保良「弾薬庫・射撃訓練場」10月着工を許すな! アリバイ作説明会NO!「10・3弾薬庫建設阻止市民集会」
- 2019/10/05
- 21:57
宮古島より:
関連記事:宮古島「保良ミサイル弾薬庫・射撃訓練場」10月着工、月内に用地取得と、政府広報紙「産経」が報道。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-774.html
関連記事:6月14日宮古島市役所で「弾薬庫に関して」記事会見。宮古島、石垣島に配備予定の「地対艦ミサイル」火災時、住民の避難困難。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-756.html
着工阻止!アリバイ作りの形だけの説明会を許さない!
10月4日 宮古毎日
弾薬庫建設へ住民説明会/沖縄防衛局
用地取得は6割程度/今月中にも造成工事着手か

建設に反対する住民らが入場を拒否したことから少人数となった説明会=3日、保良公民館
宮古島への陸上自衛隊配備に伴う保良鉱山地区への弾薬庫建設工事について沖縄防衛局は3日、保良公民館で保良地区と七又地区の住民を対象に説明会を開いた。この中で施設整備に向けて6割程度の用地を取得したとし、今月中に造成工事とさまざまな施設建設工事を実施していく方針を示した。造成工事については具体的な着手日程は明かさなかったが、完了時期について2020年3月末と説明した。
午後6時30分から行われた説明会には10人ほどの住民が参加。沖縄防衛局の村井勝企画部長、古川正司郎調達計画課長が工事概要などについて説明した。一方、弾薬庫建設に反対する住民らは防衛局側が「保良鉱山地区の建設工事ついて」の説明会としたことについて、「何の工事の説明会か分からない」とし、「弾薬庫」または「火薬庫」との表示がない説明会は納得できないと入場を拒否した。
同地区に整備される施設は地対艦誘導弾や地対空誘導弾、その他部隊が使用する弾薬などを保管する「火薬庫」3棟、隊員が射撃訓練を室内で行うための「覆道射場」、隊員が訓練の準備やさまざまな管理業務を行う「廠舎(しょうしゃ)」、「整備場」、「排水処理場と給水所」、「受電所」、弾薬庫などの警備を行う隊員が勤務する「警衛所」、「訓練場」が予定されている。
スケジュールとしては現地調査を行った後、仮設の安全策や土のうの設置などを行い、測量や赤土等流出防止対策を実施。準備が整い次第、造成工事に着手する。本体工事は造成が終わった箇所から順次着手していく方針。ただ、現時点ではまだ契約していない工事もあるため、すべての施設が完成する時期は決まっていない。2019年10月3日現在で11件の工事契約が結ばれている。
懸念のある火薬庫については「火薬類取締法などの関係法令に基づき、適切に行うとともに、24時間体制で警備するほか、すべての隊員に対して火薬類の安全管理に必要な教育を行う」とし安全性を強調した。
質疑応答では住民が隊員の家族宿舎の建設について質問。これに対しては「宿舎整備については30戸程度を予定している。今年度の概算要求に用地取得のための予算を要求している」と答えた。このほか、火薬庫の安全性などについても質疑があった。
10月4日 宮古新報
「弾薬庫」名称外しに抗議 保良弾薬庫住民説明会

防衛局の説明会を前にシュプレヒコールを繰り返す参加者ら=保良公民館前
防衛局による自衛隊基地保良弾薬庫の説明会が3日午後6時半から、市城辺の保良公民館で行われた。その2時間前の同4時半から、基地に反対する住民集会が同公民館前で行われ、ミサイル基地建設に反対する市議や多くの市民が参加した。
住民集会の主催者で『ミサイル・弾薬庫配備反対!住民の会』の下地博盛共同代表は「きょうは防衛局による説明会だが、明日から防衛省は保良鉱山における工事を強行する懸念もある。千代田駐屯地は説明会の翌日に建設が始まったという前例がある」と警告した。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「沖縄県民はこれまでの多くの戦いの中で何度も政府を断念させてきた。私たちが諦めたら基地は造られる。諦めず声を上げ続ければ、建設を止めることができる」と強調した。
「保良地区・七又地区住民説明会」は午後6時半から、保良公民館で開かれた。
だが玄関に「宮古島市の保良鉱山地区の建設工事について」と張り出された看板に対し、100人ほどの反対派の住民らは強く反発した。会場に入るのを拒否し、シュプレヒコールを繰り返した。
一方、会場内には住民12人が出席。防衛局側からは20人ほどが説明席に付き、防衛局の村井勝企画部長が説明に当たった。その説明は工事の日程や建設業者との契約、使用する建設機械といった建設を前提とした内容で、「工事概要の質問のみ受ける」と述べた。
中にいた住民からは「全国には市街地にどのくらいの弾薬庫があるのか」の質問が出た。防衛局側は「163カ所で、事故は起きたことはない」と説明。これに「事故がないと聞いて安心した」とし、また「受け入れるのは地域の活性化のためだから地元の業者と連帯してほしい」との要望が出た。
終了後は防衛局と中にいた住民らは反対派住民のいる玄関を避け、裏口から出ていったが、中にいた住民の一人は「造られるだろうから、とにかく安全面をしっかりしてほしい」と感想を述べた。

