄美群島入り

実動演習で来島した訓練車両(写真は太陽が丘総合運動公園内)
陸自西部方面隊 8日、一部報道公開へ
陸上自衛隊西部方面隊は、10月21日から九州・沖縄地方で大規模訓練「2019年度実動演習(01鎮西)」を展開している。11月1日以降、陸・空自部隊が奄美群島離島入り。8日に訓練の一部が報道陣に公開される、同市笠利町の旧奄美空港滑走路の敷地内では専用車両が準備する様子が見られた。訓練は22日まで。
訓練は島嶼=しょ=部侵攻への対処を目的に、各種事態の作戦訓練を実施。隊員約1万7千人。車両約4500台(戦車や戦闘車を含む)、支援ヘリコプターなど航空機30機が出動し、例年8県全域で演習を行う大規模なものとなっている。
陸上幕僚監部広報室によると、奄美大島島内では奄美駐屯地(奄美市)、瀬戸内分屯地(瀬戸内町)での共同基地警備訓練のほか奄美空港で展開。また喜界島、徳之島、沖永良部島で計画されているが作戦規模など詳細は明らかにしていない。
8日は、中距離地対空ミサイル(中SAM)、近距離地対空ミサイル(近SAM)運用部隊による対空戦闘作戦を報道公開する。9日は前日に公開した装備品の展示会開催(太陽が丘総合運動公園内)もある。
同広報は「島嶼防衛を目的とした全域的訓練」とした上で、奄美新聞が周辺情勢と訓練との関係性を指摘したのに対し、「特に明確なシナリオを想定しているものではない」と説明した。

10月18日の南海日日紙面

10月18日の奄美新聞紙面


*10月27日からは「転地演習」で北海道の部隊(第5旅団)がやってくる。


今度は「水陸機動団」が来た!

10月16日の南海日日紙面

10月12日の奄美新聞紙面
9月25日 南海日日
米陸軍 奄美から撤収 陸自奄美駐屯地

米陸軍のヘリ「ブラックホーク」に乗り込み、撤収する米兵たち=24日、奄美市名瀬
奄美大島で初めて実施された陸上自衛隊と米陸軍の合同訓練「オリエント・シールド19」は全ての訓練日程を終了し、24日、米兵たちが訓練場の陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)から撤収した。悪天候で訓練日程が縮小されたものの、訓練を担当した西部方面総監部は「自衛隊側としては所望の訓練を行うことができた」と総括した。
同日午前10時45分ごろ、駐屯地上空に米軍のヘリコプターUH―60(通称ブラックホーク)3機が飛来。駐屯地のヘリポートに着陸し、米兵ら約20人を乗せ正午前に撤収した。
西部方面総監部によると、今回の奄美駐屯地での訓練は日米共同で施設や装備品を警備する時の手順や要領を確認し、実際に訓練して技を磨くもの。訓練を終え「日米共同による対処が必要な事態での警備要領の資を獲得することができた」としている。
米陸軍の奄美入りは当初13日で、警備の実動訓練は14日に始まる予定だったが、悪天候や「米側の都合」(陸自)で16日に奄美入り。実動訓練は18日に始まるなど、訓練期間は縮小された。総監部は「事前調整や訓練時間の一部を当初の予定より短縮せざるを得なかったが陸自側としては所望の訓練を行うことができたと考えている」という。
期間中、駐屯地に滞在し訓練に参加した人数は陸自約20人、米陸軍約30人。訓練に対し、陸自に寄せられた意見は「8月末の市民団体から訓練に反対する申し入れ以外なかった」という。
9月23日 奄美新聞
日米合同訓練終了

報道陣に公開された陸上自衛隊奄美駐屯地内での日米共同による警備訓練(20日)
陸自広報室 「警備要領の資、獲得」
奄美市名瀬大熊の奄美駐屯地内で行われていた同地初の陸上自衛隊と米陸軍による合同実動訓練「オリエント・シールド19」が23日、終了した。同駐屯地では18日からの期間中、共同対処能力の向上を目的に警備訓練を展開。同西部方面総監部広報室は訓練を総括し「連携要領を実動により演練し、日米共同による対処が必要な事態における警備要領の資を獲得することができた」とのコメントを発表した。米隊員らは同日から順次撤退を始める。
同駐屯地内での日米合同訓練は初めて。西方総監部によると、訓練(11~22日)には陸自隊員約90人と米隊員約170人が参加した。
米隊員らは当初14日の移動予定も悪天候により、16日から同軍ヘリコプターで同駐屯地入り。18日から車両警備やヘリポートを活用した人員移動など、連携確認を目的に訓練を行っていた。
同広報室は「(特に)施設および装備品を警備する際の相互手順要領などを確認」と述べ、「(悪天候に伴い)当初の予定より短縮せざるを得なかった、所望の訓練を行うものができたと考えている」と総括した。
日米の合同訓練は34回目で、今回は奄美大島のほか、熊本県や北海道など各地の演習場で展開。先月26日から各指揮系統の下、火力戦闘、飛行、戦闘射撃など、複数の領域にわたるオペレーションを演練した。
訓練の全参加人数は日本側が西部方面総監部など約950人、米陸軍側は第33歩兵旅団戦闘団・第17歩兵旅団などの約950人。主要装備は、日本側が中距離地対空誘導弾、多連装ロケットシステムなどで、米側は、高機動ロケット砲システムなど。
また奄美駐屯地では20日、住民理解を得ることなどを理由に一部訓練を報道陣に公開。駐屯地警備の手順確認や中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)の防護展開について米隊員が研修する様子など、公開していた。
奄美駐屯地での日米共同訓練が報道陣へ公開される。

9月21日の奄美新聞紙面
9月21日 南海日日
日米合同訓練を一部公開

隊庁舎内で、駐屯地内の警備要領について打ち合わせをする高射中隊と米陸軍兵=20日、奄美市名瀬

駐屯地のグラウンドで警備要領の説明を受ける米兵たち=20日、奄美市名瀬
陸上自衛隊と米陸軍が奄美市名瀬大熊の陸自奄美駐屯地で合同で行っている訓練「オリエント・シールド19」が20日、訓練の一部を報道陣に公開された。駐屯地で行っている共同警備訓練の一部で、隊員と米兵士が英語で警備要領を確認したり、陸自の装備品を隊員が米兵に解説する様子が見受けられた。
日米合同訓練を担当している陸自西部方面総監部は、今回奄美駐屯地で行われている警備訓練は「手の内を明かすことになるので報道公開はしない」としてきた。
ところが18日、今年3月に新編されたばかりの陸自奄美駐屯地や瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)のある奄美の地域住民に、「自衛隊の取り組みを理解してもらいたい」として、情報保全上問題のない場面を選び、訓練の一部を報道公開することに決めた。
20日、取材が可能になったのは、隊庁舎内で高射中隊と米兵が駐屯地の警備要領を確認する場面。陸自によると、日米が共同で対処しなければならない事態が国内で発生していると想定し、先遣部隊として奄美駐屯地に入った米軍が、後続部隊を受け入れる要領について、奄美駐屯地司令で奄美警備隊長の平田浩二1等陸佐の立ち会いの下、英語で打ち合わせをしていた。
また、グラウンドには航空機やミサイルを迎撃する防空用ミサイル「中距離地対空誘導弾(中SAM)」を配置。中SAMを構成する発射装置などの装備品の前に英文の説明パネルを設け、米兵らが隊員から説明を受ける様子が見られた。
訓練の性質や情報の保全上、報道陣に許可されたのは撮影のみ。やりとりの細部の報道や、隊員へのインタビューは規制された。現場で解説に当たった陸自西部方面総監部広報室は「今回は訓練の性質上、わずかな場面しかお見せできないが、地域の方々に少しでも陸自の活動や日米の取り組みをご理解いただきたい」と話した。
同日は、米陸軍兵の第3陣(約20人)が、米軍ヘリ2機で奄美駐屯地に入り、駐留している米兵20人との入れ替えを計画していたが、天候不良のためヘリが飛ばず、21日に延期された。
22日は駐屯地内に駐留している米兵士と隊員家族との日米文化交流プログラムが予定されている。
9月20日 KKB 鹿児島放送
一転公開へ

