馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、25年度には米軍FCLP運用開始①
- 2020/02/13
- 09:04
Ryukyuheiwaより:
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関連記事:西之表市長選、馬毛島への米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練受け入れ反対の八板俊輔氏が当選!
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関連記事:約73%の人が馬毛島軍事基地化反対の意思を表示、1月29日の鹿児島県西之表市長選で。
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関連記事:政府が馬毛島の買い取りを検討へ!?
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
馬毛島への米軍施設を許さない市民・団体連絡会 HP
http://www.mageshimabeigunshisetsuhantai.com/wp/
署名にご協力を!!

許せない! 港では市民が抗議、
防衛省、地元の反対にもかかわらず馬毛島の現地調査を強行。
1月21日 MBC NEWS
馬毛島 防衛省の現地調査はじまる
アメリカ軍の訓練移転候補地である西之表市の馬毛島で、施設の整備などに向けた防衛省の現地調査が21日から行われています。
無人島の馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の開発会社タストン・エアポートからおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めています。
21日から行われているのは、施設の整備に向けた防衛省の現地調査で、午前8時ごろ担当者らが島に入りました。防衛省は調査のスケジュールを明らかにしていませんが、今回は島の風向きや風速のほか、島に生息するマゲシカなどの動物や植物などを調べる計画です。
21日の調査は午後4時ごろに終了し、防衛省の担当者が種子島に戻ると、港では訓練移転の反対派が抗議活動をしていました。
また21日は、タストン・エアポートの立石勲会長も島に入り、今年度中に島の売買を完了させることで国と合意していることを明らかにしました。
一方、地元・西之表市の八板俊輔市長は、訓練移転の賛否について、これまで「まだ判断をする時期ではない」と述べてきましたが、21日も明言しませんでした。
1月20日 MBC NEWS
馬毛島21日から防衛省が現地調査
アメリカ軍の訓練移転候補地・西之表市の馬毛島で、施設の整備などに向けた国の現地調査が21日から行われます。
西之表市の無人島・馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めています。
21日からの現地調査は、島に生息するマゲシカなどの動物や植物の調査、風向きや風速の調査などを行う予定です。西之表市によりますと、調査を前に20日午後、防衛省の職員が市の担当者を訪ね、21日に予定通り調査を行うことなどを説明したということです。
馬毛島での現地調査は、去年、国が地権者と島の売買の仮契約を結んだ際にも行われ、防衛省は「施設整備をする上で問題となる事項はなかった」としていました。今回の現地調査のスケジュールについて防衛省は明らかにしていませんが、「できるだけ速やかに終えて、施設整備などに着手したい」としています。
1月16日 MBC NEWS
馬毛島問題 八板市長が防衛相に質問状
アメリカ軍の訓練移転候補地、馬毛島のある西之表市の八板俊輔市長が16日に防衛省を訪れ、島の購入の経緯や地元の理解についてどう考えるのかを問う質問状を提出しました。
八板市長は16日、東京の防衛省を訪れ、山本朋広副大臣に質問状を手渡しました。
国は去年、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めていますが、質問状は、国による島の購入のあり方や土地価格の算定方法、それに島の自然や文化などへの認識、地元の理解の4項目について見解を問うものです。
質問状を提出した八板市長は、「馬毛島については地元で、アメリカ軍の訓練以外にふさわしい活用策を検討しているところ」と述べましたが、報道陣から移転への賛否を問われると、「まだ判断をする時期ではない」と述べるに留まり、考えを明言しませんでした。
八板市長は来月14日までの回答を求めています。一方、防衛省は島の環境調査を今月21日に行う予定です。
1月15日 MBC NEWS
馬毛島 今月21日に環境調査 八板市長は15日に防衛省へ
アメリカ軍の訓練移転候補地、西之表市の馬毛島で国が今月21日に環境調査を行うことが分かりました。一方、西之表市の八板俊輔市長は15日に防衛省へ行き、河野太郎大臣に宛てた質問書を提出することになりました。
馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地です。国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めていて、島の環境調査を今月21日に行う予定です。
西之表市の八板俊輔市長は先月、防衛省の山本朋広副大臣から説明された国の方針を踏まえ、15日に防衛省を訪れて河野太郎大臣に宛てた質問書を提出するということです。
八板市長はこれまで「馬毛島にはアメリカ軍の訓練以外にふさわしい活用策がある」と訴えていましたが、自身の考えを国に伝えていないことから、15日にどのような発言をするか注目されます。

12月31日の沖縄タイムス紙面
12月30日 KKB鹿児島放送
馬毛島 2022年度に飛行場など着工へ
アメリカ軍の空母艦載機の訓練移転が計画されている馬毛島で、政府は2022年度に飛行場などの工事に着工する方針を固めました。
政府は先月、馬毛島をおよそ160億円で買収することで地権者と合意し、すでに6割程度の土地を取得しています。関係者によると、政府は今年度中に所有権の移転を完了させ、2022年度には飛行場の滑走路や管制塔などの関連施設の工事に着工する方針です。早ければ3年後に工事を完了させ訓練を始めたい考えで、沖縄県でのアメリカ軍のオスプレイの訓練の移転も検討しているということです。
また今後、馬毛島を管轄する予定の航空自衛隊の官舎を近くの種子島に整備する考えです。
「複数の政府関係者によると」と言う政府からのリーク記事を垂れ流す読売新聞。
2年間のアセスを経て2022年度の着工・24年度末工事完了、100名規模の空自「馬毛島基地」配備、25年度には米軍FCLP運用開始」と。