10月4日の琉球新報紙面

10月4日の沖縄タイムス紙面
平和フォーラムの声明:
宮古島住民の生活を犠牲にした弾薬庫建設を許さず、 南西諸島における自衛隊の新基地建設に抗議する声明
2019年10月 3日
フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
事務局長 勝島 一博
防衛省は2019年10月、沖縄県宮古島の陸上自衛隊のミサイル部隊等の新設に関わり、弾薬庫の建設工事に着手するとしています。地元住民の反対の声を無視した着工を許すわけにはいきません。
宮古島市城辺保良の採石場(保良鉱山)に新たに造られる弾薬庫は、保良集落や七又集落に近接し、最も近い民家で200メートルほどしか離れていません。日々の生活を営んでいる住民の間近に危険な弾薬庫を造ることは、人びとの命とくらし、財産を全く軽んじているとしか言いようがありません。
宮古島の弾薬庫をめぐっては、「誘導弾を保管する弾薬庫は整備しない。警備等に必要な小銃弾等の保管庫を整備する計画」と防衛省は説明していましたが、2019年3月に新設された宮古島駐屯地に、中距離多目的誘導弾と迫撃砲弾を保管する弾薬庫が設置されていることが判明。「政府はミサイル基地を造るために住民に嘘をついた」と宮古島住民の批判が湧き起こっていました。その後、防衛省は弾薬を島外に搬出したものの、今後は保良鉱山に造られる新たな弾薬庫に保管するとしています。
自衛隊の宮古島配備、新基地建設では、2016年に野原集落会、千代田集落会が反対決議を上げ、ミサイル・弾薬庫等に近接する保良集落会が2017年に、七又集落会は2018年に、反対する決議を上げています。
住民に虚偽の説明まで行い、新基地建設を進めてきた政府・防衛省の責任は極めて重く、これ以上、新基地建設工事をすすめるべきではありません。保良集落会の決議では、「農漁業や観光で発展する可能性に富んだ地域に、弾薬庫等を配備することは、人びとの生命、財産をおびやかし、地域発展を阻害する」と訴えています。これら住民の切実な声を政府は真摯に受け止めなければなりません。
安全保障関連法(戦争法)の成立以降、安倍政権は、いずも級護衛艦の空母化、長距離ミサイル弾の導入、ステルス戦闘機の配備など、攻撃型兵器の充実を図り、日本領域に限定し必要最小限の防衛力としてきた「専守防衛」のあり方は、すでに破たんしています。日本の領域を超えた南シナ海での日米合同軍事訓練の実施や南西諸島へのミサイル部隊の新設などは、日米統合軍として米軍の東アジアでのプレゼンスを補完し、対中国を意識した軍事力増強の一環であることは間違いありません。
平和フォーラムは、東アジアの安全保障環境を不安定化させる、宮古島をはじめ南西諸島の自衛隊強化を許しません。そして、人びとのくらしに悪影響をもたらす弾薬庫および自衛隊の新基地建設に抗議する地元住民の訴えに連帯し、総力を挙げてとりくみを進めていきます。
10月3日 QAB Qプラス
宮古島 陸上自衛隊弾薬庫建設 反対の声の中 住民説明会
宮古島に配備された陸上自衛隊。国は島の南東部に弾薬庫を建設する予定ですが、地元からは強い反発の声も上がっています。きょう、この後間もなく地域の住民を対象にした説明会が開かれますが、説明会を前に、計画の中止を求める反対集会が開かれました。
国が行う説明会のおよそ2時間前に開かれた抗議集会には60人を超える人が集まりました。
国は南西諸島の防衛力を強化しようと来年3月末までにミサイル部隊を島に配備するため、先行して弾薬庫を建設することにしています。
弾薬庫は島の南東部に位置する「保良地区」の採石場に造られることになっていて、集落からの距離はわずか200メートル。地元住民は安全が脅かされると建設に反対しています。
これまで宮古島の陸上自衛隊配備を巡っては住民にきちんと説明がされないまま駐屯地の中にミサイルが保管されていたことが発覚し、島の外に運び出す事態に発展するなど島民の反発を招いていました。
こうしたな中、弾薬庫の建設があすにも始まるのではないかと住民は危機感を募らせています。
地元住民「なぜここに危険なものを置くのか」「どんなに闘ってでもここに弾薬庫は置かせたくない」「まとまった集落のすぐそばに本当に危険な弾薬庫を置くという、陸上自衛隊の思惑がまったくわからない」
石橋記者「弾薬庫建設を巡ってはこれまで、住民側が求めた保管する弾薬の量や安全の確保について、国から十分な説明がなされておらず、住民からは、既成事実を積み重ねたいだけだと批判の声も出ています」
報告:HA
10月3日保良での市民大集会で「ミサイルいらない宮古島住民連絡会」代表仲里成繁さんの挨拶
https://youtu.be/shTqgn3JGbI
午後4時過ぎから始まった「弾薬庫建設阻止市民集会」と午後6時から開催が予定された防衛省の「住民説明会」、糸数慶子前参議院議員、山城博治平和運動センター議長らが応援に駆けつけてくれました!
一体何の説明会? 弾薬庫の「弾」の字もない「保良鉱山地区建設工事について」の看板に大多数の住民が抗議、参加拒否し事実上流会状態に。防衛局はたった10名程度の賛成派?住民の参加で強行を図る。会場の外で続く住民・市民の抗議行動。逃亡を図る防衛局職員に看板の説明を求める住民・市民のやり取りが続く。









