馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、25年度には米軍FCLP運用開始④
- 2020/11/29
- 11:24
Ryukyuheiwaより:
関連記事:馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、25年度には米軍FCLP運用開始③
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-938.html
関連記事:馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、25年度には米軍FCLP運用開始②
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-865.html
関連記事:馬毛島、米軍訓練FCLP移転を名目に種子島と併せ自衛隊の拠点化を図る。2022年度の着工・24年度末工事完了、100名規模の空自「馬毛島基地」配備、25年度には米軍FCLP運用開始①
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-824.html
ページ下部に防衛省「馬毛島における施設整備」掲載しています。
馬毛島への米軍施設を許さない市民・団体連絡会 HP
http://www.mageshimabeigunshisetsuhantai.com/wp/
DEMO RESE Radio#18
「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part1
https://youtu.be/2-vYJ2boge0
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part2
https://youtu.be/DsTgUznQ79o
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part3
https://youtu.be/PXWIlRCpgcA
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part4
https://youtu.be/I5g3SWx_8vs
11月25日 MBC NEWS
馬毛島問題 防衛省「離着陸訓練は年150日程度」
防衛省は25日、西之表市・馬毛島への米軍空母艦載機の訓練移転計画などをめぐって塩田知事と県庁で会談し、日米航空機による離着陸訓練は年間で最大150日程度になると説明しました。
国は馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、米軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。防衛省の説明によりますと馬毛島では、米軍の離着陸訓練が年間最大20日程度、日中から深夜にかけおよそ60機が入れ替わる形で実施されるのに加え、自衛隊の離着陸訓練などが年間130日程度深夜を除き行われる見込みだということです。
(塩田知事)「騒音があるがその辺がまだはっきり具体的なものにはなっていない」「わからないと多分住民も暮らしにどういう影響があるか判断材料として見えてこないと思う」
防衛省は25日、西之表市・馬毛島への米軍空母艦載機の訓練移転計画などをめぐって塩田知事と県庁で会談し、日米航空機による離着陸訓練は年間で最大150日程度になると説明しました。
国は馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、米軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。防衛省の説明によりますと馬毛島では、米軍の離着陸訓練が年間最大20日程度、日中から深夜にかけおよそ60機が入れ替わる形で実施されるのに加え、自衛隊の離着陸訓練などが年間130日程度深夜を除き行われる見込みだということです。
(塩田知事)「騒音があるがその辺がまだはっきり具体的なものにはなっていない」「わからないと多分住民も暮らしにどういう影響があるか判断材料として見えてこないと思う」
11月19日 MBC NEWS
米軍訓練移転・馬毛島問題 塩田知事と中種子町長が意見交換
アメリカ軍の訓練移転候補地、鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る問題で、塩田知事は19日、中種子町の田渕川寿広町長と意見交換しました。
塩田知事は18日の西之表市の八板俊輔市長に続いて、19日は中種子町の田渕川寿広町長と意見交換しました。
国は西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、アメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために海上ボーリング調査の申請を県に行っています。
18日の意見交換で西之表市の八板市長は、計画に反対する考えを塩田知事に伝えました。一方、中種子町の田渕川町長は防衛省による説明会が18日開かれたことを報告し、計画に一定の理解を示しました。
(田渕川寿広町長)「不安に思っている意見、質問も出たが、丁寧に対応、回答していただいて(住民は)話を聞いて納得して帰られた」
(塩田知事)「納得して帰ったとは言うが、騒音がどの程度なのか住民も分かっていない。実際の騒音については説明が必要になる」
国は今月9日に県に海上ボーリング調査の許可を申請していて、その可否を判断する塩田知事は、「防衛省から今月中に説明を聞きたい」と考えを述べました。
一方、防衛省は19日、馬毛島での自衛隊施設の整備について西之表市議会に説明しました。市議会は先月、交付金や訓練に関する75項目の質問を防衛省に送り、今月12日までに回答を受けていました。
これまで防衛省は、アメリカ軍の利用について、現時点で空母艦載機の離着陸訓練以外に計画はないとしていましたが、回答には、基地を整備後、港湾施設をアメリカ軍が使用する可能性を否定できないとしていて、これについて議員から説明を求める声が上がりました。
(生田直弘市議)「FCLP以外で馬毛島を利用できるのかできないのか。一生背負っていかなければならいない島に対して、そういうことを説明していただくのが誠実な信頼環境を築き(自衛隊と)地元との関係性にも影響してくる」
(防衛省の担当者)「思いはよくわかったので、しっかり持ち帰り、ちゃんと説明したい」
防衛省は、馬毛島の港湾施設建設のための海上ボーリング調査を、早ければ今月中にも着手したいとしています。
11月19日 MBC NEWS
馬毛島海上ボーリング調査 八板市長と塩田知事が会談
馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転について、塩田知事は18日、鹿児島県西之表市の八板俊輔市長と意見交換しました。
(西之表市 八板俊輔市長)「計画について同意できない書面を防衛大臣に直接お渡しした」
国は、西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備したうえでアメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために海上ボーリング調査の申請を県に行っています。八板市長は18日の意見交換会で改めて計画に反対する考えを塩田知事に伝えました。
(八板俊輔市長)「住民の理解が進んでいないこういう状況で、同意できない。こういう状況の中で、計画をこれ以上、進めないでほしいと申し上げた」
一方、国が申請している海上ボーリング調査を許可するかどうかについて、塩田知事は、一般的には今月末までに審査を終えると見通しを述べました。
(塩田知事)「11月9日に防衛省から許可申請書が届いているので、標準処理期間を考えると、だいたい11月末までには審査を終える」
塩田知事は19日も午前11時から中種子町の田渕川寿広町長と意見交換を行っています。
連帯を!
11月17日、東京で「緊急!馬毛島報告会」


