背景にどんな思惑が?8月8-9日河野防衛相、電撃的に与那国島と宮古島の部隊を視察。
- 2020/08/12
- 11:58
宮古島より:
関連記事:出るべくして出た!宮古島「下地島空港」に自衛隊機を、、、
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-940.html
ページ下部に8月4日と7日の「河野防衛相の記者会見より」掲載しています。
8月8-9日、河野防衛大臣は
陸自与那国駐屯地、宮古島千代田陸自駐屯地と野原空自分屯地を「部隊視察」
自民国防議連の要請を受けて張り切ったのか、まさに時宜に適った?防衛大臣「部隊視察」だ!!
8月11日の防衛大臣記者会見より:
Q:大臣、週末、沖縄の与那国島や宮古島を視察されましたけれども、コロナの影響でいろいろ日程が制限された部分もあったかと思うのですけれども、改めて南西地域の自衛隊配備ですとか、あと国境に近い島での監視任務等についてどうお感じになったのか、ご所見をお願いします。
A:コロナの件がございましたので、自衛隊の輸送機で現地に行って、駐屯地の中で宿泊をし、自衛隊外の方は、首長さんを含め、接触しないという、限定した日程になりました。本来、せっかく行ったので、首長を始め色々と意見交換をしたかったところではありますけれども、コロナという状況の中では致し方なかったなかと思っております。南西諸島、1,200kmという非常に長い地域の中で、これまでは陸上自衛隊、沖縄、それから4年前の与那国ということだったところへ、宮古島を始め、しっかりと南西諸島防衛に資する状況をこれからも整備していかなければいけないと思っております。本当に、弓なりに長く島が点在するという状況の中で、いかに我が国の領土・領海・領空をしっかり守っていくことができるか、これからもしっかりと考えながら、整備を進めていきたいと思っております。
8月11日 宮古毎日
空自分屯基地を視察/河野防衛相
警戒監視状況の報告受ける

航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する河野防衛相=9日
河野太郎防衛相は9日、前日の陸自駐屯地の視察に引き続き、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察した。分屯基地では隊員から警戒監視状況についての報告を受けたほか、防衛施設を見学した。また、隊員らへ訓示を行った。
河野氏を乗せた車列は同日午前9時20分ごろに分屯基地に入った。約3時間にわたり滞在し、施設の見学や監視状況の報告などが行われた。防衛省では同分屯基地について「南西諸島の要衝に所在する日本最西端、最南端のレーダーサイトで、対領空侵犯措置のため24時間の警戒監視に当たっている」と説明している。
一行は午後0時20分ごろに分屯基地を出発し、宮古空港から自衛隊機で離島した。また、河野氏の視察に合わせて「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」(仲里成繁代表)のメンバーがのぼり旗や手作りボードを掲げて抗議活動を行った。
一方、8日に視察した陸上自衛隊宮古島駐屯地で河野氏が隊員らに訓示。その中で、24時間、365日、一瞬の隙も無く南西地域の防衛警備、警戒監視活動を担ってくれていることに敬意と感謝を表すとともに「厳しさを増す安全保障環境の下、南西地域の最前線で活動する諸君一人一人が果たすべき責務は一層重く、国民からの期待もより大きなものとなっている」と強調し、「責任感を持って日々の任務に当たってほしい」と激励した。
また、「防衛省、自衛隊の活動は国民一人一人、地方公共団体などの理解があって初めて可能となるものであり、地域社会と自衛隊相互の信頼をより深めていく必要があり、有事の際には島民を安全に避難させる必要がある。平素から地方公共団体と緊密に連携を図ってほしい」と話した。
8月9日のSMさんFB投稿動画より:
8月9日河野防衛大臣空自野原分屯地視察

宮古空港はいつから「軍用空港」になったのか?
KUさんFBライブ動画より::
河野防衛大臣空自野原分屯地視察終え、宮古空港から帰途へ。
8月9日 宮古毎日
陸自駐屯地を視察/河野防衛大臣が初来島