10月3日のSMさんFB投稿動画より:
保良「弾薬庫・射撃訓練場」の着工を許すな! 10・3「弾薬庫建設阻止市民集会」と抗議行動。
https://youtu.be/BwQMAxfVKqI
10月3日のSMさんFB投稿より:
保良公民館前で弾薬庫建設抗議集会始まりました。


仲里成繁さん(ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)

糸数慶子前参議院議員

山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)

奥平一夫さん

上里・國仲宮古島市議

岸本邦弘さん

「ガンバロー!」
10月3日 報告:HA
保良公民館周辺には、抗議集会の準備が着々と。プラカード、幟旗、横断幕を掲げて。
✴️沖縄防衛局の職員も、午前中から早々と、説明会のリハーサルしていました!
「宮古島を標的の島にさせない!」

「宮古島を捨て石にさせない!」

「宮古島にミサイル基地いらない!」



公民館の中では、防衛局員が早々と説明会のリハーサル中。


10月3日の沖縄タイムス紙面
10月3日午後4時より、宮古島保良公民館前にて、
「沖縄防衛局住民説明会(午後6時~)直前弾薬庫建設反対集会」に集まろう!!
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会より


10月2日の宮古毎日紙面

10月2日の宮古新報紙面

10月1日のSMさんのFB投稿動画より:
10月1日「10・3弾薬庫建設阻止市民集会」の記者会見

9月29日午前、保良公民館と七又公民館で地域住民への講話(小西誠さん、山城博治さん)と意見交換会。


9月28日(土)JAホール宮古島で、
保良への自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会

10月1日の宮古毎日紙面

9月29日の琉球新報紙面

9月29日の沖縄タイムス紙面
9月28日のSMさんFB投稿動画より:
保良への自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会
https://youtu.be/jZygRGNBIgY
開会の挨拶
①現地報告:
下地博盛さん(保良住民・弾薬庫反対!住民の会共同代表)

仲里成繁さん(野原住民・ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)