11月16日、馬毛島基地「反対」30万人署名を提出、その後政府交渉と院内集会集会。

11月17日の琉球新報紙面

11月17日の沖縄タイムス紙面

11月17日 西日本新聞
馬毛島基地「反対」30万人署名を提出 住民団体、国会で集会も

防衛省の担当者(右)に、鹿児島県・馬毛島への米軍機訓練移転に反対する署名を提出する地元住民ら=16日午後
鹿児島県西之表市の無人島・馬毛島(まげしま)に自衛隊基地を建設し、米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を移転する計画を巡り、受け入れに反対する同市の住民グループが16日、約30万人分の反対署名を防衛省に提出した。その後、国会内で反対集会を開いた。
グループは「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」。署名は、同会が約1年かけて会員制交流サイト(SNS)などで全国に呼び掛けた。西之表市民は、人口の4割に当たる約6140人が署名したという。
反対集会には、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設に反対する人など、各地で基地反対運動を展開する約70人が参加。東京都内で開催したのは全国に発信するのが狙い。グループの山内光典事務局長(69)は「基地ができれば、住民は米軍や軍属による事件事故、戦闘機の爆音公害などを抱え込むことになる」と各地の米軍基地問題との共通点を強調し、共闘を呼び掛けた。
ただ、西之表市の八板俊輔市長が10月に受け入れ反対を表明したものの、防衛省は近く海上ボーリング調査などに着手する方針。
この日は国との意見交換会もあり、防衛省の担当者は、住民に騒音を体感してもらうため、訓練空域で自衛隊機による試験飛行を検討していることを明らかにした。住民側は「民家のある種子島上空を飛ばないことを米軍に確約させるべきだ」などと訴えた。
11月17日 南日本新聞
〈馬毛島問題〉反対派が署名30万筆を国に提出 地元6142筆、市民の4割

全国から集まった署名を前に、米軍訓練の移転反対を訴える山内光典事務局長(右から2人目)=16日、参院議員会館
「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」(三宅公人会長)が提出した。野党国会議員でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会とともに参院議員会館で集会を開き、同会の山内光典事務局長が防衛省の宮川均地方調整課長に手渡した。
署名は昨年12月から全国の市民団体やインターネット、戸別訪問で呼び掛け集めた。騒音被害や近隣諸国との緊張が高まるとし、「種子島、屋久島、大隅半島の安全な暮らしを破壊し産業への影響も計り知れない」と訴えた。
署名提出後、議員らが防衛省側と質疑。FCLP飛行経路について同省担当者は「米側の情報提供を受け、現時点での予測」と説明した。沖縄の議員からは「米軍が約束を破ることは明らか。米軍を法的に規制できないことを明示しないのは不誠実だ」との声が相次いだ。
川内博史衆院議員(鹿児島1区)は、FCLP施設について中曽根政権時に「地元理解が前提」とする政府答弁があるとして、「地元同意は不可欠か」とただした。担当者は「説明を積み重ね、理解と協力を得たい。答弁を確認する」と述べた。
集会では沖縄や岩国、厚木など全国の基地問題に関わる市民団体と連携などを進めるアピール文を採択した。
11月14日 南日本新聞
馬毛島買収160億円積算根拠 防衛省「適切な段階で説明」 口利き疑惑、加藤官房長官否定
自衛隊基地整備計画と米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている西之表市馬毛島の買収に関し、防衛省の鈴木敦夫地方協力局長は13日の衆院安全保障委員会で、地権者と売買契約した約160億円の積算根拠について、「取得に向け地権者と交渉中で現時点では答えられないが、適切な段階で説明する」と答えた。
野党側は防衛省の当初の土地評価額が約45億円だったと指摘したが、鈴木局長は「防衛省が評価額をこれまで公表したことはない」と説明した。
一方、土地の買収に絡み、加藤勝信官房長官が口利きした疑いを今週発売の週刊誌が報じた。加藤氏は13日の衆院内閣委で「私から政府関係者に対して要請、要望したことはない」と疑惑を否定した。
島の大半を所有していたタストン・エアポート社(東京)と防衛省の土地売買交渉で、仲介役を果たしたと週刊誌が指摘した不動産会社関係者とは「義父(故加藤六月元農相)がお世話になった方の知人を介し、面会した」と説明。その際、買収に関し、国への協力の意向を伝えられたことは認めた。自身のパーティー券を、この関係者が購入したことも認めたが、献金は受け取っていないとした。
*週刊新潮記事、ページ最下部に掲載してます。