9月19日の奄美新聞紙面
9月19日 南海日日
奄美合同訓練、一部公開へ 米陸軍と陸自「島民の理解得るため」

奄美駐屯地のグラウンドで03式中距離地対空誘導ミサイルの発射装置の方向へ小銃を抱えて走る米兵たち=18日、奄美市名瀬
陸上自衛隊西部方面総監部は18日、非公開で行ってきた米陸軍との合同訓練「オリエント・シールド19」の奄美での訓練の一部を、報道陣に公開すると発表した。これまで陸自は共同訓練の公開は「手の内を明かすことになる」として非公開にしてきたが、情報の保全上問題のない部分を選び「島民に理解してもらうため」と公開を決めた。
西部方面総監部によると、公開されるのは奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)で行っている共同警備訓練のうち、情報の保全上問題のない場面。具体的には、陸自と米陸軍が警備要領を調整する場面や、屋外で陸自の防護要領を米兵が研修している様子を予定している。
陸自はこれまで、奄美駐屯地で行う共同警備訓練について「駐屯地や火砲を警備するという訓練の性質上、公開すると手の内を明かすことになる。これまで他の駐屯地でも公開したことはない」と回答。島民への説明については「地元自治体にはきちんと説明してきている」とした上で、「なんらかの方法を考えている」としてきた。
今回一部を報道公開することにした理由について「もともと検討していた。奄美駐屯地や瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の開設から日が浅い中、米軍が来ることもあり、より地域の方々へのご理解を得るための努力の一環」としている。
18日、陸自奄美駐屯地では、米陸軍兵と陸自隊員が初の共同警備訓練を行い、奄美での本格的な実動訓練を始めた。
午後1時半ごろ、陸自隊員や小銃を手にした米兵ら合計約20人がグラウンドに集合。陸自隊員は、グラウンドに配置された防空用ミサイル「03式中距離地対空誘導弾(中SAM)」の発射装置を、発射する態勢に動かしたり、小銃を抱えて中SAMを防護する姿勢をとったりしていた。
米兵は臨時に設置した指揮所のような場所で打ち合わせをしたり、小銃を抱えた2人組がグラウンド内を歩いたりして警戒。時折方角を確認するように指をさしたり、伏せて小銃を構える姿勢をとったりするなど、駐屯地内の警備をする様子が見られた。
陸自によると、19日は米陸軍兵士の第3陣が奄美入りを予定。午前10時~午後2時、陸自大矢野原(おおやのはら)演習場(熊本県上益城郡)から米軍ヘリ2機で、兵士約20人を乗せて奄美駐屯地入りする予定。現在奄美駐屯地に駐留している兵士約20人を乗せ、同日中に大矢野原演習場に戻ることにしている。

9月18日の南海日日紙面

9月17日の南海日日紙面
9月16日 MBC南日本放送
奄美駐屯地で日米共同訓練始まる
奄美市の陸上自衛隊・奄美駐屯地で16日から、陸上自衛隊とアメリカ陸軍との共同訓練が始まりました。
16日午前10時半ごろ、陸上自衛隊奄美駐屯地にアメリカ陸軍のヘリコプター・UH−60が3機、着陸し、アメリカ陸軍の15人と訓練で使われる物資などが下ろされました。
日米共同訓練「オリエント・シールド」は、陸上自衛隊とアメリカ陸軍の連携強化を目的に、毎年国内で行われています。今年は九州を中心に先月26日から始まり、陸上自衛隊とアメリカ陸軍、それぞれおよそ950人規模で実施されています。
奄美駐屯地での訓練は今月13日からの予定でしたが、アメリカ陸軍が滞在する熊本の天候不良などでヘリが離陸できず、延期されていました。
陸上自衛隊によりますと、奄美駐屯地での訓練は今月23日までで、奄美の地対空ミサイル部隊とアメリカ陸軍からそれぞれ30人が参加します。ミサイルを警備する訓練やヘリコプターを使った訓練が行われる予定で、実弾を使った訓練は行われません。周辺では、訓練に反対する住民グループが駐屯地の様子を見守りました。
県内では去年、種子島でアメリカ・海兵隊と陸上自衛隊の訓練が行われていて、日米が参加する県内での訓練は2年連続となります。
HIraku Kamishima
アメリカ陸軍ヘリコプター 奄美駐屯地着陸
https://youtu.be/nK8Za0zqFRo
2019年9月16日 午前10時38分頃、アメリカ陸軍UH−60ブラックホーク3機が奄美駐屯地のヘリポートと敷地内へ着陸。(日米共同訓練オリエントシールド19)
9月13日 奄美新聞
14日から日米合同演習

初の日米合同訓練が行われる「奄美駐屯地」
米陸軍約30人が来島 今年だけで訓練2回、「訓練場化」を懸念□
陸上自衛隊と米陸軍の合同実働訓練「オリエント・シールド(東洋の盾)19」が14日、奄美駐屯地=奄美市名瀬大熊=内で行われる。同駐屯地に配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)運用部隊約30人と米陸軍側約30人が参加し、車両警備やヘリポートを活用した人員移動など「共同警備訓練」を実施する。期間は23日まで。
訓練は日米の相互連携による実効性や対処能力の向上を目的に先月26日から開始。熊本県や北海道など4カ所で共同演習を展開している。陸自と米陸軍双方から、約950人が参加。奄美駐屯地では初めてで、訓練時の実弾使用はないという。
陸上幕僚監部広報室によると、今年度の訓練予算額は約1300万円を計上。訓練の規模や場所、時期は日米間で調整され、奄美での訓練実施は「8月上旬に最終決定」とした。
同広報は奄美での訓練について、「(日米合同訓練は)これまでも全国的に展開・実施。日米間で調整しており、今回は奄美を訓練地に選定しているが、対象や目的を特に想定したものではない」としている。
なお奄美での訓練は非公開。陸自西部方面総監部は「部隊の保全や警備体制の訓練という性質上、明かすことはできない。これまでも報道公開はしていない」と説明した。
準備日の13日は、訓練に参加する陸米隊員を乗せた多用途ヘリコプター(UH―60)3機が来島。駐屯地ヘリポートに到着する予定だったが、出発地の天候不順により出発が見送られた。同駐屯地によると、奄美入りは14日にずれ込む見通し。
奄美駐屯地は今年3月に開設したばかり。7月も陸自第6師団(司令部・山形県東根市)が協同転地演習を実施し、わずか半年の間に2回、島外からの部隊訓練が行われている。自衛隊の奄美進出に反対の立場を示してきた団体や市民は国防という性質上、今回の訓練非公開に一定の理解を示しつつ、奄美が「訓練場」と化していることを強く懸念する。
市民有志でつくる「奄美の自然と平和を守る郡民会議」の城村典文事務局長は「駐屯地ができた途端、軍事的行動の活動場となっている。島しょ防衛ライン計画はまさに軍隊の受け入れ拠点づくり」と厳しく指摘した。
共産党奄美地区委員会の﨑田信正委員長は「奄美が戦争に巻き込まれる流れがますます強まっている。世界自然遺産登録候補地にそぐわない一連の活動の影響を行政、市民は深く考えるべき」と苦言を呈した。
今回の日米訓練を受け、奄美市名瀬市街地では市民団体が反対集会を開催。14日は、奄美駐屯地周辺での抗議行動を計画している。

9月10日の南海日日紙面

9月8日の奄美新聞紙面

9月6日の奄美新聞紙面
9月14日からの、
奄美駐屯地での「日米合同訓練」許さない!!
9月6日 南海日日
日米合同訓練 熊本で開始

「オリエント・シールド19」の訓練開始式に臨む陸自西部方面総監の本松陸将(右)と在日米陸軍司令官のルオン少将(中央)=5日、熊本市
陸上自衛隊と米陸軍の合同訓練「オリエント・シールド19」の訓練開始式が5日、陸上自衛隊西部方面総監部健軍駐屯地(熊本市)であった。式には日米両側約100人が参加し、日米両部隊の統裁官が訓示を行った。陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)での共同実動訓練は13~23日に行われる。
オリエント・シールドは陸自が毎年国内で行っている米陸軍との共同訓練。九州・沖縄を管轄する西部方面隊と行うのは2008年以来約10年ぶり。
今年は健軍駐屯地に指揮所を開設。近年米陸軍が取り組んでいる領域を横断して作戦を行う部隊(マルチ・ドメイン・タスク・フォース)とともに、サイバーや電磁波といった新しい領域を組み込んだ共同作戦をもとに、全国5カ所の演習場や駐屯地に指示を出し、対処能力の向上を図る。
5日は健軍駐屯地の体育館で訓練開始式が行われ、陸自隊員50人、米陸軍兵50人が集合。西部方面総監の本松敬史陸将と、在日米陸軍司令官ビエット・X・ルオン少将が訓示を述べた。
西部方面総監部によると、奄美での訓練内容は共同警備訓練と、米陸軍のヘリUH60による人員搭載訓練。参加人員は陸自側約20人、米陸軍兵約30人の50人規模。訓練は非公開としている。
西部方面総監部は、今年3月に開設されたばかりの陸自奄美駐屯地を訓練地に選んだことについて「日米との調整の結果」と説明。訓練を非公開とする理由については「警備訓練を公開することは手の内を明かすことにつながる。通常どの駐屯地でも公開しない」と説明。地元自治体への説明は「検討しているとは聞いている」として「住民に不安を与えないよう、服務規律を含めて駐屯地内で安全に行う」としている。
labornetTV
奄美大島での日米軍事訓練に反対する
https://youtu.be/88RKLxG792M
奄美大島では、陸上自衛隊奄美駐屯地(ミサイル基地、今年3月開所)にて9月13日から日米合同軍事演習が始まる。これに対して、8月30日、抗議行動が現地(奄美大島奄美駐屯地、瀬戸内分屯地、奄美市名瀬憲法広場)で抗議行動が行われた。(主催・奄美の自然と平和を守る群民会議)
KSさん8月30日のFB投稿より:
自衛隊の日米合同演習はいらない!!
反対集会に参加してきました。
種子島から元町議の徳永さんを空港に迎えに行ったら、鹿児島から護憲フォーラムのみなさんも来てくださって、合流しました。
何しろ、こういう集まりは頭数が勝負と思っているので、出来るだけ参加することにしてるんですが、地元の人たちはほとんどこないのが現状です。鹿児島と種子島からの応援は本当に心強かった。
こういう時、自主的に100人ぐらい参加する人たちがいたら、絶対、何かが変わるんだけどね。