②講演:
自衛隊が目論むミサイル戦争
-基地・弾薬庫・作戦運用の実態-
小西誠さん

辺野古だけじやない!
-南西諸島の自衛隊配備の危険性-
山城博治さん

③クロストーク:
小西誠さん・山城博治さん・清水早子さん

決議文採択
頑張ろう三唱



9月25日 宮古新報
「命、島の危機感共有して」弾薬庫反対28日住民集会

住民集会への参加を呼びかける実行委員の皆さん=23日、自治労総支部事務所
「自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会」実行委員会は23日、平良西里の自治労総支部事務所で記者会見を開き、28日にJAホール宮古島で午後6時から住民集会を開催すると発表した。同実行委員らは「保守の人もぜひ参加し、なぜ私たちが反対をしているか理由を聞いてほしい。住民の命がかかっている。命、島の危機感をしっかり共有してほしい」と参加を呼びかけた。
午後3時半から始まった記者会見は下地博盛実行委員長のほか、亀浜玲子市議会議員、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水早子事務局長らが参加した。
下地実行委員長は「危険な弾薬庫が配備されるということは、テロなどの有事の際だけでなく、自然災害、事故が起きた時の危険は計り知れない。住宅地の側に建設するなど絶対だめだ。危険を認識し、県内外に訴え、反対の機運を盛り上げていく集会にしたい」と強い決意を見せた。
集会には軍事ジャーナリストの小西誠氏、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏を招き、「自衛隊がもくろむミサイル戦争―基地・弾薬庫・作戦運用の実態」「辺野古だけじゃない―南西諸島の自衛隊配備の危険性」と題した講演を行う。
同弾薬庫は最も近い住宅は200㍍以内。1㌔㍍以内に七又を含む地域が入る。実行委員らは小西氏が情報開示請求で入手した陸上自衛隊の教科書(教範)では、ミサイル(地対艦誘導弾)が火災に巻き込まれた際に爆発するまでの間は2分間であり、その際は1㌔以上離れるか物陰などに隠れる対応を示していることを挙げ、「住民は約2分で1㌔も遠くへどのように逃げるのか」「生活圏の近くにその弾薬庫を置くこと自体がおかしい」と、問題点を指摘している。
保良弾薬庫工事に併せて、
来年3月末までに、宮古島千代田駐屯地へ「地対艦」「地対空」ミサイル部隊がやってくる!!

9月16日の八重山毎日紙面(時事配信記事)

9月16日の宮古毎日紙面
9月下旬に「住民説明会」10月「造成工事着工」と時事が配信。

9月16日の八重山毎日紙面(時事配信記事)

9月15日の読売新聞紙面
関連記事:宮古島「保良ミサイル弾薬庫・射撃訓練場」10月着工、月内に用地取得と、政府広報紙「産経」が報道。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-774.html
関連記事:6月14日宮古島市役所で「弾薬庫に関して」記事会見。宮古島、石垣島に配備予定の「地対艦ミサイル」火災時、住民の避難困難。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-756.html
着工阻止!アリバイ作りの形だけの説明会を許さない!
10月4日 宮古毎日
弾薬庫建設へ住民説明会/沖縄防衛局
用地取得は6割程度/今月中にも造成工事着手か

建設に反対する住民らが入場を拒否したことから少人数となった説明会=3日、保良公民館
宮古島への陸上自衛隊配備に伴う保良鉱山地区への弾薬庫建設工事について沖縄防衛局は3日、保良公民館で保良地区と七又地区の住民を対象に説明会を開いた。この中で施設整備に向けて6割程度の用地を取得したとし、今月中に造成工事とさまざまな施設建設工事を実施していく方針を示した。造成工事については具体的な着手日程は明かさなかったが、完了時期について2020年3月末と説明した。
午後6時30分から行われた説明会には10人ほどの住民が参加。沖縄防衛局の村井勝企画部長、古川正司郎調達計画課長が工事概要などについて説明した。一方、弾薬庫建設に反対する住民らは防衛局側が「保良鉱山地区の建設工事ついて」の説明会としたことについて、「何の工事の説明会か分からない」とし、「弾薬庫」または「火薬庫」との表示がない説明会は納得できないと入場を拒否した。
同地区に整備される施設は地対艦誘導弾や地対空誘導弾、その他部隊が使用する弾薬などを保管する「火薬庫」3棟、隊員が射撃訓練を室内で行うための「覆道射場」、隊員が訓練の準備やさまざまな管理業務を行う「廠舎(しょうしゃ)」、「整備場」、「排水処理場と給水所」、「受電所」、弾薬庫などの警備を行う隊員が勤務する「警衛所」、「訓練場」が予定されている。
スケジュールとしては現地調査を行った後、仮設の安全策や土のうの設置などを行い、測量や赤土等流出防止対策を実施。準備が整い次第、造成工事に着手する。本体工事は造成が終わった箇所から順次着手していく方針。ただ、現時点ではまだ契約していない工事もあるため、すべての施設が完成する時期は決まっていない。2019年10月3日現在で11件の工事契約が結ばれている。
懸念のある火薬庫については「火薬類取締法などの関係法令に基づき、適切に行うとともに、24時間体制で警備するほか、すべての隊員に対して火薬類の安全管理に必要な教育を行う」とし安全性を強調した。
質疑応答では住民が隊員の家族宿舎の建設について質問。これに対しては「宿舎整備については30戸程度を予定している。今年度の概算要求に用地取得のための予算を要求している」と答えた。このほか、火薬庫の安全性などについても質疑があった。
10月4日 宮古新報
「弾薬庫」名称外しに抗議 保良弾薬庫住民説明会