陸上自衛隊を視察する河野大臣(左から2人目)=8日、陸上自衛隊宮古島駐屯地
河野太郎防衛大臣が8日、陸上自衛隊宮古島駐屯地の視察のため初来島した。河野大臣は宮古島の視察に先立ち、陸上自衛隊与那国駐屯地を視察。その後、航空自衛隊のC-1輸送機で午後3時50分ごろ、宮古空港に到着した。
陸上自衛隊宮古島駐屯地ゲート前では「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」(仲里成繁代表)らがのぼり旗や手作りボードを掲げて抗議活動を行った。駐屯地前ではSPなどが警護する物々しい雰囲気の中、午後4時過ぎ、河野大臣ら視察団を乗せた車両が駐屯地の中へ入っていった。
同会のメンバーらは、ハンドマイクを手にして「宮古島を戦場にするな」、「今回の視察は何のためか」などと叫び声を上げ、駐屯地内へ訴えた。
河野大臣は午後5時20分に車両に乗り込む姿が確認されたが、同会のメンバーらが待ち構えるゲートには現れず、別のゲートから駐屯地を後にしたと見られる。
河野大臣の宮古島滞在は、きょう9日までで、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する予定。
政府広報紙「産経」はしっかりと「取材」
8月9日のSMさんFB投稿より:
地元メディアは来る事さえ知らされず、産経だけに情報を流す報道のやり方はおかしい。記者は一人も入っていなかった。記者会見も無し。
大臣が地元メディアを排除して来るのは、ミサイル配備が地元に受け入れられていない、地元住民の暮らしや安全を無視した配備であると充分認識していることになる。
市長も国から舐められていることをそろそろ解れ。産経ニュースのコメント欄がまた酷い。
8月8日 産経新聞
尖閣、中国船の活発化予想 河野防衛相が宮古島で訓示

陸上自衛隊のミサイル部隊を視察する河野防衛相(右手前)=8日、沖縄県宮古島市(防衛省提供)
河野太郎防衛相は8日、沖縄県の宮古島を訪れ、今年3月に配備された陸上自衛隊のミサイル部隊を視察した。訓示で同県石垣市の尖閣諸島周辺海域の状況について「今月中旬に中国公船や漁船の活動活発化が見込まれる」と述べ、南西地域の最前線で活動する隊員が果たすべき責務は重いと強調した。河野氏は宮古島訪問に先立ち、日本最西端にある与那国島の陸自駐屯地も視察した
宮古島住民の「緊急抗議行動」
8月8日のSMさんFB投稿動画より:
報告:HA
当日午後になって飛び込んだ情報に、大勢の市民に呼びかける間もなく、緊急に10名が千代田に集まった!

琉球新報にこんなべた記事で載っていたとは!

午後3時50分、迷彩柄のC2輸送機が宮古空港に到着。千代田へ向かって車を急がせて走っていると、空港近くで私の頭の上を威圧感を持って、巨大な迷彩戦闘色にペイントした自衛隊のC2輸送機が通りすぎた。民間空港である宮古空港を軍事利用するな!
8月8日河野防衛相「宮古島千代田陸自部隊」を視察
https://youtu.be/4Kr3RDg4JWs
千代田駐屯地では:
基地反対の横断幕や幟旗の並ぶ正門ゲートを避けて、防衛大臣は隊員宿舎側の出入口から入りコソコソと出て行った。
明日は8月9日。ナガサキ原爆投下75年目の日。3日前はヒロシマの日。6日後は太平洋戦争敗戦の日。防衛大臣は、今日はナガサキで形だけでも平和を祈るべき日ではないのか!
その日に、与那国、宮古島と陸自駐屯地を周り、ミサイル発射台搭載車両やレーダー車両を回したり乗り込んだり、おちゃらけた兵器マニアぶりで、戦争ゴッコをしている場合ではない!ふざけるのもいい加減にしろ!
「戦争(ごっこ)大好き小僧」の河野太郎の思惑はどうでもいいが、この時期のマスコミ取材不可の急襲視察の意味は大変重要である!
▼コロナ禍のドサクサに、自民党議連の「敵基地攻撃能力保有」論議
▼米軍の海兵隊再編・南西諸島を含む沖縄配備構想の報道
▼下地島空港の軍事利用の報道
これらは一体でパッケージで急浮上していることを注目しなければならない!!
そんな遠い未来のことではない。もう、近未来の宮古島を戦争・戦闘の危機が襲うのだ!!
巧妙に煽られ、作られていく米中「新冷戦」
日本國の皆さんは、琉球弧の離島を見殺しのするのか!?
与那国から宮古へ飛んだとメールで届いた。

午後4時前、宮古空港到着。(下地島空港ではなかった。昨年の県防災訓練では初めて自衛隊固定翼機が離着陸した。)

威圧感満載のC2。

続々と降り立つ防衛官僚か?