本日奄美駐屯地で、私たち市民の対応をした自衛隊の幹部は、3/30(請願書提出)にも対応した人でした。
あら、あの時のお兄さんだ、って思いました。ま、当たり前ですけどね。

ただいま「憲法ひろば」で、「日米合同訓練に反対する奄美集会」を行なっています。



8月31日の奄美新聞
8月31日 南海日日
市民団体ら 陸自駐屯地前で抗議デモ 奄美市

陸上自衛隊奄美駐屯地の入口でシュプレヒコールを上げる市民ら=30日、奄美市名瀬
9月14日から奄美市名瀬の陸上自衛隊奄美駐屯地で行われる日米合同訓練「オリエント・シールド19」に抗議する市民集会が30日、奄美大島内の陸自施設や名瀬市街地で行われた。参加者は「できたばかりの陸自駐屯地に、住民説明もないまま米軍が来るのは許せない」と抗議の声を張り上げた。
集会は「奄美の自然と平和を守る郡民会議」(星村博文議長)が主催。同日午前、小雨が降る中、今年3月に開設された陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)の入口には、鹿児島県本土や熊本県などからも駆け付け、約40人が集まった。
参加者は「『自衛隊なら賛成だが米軍なら反対』と言ってきた人たちがいるが、自衛隊施設ができたことで、何の説明もなく早速米軍が来ることになった」「このままでは自衛隊は米軍と一体となって戦争への道へ突き進むのではないか」などと抗議。「奄美に米軍を呼ぶな」とシュプレヒコールを上げ、同駐屯地へ抗議文を手渡した。
午後からは瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)前や名瀬市街地でも集会を開いた。名瀬市街地には約80人が集まり、「自衛隊を戦場に送るな」と書かれたプラカードを手に約20分間デモ行進をした。
集会には昨秋、陸自が米海兵隊と共同訓練を行った種子島の住民も参加。「種子島では住民説明があったのは訓練前日。十分に知らされないまま行われた。奄美は今こそ声を上げるべき」と話した。
公然の「秘密」が明らかに(「火薬庫」とは弾薬庫の事です!)
9月5日 奄美新聞
火薬庫整備で19億円

火薬庫の整備が進められる陸上自衛隊瀬戸内分屯地(3月撮影)
防衛省20年度概算要求 陸自瀬戸内分屯地に
防衛省は8月30日、2020年度予算の概算要求を公表し、過去最大となる5兆3223億円(前年度予算比6・3%増)を計上した。奄美関係では、陸上自衛隊瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)に火薬庫等の整備にかかる経費として約19億円を計上している。
同省によると、火薬庫は瀬戸内分屯地(48・3㌶)のうち、30・7㌶を占める敷地北西側の「火薬庫地区」に設置予定。山の法面=のりめん=をかまぼこのような形のトンネル状に掘削し、中に直方体型のコンクリート製火薬庫を整備するという。5棟の整備を予定。火薬庫には警備部隊・地対空誘導部隊・地対艦誘導部隊が使用する▽小銃弾▽迫撃砲弾▽中距離多目的誘導弾▽地対空誘導弾▽地対艦誘導弾―を貯蔵するとしている。
20年度は火薬庫本体1棟分を計上。工事の進捗=ちょく=率について同省は「未発注の工事もあり、パーセンテージで示すことはできない。現在、19年度に契約した工事で掘削を実施している」としている。
火薬庫の面積や貯蔵量などは「自衛隊・分屯地の部隊の能力が推察されることから答えられない」。また、「火薬類取締法にのっとった保安距離を保つなどの対応を取る」としている。火薬庫の完成時期は未定という。

8月31日の南海日日紙面
8月31日 南海日日
陸自瀬戸内分屯地に火薬庫新設

陸上自衛隊瀬戸内分屯地にある火薬庫地区の入口=3月、瀬戸内町節子
防衛省は30日、2020年度予算の概算要求で、今年3月に新編された陸上自衛隊瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)に、火薬庫を新設する予算など約19億円を計上した。現在分屯地にある火薬庫地区に、5本の地下トンネルを含む火薬庫を整備する。完成の見通しは「未定」としている。
瀬戸内分屯地の総敷地面積は約48ヘクタール(ヤフオクドーム6.9個分)。同分屯地は二つの地区に分かれており、警護所や隊庁舎を含む「管理地区」(約17ヘクタール)、弾薬などを保管する「火薬庫地区」(約31ヘクタール)からなる。火薬庫には大型ミサイルの弾薬や小銃などを保管する。
防衛省の計画では、火薬庫は山の側面に横穴を掘る形で、5本のかまぼこ状のトンネルを掘削。内部に鉄筋コンクリート壁で直方体の火薬庫を建設する。
九州防衛局熊本防衛支局が公表している入札・契約状況調書によると、1本目の掘削工事費用は約15億円で、工期は18年9月~21年2月。防衛省によると、現在2本目のトンネルも掘削中。
20年度予算の概算要求では、このうちの1本のトンネル内部に鉄筋コンクリート壁の貯蔵庫を建設する費用と、構内道路を整備する費用合計約19億円を盛り込んだ。
トンネルの長さについて、防衛省は「防衛能力にかかわるので回答を差し控える」としている。
自衛隊の基地が出来れば、米軍もやってくる。
今度は9月14日から奄美駐屯地で「日米合同訓練」

8月30日の南海日日紙面

8月9日の奄美新聞
8月9日 南海日日
奄美大島で9月13~24日に日米実動訓練

陸自奄美駐屯地で日米実動訓練に用いられる中距離地対空誘導弾(中央奥)=7月、奄美市名瀬
防衛省陸上幕僚監部は8日、今年3月に新編された陸上自衛隊奄美駐屯地で行われる米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド19)の概要を明らかにした。奄美大島では9月13~24日に行われ、陸自側約30人、米陸軍側約30人が参加する。主に中距離地対空誘導弾(中SAM)の警備を中心とした共同警備訓練を行う。
オリエント・シールドは、毎年陸自が国内で行っている米陸軍との共同実動訓練。陸自と米陸軍がそれぞれの指揮系統に従って共同作戦を行い、連携強化と対処能力の向上を図ることを目的としている。
奄美大島では9月13日から訓練準備に入り、実動訓練は14~23日。24日は撤収に当てられる。
奄美駐屯地内で行われ、同駐屯地の中SAM部隊約30人が、03式中SAMを配置し警備する。中SAMは飛来してくる航空機やミサイルを迎撃する防空用のミサイルシステム。
米陸軍側は米国本土から第33歩兵旅団戦闘団第2―106騎兵大隊30人が奄美入りし、駐屯地内のエリア警備に当たる。個人携行の火器は持ち込む予定だが、大規模な装備品の搬入計画はないという。
陸幕によると、訓練期間中、米軍兵士は基本的に駐屯地内に滞在し、民間の宿泊施設は利用しない。また、実弾を使用した射撃訓練や、民間地での訓練展開も行わない。
陸幕は日米共同訓練を部隊の新編から間もない奄美大島で行うことについて「島しょ部での対処能力向上という目的はあるが、主要な訓練地は九州本土。奄美地域を意識したわけではない」と話している。
オリエント・シールドは奄美以外の地域では8月26日~9月23日、熊本県の健軍駐屯地、大矢野原演習場、高遊原分屯地、北海道の矢臼別演習場で行われ、総勢で陸自側約950人、米陸軍側約950人が参加する。
近年、米陸軍が取り組む「マルチ・ドメイン・タスク・フォース」(歩兵、砲兵、航空、防空、サイバーなど戦闘に必要な機能を併せた部隊)と連携するもの。陸自側も今年3月に熊本に新編されたサイバー攻撃への対処を担う「西部方面システム防護隊」などが参加し、共同訓練を行う。サイバーや電磁波などの新領域での日米共同訓練は、これまで米国本土で行うことはあったが、国内で行うのは今回が初となる。
陸自ニュースリリース: 2019年8月8日