12月30日の読売新聞紙面
八板西之表市長の声明です!
〜未来へ、選択の覚悟〜
年末、国の防衛副大臣らが来島し、馬毛島の土地の取得状況をふまえ、
自衛隊基地を整備したいとの方針を述べました。ただ、要員配備規模や
施設整備備の内容は、一般論だけで、具体的には示されていません。
また、米空母艦繊着陸訓練(FCLP )については、引き続き候補地だと
説明しています。
馬毛島の自衛隊施設建設は、まだ決まっていません。
国は、土地取得が六割余り進み、環境調査をしたい。さらに施設整備による
環境影響評価をして適否を判断し、具体的な整備計画を示して、地元の理解
が得られたら工事に着手したい。そんな流れだと判断します。
そもそも馬毛島への自衛隊配備は、FCLPの恒久的施設を管理するのが
目的です。ところが国は、自衛隊配備のイメージを前面に出し、核心のFCLP
がボカされ、なし崩し的に整備に進みかねない気配です。
FCLPは騒音被害や自然環境への悪影響の懸念から、米国本土でも、
遠隔地訓練場(OLF=Outlying Landing Field)の建設に反対運動が起き
ています。
私は、市長選でFCLP施設反対を唱えて当選しました。馬毛島にふさわしい
利用法をFCLP以外に追求する考えは、一切変わっていません。
FCLP施設建設に賛同する声は、人口増や経済効果を期待してのことです。
市長として、賛成、反対、それぞれの考えに至る市民の心情を思います。
どちらにも、得るもの、失うものがあります。
住民の対立による地域社会の分断、破壊は不毛です。
今、静かな島の環境を求める移住が、じわじわと増えています。先祖代々の
ふるさとを未来の子孫に引き継ぐ重大な選択へ、しっかり責任を果たす覚悟
です。
西之表市長 八板俊輔


12月25日の南日本新聞紙面
12月20日山本防衛副大臣が西之表市を訪れ馬毛島に自衛隊の施設を整備する方針を示した。
市長見解:

市長に説明に来た防衛副大臣に抗議する市民。







12月21日の南日本新聞紙面

12月21日の沖縄タイムス紙面
12月20日 MBC南日本放送
馬毛島問題 防衛副大臣が方針説明
アメリカ軍の訓練移転候補地として国が買収を進める西之表市の馬毛島についてです。山本朋広防衛副大臣が20日鹿児島を訪れ、西之表市の八板俊輔市長らに、馬毛島に自衛隊の施設を整備するといった国の方針を説明しました。
午前10時半ごろ、反対派の市民らが抗議活動を行う中、山本朋広防衛副大臣は西之表市役所に入りました。馬毛島は東京の硫黄島で行われているアメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転候補地です。国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで先月合意し、土地の取得を進めています。
西之表市の八板俊輔市長らと面会した山本防衛副大臣は、馬毛島の土地の63%を取得したと説明した上でアメリカ軍の訓練移転に向け、馬毛島に自衛隊の基地をつくる方針などを説明しました。国が示した資料によりますと、馬毛島の基地は、滑走路や格納庫、火薬庫などが施設の例として示され、自衛隊の戦闘機の離着陸訓練のほか、離島防衛や災害対応訓練などを検討しているとしています。
八板市長はこれまで「自分の考えを国に言うのは売買契約が確定した時」と述べていましたが、20日の面会では自身の考えを伝えませんでした。八板市長は馬毛島の利活用方法について、「年明けにも自身の考えを国に伝える」としました。
午後、山本防衛副大臣は県庁を訪れ、三反園知事らに国の方針を説明しました。国は島の土地の買収を進めるとともに、早ければ来年1月から環境調査などを行い、その後、施設の工事に着手する方針です。
12月20日 KYT
馬毛島 山本防衛副大臣が西之表市に説明
アメリカ軍の訓練の移転先として検討されている種子島沖の馬毛島について、防衛省の山本副大臣が西之表市を訪れ、自衛隊の施設を整備する方針を示したが、八板市長は「どう考えるかを整理して改めて申し上げたい」と述べるにとどまった。
20日朝、山本朋広防衛副大臣が西之表市役所を訪れ、30分間八板俊輔市長と面会した。山本副大臣は馬毛島の土地の大半を所有するタストン・エアポート社から、島の約6割の土地を取得したことを伝えた。その上で、馬毛島に自衛隊の施設を整備し、その施設をアメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練を行う候補地として検討していることを説明した。
防衛省の山本朋広副大臣は「この案件は我が国の安全保障日米同盟の強化・深化に対し、極めて重要な施設となる」と話した。
それに対し西之表市の八板俊輔市長は「自衛隊施設を設置したいという説明は初めてのことなので、どう考えるかを整理して改めて申し上げる機会を頂きたい」と話した。
八板市長はこれまで「馬毛島は訓練以外の活用策がある」と訓練の移転には反対の姿勢を示していたが、山本副大臣に対して、「どう考えるかを整理して改めて申し上げたい」と述べるにとどまった。
山本副大臣は20日午後、県庁を訪れ三反園知事とも面会する。
12月17日の南日本新聞報道によると「馬毛島の土地、国が既に6割取得 米軍再編経費から支出」
12月20日に防衛副大臣が西之表市訪問の際、「反対」で当選した市長は、、、??