防衛局の説明会を前にシュプレヒコールを繰り返す参加者ら=保良公民館前
防衛局による自衛隊基地保良弾薬庫の説明会が3日午後6時半から、市城辺の保良公民館で行われた。その2時間前の同4時半から、基地に反対する住民集会が同公民館前で行われ、ミサイル基地建設に反対する市議や多くの市民が参加した。
住民集会の主催者で『ミサイル・弾薬庫配備反対!住民の会』の下地博盛共同代表は「きょうは防衛局による説明会だが、明日から防衛省は保良鉱山における工事を強行する懸念もある。千代田駐屯地は説明会の翌日に建設が始まったという前例がある」と警告した。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「沖縄県民はこれまでの多くの戦いの中で何度も政府を断念させてきた。私たちが諦めたら基地は造られる。諦めず声を上げ続ければ、建設を止めることができる」と強調した。
「保良地区・七又地区住民説明会」は午後6時半から、保良公民館で開かれた。
だが玄関に「宮古島市の保良鉱山地区の建設工事について」と張り出された看板に対し、100人ほどの反対派の住民らは強く反発した。会場に入るのを拒否し、シュプレヒコールを繰り返した。
一方、会場内には住民12人が出席。防衛局側からは20人ほどが説明席に付き、防衛局の村井勝企画部長が説明に当たった。その説明は工事の日程や建設業者との契約、使用する建設機械といった建設を前提とした内容で、「工事概要の質問のみ受ける」と述べた。
中にいた住民からは「全国には市街地にどのくらいの弾薬庫があるのか」の質問が出た。防衛局側は「163カ所で、事故は起きたことはない」と説明。これに「事故がないと聞いて安心した」とし、また「受け入れるのは地域の活性化のためだから地元の業者と連帯してほしい」との要望が出た。
終了後は防衛局と中にいた住民らは反対派住民のいる玄関を避け、裏口から出ていったが、中にいた住民の一人は「造られるだろうから、とにかく安全面をしっかりしてほしい」と感想を述べた。