日米合同委員会合意事案: 2019年8月2日



7月17日の琉球新報紙面
許すな! 陸自のかってし放題!!
駐屯地が出来たら早速東北の陸自第6師団がやってきた!!
7月13日 奄美新聞
奄美駐屯地内 即応機動連隊が演習

背後の中SAMを防護する配置訓練を公開した即応機動連隊(奄美駐屯地内)
ミサイル車両の防護展開
陸上自衛隊第6師団(司令部・山形県東根市)は13日、奄美市名瀬の陸自奄美駐屯地内で2019年度「協同転地演習」に伴う各種訓練を実施した。同駐屯地に配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)の防護活動を隊員約40人が展開。南西地域での防衛態勢を向上させる狙いがある。今年3月に開設した同駐屯地での対外的な合同訓練は初めて。
奄美での演習は、同師団に属する「第22即応機動連隊」(宮城県多賀城市、隊員約1千人)が実施。隊員100人、重装甲車「96式装輪装甲車」や輸送トラックなど車両30台が多賀城駐屯地から陸・海路を移動し、12日に奄美大島入りした。
13日は、同駐屯地に配備された中SAMの運用部隊との協同訓練を報道陣に公開。中SAMの周囲に重装甲車4台が移動して、車両内部から小銃を携帯した隊員が1台当たり5人を配置する基本的な防戦行動を取った。
同連隊長兼多賀城駐屯地司令の大場智覚=ともあき=1等陸佐は部隊として初めての長距離移動による演習に「機動力をさらに高め、抑止力と対処力の向上につなげたい」と抱負。16日まで滞在し、他部隊との連携確認など各種訓練を行う方針を語った。
同連隊は今年3月26日に新編。16式機動戦闘車など装甲車や多彩な火器など装備し、即応性と機動力を高めた部隊として注目される。一部報道などによると、東アジアの安全保障上の情勢を見据え、有事対処や離島奪還などの作戦を担うとの見方もある。

7月13日の南海日日紙面

7月13日の奄美新聞紙面

7月13日の南海日日紙面

7月13日の奄美新聞紙面
7月12日 KTS鹿児島テレビ
奄美駐屯地で陸上自衛隊訓練始まる 鹿児島市
奄美市に今年3月にできた新しい陸上自衛隊の駐屯地で東北地方の部隊が参加する訓練が始まっています。
12日、名瀬港に到着した民間のフェリーです。
一般車両に混じって自衛隊の隊員約100人と車両30台が次々と降りていきます。
奄美駐屯地で訓練を行う山形、宮城、福島3県を管轄する陸上自衛隊の部隊です。
部隊は早朝の静まりかえった奄美市の市街地を移動し、午前5時半までに全車両が奄美駐屯地に到着しました。
訓練は13日も行われます。
奄美駐屯地では来月下旬にも陸上自衛隊とアメリカ軍の共同訓練が行われる予定です。
7月12日 南日本新聞

7月12日 奄美新聞
陸自部隊、奄美大島入り

民間フェリーから下船する陸上自衛隊の重装甲車(名瀬港、12日午前5時ごろ)
駐屯地で初協同演習 隊員100人、車両30台到着
陸上自衛隊第6師団(司令部・山形県東根市)による2019年度「協同転地演習」が13日、奄美市名瀬の奄美駐屯地内で行われる。今年3月に開設した同駐屯地での対外的な訓練は初めて。配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)の防護活動を中心に運用部隊(高射特科部隊)との機能別、同行防御などの訓練を展開する。
第6師団は東北方面隊に編成され、南東北3県(山形・宮城・福島)の防衛警備や災害派遣を所管する。今回の演習は、同師団に属し、今年3月26日に新編された「第22即応機動連隊」(構成隊員約1千人)が南西島しょ部での戦略的な機動展開を実施するものだ。
演習部隊は隊員100人、重装甲車「96式装輪装甲車」や輸送トラックなど車両30台で構成。今月8日、宮城県の多賀城駐屯地から陸路で11日までに鹿児島入りした。
民間フェリーに乗船した部隊は12日早朝、奄美市の名瀬港に到着。次々と車両が下船し、その後駐屯地に移動した。
13日は中SAM運用部隊との連携や展開に合わせた各種訓練を予定。その様子は報道陣に公開される。
フェリーが名瀬港に到着すると、県隊友会奄美支部の会員6人が日の丸を手に、沿道で横断幕を掲げて歓迎。70代の男性は「遠路はるばる奄美に来たことをうれしく思う。期間中はしっかりと演習に励んでほしい」と話した。
7月11日 MBC NEWS
東北の陸自部隊が奄美大島へ
ことし3月に開設された陸上自衛隊の奄美駐屯地で、13日に訓練が行われます。この訓練に参加する東北地方の部隊が、鹿児島市の港から奄美大島へ出発しました。
今回の部隊の移動は、移動自体も訓練と位置づけられています。東北の陸上自衛隊第6師団即応機動連隊の車両およそ30両と隊員100人が、4日間かけて宮城県から陸路で移動してきました。
隊員は、鹿児島新港で奄美航路のフェリーに乗り込み、出発しました。13日に奄美駐屯地で行われる地対空ミサイルに関する訓練に参加する予定です。
南西諸島の防衛力強化が図られる中、ことし3月に開設された奄美駐屯地は、来月下旬から行われる予定の日米共同訓練でも、訓練場所の1つとなっています。

7月6日の南海日日紙面
陸自ニュースリリース: 2019年6月27日

奄美で「やりたい放題」の自衛隊、
集落外の住民には知らされず、瀬戸内町「離島」で陸・海・空統合訓練行われていた!

11月29日の南海日日紙面
11月17日の宮古島に続き奄美にもミサイル艇「しらたか」が来た!!
11月21日 南海日日
海自ミサイル艇 一般公開 古仁屋港

ミサイル艇しらたかに向かい、抗議ののぼりを立てる市民団体=20日、瀬戸内町古仁屋

ミサイル艇しらたかの操縦室に座る市民=20日、瀬戸内町古仁屋
海上自衛隊佐世保地方隊のミサイル艇「しらたか」(200㌧、全長50・1㍍、乗員21人)が瀬戸内町の古仁屋港に寄港し、20日、船津岸壁で一般公開された。奄美大島へは昨年に続き2度目の寄港。家族連れなど市民214人が訪れ、船内を見学した。
しらたかは大砲、対艦ミサイル、機関銃などを備えたウォータージェット艇で、最高時速は44ノット(約80㌔)と海自最速。今回は南西諸島のパトロールと、各港湾施設の現状確認、PRを兼ねており、佐世保港を11日に出港。喜界島や宮古島を経由し、19日、古仁屋港に入港した。
見学に来た地元住民は、操舵(そうだ)室でコンパスをのぞいたり、艇長いすに座ったりして、隊員から説明を受けていた。奄美市名瀬から親子3人で訪れた家族は、長女(4)が指揮官の席に座り、「いつか船長になりたい」と話していた。艇長の荒栄拓也3等海佐は「海上自衛隊は陸から見えない海の上で見張りをしている。この機会に海自の活動も知ってもらえたら」と話した。
岸壁では市民団体が「奄美にミサイルはいらない」と書かれたのぼり旗を立て、抗議。メンバーの上島啓さん(45)は「もっと大きな船を着けるための布石か。民間の空港や港湾は島民の生命線。軍事利用しないでほしい」と抗議した。
関連記事:11月17日宮古島平良港での海自ミサイル艇「しらたか」一般公開に抗議!!中学生はおろか小学生にまで「自衛隊とのふれあい」を進める防衛省の「慣熟」作戦を許すな!
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-815.html
会場から「迷彩服での通勤をやめてほしい」