12月20日の西日本新聞紙面
12月19日、西之表市の住民らが八板俊輔市長に訓練移転に反対するよう申し入れ。
12月19日 MBC南日本放送
馬毛島問題 西之表市長に訓練移転反対を要請
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、国が地権者から島を買収することで合意したことを受け、西之表市の住民らが西之表市役所を訪れ、八板俊輔市長に訓練移転に反対するよう申し入れました。
訓練移転反対を申し入れたのは、種子島と屋久島の住民で作る「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」です。
種子島の西12キロにある馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の開発会社タストン・エアポートからおよそ160億円で島を買収することで合意しています。関係者によりますと、国はタストン・エアポートから土地のおよそ6割をすでに取得しているということです。
市民らは19日に西之表市役所を訪れ、訓練移転に反対するよう求めた要請書と全国から集まった1254団体分の反対署名を八板俊輔市長に手渡しました。これに対して八板市長は・・・
「FCLP(陸上離着陸訓練)よりふさわしい使い方があると考えているので、国に対してこれからはっきり申し上げていきたい。」
この問題について、防衛省の山本朋広副大臣が20日に鹿児島を訪れ、午前中に西之表市で八板市長と、午後からは鹿児島県庁で三反園知事に国の対応を説明する予定です。
12月16日 MBC南日本放送
馬毛島 防衛副大臣が20日に県と西之表市訪問へ
アメリカ軍の空母艦載機の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、防衛省の山本朋広副大臣が今月20日に鹿児島を訪問し、県や西之表市に国の対応を説明することがわかりました。
馬毛島はアメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地となっていて、国は東京の開発会社「タストン・エアポート」からおよそ160億円で島を買収することで合意しています。
関係者によりますと、政府は訓練場建設に向けた調査費を来年度予算案におよそ5億円計上する見通しです。これを受けて、防衛省の山本朋広副大臣が今月20日に鹿児島を訪問し、三反園知事や西之表市の八板俊輔市長に国の対応を説明するということです。
国は今後、自衛隊の基地を馬毛島と種子島に整備した上で、現在、東京の硫黄島で行われている空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。
12月2日 MBC NEWS
馬毛島問題 西之表市・八板市長に聞く
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、11月29日、国と地権者がおよそ160億円で売買に合意したことが分かりました。この問題について、西之表市の八板俊輔市長に伺いました。
在京2紙は一面で報道、

11月30日の朝日新聞紙面

11月30日の産経新聞紙面
11月30日 西日本新聞
馬毛島買収、地権者と再合意 政府、抵当権抹消が条件

鹿児島県・馬毛島地図
日米両政府が米艦載機の訓練移転候補地としている鹿児島県・馬毛島について、政府は29日、約160億円で買収することで地権者の開発会社と再合意した。1月に同程度の買収額で仮契約したが、同社の内紛で正式契約のめどが立たなくなっていた。
関係者によると、再合意は正式な売買契約の条件として、島に設定された抵当権を開発会社側が抹消することを盛り込んだ。抵当権の抹消には会社側が債権者に債務を返済する必要があるため、政府は国が信用保証に関与するなどして同社の資金確保に協力することを検討している。
移転が計画されているのは陸上空母離着陸訓練(FCLP)で、短距離で離着陸する「タッチ・アンド・ゴー」を繰り返す。現在は東京・硫黄島で行われているが、米側は部隊が拠点を置く山口県・岩国基地から約1400キロ離れ、遠すぎるとして移転を要求。両政府は2011年、岩国から約400キロの馬毛島を移転候補地とすることで合意し、防衛省は島のほぼ全域を所有する東京の開発会社と買収交渉を続けていた。
防衛省は社内対立の解消を受け、10月下旬から同社との交渉を再開。トランプ米政権が在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)増額を求める構えを強める中、進展を急いだ。抵当権抹消に政府が資金面で協力する意向を示し、抹消のめどが付いたことから合意に至った。
馬毛島は広さ約8平方キロの無人島。12キロ東の鹿児島県・種子島では、移転に伴う交付金への期待と、騒音や治安悪化への懸念から住民の賛否が割れている。
県紙、東京新聞は配信記事を流すのみ。

11月30日の琉球新報紙面

再掲:
鹿児島市で反対集会開かれる。
種子島だけの問題ではなくて、県民国民の問題。
種子島・馬毛島・奄美・沖縄・宮古と南西諸島が防衛ラインの軍事基地化だ。
2月17日 MBC南日本放送
馬毛島・米軍訓練移転 鹿児島市で反対集会
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、鹿児島市で17日、訓練移転に反対する集会が開かれました。
反対集会は、県護憲平和フォーラムが主催したもので、およそ250人が参加しました。種子島の西12キロにある西之表市の馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地となっています。先月、国は馬毛島を160億円で買収する方針で、地権者と仮契約を結び、その後島の調査を進めています。
17日の集会では、訓練移転は馬毛島の基地化につながるとして、計画を白紙撤回すべきと訴えました。
(県護憲平和フォーラム 下馬場学・代表)「これは種子島だけの問題ではなくて、県民国民の問題。種子島・馬毛島・奄美・沖縄・宮古と南西諸島が防衛ラインの軍事基地化が常態していくのではないか」
.
「戦争をさせない種子島の会」和田かおりさんの投稿写真:
昨朝馬毛島に渡って、調査に入る防衛省関係者に抗議の声を上げました。

1月31日 南日本新聞
米軍訓練移転候補地 防衛省が馬毛島現地調査、建築物など確認
調査機材を手に馬毛島に上陸する防衛省調査団一行=西之表市馬毛島の葉山港
防衛省は30日、米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として、地権者のタストン・エアポート(東京)と土地の売買交渉をしている西之表市の馬毛島で、現地調査を始めた。調査は3月末までに終える方針で、土地の測量や、動植物・海洋生物の生息状況などを調べる。
同省職員やコンサルタント会社の社員ら約30人が同市の西之表、住吉両港から船3隻に分乗して、馬毛島の葉山港に渡った。徒歩で島内を回り、同社が整備した建築物などの状態を調べた。夕方には種子島に戻った。


1月22日の東京新聞紙面
市長は早急に「馬毛島の基地化につながるいかなる施策も受け入れられない」と表明を!
120人の市民が1月21日午前9時に市民集会を開き防衛省への抗議と「市長頑張れ!」の応援。
1月22日 南日本新聞
米軍訓練移転 馬毛島 年度内に4調査 防衛副大臣、市長と県知事へ説明
米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転が検討されている西之表市の馬毛島を巡り、原田憲治防衛副大臣らが21日、同市の八板俊輔市長らを訪ね、四つの現地調査を今月下旬以降に開始し、年度内に終わらせたい意向を伝えた。地権者と土地買収の仮契約を結んだことも報告した。八板市長は会談後、「(仮契約であり)買収に関して価格も決まっていないことを確認できた」とし、調査については「土地所有者と(防衛省と)の間の話。私がとやかく言う話ではない」と容認する考えを示した。
原田副大臣によると、現地調査は、「環境」「測量」「気象」「物件」の4件。建物や周辺の動植物、海洋生物の生息状況などを調べる。それぞれ10~20日間程度実施し、結果を踏まえて移転の可否を判断する。