空港北側、駐機する輸送機と反対側にこっそり止まっている尾翼に日の丸のついたこの飛行機は??


千代田に、緊急に集まった抗議の市民達。

お馴染み黒いスーツのSPと宮古島警察警備課。

奥の白い車両の左右に整列する隊員達。

大臣の空から視察用のヘリが飛ぶ。

米国の差し金なのか?河野防衛相の言動が強硬に、
8月4日と7日の河野防衛相の記者会見より:
下地島について、現時点では「施設的」な使用は考えてない、、、??
ということは少なくとも「給油などで自衛隊機が使用しますよ」という事だ!
映像後半のやり取りぜひご覧ください。
Q:施設的な利用計画、過去には有ったのか? A:防衛上の(理由で)差し控えたい。
8月7日の防衛大臣記者会見より「下地島」
8月7日の防衛大臣記者会見より「尖閣日米共同訓練」
物議を呼んでいる、
8月4日の防衛大臣会見
Q:尖閣諸島周辺での中国船の活動についてですが、4月以降活動していた中国公船が、今月2日に接続水域から出ました。過去最長の111日間にわたって領海侵入を含む、航行を続けていたわけですけれども、改めて、この間の活動の狙いについてどう分析されているのかということと、今月中旬に休漁期間が終わるということで、活動が活発化するという見方もあります。どういった対応が必要になるとお考えでしょうか。
A:中国公船の活動が拡大・活発化していたというのは事実でございます。海上保安庁がしっかりこの問題、対処してくれておりますが、自衛隊としても海上保安庁と連携し、必要な場合は、しっかり行動してまいりたいと思っております。
Q:関連でお伺いします。安全保障政策の見直しに関して、自民党提言にあったような相手国の領域でのミサイル阻止能力を検討する場合はですね、周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて、十分に理解を得る状況ではないようではないかと思いますが、防衛政策の責任者として、現状の認識と、今後もし理解を得る際に、必要だと思われることがあればお願いします。
A:すみません。周辺国ってどこのことですか。
Q:主に中国や韓国になります。
A:主に中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか。
Q:すみません、韓国に関してはいかがですか。
A:何で韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに。
Q:2点目の尖閣の周辺のことですけれども、先ほど、必要であれば防衛省自衛隊としても、というふうにおっしゃっていましたけれども、基本的に禁漁期開けたら漁船が来るだろうといわれていますが、防衛省・自衛隊としては、どういうときに防衛省・自衛隊として対応しなければならないというふうにお考えでしょうか。
A:必要なときに対応しなければならないと思います。
Q:先ほどの冒頭の幹事社質問に関してなのですが、中国の海警局の公船と漁船の報道についての質問に対して、大臣は海上保安庁と連携して、必要な場合にはしっかり行動をとってもらいたいとおっしゃられました。かなり刺激的な言葉だと思うのですが、海警局公船と漁船の行動について質問しているのに、こういった刺激的な言葉をとったということと、実際、しっかり行動というのは何を指すのかということを教えてください。
A:特に刺激的なことを申し上げたつもりはございません。様々なことが南シナ海を始め、行われているわけでございますから、万が一自衛隊が対応しなければならないような事態になった場合には、しっかり自衛隊が対応するということでございます。
Q:幹事社の質問は、あくまでも中国海警局の公船と漁船の行動についての質問で、それに対して大臣は海保と連携して必要な場合にはしっかり行動をとってもらいたいと。どういう想定でどういう行動のことを考えてらっしゃるのでしょうか。
A:手の内は明かしません。
Q:非常に国の行先を左右するような重要な問題なので、我々に説明して、国民に説明する義務があるんじゃないでしょうか。
A:手の内を明かすことは差し控えます。
Q:でもそれは、そんなことを言っていたら国の命運は全て防衛大臣の手中にある、あるいは総理大臣の手中にあるというふうになるので、極めて危険な発想だと思うのですが。
A:そうは思いません。
関連記事:出るべくして出た!宮古島「下地島空港」に自衛隊機を、、、
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-940.html
ページ下部に8月4日と7日の「河野防衛相の記者会見より」掲載しています。
8月8-9日、河野防衛大臣は
陸自与那国駐屯地、宮古島千代田陸自駐屯地と野原空自分屯地を「部隊視察」
自民国防議連の要請を受けて張り切ったのか、まさに時宜に適った?防衛大臣「部隊視察」だ!!
8月11日の防衛大臣記者会見より:
Q:大臣、週末、沖縄の与那国島や宮古島を視察されましたけれども、コロナの影響でいろいろ日程が制限された部分もあったかと思うのですけれども、改めて南西地域の自衛隊配備ですとか、あと国境に近い島での監視任務等についてどうお感じになったのか、ご所見をお願いします。
A:コロナの件がございましたので、自衛隊の輸送機で現地に行って、駐屯地の中で宿泊をし、自衛隊外の方は、首長さんを含め、接触しないという、限定した日程になりました。本来、せっかく行ったので、首長を始め色々と意見交換をしたかったところではありますけれども、コロナという状況の中では致し方なかったなかと思っております。南西諸島、1,200kmという非常に長い地域の中で、これまでは陸上自衛隊、沖縄、それから4年前の与那国ということだったところへ、宮古島を始め、しっかりと南西諸島防衛に資する状況をこれからも整備していかなければいけないと思っております。本当に、弓なりに長く島が点在するという状況の中で、いかに我が国の領土・領海・領空をしっかり守っていくことができるか、これからもしっかりと考えながら、整備を進めていきたいと思っております。
8月11日 宮古毎日
空自分屯基地を視察/河野防衛相
警戒監視状況の報告受ける