10月4日の琉球新報紙面

10月4日の沖縄タイムス紙面
平和フォーラムの声明:
宮古島住民の生活を犠牲にした弾薬庫建設を許さず、 南西諸島における自衛隊の新基地建設に抗議する声明
2019年10月 3日
フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
事務局長 勝島 一博
防衛省は2019年10月、沖縄県宮古島の陸上自衛隊のミサイル部隊等の新設に関わり、弾薬庫の建設工事に着手するとしています。地元住民の反対の声を無視した着工を許すわけにはいきません。
宮古島市城辺保良の採石場(保良鉱山)に新たに造られる弾薬庫は、保良集落や七又集落に近接し、最も近い民家で200メートルほどしか離れていません。日々の生活を営んでいる住民の間近に危険な弾薬庫を造ることは、人びとの命とくらし、財産を全く軽んじているとしか言いようがありません。
宮古島の弾薬庫をめぐっては、「誘導弾を保管する弾薬庫は整備しない。警備等に必要な小銃弾等の保管庫を整備する計画」と防衛省は説明していましたが、2019年3月に新設された宮古島駐屯地に、中距離多目的誘導弾と迫撃砲弾を保管する弾薬庫が設置されていることが判明。「政府はミサイル基地を造るために住民に嘘をついた」と宮古島住民の批判が湧き起こっていました。その後、防衛省は弾薬を島外に搬出したものの、今後は保良鉱山に造られる新たな弾薬庫に保管するとしています。
自衛隊の宮古島配備、新基地建設では、2016年に野原集落会、千代田集落会が反対決議を上げ、ミサイル・弾薬庫等に近接する保良集落会が2017年に、七又集落会は2018年に、反対する決議を上げています。
住民に虚偽の説明まで行い、新基地建設を進めてきた政府・防衛省の責任は極めて重く、これ以上、新基地建設工事をすすめるべきではありません。保良集落会の決議では、「農漁業や観光で発展する可能性に富んだ地域に、弾薬庫等を配備することは、人びとの生命、財産をおびやかし、地域発展を阻害する」と訴えています。これら住民の切実な声を政府は真摯に受け止めなければなりません。
安全保障関連法(戦争法)の成立以降、安倍政権は、いずも級護衛艦の空母化、長距離ミサイル弾の導入、ステルス戦闘機の配備など、攻撃型兵器の充実を図り、日本領域に限定し必要最小限の防衛力としてきた「専守防衛」のあり方は、すでに破たんしています。日本の領域を超えた南シナ海での日米合同軍事訓練の実施や南西諸島へのミサイル部隊の新設などは、日米統合軍として米軍の東アジアでのプレゼンスを補完し、対中国を意識した軍事力増強の一環であることは間違いありません。
平和フォーラムは、東アジアの安全保障環境を不安定化させる、宮古島をはじめ南西諸島の自衛隊強化を許しません。そして、人びとのくらしに悪影響をもたらす弾薬庫および自衛隊の新基地建設に抗議する地元住民の訴えに連帯し、総力を挙げてとりくみを進めていきます。
10月3日 QAB Qプラス
宮古島 陸上自衛隊弾薬庫建設 反対の声の中 住民説明会
宮古島に配備された陸上自衛隊。国は島の南東部に弾薬庫を建設する予定ですが、地元からは強い反発の声も上がっています。きょう、この後間もなく地域の住民を対象にした説明会が開かれますが、説明会を前に、計画の中止を求める反対集会が開かれました。
国が行う説明会のおよそ2時間前に開かれた抗議集会には60人を超える人が集まりました。
国は南西諸島の防衛力を強化しようと来年3月末までにミサイル部隊を島に配備するため、先行して弾薬庫を建設することにしています。
弾薬庫は島の南東部に位置する「保良地区」の採石場に造られることになっていて、集落からの距離はわずか200メートル。地元住民は安全が脅かされると建設に反対しています。
これまで宮古島の陸上自衛隊配備を巡っては住民にきちんと説明がされないまま駐屯地の中にミサイルが保管されていたことが発覚し、島の外に運び出す事態に発展するなど島民の反発を招いていました。
こうしたな中、弾薬庫の建設があすにも始まるのではないかと住民は危機感を募らせています。
地元住民「なぜここに危険なものを置くのか」「どんなに闘ってでもここに弾薬庫は置かせたくない」「まとまった集落のすぐそばに本当に危険な弾薬庫を置くという、陸上自衛隊の思惑がまったくわからない」
石橋記者「弾薬庫建設を巡ってはこれまで、住民側が求めた保管する弾薬の量や安全の確保について、国から十分な説明がなされておらず、住民からは、既成事実を積み重ねたいだけだと批判の声も出ています」
報告:HA
10月3日保良での市民大集会で「ミサイルいらない宮古島住民連絡会」代表仲里成繁さんの挨拶
https://youtu.be/shTqgn3JGbI
午後4時過ぎから始まった「弾薬庫建設阻止市民集会」と午後6時から開催が予定された防衛省の「住民説明会」、糸数慶子前参議院議員、山城博治平和運動センター議長らが応援に駆けつけてくれました!
一体何の説明会? 弾薬庫の「弾」の字もない「保良鉱山地区建設工事について」の看板に大多数の住民が抗議、参加拒否し事実上流会状態に。防衛局はたった10名程度の賛成派?住民の参加で強行を図る。会場の外で続く住民・市民の抗議行動。逃亡を図る防衛局職員に看板の説明を求める住民・市民のやり取りが続く。









10月3日のSMさんFB投稿動画より:
保良「弾薬庫・射撃訓練場」の着工を許すな! 10・3「弾薬庫建設阻止市民集会」と抗議行動。
https://youtu.be/BwQMAxfVKqI
10月3日のSMさんFB投稿より:
保良公民館前で弾薬庫建設抗議集会始まりました。


仲里成繁さん(ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)

糸数慶子前参議院議員

山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)