1月21日の朝日新聞紙面
1月21日 MBC NEWS
馬毛島問題 防衛副大臣が西之表市と県庁を訪問
アメリカ軍の訓練移転候補地で、国と地権者が売買の仮契約を結んだ西之表市の馬毛島について、原田防衛副大臣は21日、西之表市と鹿児島県庁を訪問し、今後の調査の進め方などを説明しました。
21日午前、訓練移転に賛成する団体と反対する団体がそれぞれプラカードや横断幕などを掲げる中、原田憲治・防衛副大臣が西之表市役所に入りました。
西之表市の馬毛島は、アメリカ軍・空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地となっています。国は馬毛島を160億円で買収する方針で、今月、島のほとんどを所有する東京のタストン・エアポート社との間で仮契約が結ばれました。
原田副大臣は、西之表市の八板俊輔市長と、永田章市議会議長と会談しました。会談で原田副大臣は「土地の売買についておおむね合意し、今月9日に文書を取り交わした」「今月下旬以降、現地調査を始める」と説明しました。
いっぽうの八板市長は、これまで「馬毛島にはアメリカ軍の訓練のほかにふさわしい利用の仕方がある」としていましたが、会談では馬毛島の売買契約がまだ成立していないことを確認し、訓練移転への賛否や島の活用案について言及はありませんでした。
会談の後、八板市長は市役所の外に集まっていた市民らに会談の内容を直接、説明しました。
(住民)「FCLP以外の利用の仕方を、今後も追求していくということでよろしいですか?」
(八板市長)「選挙のときもその前も、この立場についてからも、私の考え方は一切変わっていません」
原田副大臣の来訪に、反対派、賛成派、それぞれの住民は。
(馬毛島の米軍施設に反対する住民の会 清水捷治副会長)
「地元の合意なくして(訓練移転は)絶対に出来ない。戦いはこれから、そういうつもりで運動を前進させていく」
(自衛隊訓練施設設置の推進を求める会 中原勇代表)
「買収できるだろうということで大変喜んでいる。大いに応援したい。一番の恩恵は市の活性化、大いに役立つと考えている」
原田副大臣は夕方には鹿児島県庁を訪れ、三反園知事に八板市長と同様の説明をした上で、今月下旬以降始まる現地調査は、今年3月までに終えると述べました。これに対して三反園知事は「今後も地元に丁寧な説明をお願いしたい」と求めました。

1月18日 産経
馬毛島買収で調査伝達へ 防衛副大臣、20日現地入り
防衛省は18日、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地とする鹿児島県西之表市・馬毛島の買収をめぐり、原田憲治防衛副大臣が20、21の両日に鹿児島県を訪問すると発表した。21日に鹿児島県の三反園訓知事らと会い、移転後の施設整備を見据え、現地調査を実施する意向を伝える見通しだ。買収交渉の進展を踏まえ、訓練受け入れに向けた協力を求める狙いがあるとみられる。
原田氏は21日、三反園知事のほか、西之表市の八板俊輔市長とも会談する見通し。買収に向けた土地所有者との交渉状況などを説明するとみられる。八板市長が訓練移転に慎重な姿勢を示す中、移転の必要性を説明し、理解を得たい考えがある。


1月16日の東京新聞紙面


1月10日の朝日新聞紙面

1月10日の琉球新報紙面

1月10日の八重山日報紙面
2018年7月15日 産経新聞
鹿児島・馬毛島を海・空自拠点に 中国脅威防衛強化 F15戦闘機展開

防衛省が、米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている鹿児島県西之表(にしのおもて)市の馬毛(まげ)島を海上・航空両自衛隊の拠点として活用する方針を固めたことが14日、分かった。中国の脅威を踏まえた南西防衛強化の一環で、訓練に加え、有事での空自戦闘機の分散配置の拠点にする。馬毛島の土地買収に向けた調整と並行し、活用方法の検討を加速させる。
現行の態勢では米軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの洋上展開前に、FA18戦闘攻撃機などの艦載機パイロットが陸上離着陸訓練を行う。艦載機は3月、厚木基地(同県)から岩国基地(山口県)に拠点を移しており、岩国基地から馬毛島に展開し実施する。期間は年間2週間程度で残りは滑走路が空く。
そのため防衛省は海・空自の航空機訓練に活用。海自は鹿屋(かのや)航空基地(鹿児島県)のP3C哨戒機、空自は新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)のF15戦闘機が馬毛島に展開し、離着陸や防空などの訓練を行うことを想定する。
空自は短距離滑走離陸・垂直着陸が可能なF35Bを導入し、新田原基地に配備することを検討。海自もヘリ搭載護衛艦いずもをF35Bの離着艦可能な空母に改修することを検討しており、F35Bといずもが馬毛島を拠点に訓練をすることも視野に入れている。
南西防衛では空自戦闘機の拠点を増やすことが課題。南西方面で唯一の拠点の那覇基地の滑走路が破壊されれば現状では代替拠点がないためで、馬毛島を代替拠点とする。事前にF15を馬毛島に分散配置すれば那覇基地が攻撃されてもF15の壊滅を避けられる。
一方、沖縄県の基地負担軽減で、米軍普天間飛行場のオスプレイの訓練の一部を馬毛島に移す案もある。
防衛省は馬毛島を買収する方針だが、土地を所有する開発会社との交渉は難航。開発会社は債権者から破産を東京地裁に申し立てられ、地裁は先月15日付で保全管理命令を出した。今月中にも破産手続きを始めるか判断する。防衛省は破産手続きに入れば買収の実現可能性が高まるとみている。
馬毛島米軍FCLP訓練施設建設資料:







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http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-322.html
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許せない! 港では市民が抗議、
防衛省、地元の反対にもかかわらず馬毛島の現地調査を強行。
1月21日 MBC NEWS
馬毛島 防衛省の現地調査はじまる
アメリカ軍の訓練移転候補地である西之表市の馬毛島で、施設の整備などに向けた防衛省の現地調査が21日から行われています。
無人島の馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の開発会社タストン・エアポートからおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めています。
21日から行われているのは、施設の整備に向けた防衛省の現地調査で、午前8時ごろ担当者らが島に入りました。防衛省は調査のスケジュールを明らかにしていませんが、今回は島の風向きや風速のほか、島に生息するマゲシカなどの動物や植物などを調べる計画です。
21日の調査は午後4時ごろに終了し、防衛省の担当者が種子島に戻ると、港では訓練移転の反対派が抗議活動をしていました。
また21日は、タストン・エアポートの立石勲会長も島に入り、今年度中に島の売買を完了させることで国と合意していることを明らかにしました。
一方、地元・西之表市の八板俊輔市長は、訓練移転の賛否について、これまで「まだ判断をする時期ではない」と述べてきましたが、21日も明言しませんでした。
1月20日 MBC NEWS
馬毛島21日から防衛省が現地調査
アメリカ軍の訓練移転候補地・西之表市の馬毛島で、施設の整備などに向けた国の現地調査が21日から行われます。
西之表市の無人島・馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めています。
21日からの現地調査は、島に生息するマゲシカなどの動物や植物の調査、風向きや風速の調査などを行う予定です。西之表市によりますと、調査を前に20日午後、防衛省の職員が市の担当者を訪ね、21日に予定通り調査を行うことなどを説明したということです。
馬毛島での現地調査は、去年、国が地権者と島の売買の仮契約を結んだ際にも行われ、防衛省は「施設整備をする上で問題となる事項はなかった」としていました。今回の現地調査のスケジュールについて防衛省は明らかにしていませんが、「できるだけ速やかに終えて、施設整備などに着手したい」としています。
1月16日 MBC NEWS
馬毛島問題 八板市長が防衛相に質問状
アメリカ軍の訓練移転候補地、馬毛島のある西之表市の八板俊輔市長が16日に防衛省を訪れ、島の購入の経緯や地元の理解についてどう考えるのかを問う質問状を提出しました。
八板市長は16日、東京の防衛省を訪れ、山本朋広副大臣に質問状を手渡しました。
国は去年、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めていますが、質問状は、国による島の購入のあり方や土地価格の算定方法、それに島の自然や文化などへの認識、地元の理解の4項目について見解を問うものです。
質問状を提出した八板市長は、「馬毛島については地元で、アメリカ軍の訓練以外にふさわしい活用策を検討しているところ」と述べましたが、報道陣から移転への賛否を問われると、「まだ判断をする時期ではない」と述べるに留まり、考えを明言しませんでした。
八板市長は来月14日までの回答を求めています。一方、防衛省は島の環境調査を今月21日に行う予定です。
1月15日 MBC NEWS
馬毛島 今月21日に環境調査 八板市長は15日に防衛省へ
アメリカ軍の訓練移転候補地、西之表市の馬毛島で国が今月21日に環境調査を行うことが分かりました。一方、西之表市の八板俊輔市長は15日に防衛省へ行き、河野太郎大臣に宛てた質問書を提出することになりました。
馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地です。国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで合意し、土地の取得を進めていて、島の環境調査を今月21日に行う予定です。
西之表市の八板俊輔市長は先月、防衛省の山本朋広副大臣から説明された国の方針を踏まえ、15日に防衛省を訪れて河野太郎大臣に宛てた質問書を提出するということです。
八板市長はこれまで「馬毛島にはアメリカ軍の訓練以外にふさわしい活用策がある」と訴えていましたが、自身の考えを国に伝えていないことから、15日にどのような発言をするか注目されます。

12月31日の沖縄タイムス紙面
12月30日 KKB鹿児島放送
馬毛島 2022年度に飛行場など着工へ
アメリカ軍の空母艦載機の訓練移転が計画されている馬毛島で、政府は2022年度に飛行場などの工事に着工する方針を固めました。
政府は先月、馬毛島をおよそ160億円で買収することで地権者と合意し、すでに6割程度の土地を取得しています。関係者によると、政府は今年度中に所有権の移転を完了させ、2022年度には飛行場の滑走路や管制塔などの関連施設の工事に着工する方針です。早ければ3年後に工事を完了させ訓練を始めたい考えで、沖縄県でのアメリカ軍のオスプレイの訓練の移転も検討しているということです。
また今後、馬毛島を管轄する予定の航空自衛隊の官舎を近くの種子島に整備する考えです。
「複数の政府関係者によると」と言う政府からのリーク記事を垂れ流す読売新聞。
2年間のアセスを経て2022年度の着工・24年度末工事完了、100名規模の空自「馬毛島基地」配備、25年度には米軍FCLP運用開始」と。