11月10日の琉球新報紙面

11月10日の沖縄タイムス紙面
11月10日 南日本新聞
馬毛島基地計画 西之表市長が「反対」伝達 防衛相、交付金22年度計上意向

岸信夫防衛相(左)に所見を記した文書を手渡す八板俊輔西之表市長=9日、防衛省
西之表市馬毛島への自衛隊基地整備と米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転計画について、八板俊輔市長は9日、防衛省で岸信夫防衛相と面会し、「反対」の意向を直接伝えた。岸氏は計画に理解を求め、環境影響評価(アセスメント)を進めた上で、地元に支払う米軍再編交付金を2022年度予算に計上したい考えを示した。
八板市長は10月7日に発表した「施設整備で失うものの方が大きく、首長として同意できない」と反対する内容の文書を岸氏に手渡した。
岸氏は冒頭のあいさつで交付金に加え、空自戦闘機を使い馬毛島近辺の飛行経路や騒音の確認、現在FCLPが行われている硫黄島(東京)や、FCLPを行う米軍機が駐留する岩国基地(山口県)への市長の視察を調整することも提案した。環境アセスについては「市長に理解を進めてもらうためアセス結果を参考にしないといけない」と述べた。
面会後、八板市長は記者団に「(防衛省との意見の相違に)進展はなかったと思う。地元が理解しない中で、これ以上計画を進めないでほしいことは伝えた」と述べた。交付金についても「中身がまだ分からない」と指摘した。防衛省が鹿児島県に申請した海上ボーリング調査も止めるよう求めたという。市の市史に関する馬毛島での調査については、協力する意向が示されたとした。
防衛省はこれまでに環境アセスを今月中にも始めたい意向を地元に説明している。
面会は当初、副大臣の予定だったが時間調整がついたとして岸氏が応対。空自と海自の制服組トップの幕僚長も同席した。岸氏は選挙区に岩国基地があることに触れ、「西之表市の不安は分かるところ。しっかりと提案していく」とも述べ、計画への強い意向をにじませた。
11月9日 MBC NEWS
馬毛島・米軍訓練移転 西之表市長が防衛相に「反対」伝える
アメリカ軍の訓練移転候補地・馬毛島のある鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は9日、岸防衛大臣と面会し、島に自衛隊の基地を整備した上で訓練移転を目指す国の計画に反対する考えを伝えました。
西之表市の八板市長は9日、東京の防衛省を訪れ、岸信夫防衛大臣と面会しました。国は、馬毛島に自衛隊基地を整備したうえでアメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために今月から実施する計画の海上ボーリング調査の申請を県に行っています。
八板市長はこれまで計画に反対する考えを示していましたが、9日の面会で岸大臣にその考えを伝えたということです。
(岸防衛相)「硫黄島の訓練の様子を視察できるような機会をつくることはやってまいりたい。再編交付金については、令和4年度の予算への計上を目指してまいりたい。市民のみなさんと良い関係をつくっていければと考えているので、ご理解ご協力をよろしくお願いしたい」
(八板市長)「同意できないということを、お伝えしたつもりですし、地元の市民が理解していない中で、これ以上、計画を進めることはしないでもらいたいということはお伝えした」
県は国による海上ボーリング調査の申請を9日、受理していて今後、塩田知事が許可するかどうかを最終的に判断することになります。
防衛省「馬毛島における施設整備」