11月18日の南海日日紙面
陸自西部方面隊演習(鎮西)21日から奄美でも。

11月9日の奄美新聞紙面
11月9日 南海日日
地対空誘導弾の発射準備も 陸自実動訓練「鎮西演習」公開 奄美市笠利町

報道機関に公開された地対空ミサイルの発射準備訓練=8日、奄美市笠利町
九州・沖縄全域で行われている陸上自衛隊の大規模演習「鎮西演習」で、第2高射特科団(飯塚駐屯地)は8日、奄美市笠利町で実施している「対空戦闘訓練」の一部を報道陣に公開した。正体不明の航空機等が接近してきたことを想定し、自走式の近距離地対空ミサイル(近SAM)などを使い、探知から攻撃まで一連の動きを公開した。
訓練は、島しょ防衛で重要となる遠方からの移動・展開を訓練する「協同転地演習」も兼ねており、2日から奄美入りしている第5高射特科中隊(北海道)、高射教導隊(千葉県)と、奄美駐屯地(奄美市)の高射中隊の約50人、車両約30台が参加。
旧奄美空港滑走路には、相手から身を隠すために草のような網で偽装されて隠された装備品が配置された。装備品の解説に続いて、航空機が接近してきたとの設定で訓練が開始。対空監視レーダで探知し、近SAMや奄美大島に配備されている中距離地対空ミサイル(中SAM)を使い、発射準備をする様子が見られた。
第5高射特科中隊長の平澤大介3佐(40)は「島しょ侵攻の際、あらゆる事態に対処する能力を身に付けることを陸上自衛隊は目的としている。今回の訓練では対空戦闘において3部隊それぞれの連携が取れた。引き続き、任務を全うできるよう練度の維持、向上に努めたい」と話した。
11月8日 MBC NEWS
陸自西部方面演習 奄美で訓練公開
先月から自衛隊の大規模訓練が、九州や沖縄にかけて行われていて、8日、奄美大島でその一部が報道陣に公開されました。
訓練は、九州と沖縄を防衛する陸上自衛隊・西部方面隊が2010年から海上自衛隊と航空自衛隊とも連携して行っている「鎮西演習」です。先月から九州から沖縄までの広い範囲でおよそ1万7000人と車両およそ4500両、航空機およそ35機が参加しています。
8日は奄美市の笠利町で離島への侵攻を想定し、奄美駐屯地に配備されている中距離地対空ミサイル部隊と、北海道帯広の第5高射特科中隊の、近距離地対空ミサイル部隊などおよそ50人が、レーダーで補足した敵の航空機やミサイルなどに対応する訓練が公開されました。
西之表など、県内の11の市や町でも展開されている今回の訓練は、今月22日まで行われる予定です。
11月5日 奄美新聞
大規模訓練部隊、奄美群島入り

実動演習で来島した訓練車両(写真は太陽が丘総合運動公園内)
陸自西部方面隊 8日、一部報道公開へ
陸上自衛隊西部方面隊は、10月21日から九州・沖縄地方で大規模訓練「2019年度実動演習(01鎮西)」を展開している。11月1日以降、陸・空自部隊が奄美群島離島入り。8日に訓練の一部が報道陣に公開される、同市笠利町の旧奄美空港滑走路の敷地内では専用車両が準備する様子が見られた。訓練は22日まで。
訓練は島嶼=しょ=部侵攻への対処を目的に、各種事態の作戦訓練を実施。隊員約1万7千人。車両約4500台(戦車や戦闘車を含む)、支援ヘリコプターなど航空機30機が出動し、例年8県全域で演習を行う大規模なものとなっている。
陸上幕僚監部広報室によると、奄美大島島内では奄美駐屯地(奄美市)、瀬戸内分屯地(瀬戸内町)での共同基地警備訓練のほか奄美空港で展開。また喜界島、徳之島、沖永良部島で計画されているが作戦規模など詳細は明らかにしていない。
8日は、中距離地対空ミサイル(中SAM)、近距離地対空ミサイル(近SAM)運用部隊による対空戦闘作戦を報道公開する。9日は前日に公開した装備品の展示会開催(太陽が丘総合運動公園内)もある。
同広報は「島嶼防衛を目的とした全域的訓練」とした上で、奄美新聞が周辺情勢と訓練との関係性を指摘したのに対し、「特に明確なシナリオを想定しているものではない」と説明した。

10月18日の南海日日紙面

10月18日の奄美新聞紙面


*10月27日からは「転地演習」で北海道の部隊(第5旅団)がやってくる。


今度は「水陸機動団」が来た!

10月16日の南海日日紙面

10月12日の奄美新聞紙面
9月25日 南海日日
米陸軍 奄美から撤収 陸自奄美駐屯地

米陸軍のヘリ「ブラックホーク」に乗り込み、撤収する米兵たち=24日、奄美市名瀬
奄美大島で初めて実施された陸上自衛隊と米陸軍の合同訓練「オリエント・シールド19」は全ての訓練日程を終了し、24日、米兵たちが訓練場の陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)から撤収した。悪天候で訓練日程が縮小されたものの、訓練を担当した西部方面総監部は「自衛隊側としては所望の訓練を行うことができた」と総括した。
同日午前10時45分ごろ、駐屯地上空に米軍のヘリコプターUH―60(通称ブラックホーク)3機が飛来。駐屯地のヘリポートに着陸し、米兵ら約20人を乗せ正午前に撤収した。
西部方面総監部によると、今回の奄美駐屯地での訓練は日米共同で施設や装備品を警備する時の手順や要領を確認し、実際に訓練して技を磨くもの。訓練を終え「日米共同による対処が必要な事態での警備要領の資を獲得することができた」としている。
米陸軍の奄美入りは当初13日で、警備の実動訓練は14日に始まる予定だったが、悪天候や「米側の都合」(陸自)で16日に奄美入り。実動訓練は18日に始まるなど、訓練期間は縮小された。総監部は「事前調整や訓練時間の一部を当初の予定より短縮せざるを得なかったが陸自側としては所望の訓練を行うことができたと考えている」という。
期間中、駐屯地に滞在し訓練に参加した人数は陸自約20人、米陸軍約30人。訓練に対し、陸自に寄せられた意見は「8月末の市民団体から訓練に反対する申し入れ以外なかった」という。
9月23日 奄美新聞
日米合同訓練終了

報道陣に公開された陸上自衛隊奄美駐屯地内での日米共同による警備訓練(20日)
陸自広報室 「警備要領の資、獲得」
奄美市名瀬大熊の奄美駐屯地内で行われていた同地初の陸上自衛隊と米陸軍による合同実動訓練「オリエント・シールド19」が23日、終了した。同駐屯地では18日からの期間中、共同対処能力の向上を目的に警備訓練を展開。同西部方面総監部広報室は訓練を総括し「連携要領を実動により演練し、日米共同による対処が必要な事態における警備要領の資を獲得することができた」とのコメントを発表した。米隊員らは同日から順次撤退を始める。
同駐屯地内での日米合同訓練は初めて。西方総監部によると、訓練(11~22日)には陸自隊員約90人と米隊員約170人が参加した。
米隊員らは当初14日の移動予定も悪天候により、16日から同軍ヘリコプターで同駐屯地入り。18日から車両警備やヘリポートを活用した人員移動など、連携確認を目的に訓練を行っていた。
同広報室は「(特に)施設および装備品を警備する際の相互手順要領などを確認」と述べ、「(悪天候に伴い)当初の予定より短縮せざるを得なかった、所望の訓練を行うものができたと考えている」と総括した。
日米の合同訓練は34回目で、今回は奄美大島のほか、熊本県や北海道など各地の演習場で展開。先月26日から各指揮系統の下、火力戦闘、飛行、戦闘射撃など、複数の領域にわたるオペレーションを演練した。
訓練の全参加人数は日本側が西部方面総監部など約950人、米陸軍側は第33歩兵旅団戦闘団・第17歩兵旅団などの約950人。主要装備は、日本側が中距離地対空誘導弾、多連装ロケットシステムなどで、米側は、高機動ロケット砲システムなど。
また奄美駐屯地では20日、住民理解を得ることなどを理由に一部訓練を報道陣に公開。駐屯地警備の手順確認や中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)の防護展開について米隊員が研修する様子など、公開していた。
奄美駐屯地での日米共同訓練が報道陣へ公開される。