12月30日の読売新聞紙面
八板西之表市長の声明です!
〜未来へ、選択の覚悟〜
年末、国の防衛副大臣らが来島し、馬毛島の土地の取得状況をふまえ、
自衛隊基地を整備したいとの方針を述べました。ただ、要員配備規模や
施設整備備の内容は、一般論だけで、具体的には示されていません。
また、米空母艦繊着陸訓練(FCLP )については、引き続き候補地だと
説明しています。
馬毛島の自衛隊施設建設は、まだ決まっていません。
国は、土地取得が六割余り進み、環境調査をしたい。さらに施設整備による
環境影響評価をして適否を判断し、具体的な整備計画を示して、地元の理解
が得られたら工事に着手したい。そんな流れだと判断します。
そもそも馬毛島への自衛隊配備は、FCLPの恒久的施設を管理するのが
目的です。ところが国は、自衛隊配備のイメージを前面に出し、核心のFCLP
がボカされ、なし崩し的に整備に進みかねない気配です。
FCLPは騒音被害や自然環境への悪影響の懸念から、米国本土でも、
遠隔地訓練場(OLF=Outlying Landing Field)の建設に反対運動が起き
ています。
私は、市長選でFCLP施設反対を唱えて当選しました。馬毛島にふさわしい
利用法をFCLP以外に追求する考えは、一切変わっていません。
FCLP施設建設に賛同する声は、人口増や経済効果を期待してのことです。
市長として、賛成、反対、それぞれの考えに至る市民の心情を思います。
どちらにも、得るもの、失うものがあります。
住民の対立による地域社会の分断、破壊は不毛です。
今、静かな島の環境を求める移住が、じわじわと増えています。先祖代々の
ふるさとを未来の子孫に引き継ぐ重大な選択へ、しっかり責任を果たす覚悟
です。
西之表市長 八板俊輔


12月25日の南日本新聞紙面
12月20日山本防衛副大臣が西之表市を訪れ馬毛島に自衛隊の施設を整備する方針を示した。
市長見解:

市長に説明に来た防衛副大臣に抗議する市民。







12月21日の南日本新聞紙面

12月21日の沖縄タイムス紙面
12月20日 MBC南日本放送
馬毛島問題 防衛副大臣が方針説明
アメリカ軍の訓練移転候補地として国が買収を進める西之表市の馬毛島についてです。山本朋広防衛副大臣が20日鹿児島を訪れ、西之表市の八板俊輔市長らに、馬毛島に自衛隊の施設を整備するといった国の方針を説明しました。
午前10時半ごろ、反対派の市民らが抗議活動を行う中、山本朋広防衛副大臣は西之表市役所に入りました。馬毛島は東京の硫黄島で行われているアメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転候補地です。国は、島の大半を所有する東京の企業からおよそ160億円で島を買収することで先月合意し、土地の取得を進めています。
西之表市の八板俊輔市長らと面会した山本防衛副大臣は、馬毛島の土地の63%を取得したと説明した上でアメリカ軍の訓練移転に向け、馬毛島に自衛隊の基地をつくる方針などを説明しました。国が示した資料によりますと、馬毛島の基地は、滑走路や格納庫、火薬庫などが施設の例として示され、自衛隊の戦闘機の離着陸訓練のほか、離島防衛や災害対応訓練などを検討しているとしています。
八板市長はこれまで「自分の考えを国に言うのは売買契約が確定した時」と述べていましたが、20日の面会では自身の考えを伝えませんでした。八板市長は馬毛島の利活用方法について、「年明けにも自身の考えを国に伝える」としました。
午後、山本防衛副大臣は県庁を訪れ、三反園知事らに国の方針を説明しました。国は島の土地の買収を進めるとともに、早ければ来年1月から環境調査などを行い、その後、施設の工事に着手する方針です。
12月20日 KYT
馬毛島 山本防衛副大臣が西之表市に説明
アメリカ軍の訓練の移転先として検討されている種子島沖の馬毛島について、防衛省の山本副大臣が西之表市を訪れ、自衛隊の施設を整備する方針を示したが、八板市長は「どう考えるかを整理して改めて申し上げたい」と述べるにとどまった。
20日朝、山本朋広防衛副大臣が西之表市役所を訪れ、30分間八板俊輔市長と面会した。山本副大臣は馬毛島の土地の大半を所有するタストン・エアポート社から、島の約6割の土地を取得したことを伝えた。その上で、馬毛島に自衛隊の施設を整備し、その施設をアメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練を行う候補地として検討していることを説明した。
防衛省の山本朋広副大臣は「この案件は我が国の安全保障日米同盟の強化・深化に対し、極めて重要な施設となる」と話した。
それに対し西之表市の八板俊輔市長は「自衛隊施設を設置したいという説明は初めてのことなので、どう考えるかを整理して改めて申し上げる機会を頂きたい」と話した。
八板市長はこれまで「馬毛島は訓練以外の活用策がある」と訓練の移転には反対の姿勢を示していたが、山本副大臣に対して、「どう考えるかを整理して改めて申し上げたい」と述べるにとどまった。
山本副大臣は20日午後、県庁を訪れ三反園知事とも面会する。
12月17日の南日本新聞報道によると「馬毛島の土地、国が既に6割取得 米軍再編経費から支出」
12月20日に防衛副大臣が西之表市訪問の際、「反対」で当選した市長は、、、??