航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する河野防衛相=9日
河野太郎防衛相は9日、前日の陸自駐屯地の視察に引き続き、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察した。分屯基地では隊員から警戒監視状況についての報告を受けたほか、防衛施設を見学した。また、隊員らへ訓示を行った。
河野氏を乗せた車列は同日午前9時20分ごろに分屯基地に入った。約3時間にわたり滞在し、施設の見学や監視状況の報告などが行われた。防衛省では同分屯基地について「南西諸島の要衝に所在する日本最西端、最南端のレーダーサイトで、対領空侵犯措置のため24時間の警戒監視に当たっている」と説明している。
一行は午後0時20分ごろに分屯基地を出発し、宮古空港から自衛隊機で離島した。また、河野氏の視察に合わせて「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」(仲里成繁代表)のメンバーがのぼり旗や手作りボードを掲げて抗議活動を行った。
一方、8日に視察した陸上自衛隊宮古島駐屯地で河野氏が隊員らに訓示。その中で、24時間、365日、一瞬の隙も無く南西地域の防衛警備、警戒監視活動を担ってくれていることに敬意と感謝を表すとともに「厳しさを増す安全保障環境の下、南西地域の最前線で活動する諸君一人一人が果たすべき責務は一層重く、国民からの期待もより大きなものとなっている」と強調し、「責任感を持って日々の任務に当たってほしい」と激励した。
また、「防衛省、自衛隊の活動は国民一人一人、地方公共団体などの理解があって初めて可能となるものであり、地域社会と自衛隊相互の信頼をより深めていく必要があり、有事の際には島民を安全に避難させる必要がある。平素から地方公共団体と緊密に連携を図ってほしい」と話した。
8月9日のSMさんFB投稿動画より:
8月9日河野防衛大臣空自野原分屯地視察

宮古空港はいつから「軍用空港」になったのか?
KUさんFBライブ動画より::
河野防衛大臣空自野原分屯地視察終え、宮古空港から帰途へ。
8月9日 宮古毎日
陸自駐屯地を視察/河野防衛大臣が初来島

