御嶽の森が危ない! 11月23日宮古島で伊波洋一参議院議員が質疑報告会。同日陸自千代田駐屯地へ入り御嶽の状況を調査。
- 2020/01/02
- 15:06
宮古島より:
関連記事:11月23日、伊波洋一参院議員が宮古島へ! 陸自宮古島「千代田・保良」参院外交防衛委員会で伊波洋一参院議員が追及。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-816.html
11月23日、日本キリスト教団宮古島教会で
伊波洋一参議院議員の外交防衛委員会での質疑の報告と意見交換会が行われました。
11月23日宮古島で伊波洋一参議院議員が質疑報告会
https://youtu.be/rIJCI7-7l2o

11月24日の宮古毎日紙面

12月1日の沖縄タイムス紙面

11月23日宮古島で伊波洋一参議院議員が宮古島で質疑報告会。御嶽の森が危ない!
https://youtu.be/hLSgDYhCgqA




報告:HA
国会議員伊波洋一さんを迎えて、千代田のウタキと井戸の保全など、外交防衛委員会質疑の報告と意見交換会を開催!
河野防衛大臣の血の通わない、地域の文化伝統に無理解な答弁に、映像だと分かっていても、怒りが沸き上がる!
以下、伊波議員と防衛省の質疑から私的にポイントだと感じた点のまとめと勝手な補足。
防衛省はウタキの概念を理解していない!森全体がウタキを構成する。地域住民(元の自治役員だけ)へ提示したのは2300㎡だったが、鍾乳洞など保存すべきものがあるので、2300から4500㎡にした。
緩衝地帯という名の何もない空地を足して、防衛省が主張し続けている7300㎡になるようつじつま合わせをしている。ウタキの保全範囲が恣意的に決められている。森を7300㎡にすべきだ。
地元の文化伝統への尊敬、敬意がない。国際人権規約に違反している。
防衛省は、地域住民との合意形成などと度々行っているが、そんな合意はない。防衛省に協力する自治会役員との合意しかない。
崩れないようのり面を舗装と言ったり、緩衝地帯と言ったりしているが、それはウタキの保全ではない。
区長が許可した人へ通行許可書を出すという決まりはおかしい。
自衛隊が許可することでもないし、自衛隊に協力的な区長が許可することでもない。元々、防衛省が地域から取り上げておきながら許可などとは、こういうことを「盗人たけだけしい」というのだ!
ウガンする人と探したが井戸が見つからなかったというのは、事実ではない。その後、ウガンする人は井戸が埋められたことに激怒したのだから。
ジュネーブ条約58条:
攻撃の影響に対する予防措置
民家の集中するところから攻撃目標を遠ざけなければならない。
弾薬庫だけが危ないのではない。有事には弾薬は弾薬庫にはない。屋外にある弾薬には安全基準はない。
伊波さんが、ウタキと井戸に着目するのは、保全するという約束があったことが明らかであること、それが守られていないことを追及することで、住民の要求を実現したい。それを、南西諸島で戦争していいのかという問いに繋げたいから。
陸自千代田駐屯地へ入り御嶽の状況を調査。
伊波洋一議員と共に、千代田のカーンミ御嶽(ウタキ)に入ることになっていたのに、いざゲート前に着くと、防衛局員と陸自隊員が待ち構え、何故か千代田自治会の役員が数名、基地内から出てきた。
防衛局員が「このバスで基地の中に入り、ウタキのそばで止めるから、バスから降りないで見てもらう」と理不尽極まりないことを言うので、伊波議員と共に抗議!!
ウタキの中には入る許可は自治会役員が決めるのだと言う。ウガンする人ではなく、なぜ元区長(自衛隊協力者)や役員が選別し、「許可」するのか⁉️
11月23日宮古島陸自千代田ゲート前、御嶽に入ることについて伊波洋一参議院議員らと防衛局のやり取り。
https://youtu.be/TLM5NT4PxeI
11月23日陸自千代田駐屯地へ入り御嶽の状況を調査
基地の中に取り残された神聖な場所。
ウタキ周囲に約3年ぶりに、伊波議員と共に6名で入る!!
まるで地形が変えられている!
ドキュメンタリー映画「宮古島からのSOS」の冒頭にこのカーンミ御嶽(ウタキ)に私達が入るシーンがあるが、あの工事の初期とは、全く違っていた。
中に入り、わかったことの一つは、防衛省の言う「緩衝地帯」を作るには、今ある森の裾野の緑地が更に削られる、ということ!
ウガンする方が「井戸が埋められている!」と激怒した場所は道路になり、断層を示す地形は、平らにされている。
ウタキの森の裾野は雑草が生い茂り、原野化してきている。
ウガン所には入れなかったが、祀られているリュウグウの神は嘆いているか?怒っているか!?
緑線の方向に進んで、写真を撮りました。
灰色に色づけされた部分が、残されるウタキの森。囲っている白い部分が彼らの言う緩衝地帯だが、これだけの緩衝地帯を作るには、更に森を削らなければならない!

カーンミ御嶽のシンボル、松の木の周囲は雑草だらけ。

この辺りに井戸が。

ここには深い谷間、鍾乳洞、井戸がある、今も。
このウタキの南側には、昔は集落があったらしい、今は自衛隊の隊舎が…

左側はウタキの森の深い谷間、この低い所に基地の汚染水が流入するだろう!


図面を見ると、この道路の右側に広い緩衝地帯ができる予定だ。すると、今ある緑の部分は更に削られることになる。


ウタキの森の深い谷間辺りだが、雑木が繁っている。

基地の中に取り残された神聖な場所。

ここらも、深い谷間になっている、断層と関係するのではないか?
建物の横に緩衝地帯を作るには、この辺りも、今ある緑の部分が削られる!