奥平一夫さん

上里・國仲宮古島市議

岸本邦弘さん

「ガンバロー!」
10月3日 報告:HA
保良公民館周辺には、抗議集会の準備が着々と。プラカード、幟旗、横断幕を掲げて。
✴️沖縄防衛局の職員も、午前中から早々と、説明会のリハーサルしていました!
「宮古島を標的の島にさせない!」

「宮古島を捨て石にさせない!」

「宮古島にミサイル基地いらない!」



公民館の中では、防衛局員が早々と説明会のリハーサル中。


10月3日の沖縄タイムス紙面
10月3日午後4時より、宮古島保良公民館前にて、
「沖縄防衛局住民説明会(午後6時~)直前弾薬庫建設反対集会」に集まろう!!
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会より


10月2日の宮古毎日紙面

10月2日の宮古新報紙面

10月1日のSMさんのFB投稿動画より:
10月1日「10・3弾薬庫建設阻止市民集会」の記者会見

9月29日午前、保良公民館と七又公民館で地域住民への講話(小西誠さん、山城博治さん)と意見交換会。


9月28日(土)JAホール宮古島で、
保良への自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会

10月1日の宮古毎日紙面

9月29日の琉球新報紙面

9月29日の沖縄タイムス紙面
9月28日のSMさんFB投稿動画より:
保良への自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会
https://youtu.be/jZygRGNBIgY
開会の挨拶
①現地報告:
下地博盛さん(保良住民・弾薬庫反対!住民の会共同代表)

仲里成繁さん(野原住民・ミサイルいらない宮古島住民連絡会代表)

②講演:
自衛隊が目論むミサイル戦争
-基地・弾薬庫・作戦運用の実態-
小西誠さん

辺野古だけじやない!
-南西諸島の自衛隊配備の危険性-
山城博治さん

③クロストーク:
小西誠さん・山城博治さん・清水早子さん

決議文採択
頑張ろう三唱



9月25日 宮古新報
「命、島の危機感共有して」弾薬庫反対28日住民集会

住民集会への参加を呼びかける実行委員の皆さん=23日、自治労総支部事務所
「自衛隊弾薬庫建設に反対する住民集会」実行委員会は23日、平良西里の自治労総支部事務所で記者会見を開き、28日にJAホール宮古島で午後6時から住民集会を開催すると発表した。同実行委員らは「保守の人もぜひ参加し、なぜ私たちが反対をしているか理由を聞いてほしい。住民の命がかかっている。命、島の危機感をしっかり共有してほしい」と参加を呼びかけた。
午後3時半から始まった記者会見は下地博盛実行委員長のほか、亀浜玲子市議会議員、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水早子事務局長らが参加した。
下地実行委員長は「危険な弾薬庫が配備されるということは、テロなどの有事の際だけでなく、自然災害、事故が起きた時の危険は計り知れない。住宅地の側に建設するなど絶対だめだ。危険を認識し、県内外に訴え、反対の機運を盛り上げていく集会にしたい」と強い決意を見せた。
集会には軍事ジャーナリストの小西誠氏、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏を招き、「自衛隊がもくろむミサイル戦争―基地・弾薬庫・作戦運用の実態」「辺野古だけじゃない―南西諸島の自衛隊配備の危険性」と題した講演を行う。
同弾薬庫は最も近い住宅は200㍍以内。1㌔㍍以内に七又を含む地域が入る。実行委員らは小西氏が情報開示請求で入手した陸上自衛隊の教科書(教範)では、ミサイル(地対艦誘導弾)が火災に巻き込まれた際に爆発するまでの間は2分間であり、その際は1㌔以上離れるか物陰などに隠れる対応を示していることを挙げ、「住民は約2分で1㌔も遠くへどのように逃げるのか」「生活圏の近くにその弾薬庫を置くこと自体がおかしい」と、問題点を指摘している。
保良弾薬庫工事に併せて、
来年3月末までに、宮古島千代田駐屯地へ「地対艦」「地対空」ミサイル部隊がやってくる!!

9月16日の八重山毎日紙面(時事配信記事)

9月16日の宮古毎日紙面
9月下旬に「住民説明会」10月「造成工事着工」と時事が配信。

9月16日の八重山毎日紙面(時事配信記事)

9月15日の読売新聞紙面
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9月28日官邸前で「宮古島自衛隊基地の拡張許さない・保良地区弾薬庫建設反対!」 アクション。次回は10月4日国会正門前で午後7時より。