12月20日の西日本新聞紙面
12月19日、西之表市の住民らが八板俊輔市長に訓練移転に反対するよう申し入れ。
12月19日 MBC南日本放送
馬毛島問題 西之表市長に訓練移転反対を要請
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、国が地権者から島を買収することで合意したことを受け、西之表市の住民らが西之表市役所を訪れ、八板俊輔市長に訓練移転に反対するよう申し入れました。
訓練移転反対を申し入れたのは、種子島と屋久島の住民で作る「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」です。
種子島の西12キロにある馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転候補地で、国は、島の大半を所有する東京の開発会社タストン・エアポートからおよそ160億円で島を買収することで合意しています。関係者によりますと、国はタストン・エアポートから土地のおよそ6割をすでに取得しているということです。
市民らは19日に西之表市役所を訪れ、訓練移転に反対するよう求めた要請書と全国から集まった1254団体分の反対署名を八板俊輔市長に手渡しました。これに対して八板市長は・・・
「FCLP(陸上離着陸訓練)よりふさわしい使い方があると考えているので、国に対してこれからはっきり申し上げていきたい。」
この問題について、防衛省の山本朋広副大臣が20日に鹿児島を訪れ、午前中に西之表市で八板市長と、午後からは鹿児島県庁で三反園知事に国の対応を説明する予定です。
12月16日 MBC南日本放送
馬毛島 防衛副大臣が20日に県と西之表市訪問へ
アメリカ軍の空母艦載機の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、防衛省の山本朋広副大臣が今月20日に鹿児島を訪問し、県や西之表市に国の対応を説明することがわかりました。
馬毛島はアメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地となっていて、国は東京の開発会社「タストン・エアポート」からおよそ160億円で島を買収することで合意しています。
関係者によりますと、政府は訓練場建設に向けた調査費を来年度予算案におよそ5億円計上する見通しです。これを受けて、防衛省の山本朋広副大臣が今月20日に鹿児島を訪問し、三反園知事や西之表市の八板俊輔市長に国の対応を説明するということです。
国は今後、自衛隊の基地を馬毛島と種子島に整備した上で、現在、東京の硫黄島で行われている空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。
12月2日 MBC NEWS
馬毛島問題 西之表市・八板市長に聞く
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、11月29日、国と地権者がおよそ160億円で売買に合意したことが分かりました。この問題について、西之表市の八板俊輔市長に伺いました。
在京2紙は一面で報道、

11月30日の朝日新聞紙面

11月30日の産経新聞紙面
11月30日 西日本新聞
馬毛島買収、地権者と再合意 政府、抵当権抹消が条件

鹿児島県・馬毛島地図
日米両政府が米艦載機の訓練移転候補地としている鹿児島県・馬毛島について、政府は29日、約160億円で買収することで地権者の開発会社と再合意した。1月に同程度の買収額で仮契約したが、同社の内紛で正式契約のめどが立たなくなっていた。
関係者によると、再合意は正式な売買契約の条件として、島に設定された抵当権を開発会社側が抹消することを盛り込んだ。抵当権の抹消には会社側が債権者に債務を返済する必要があるため、政府は国が信用保証に関与するなどして同社の資金確保に協力することを検討している。
移転が計画されているのは陸上空母離着陸訓練(FCLP)で、短距離で離着陸する「タッチ・アンド・ゴー」を繰り返す。現在は東京・硫黄島で行われているが、米側は部隊が拠点を置く山口県・岩国基地から約1400キロ離れ、遠すぎるとして移転を要求。両政府は2011年、岩国から約400キロの馬毛島を移転候補地とすることで合意し、防衛省は島のほぼ全域を所有する東京の開発会社と買収交渉を続けていた。
防衛省は社内対立の解消を受け、10月下旬から同社との交渉を再開。トランプ米政権が在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)増額を求める構えを強める中、進展を急いだ。抵当権抹消に政府が資金面で協力する意向を示し、抹消のめどが付いたことから合意に至った。
馬毛島は広さ約8平方キロの無人島。12キロ東の鹿児島県・種子島では、移転に伴う交付金への期待と、騒音や治安悪化への懸念から住民の賛否が割れている。
県紙、東京新聞は配信記事を流すのみ。

11月30日の琉球新報紙面

再掲:
鹿児島市で反対集会開かれる。
種子島だけの問題ではなくて、県民国民の問題。
種子島・馬毛島・奄美・沖縄・宮古と南西諸島が防衛ラインの軍事基地化だ。
2月17日 MBC南日本放送
馬毛島・米軍訓練移転 鹿児島市で反対集会
アメリカ軍の訓練移転候補地となっている西之表市の馬毛島について、鹿児島市で17日、訓練移転に反対する集会が開かれました。
反対集会は、県護憲平和フォーラムが主催したもので、およそ250人が参加しました。種子島の西12キロにある西之表市の馬毛島は、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転候補地となっています。先月、国は馬毛島を160億円で買収する方針で、地権者と仮契約を結び、その後島の調査を進めています。
17日の集会では、訓練移転は馬毛島の基地化につながるとして、計画を白紙撤回すべきと訴えました。
(県護憲平和フォーラム 下馬場学・代表)「これは種子島だけの問題ではなくて、県民国民の問題。種子島・馬毛島・奄美・沖縄・宮古と南西諸島が防衛ラインの軍事基地化が常態していくのではないか」
.
「戦争をさせない種子島の会」和田かおりさんの投稿写真:
昨朝馬毛島に渡って、調査に入る防衛省関係者に抗議の声を上げました。

1月31日 南日本新聞
米軍訓練移転候補地 防衛省が馬毛島現地調査、建築物など確認

防衛省は30日、米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として、地権者のタストン・エアポート(東京)と土地の売買交渉をしている西之表市の馬毛島で、現地調査を始めた。調査は3月末までに終える方針で、土地の測量や、動植物・海洋生物の生息状況などを調べる。
同省職員やコンサルタント会社の社員ら約30人が同市の西之表、住吉両港から船3隻に分乗して、馬毛島の葉山港に渡った。徒歩で島内を回り、同社が整備した建築物などの状態を調べた。夕方には種子島に戻った。


1月22日の東京新聞紙面
市長は早急に「馬毛島の基地化につながるいかなる施策も受け入れられない」と表明を!
120人の市民が1月21日午前9時に市民集会を開き防衛省への抗議と「市長頑張れ!」の応援。
1月22日 南日本新聞
米軍訓練移転 馬毛島 年度内に4調査 防衛副大臣、市長と県知事へ説明
米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転が検討されている西之表市の馬毛島を巡り、原田憲治防衛副大臣らが21日、同市の八板俊輔市長らを訪ね、四つの現地調査を今月下旬以降に開始し、年度内に終わらせたい意向を伝えた。地権者と土地買収の仮契約を結んだことも報告した。八板市長は会談後、「(仮契約であり)買収に関して価格も決まっていないことを確認できた」とし、調査については「土地所有者と(防衛省と)の間の話。私がとやかく言う話ではない」と容認する考えを示した。
原田副大臣によると、現地調査は、「環境」「測量」「気象」「物件」の4件。建物や周辺の動植物、海洋生物の生息状況などを調べる。それぞれ10~20日間程度実施し、結果を踏まえて移転の可否を判断する。