9月21日の奄美新聞紙面
9月21日 南海日日
日米合同訓練を一部公開

隊庁舎内で、駐屯地内の警備要領について打ち合わせをする高射中隊と米陸軍兵=20日、奄美市名瀬

駐屯地のグラウンドで警備要領の説明を受ける米兵たち=20日、奄美市名瀬
陸上自衛隊と米陸軍が奄美市名瀬大熊の陸自奄美駐屯地で合同で行っている訓練「オリエント・シールド19」が20日、訓練の一部を報道陣に公開された。駐屯地で行っている共同警備訓練の一部で、隊員と米兵士が英語で警備要領を確認したり、陸自の装備品を隊員が米兵に解説する様子が見受けられた。
日米合同訓練を担当している陸自西部方面総監部は、今回奄美駐屯地で行われている警備訓練は「手の内を明かすことになるので報道公開はしない」としてきた。
ところが18日、今年3月に新編されたばかりの陸自奄美駐屯地や瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)のある奄美の地域住民に、「自衛隊の取り組みを理解してもらいたい」として、情報保全上問題のない場面を選び、訓練の一部を報道公開することに決めた。
20日、取材が可能になったのは、隊庁舎内で高射中隊と米兵が駐屯地の警備要領を確認する場面。陸自によると、日米が共同で対処しなければならない事態が国内で発生していると想定し、先遣部隊として奄美駐屯地に入った米軍が、後続部隊を受け入れる要領について、奄美駐屯地司令で奄美警備隊長の平田浩二1等陸佐の立ち会いの下、英語で打ち合わせをしていた。
また、グラウンドには航空機やミサイルを迎撃する防空用ミサイル「中距離地対空誘導弾(中SAM)」を配置。中SAMを構成する発射装置などの装備品の前に英文の説明パネルを設け、米兵らが隊員から説明を受ける様子が見られた。
訓練の性質や情報の保全上、報道陣に許可されたのは撮影のみ。やりとりの細部の報道や、隊員へのインタビューは規制された。現場で解説に当たった陸自西部方面総監部広報室は「今回は訓練の性質上、わずかな場面しかお見せできないが、地域の方々に少しでも陸自の活動や日米の取り組みをご理解いただきたい」と話した。
同日は、米陸軍兵の第3陣(約20人)が、米軍ヘリ2機で奄美駐屯地に入り、駐留している米兵20人との入れ替えを計画していたが、天候不良のためヘリが飛ばず、21日に延期された。
22日は駐屯地内に駐留している米兵士と隊員家族との日米文化交流プログラムが予定されている。
9月20日 KKB 鹿児島放送
一転公開へ

9月19日の奄美新聞紙面
9月19日 南海日日
奄美合同訓練、一部公開へ 米陸軍と陸自「島民の理解得るため」

奄美駐屯地のグラウンドで03式中距離地対空誘導ミサイルの発射装置の方向へ小銃を抱えて走る米兵たち=18日、奄美市名瀬
陸上自衛隊西部方面総監部は18日、非公開で行ってきた米陸軍との合同訓練「オリエント・シールド19」の奄美での訓練の一部を、報道陣に公開すると発表した。これまで陸自は共同訓練の公開は「手の内を明かすことになる」として非公開にしてきたが、情報の保全上問題のない部分を選び「島民に理解してもらうため」と公開を決めた。
西部方面総監部によると、公開されるのは奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)で行っている共同警備訓練のうち、情報の保全上問題のない場面。具体的には、陸自と米陸軍が警備要領を調整する場面や、屋外で陸自の防護要領を米兵が研修している様子を予定している。
陸自はこれまで、奄美駐屯地で行う共同警備訓練について「駐屯地や火砲を警備するという訓練の性質上、公開すると手の内を明かすことになる。これまで他の駐屯地でも公開したことはない」と回答。島民への説明については「地元自治体にはきちんと説明してきている」とした上で、「なんらかの方法を考えている」としてきた。
今回一部を報道公開することにした理由について「もともと検討していた。奄美駐屯地や瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)の開設から日が浅い中、米軍が来ることもあり、より地域の方々へのご理解を得るための努力の一環」としている。
18日、陸自奄美駐屯地では、米陸軍兵と陸自隊員が初の共同警備訓練を行い、奄美での本格的な実動訓練を始めた。
午後1時半ごろ、陸自隊員や小銃を手にした米兵ら合計約20人がグラウンドに集合。陸自隊員は、グラウンドに配置された防空用ミサイル「03式中距離地対空誘導弾(中SAM)」の発射装置を、発射する態勢に動かしたり、小銃を抱えて中SAMを防護する姿勢をとったりしていた。
米兵は臨時に設置した指揮所のような場所で打ち合わせをしたり、小銃を抱えた2人組がグラウンド内を歩いたりして警戒。時折方角を確認するように指をさしたり、伏せて小銃を構える姿勢をとったりするなど、駐屯地内の警備をする様子が見られた。
陸自によると、19日は米陸軍兵士の第3陣が奄美入りを予定。午前10時~午後2時、陸自大矢野原(おおやのはら)演習場(熊本県上益城郡)から米軍ヘリ2機で、兵士約20人を乗せて奄美駐屯地入りする予定。現在奄美駐屯地に駐留している兵士約20人を乗せ、同日中に大矢野原演習場に戻ることにしている。

9月18日の南海日日紙面

9月17日の南海日日紙面
9月16日 MBC南日本放送
奄美駐屯地で日米共同訓練始まる
奄美市の陸上自衛隊・奄美駐屯地で16日から、陸上自衛隊とアメリカ陸軍との共同訓練が始まりました。
16日午前10時半ごろ、陸上自衛隊奄美駐屯地にアメリカ陸軍のヘリコプター・UH−60が3機、着陸し、アメリカ陸軍の15人と訓練で使われる物資などが下ろされました。
日米共同訓練「オリエント・シールド」は、陸上自衛隊とアメリカ陸軍の連携強化を目的に、毎年国内で行われています。今年は九州を中心に先月26日から始まり、陸上自衛隊とアメリカ陸軍、それぞれおよそ950人規模で実施されています。
奄美駐屯地での訓練は今月13日からの予定でしたが、アメリカ陸軍が滞在する熊本の天候不良などでヘリが離陸できず、延期されていました。
陸上自衛隊によりますと、奄美駐屯地での訓練は今月23日までで、奄美の地対空ミサイル部隊とアメリカ陸軍からそれぞれ30人が参加します。ミサイルを警備する訓練やヘリコプターを使った訓練が行われる予定で、実弾を使った訓練は行われません。周辺では、訓練に反対する住民グループが駐屯地の様子を見守りました。
県内では去年、種子島でアメリカ・海兵隊と陸上自衛隊の訓練が行われていて、日米が参加する県内での訓練は2年連続となります。
HIraku Kamishima
アメリカ陸軍ヘリコプター 奄美駐屯地着陸
https://youtu.be/nK8Za0zqFRo
2019年9月16日 午前10時38分頃、アメリカ陸軍UH−60ブラックホーク3機が奄美駐屯地のヘリポートと敷地内へ着陸。(日米共同訓練オリエントシールド19)
9月13日 奄美新聞
14日から日米合同演習

初の日米合同訓練が行われる「奄美駐屯地」
米陸軍約30人が来島 今年だけで訓練2回、「訓練場化」を懸念□
陸上自衛隊と米陸軍の合同実働訓練「オリエント・シールド(東洋の盾)19」が14日、奄美駐屯地=奄美市名瀬大熊=内で行われる。同駐屯地に配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)運用部隊約30人と米陸軍側約30人が参加し、車両警備やヘリポートを活用した人員移動など「共同警備訓練」を実施する。期間は23日まで。
訓練は日米の相互連携による実効性や対処能力の向上を目的に先月26日から開始。熊本県や北海道など4カ所で共同演習を展開している。陸自と米陸軍双方から、約950人が参加。奄美駐屯地では初めてで、訓練時の実弾使用はないという。
陸上幕僚監部広報室によると、今年度の訓練予算額は約1300万円を計上。訓練の規模や場所、時期は日米間で調整され、奄美での訓練実施は「8月上旬に最終決定」とした。
同広報は奄美での訓練について、「(日米合同訓練は)これまでも全国的に展開・実施。日米間で調整しており、今回は奄美を訓練地に選定しているが、対象や目的を特に想定したものではない」としている。
なお奄美での訓練は非公開。陸自西部方面総監部は「部隊の保全や警備体制の訓練という性質上、明かすことはできない。これまでも報道公開はしていない」と説明した。
準備日の13日は、訓練に参加する陸米隊員を乗せた多用途ヘリコプター(UH―60)3機が来島。駐屯地ヘリポートに到着する予定だったが、出発地の天候不順により出発が見送られた。同駐屯地によると、奄美入りは14日にずれ込む見通し。
奄美駐屯地は今年3月に開設したばかり。7月も陸自第6師団(司令部・山形県東根市)が協同転地演習を実施し、わずか半年の間に2回、島外からの部隊訓練が行われている。自衛隊の奄美進出に反対の立場を示してきた団体や市民は国防という性質上、今回の訓練非公開に一定の理解を示しつつ、奄美が「訓練場」と化していることを強く懸念する。
市民有志でつくる「奄美の自然と平和を守る郡民会議」の城村典文事務局長は「駐屯地ができた途端、軍事的行動の活動場となっている。島しょ防衛ライン計画はまさに軍隊の受け入れ拠点づくり」と厳しく指摘した。
共産党奄美地区委員会の﨑田信正委員長は「奄美が戦争に巻き込まれる流れがますます強まっている。世界自然遺産登録候補地にそぐわない一連の活動の影響を行政、市民は深く考えるべき」と苦言を呈した。
今回の日米訓練を受け、奄美市名瀬市街地では市民団体が反対集会を開催。14日は、奄美駐屯地周辺での抗議行動を計画している。