関連記事:11月23日、伊波洋一参院議員が宮古島へ! 陸自宮古島「千代田・保良」参院外交防衛委員会で伊波洋一参院議員が追及。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-816.html
11月23日、日本キリスト教団宮古島教会で
伊波洋一参議院議員の外交防衛委員会での質疑の報告と意見交換会が行われました。
11月23日宮古島で伊波洋一参議院議員が質疑報告会
https://youtu.be/rIJCI7-7l2o

11月24日の宮古毎日紙面

12月1日の沖縄タイムス紙面

11月23日宮古島で伊波洋一参議院議員が宮古島で質疑報告会。御嶽の森が危ない!
https://youtu.be/hLSgDYhCgqA




報告:HA
国会議員伊波洋一さんを迎えて、千代田のウタキと井戸の保全など、外交防衛委員会質疑の報告と意見交換会を開催!
河野防衛大臣の血の通わない、地域の文化伝統に無理解な答弁に、映像だと分かっていても、怒りが沸き上がる!
以下、伊波議員と防衛省の質疑から私的にポイントだと感じた点のまとめと勝手な補足。
防衛省はウタキの概念を理解していない!森全体がウタキを構成する。地域住民(元の自治役員だけ)へ提示したのは2300㎡だったが、鍾乳洞など保存すべきものがあるので、2300から4500㎡にした。
緩衝地帯という名の何もない空地を足して、防衛省が主張し続けている7300㎡になるようつじつま合わせをしている。ウタキの保全範囲が恣意的に決められている。森を7300㎡にすべきだ。
地元の文化伝統への尊敬、敬意がない。国際人権規約に違反している。
防衛省は、地域住民との合意形成などと度々行っているが、そんな合意はない。防衛省に協力する自治会役員との合意しかない。
崩れないようのり面を舗装と言ったり、緩衝地帯と言ったりしているが、それはウタキの保全ではない。
区長が許可した人へ通行許可書を出すという決まりはおかしい。
自衛隊が許可することでもないし、自衛隊に協力的な区長が許可することでもない。元々、防衛省が地域から取り上げておきながら許可などとは、こういうことを「盗人たけだけしい」というのだ!
ウガンする人と探したが井戸が見つからなかったというのは、事実ではない。その後、ウガンする人は井戸が埋められたことに激怒したのだから。
ジュネーブ条約58条:
攻撃の影響に対する予防措置
民家の集中するところから攻撃目標を遠ざけなければならない。
弾薬庫だけが危ないのではない。有事には弾薬は弾薬庫にはない。屋外にある弾薬には安全基準はない。
伊波さんが、ウタキと井戸に着目するのは、保全するという約束があったことが明らかであること、それが守られていないことを追及することで、住民の要求を実現したい。それを、南西諸島で戦争していいのかという問いに繋げたいから。
陸自千代田駐屯地へ入り御嶽の状況を調査。
伊波洋一議員と共に、千代田のカーンミ御嶽(ウタキ)に入ることになっていたのに、いざゲート前に着くと、防衛局員と陸自隊員が待ち構え、何故か千代田自治会の役員が数名、基地内から出てきた。
防衛局員が「このバスで基地の中に入り、ウタキのそばで止めるから、バスから降りないで見てもらう」と理不尽極まりないことを言うので、伊波議員と共に抗議!!
ウタキの中には入る許可は自治会役員が決めるのだと言う。ウガンする人ではなく、なぜ元区長(自衛隊協力者)や役員が選別し、「許可」するのか⁉️
11月23日宮古島陸自千代田ゲート前、御嶽に入ることについて伊波洋一参議院議員らと防衛局のやり取り。
https://youtu.be/TLM5NT4PxeI
11月23日陸自千代田駐屯地へ入り御嶽の状況を調査
基地の中に取り残された神聖な場所。
ウタキ周囲に約3年ぶりに、伊波議員と共に6名で入る!!
まるで地形が変えられている!
ドキュメンタリー映画「宮古島からのSOS」の冒頭にこのカーンミ御嶽(ウタキ)に私達が入るシーンがあるが、あの工事の初期とは、全く違っていた。
中に入り、わかったことの一つは、防衛省の言う「緩衝地帯」を作るには、今ある森の裾野の緑地が更に削られる、ということ!
ウガンする方が「井戸が埋められている!」と激怒した場所は道路になり、断層を示す地形は、平らにされている。
ウタキの森の裾野は雑草が生い茂り、原野化してきている。
ウガン所には入れなかったが、祀られているリュウグウの神は嘆いているか?怒っているか!?
緑線の方向に進んで、写真を撮りました。
灰色に色づけされた部分が、残されるウタキの森。囲っている白い部分が彼らの言う緩衝地帯だが、これだけの緩衝地帯を作るには、更に森を削らなければならない!

カーンミ御嶽のシンボル、松の木の周囲は雑草だらけ。

この辺りに井戸が。

ここには深い谷間、鍾乳洞、井戸がある、今も。
このウタキの南側には、昔は集落があったらしい、今は自衛隊の隊舎が…

左側はウタキの森の深い谷間、この低い所に基地の汚染水が流入するだろう!


図面を見ると、この道路の右側に広い緩衝地帯ができる予定だ。すると、今ある緑の部分は更に削られることになる。


ウタキの森の深い谷間辺りだが、雑木が繁っている。

基地の中に取り残された神聖な場所。

ここらも、深い谷間になっている、断層と関係するのではないか?
建物の横に緩衝地帯を作るには、この辺りも、今ある緑の部分が削られる!

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