1月21日の朝日新聞紙面
1月21日 MBC NEWS
馬毛島問題 防衛副大臣が西之表市と県庁を訪問
アメリカ軍の訓練移転候補地で、国と地権者が売買の仮契約を結んだ西之表市の馬毛島について、原田防衛副大臣は21日、西之表市と鹿児島県庁を訪問し、今後の調査の進め方などを説明しました。
21日午前、訓練移転に賛成する団体と反対する団体がそれぞれプラカードや横断幕などを掲げる中、原田憲治・防衛副大臣が西之表市役所に入りました。
西之表市の馬毛島は、アメリカ軍・空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地となっています。国は馬毛島を160億円で買収する方針で、今月、島のほとんどを所有する東京のタストン・エアポート社との間で仮契約が結ばれました。
原田副大臣は、西之表市の八板俊輔市長と、永田章市議会議長と会談しました。会談で原田副大臣は「土地の売買についておおむね合意し、今月9日に文書を取り交わした」「今月下旬以降、現地調査を始める」と説明しました。
いっぽうの八板市長は、これまで「馬毛島にはアメリカ軍の訓練のほかにふさわしい利用の仕方がある」としていましたが、会談では馬毛島の売買契約がまだ成立していないことを確認し、訓練移転への賛否や島の活用案について言及はありませんでした。
会談の後、八板市長は市役所の外に集まっていた市民らに会談の内容を直接、説明しました。
(住民)「FCLP以外の利用の仕方を、今後も追求していくということでよろしいですか?」
(八板市長)「選挙のときもその前も、この立場についてからも、私の考え方は一切変わっていません」
原田副大臣の来訪に、反対派、賛成派、それぞれの住民は。
(馬毛島の米軍施設に反対する住民の会 清水捷治副会長)
「地元の合意なくして(訓練移転は)絶対に出来ない。戦いはこれから、そういうつもりで運動を前進させていく」
(自衛隊訓練施設設置の推進を求める会 中原勇代表)
「買収できるだろうということで大変喜んでいる。大いに応援したい。一番の恩恵は市の活性化、大いに役立つと考えている」
原田副大臣は夕方には鹿児島県庁を訪れ、三反園知事に八板市長と同様の説明をした上で、今月下旬以降始まる現地調査は、今年3月までに終えると述べました。これに対して三反園知事は「今後も地元に丁寧な説明をお願いしたい」と求めました。

1月18日 産経
馬毛島買収で調査伝達へ 防衛副大臣、20日現地入り
防衛省は18日、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地とする鹿児島県西之表市・馬毛島の買収をめぐり、原田憲治防衛副大臣が20、21の両日に鹿児島県を訪問すると発表した。21日に鹿児島県の三反園訓知事らと会い、移転後の施設整備を見据え、現地調査を実施する意向を伝える見通しだ。買収交渉の進展を踏まえ、訓練受け入れに向けた協力を求める狙いがあるとみられる。
原田氏は21日、三反園知事のほか、西之表市の八板俊輔市長とも会談する見通し。買収に向けた土地所有者との交渉状況などを説明するとみられる。八板市長が訓練移転に慎重な姿勢を示す中、移転の必要性を説明し、理解を得たい考えがある。


1月16日の東京新聞紙面


1月10日の朝日新聞紙面

1月10日の琉球新報紙面

1月10日の八重山日報紙面
2018年7月15日 産経新聞
鹿児島・馬毛島を海・空自拠点に 中国脅威防衛強化 F15戦闘機展開

防衛省が、米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている鹿児島県西之表(にしのおもて)市の馬毛(まげ)島を海上・航空両自衛隊の拠点として活用する方針を固めたことが14日、分かった。中国の脅威を踏まえた南西防衛強化の一環で、訓練に加え、有事での空自戦闘機の分散配置の拠点にする。馬毛島の土地買収に向けた調整と並行し、活用方法の検討を加速させる。
現行の態勢では米軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの洋上展開前に、FA18戦闘攻撃機などの艦載機パイロットが陸上離着陸訓練を行う。艦載機は3月、厚木基地(同県)から岩国基地(山口県)に拠点を移しており、岩国基地から馬毛島に展開し実施する。期間は年間2週間程度で残りは滑走路が空く。
そのため防衛省は海・空自の航空機訓練に活用。海自は鹿屋(かのや)航空基地(鹿児島県)のP3C哨戒機、空自は新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)のF15戦闘機が馬毛島に展開し、離着陸や防空などの訓練を行うことを想定する。
空自は短距離滑走離陸・垂直着陸が可能なF35Bを導入し、新田原基地に配備することを検討。海自もヘリ搭載護衛艦いずもをF35Bの離着艦可能な空母に改修することを検討しており、F35Bといずもが馬毛島を拠点に訓練をすることも視野に入れている。
南西防衛では空自戦闘機の拠点を増やすことが課題。南西方面で唯一の拠点の那覇基地の滑走路が破壊されれば現状では代替拠点がないためで、馬毛島を代替拠点とする。事前にF15を馬毛島に分散配置すれば那覇基地が攻撃されてもF15の壊滅を避けられる。
一方、沖縄県の基地負担軽減で、米軍普天間飛行場のオスプレイの訓練の一部を馬毛島に移す案もある。
防衛省は馬毛島を買収する方針だが、土地を所有する開発会社との交渉は難航。開発会社は債権者から破産を東京地裁に申し立てられ、地裁は先月15日付で保全管理命令を出した。今月中にも破産手続きを始めるか判断する。防衛省は破産手続きに入れば買収の実現可能性が高まるとみている。
馬毛島米軍FCLP訓練施設建設資料:







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