9月10日の南海日日紙面

9月8日の奄美新聞紙面

9月6日の奄美新聞紙面
9月14日からの、
奄美駐屯地での「日米合同訓練」許さない!!
9月6日 南海日日
日米合同訓練 熊本で開始

「オリエント・シールド19」の訓練開始式に臨む陸自西部方面総監の本松陸将(右)と在日米陸軍司令官のルオン少将(中央)=5日、熊本市
陸上自衛隊と米陸軍の合同訓練「オリエント・シールド19」の訓練開始式が5日、陸上自衛隊西部方面総監部健軍駐屯地(熊本市)であった。式には日米両側約100人が参加し、日米両部隊の統裁官が訓示を行った。陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)での共同実動訓練は13~23日に行われる。
オリエント・シールドは陸自が毎年国内で行っている米陸軍との共同訓練。九州・沖縄を管轄する西部方面隊と行うのは2008年以来約10年ぶり。
今年は健軍駐屯地に指揮所を開設。近年米陸軍が取り組んでいる領域を横断して作戦を行う部隊(マルチ・ドメイン・タスク・フォース)とともに、サイバーや電磁波といった新しい領域を組み込んだ共同作戦をもとに、全国5カ所の演習場や駐屯地に指示を出し、対処能力の向上を図る。
5日は健軍駐屯地の体育館で訓練開始式が行われ、陸自隊員50人、米陸軍兵50人が集合。西部方面総監の本松敬史陸将と、在日米陸軍司令官ビエット・X・ルオン少将が訓示を述べた。
西部方面総監部によると、奄美での訓練内容は共同警備訓練と、米陸軍のヘリUH60による人員搭載訓練。参加人員は陸自側約20人、米陸軍兵約30人の50人規模。訓練は非公開としている。
西部方面総監部は、今年3月に開設されたばかりの陸自奄美駐屯地を訓練地に選んだことについて「日米との調整の結果」と説明。訓練を非公開とする理由については「警備訓練を公開することは手の内を明かすことにつながる。通常どの駐屯地でも公開しない」と説明。地元自治体への説明は「検討しているとは聞いている」として「住民に不安を与えないよう、服務規律を含めて駐屯地内で安全に行う」としている。
labornetTV
奄美大島での日米軍事訓練に反対する
https://youtu.be/88RKLxG792M
奄美大島では、陸上自衛隊奄美駐屯地(ミサイル基地、今年3月開所)にて9月13日から日米合同軍事演習が始まる。これに対して、8月30日、抗議行動が現地(奄美大島奄美駐屯地、瀬戸内分屯地、奄美市名瀬憲法広場)で抗議行動が行われた。(主催・奄美の自然と平和を守る群民会議)
KSさん8月30日のFB投稿より:
自衛隊の日米合同演習はいらない!!
反対集会に参加してきました。
種子島から元町議の徳永さんを空港に迎えに行ったら、鹿児島から護憲フォーラムのみなさんも来てくださって、合流しました。
何しろ、こういう集まりは頭数が勝負と思っているので、出来るだけ参加することにしてるんですが、地元の人たちはほとんどこないのが現状です。鹿児島と種子島からの応援は本当に心強かった。
こういう時、自主的に100人ぐらい参加する人たちがいたら、絶対、何かが変わるんだけどね。










本日奄美駐屯地で、私たち市民の対応をした自衛隊の幹部は、3/30(請願書提出)にも対応した人でした。
あら、あの時のお兄さんだ、って思いました。ま、当たり前ですけどね。

ただいま「憲法ひろば」で、「日米合同訓練に反対する奄美集会」を行なっています。



8月31日の奄美新聞
8月31日 南海日日
市民団体ら 陸自駐屯地前で抗議デモ 奄美市

陸上自衛隊奄美駐屯地の入口でシュプレヒコールを上げる市民ら=30日、奄美市名瀬
9月14日から奄美市名瀬の陸上自衛隊奄美駐屯地で行われる日米合同訓練「オリエント・シールド19」に抗議する市民集会が30日、奄美大島内の陸自施設や名瀬市街地で行われた。参加者は「できたばかりの陸自駐屯地に、住民説明もないまま米軍が来るのは許せない」と抗議の声を張り上げた。
集会は「奄美の自然と平和を守る郡民会議」(星村博文議長)が主催。同日午前、小雨が降る中、今年3月に開設された陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)の入口には、鹿児島県本土や熊本県などからも駆け付け、約40人が集まった。
参加者は「『自衛隊なら賛成だが米軍なら反対』と言ってきた人たちがいるが、自衛隊施設ができたことで、何の説明もなく早速米軍が来ることになった」「このままでは自衛隊は米軍と一体となって戦争への道へ突き進むのではないか」などと抗議。「奄美に米軍を呼ぶな」とシュプレヒコールを上げ、同駐屯地へ抗議文を手渡した。
午後からは瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)前や名瀬市街地でも集会を開いた。名瀬市街地には約80人が集まり、「自衛隊を戦場に送るな」と書かれたプラカードを手に約20分間デモ行進をした。
集会には昨秋、陸自が米海兵隊と共同訓練を行った種子島の住民も参加。「種子島では住民説明があったのは訓練前日。十分に知らされないまま行われた。奄美は今こそ声を上げるべき」と話した。
公然の「秘密」が明らかに(「火薬庫」とは弾薬庫の事です!)
9月5日 奄美新聞
火薬庫整備で19億円

火薬庫の整備が進められる陸上自衛隊瀬戸内分屯地(3月撮影)
防衛省20年度概算要求 陸自瀬戸内分屯地に
防衛省は8月30日、2020年度予算の概算要求を公表し、過去最大となる5兆3223億円(前年度予算比6・3%増)を計上した。奄美関係では、陸上自衛隊瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)に火薬庫等の整備にかかる経費として約19億円を計上している。
同省によると、火薬庫は瀬戸内分屯地(48・3㌶)のうち、30・7㌶を占める敷地北西側の「火薬庫地区」に設置予定。山の法面=のりめん=をかまぼこのような形のトンネル状に掘削し、中に直方体型のコンクリート製火薬庫を整備するという。5棟の整備を予定。火薬庫には警備部隊・地対空誘導部隊・地対艦誘導部隊が使用する▽小銃弾▽迫撃砲弾▽中距離多目的誘導弾▽地対空誘導弾▽地対艦誘導弾―を貯蔵するとしている。
20年度は火薬庫本体1棟分を計上。工事の進捗=ちょく=率について同省は「未発注の工事もあり、パーセンテージで示すことはできない。現在、19年度に契約した工事で掘削を実施している」としている。
火薬庫の面積や貯蔵量などは「自衛隊・分屯地の部隊の能力が推察されることから答えられない」。また、「火薬類取締法にのっとった保安距離を保つなどの対応を取る」としている。火薬庫の完成時期は未定という。

8月31日の南海日日紙面
8月31日 南海日日
陸自瀬戸内分屯地に火薬庫新設

陸上自衛隊瀬戸内分屯地にある火薬庫地区の入口=3月、瀬戸内町節子
防衛省は30日、2020年度予算の概算要求で、今年3月に新編された陸上自衛隊瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)に、火薬庫を新設する予算など約19億円を計上した。現在分屯地にある火薬庫地区に、5本の地下トンネルを含む火薬庫を整備する。完成の見通しは「未定」としている。
瀬戸内分屯地の総敷地面積は約48ヘクタール(ヤフオクドーム6.9個分)。同分屯地は二つの地区に分かれており、警護所や隊庁舎を含む「管理地区」(約17ヘクタール)、弾薬などを保管する「火薬庫地区」(約31ヘクタール)からなる。火薬庫には大型ミサイルの弾薬や小銃などを保管する。
防衛省の計画では、火薬庫は山の側面に横穴を掘る形で、5本のかまぼこ状のトンネルを掘削。内部に鉄筋コンクリート壁で直方体の火薬庫を建設する。
九州防衛局熊本防衛支局が公表している入札・契約状況調書によると、1本目の掘削工事費用は約15億円で、工期は18年9月~21年2月。防衛省によると、現在2本目のトンネルも掘削中。
20年度予算の概算要求では、このうちの1本のトンネル内部に鉄筋コンクリート壁の貯蔵庫を建設する費用と、構内道路を整備する費用合計約19億円を盛り込んだ。
トンネルの長さについて、防衛省は「防衛能力にかかわるので回答を差し控える」としている。
自衛隊の基地が出来れば、米軍もやってくる。
今度は9月14日から奄美駐屯地で「日米合同訓練」