陸上自衛隊を視察する河野大臣(左から2人目)=8日、陸上自衛隊宮古島駐屯地
河野太郎防衛大臣が8日、陸上自衛隊宮古島駐屯地の視察のため初来島した。河野大臣は宮古島の視察に先立ち、陸上自衛隊与那国駐屯地を視察。その後、航空自衛隊のC-1輸送機で午後3時50分ごろ、宮古空港に到着した。
陸上自衛隊宮古島駐屯地ゲート前では「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」(仲里成繁代表)らがのぼり旗や手作りボードを掲げて抗議活動を行った。駐屯地前ではSPなどが警護する物々しい雰囲気の中、午後4時過ぎ、河野大臣ら視察団を乗せた車両が駐屯地の中へ入っていった。
同会のメンバーらは、ハンドマイクを手にして「宮古島を戦場にするな」、「今回の視察は何のためか」などと叫び声を上げ、駐屯地内へ訴えた。
河野大臣は午後5時20分に車両に乗り込む姿が確認されたが、同会のメンバーらが待ち構えるゲートには現れず、別のゲートから駐屯地を後にしたと見られる。
河野大臣の宮古島滞在は、きょう9日までで、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する予定。
政府広報紙「産経」はしっかりと「取材」
8月9日のSMさんFB投稿より:
地元メディアは来る事さえ知らされず、産経だけに情報を流す報道のやり方はおかしい。記者は一人も入っていなかった。記者会見も無し。
大臣が地元メディアを排除して来るのは、ミサイル配備が地元に受け入れられていない、地元住民の暮らしや安全を無視した配備であると充分認識していることになる。
市長も国から舐められていることをそろそろ解れ。産経ニュースのコメント欄がまた酷い。
8月8日 産経新聞
尖閣、中国船の活発化予想 河野防衛相が宮古島で訓示

陸上自衛隊のミサイル部隊を視察する河野防衛相(右手前)=8日、沖縄県宮古島市(防衛省提供)
河野太郎防衛相は8日、沖縄県の宮古島を訪れ、今年3月に配備された陸上自衛隊のミサイル部隊を視察した。訓示で同県石垣市の尖閣諸島周辺海域の状況について「今月中旬に中国公船や漁船の活動活発化が見込まれる」と述べ、南西地域の最前線で活動する隊員が果たすべき責務は重いと強調した。河野氏は宮古島訪問に先立ち、日本最西端にある与那国島の陸自駐屯地も視察した
宮古島住民の「緊急抗議行動」
8月8日のSMさんFB投稿動画より:
報告:HA
当日午後になって飛び込んだ情報に、大勢の市民に呼びかける間もなく、緊急に10名が千代田に集まった!

琉球新報にこんなべた記事で載っていたとは!

午後3時50分、迷彩柄のC2輸送機が宮古空港に到着。千代田へ向かって車を急がせて走っていると、空港近くで私の頭の上を威圧感を持って、巨大な迷彩戦闘色にペイントした自衛隊のC2輸送機が通りすぎた。民間空港である宮古空港を軍事利用するな!
8月8日河野防衛相「宮古島千代田陸自部隊」を視察
https://youtu.be/4Kr3RDg4JWs
千代田駐屯地では:
基地反対の横断幕や幟旗の並ぶ正門ゲートを避けて、防衛大臣は隊員宿舎側の出入口から入りコソコソと出て行った。
明日は8月9日。ナガサキ原爆投下75年目の日。3日前はヒロシマの日。6日後は太平洋戦争敗戦の日。防衛大臣は、今日はナガサキで形だけでも平和を祈るべき日ではないのか!
その日に、与那国、宮古島と陸自駐屯地を周り、ミサイル発射台搭載車両やレーダー車両を回したり乗り込んだり、おちゃらけた兵器マニアぶりで、戦争ゴッコをしている場合ではない!ふざけるのもいい加減にしろ!
「戦争(ごっこ)大好き小僧」の河野太郎の思惑はどうでもいいが、この時期のマスコミ取材不可の急襲視察の意味は大変重要である!
▼コロナ禍のドサクサに、自民党議連の「敵基地攻撃能力保有」論議
▼米軍の海兵隊再編・南西諸島を含む沖縄配備構想の報道
▼下地島空港の軍事利用の報道
これらは一体でパッケージで急浮上していることを注目しなければならない!!
そんな遠い未来のことではない。もう、近未来の宮古島を戦争・戦闘の危機が襲うのだ!!
巧妙に煽られ、作られていく米中「新冷戦」
日本國の皆さんは、琉球弧の離島を見殺しのするのか!?
与那国から宮古へ飛んだとメールで届いた。

午後4時前、宮古空港到着。(下地島空港ではなかった。昨年の県防災訓練では初めて自衛隊固定翼機が離着陸した。)

威圧感満載のC2。

続々と降り立つ防衛官僚か?