8月30日の南海日日紙面

8月9日の奄美新聞
8月9日 南海日日
奄美大島で9月13~24日に日米実動訓練

陸自奄美駐屯地で日米実動訓練に用いられる中距離地対空誘導弾(中央奥)=7月、奄美市名瀬
防衛省陸上幕僚監部は8日、今年3月に新編された陸上自衛隊奄美駐屯地で行われる米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド19)の概要を明らかにした。奄美大島では9月13~24日に行われ、陸自側約30人、米陸軍側約30人が参加する。主に中距離地対空誘導弾(中SAM)の警備を中心とした共同警備訓練を行う。
オリエント・シールドは、毎年陸自が国内で行っている米陸軍との共同実動訓練。陸自と米陸軍がそれぞれの指揮系統に従って共同作戦を行い、連携強化と対処能力の向上を図ることを目的としている。
奄美大島では9月13日から訓練準備に入り、実動訓練は14~23日。24日は撤収に当てられる。
奄美駐屯地内で行われ、同駐屯地の中SAM部隊約30人が、03式中SAMを配置し警備する。中SAMは飛来してくる航空機やミサイルを迎撃する防空用のミサイルシステム。
米陸軍側は米国本土から第33歩兵旅団戦闘団第2―106騎兵大隊30人が奄美入りし、駐屯地内のエリア警備に当たる。個人携行の火器は持ち込む予定だが、大規模な装備品の搬入計画はないという。
陸幕によると、訓練期間中、米軍兵士は基本的に駐屯地内に滞在し、民間の宿泊施設は利用しない。また、実弾を使用した射撃訓練や、民間地での訓練展開も行わない。
陸幕は日米共同訓練を部隊の新編から間もない奄美大島で行うことについて「島しょ部での対処能力向上という目的はあるが、主要な訓練地は九州本土。奄美地域を意識したわけではない」と話している。
オリエント・シールドは奄美以外の地域では8月26日~9月23日、熊本県の健軍駐屯地、大矢野原演習場、高遊原分屯地、北海道の矢臼別演習場で行われ、総勢で陸自側約950人、米陸軍側約950人が参加する。
近年、米陸軍が取り組む「マルチ・ドメイン・タスク・フォース」(歩兵、砲兵、航空、防空、サイバーなど戦闘に必要な機能を併せた部隊)と連携するもの。陸自側も今年3月に熊本に新編されたサイバー攻撃への対処を担う「西部方面システム防護隊」などが参加し、共同訓練を行う。サイバーや電磁波などの新領域での日米共同訓練は、これまで米国本土で行うことはあったが、国内で行うのは今回が初となる。
陸自ニュースリリース: 2019年8月8日

日米合同委員会合意事案: 2019年8月2日



7月17日の琉球新報紙面
許すな! 陸自のかってし放題!!
駐屯地が出来たら早速東北の陸自第6師団がやってきた!!
7月13日 奄美新聞
奄美駐屯地内 即応機動連隊が演習

背後の中SAMを防護する配置訓練を公開した即応機動連隊(奄美駐屯地内)
ミサイル車両の防護展開
陸上自衛隊第6師団(司令部・山形県東根市)は13日、奄美市名瀬の陸自奄美駐屯地内で2019年度「協同転地演習」に伴う各種訓練を実施した。同駐屯地に配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)の防護活動を隊員約40人が展開。南西地域での防衛態勢を向上させる狙いがある。今年3月に開設した同駐屯地での対外的な合同訓練は初めて。
奄美での演習は、同師団に属する「第22即応機動連隊」(宮城県多賀城市、隊員約1千人)が実施。隊員100人、重装甲車「96式装輪装甲車」や輸送トラックなど車両30台が多賀城駐屯地から陸・海路を移動し、12日に奄美大島入りした。
13日は、同駐屯地に配備された中SAMの運用部隊との協同訓練を報道陣に公開。中SAMの周囲に重装甲車4台が移動して、車両内部から小銃を携帯した隊員が1台当たり5人を配置する基本的な防戦行動を取った。
同連隊長兼多賀城駐屯地司令の大場智覚=ともあき=1等陸佐は部隊として初めての長距離移動による演習に「機動力をさらに高め、抑止力と対処力の向上につなげたい」と抱負。16日まで滞在し、他部隊との連携確認など各種訓練を行う方針を語った。
同連隊は今年3月26日に新編。16式機動戦闘車など装甲車や多彩な火器など装備し、即応性と機動力を高めた部隊として注目される。一部報道などによると、東アジアの安全保障上の情勢を見据え、有事対処や離島奪還などの作戦を担うとの見方もある。

7月13日の南海日日紙面

7月13日の奄美新聞紙面

7月13日の南海日日紙面

7月13日の奄美新聞紙面
7月12日 KTS鹿児島テレビ
奄美駐屯地で陸上自衛隊訓練始まる 鹿児島市
奄美市に今年3月にできた新しい陸上自衛隊の駐屯地で東北地方の部隊が参加する訓練が始まっています。
12日、名瀬港に到着した民間のフェリーです。
一般車両に混じって自衛隊の隊員約100人と車両30台が次々と降りていきます。
奄美駐屯地で訓練を行う山形、宮城、福島3県を管轄する陸上自衛隊の部隊です。
部隊は早朝の静まりかえった奄美市の市街地を移動し、午前5時半までに全車両が奄美駐屯地に到着しました。
訓練は13日も行われます。
奄美駐屯地では来月下旬にも陸上自衛隊とアメリカ軍の共同訓練が行われる予定です。
7月12日 南日本新聞

7月12日 奄美新聞
陸自部隊、奄美大島入り

民間フェリーから下船する陸上自衛隊の重装甲車(名瀬港、12日午前5時ごろ)
駐屯地で初協同演習 隊員100人、車両30台到着
陸上自衛隊第6師団(司令部・山形県東根市)による2019年度「協同転地演習」が13日、奄美市名瀬の奄美駐屯地内で行われる。今年3月に開設した同駐屯地での対外的な訓練は初めて。配備された中距離地対空誘導ミサイル(=中SAM)の防護活動を中心に運用部隊(高射特科部隊)との機能別、同行防御などの訓練を展開する。
第6師団は東北方面隊に編成され、南東北3県(山形・宮城・福島)の防衛警備や災害派遣を所管する。今回の演習は、同師団に属し、今年3月26日に新編された「第22即応機動連隊」(構成隊員約1千人)が南西島しょ部での戦略的な機動展開を実施するものだ。
演習部隊は隊員100人、重装甲車「96式装輪装甲車」や輸送トラックなど車両30台で構成。今月8日、宮城県の多賀城駐屯地から陸路で11日までに鹿児島入りした。
民間フェリーに乗船した部隊は12日早朝、奄美市の名瀬港に到着。次々と車両が下船し、その後駐屯地に移動した。
13日は中SAM運用部隊との連携や展開に合わせた各種訓練を予定。その様子は報道陣に公開される。
フェリーが名瀬港に到着すると、県隊友会奄美支部の会員6人が日の丸を手に、沿道で横断幕を掲げて歓迎。70代の男性は「遠路はるばる奄美に来たことをうれしく思う。期間中はしっかりと演習に励んでほしい」と話した。
7月11日 MBC NEWS
東北の陸自部隊が奄美大島へ
ことし3月に開設された陸上自衛隊の奄美駐屯地で、13日に訓練が行われます。この訓練に参加する東北地方の部隊が、鹿児島市の港から奄美大島へ出発しました。
今回の部隊の移動は、移動自体も訓練と位置づけられています。東北の陸上自衛隊第6師団即応機動連隊の車両およそ30両と隊員100人が、4日間かけて宮城県から陸路で移動してきました。
隊員は、鹿児島新港で奄美航路のフェリーに乗り込み、出発しました。13日に奄美駐屯地で行われる地対空ミサイルに関する訓練に参加する予定です。
南西諸島の防衛力強化が図られる中、ことし3月に開設された奄美駐屯地は、来月下旬から行われる予定の日米共同訓練でも、訓練場所の1つとなっています。

7月6日の南海日日紙面
陸自ニュースリリース: 2019年6月27日

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