空港北側、駐機する輸送機と反対側にこっそり止まっている尾翼に日の丸のついたこの飛行機は??


千代田に、緊急に集まった抗議の市民達。

お馴染み黒いスーツのSPと宮古島警察警備課。

奥の白い車両の左右に整列する隊員達。

大臣の空から視察用のヘリが飛ぶ。

米国の差し金なのか?河野防衛相の言動が強硬に、
8月4日と7日の河野防衛相の記者会見より:
下地島について、現時点では「施設的」な使用は考えてない、、、??
ということは少なくとも「給油などで自衛隊機が使用しますよ」という事だ!
映像後半のやり取りぜひご覧ください。
Q:施設的な利用計画、過去には有ったのか? A:防衛上の(理由で)差し控えたい。
8月7日の防衛大臣記者会見より「下地島」
8月7日の防衛大臣記者会見より「尖閣日米共同訓練」
物議を呼んでいる、
8月4日の防衛大臣会見
Q:尖閣諸島周辺での中国船の活動についてですが、4月以降活動していた中国公船が、今月2日に接続水域から出ました。過去最長の111日間にわたって領海侵入を含む、航行を続けていたわけですけれども、改めて、この間の活動の狙いについてどう分析されているのかということと、今月中旬に休漁期間が終わるということで、活動が活発化するという見方もあります。どういった対応が必要になるとお考えでしょうか。
A:中国公船の活動が拡大・活発化していたというのは事実でございます。海上保安庁がしっかりこの問題、対処してくれておりますが、自衛隊としても海上保安庁と連携し、必要な場合は、しっかり行動してまいりたいと思っております。
Q:関連でお伺いします。安全保障政策の見直しに関して、自民党提言にあったような相手国の領域でのミサイル阻止能力を検討する場合はですね、周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて、十分に理解を得る状況ではないようではないかと思いますが、防衛政策の責任者として、現状の認識と、今後もし理解を得る際に、必要だと思われることがあればお願いします。
A:すみません。周辺国ってどこのことですか。
Q:主に中国や韓国になります。
A:主に中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか。
Q:すみません、韓国に関してはいかがですか。
A:何で韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに。
Q:2点目の尖閣の周辺のことですけれども、先ほど、必要であれば防衛省自衛隊としても、というふうにおっしゃっていましたけれども、基本的に禁漁期開けたら漁船が来るだろうといわれていますが、防衛省・自衛隊としては、どういうときに防衛省・自衛隊として対応しなければならないというふうにお考えでしょうか。
A:必要なときに対応しなければならないと思います。
Q:先ほどの冒頭の幹事社質問に関してなのですが、中国の海警局の公船と漁船の報道についての質問に対して、大臣は海上保安庁と連携して、必要な場合にはしっかり行動をとってもらいたいとおっしゃられました。かなり刺激的な言葉だと思うのですが、海警局公船と漁船の行動について質問しているのに、こういった刺激的な言葉をとったということと、実際、しっかり行動というのは何を指すのかということを教えてください。
A:特に刺激的なことを申し上げたつもりはございません。様々なことが南シナ海を始め、行われているわけでございますから、万が一自衛隊が対応しなければならないような事態になった場合には、しっかり自衛隊が対応するということでございます。
Q:幹事社の質問は、あくまでも中国海警局の公船と漁船の行動についての質問で、それに対して大臣は海保と連携して必要な場合にはしっかり行動をとってもらいたいと。どういう想定でどういう行動のことを考えてらっしゃるのでしょうか。
A:手の内は明かしません。
Q:非常に国の行先を左右するような重要な問題なので、我々に説明して、国民に説明する義務があるんじゃないでしょうか。
A:手の内を明かすことは差し控えます。
Q:でもそれは、そんなことを言っていたら国の命運は全て防衛大臣の手中にある、あるいは総理大臣の手中にあるというふうになるので、極めて危険な発想だと思うのですが。
A:そうは思いません。
スポンサーサイト
残念!「コロナ」で延期に!!宮古島での2020年「 8・15の集い」「終戦」から75年、宮古島には陸自という旧陸軍の「亡霊」は甦った! ホーム
馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、25年度には米軍FCLP運用開始②