週刊新潮記事:







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馬毛島への米軍施設を許さない市民・団体連絡会 HP
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part1
https://youtu.be/2-vYJ2boge0
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part2
https://youtu.be/DsTgUznQ79o
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part3
https://youtu.be/PXWIlRCpgcA
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「今、無人島・馬毛島が熱い!!」part4
https://youtu.be/I5g3SWx_8vs
11月25日 MBC NEWS
馬毛島問題 防衛省「離着陸訓練は年150日程度」
防衛省は25日、西之表市・馬毛島への米軍空母艦載機の訓練移転計画などをめぐって塩田知事と県庁で会談し、日米航空機による離着陸訓練は年間で最大150日程度になると説明しました。
国は馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、米軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。防衛省の説明によりますと馬毛島では、米軍の離着陸訓練が年間最大20日程度、日中から深夜にかけおよそ60機が入れ替わる形で実施されるのに加え、自衛隊の離着陸訓練などが年間130日程度深夜を除き行われる見込みだということです。
(塩田知事)「騒音があるがその辺がまだはっきり具体的なものにはなっていない」「わからないと多分住民も暮らしにどういう影響があるか判断材料として見えてこないと思う」
防衛省は25日、西之表市・馬毛島への米軍空母艦載機の訓練移転計画などをめぐって塩田知事と県庁で会談し、日米航空機による離着陸訓練は年間で最大150日程度になると説明しました。
国は馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、米軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針です。防衛省の説明によりますと馬毛島では、米軍の離着陸訓練が年間最大20日程度、日中から深夜にかけおよそ60機が入れ替わる形で実施されるのに加え、自衛隊の離着陸訓練などが年間130日程度深夜を除き行われる見込みだということです。
(塩田知事)「騒音があるがその辺がまだはっきり具体的なものにはなっていない」「わからないと多分住民も暮らしにどういう影響があるか判断材料として見えてこないと思う」
11月19日 MBC NEWS
米軍訓練移転・馬毛島問題 塩田知事と中種子町長が意見交換
アメリカ軍の訓練移転候補地、鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る問題で、塩田知事は19日、中種子町の田渕川寿広町長と意見交換しました。
塩田知事は18日の西之表市の八板俊輔市長に続いて、19日は中種子町の田渕川寿広町長と意見交換しました。
国は西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、アメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために海上ボーリング調査の申請を県に行っています。
18日の意見交換で西之表市の八板市長は、計画に反対する考えを塩田知事に伝えました。一方、中種子町の田渕川町長は防衛省による説明会が18日開かれたことを報告し、計画に一定の理解を示しました。
(田渕川寿広町長)「不安に思っている意見、質問も出たが、丁寧に対応、回答していただいて(住民は)話を聞いて納得して帰られた」
(塩田知事)「納得して帰ったとは言うが、騒音がどの程度なのか住民も分かっていない。実際の騒音については説明が必要になる」
国は今月9日に県に海上ボーリング調査の許可を申請していて、その可否を判断する塩田知事は、「防衛省から今月中に説明を聞きたい」と考えを述べました。
一方、防衛省は19日、馬毛島での自衛隊施設の整備について西之表市議会に説明しました。市議会は先月、交付金や訓練に関する75項目の質問を防衛省に送り、今月12日までに回答を受けていました。
これまで防衛省は、アメリカ軍の利用について、現時点で空母艦載機の離着陸訓練以外に計画はないとしていましたが、回答には、基地を整備後、港湾施設をアメリカ軍が使用する可能性を否定できないとしていて、これについて議員から説明を求める声が上がりました。
(生田直弘市議)「FCLP以外で馬毛島を利用できるのかできないのか。一生背負っていかなければならいない島に対して、そういうことを説明していただくのが誠実な信頼環境を築き(自衛隊と)地元との関係性にも影響してくる」
(防衛省の担当者)「思いはよくわかったので、しっかり持ち帰り、ちゃんと説明したい」
防衛省は、馬毛島の港湾施設建設のための海上ボーリング調査を、早ければ今月中にも着手したいとしています。
11月19日 MBC NEWS
馬毛島海上ボーリング調査 八板市長と塩田知事が会談
馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転について、塩田知事は18日、鹿児島県西之表市の八板俊輔市長と意見交換しました。
(西之表市 八板俊輔市長)「計画について同意できない書面を防衛大臣に直接お渡しした」
国は、西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備したうえでアメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために海上ボーリング調査の申請を県に行っています。八板市長は18日の意見交換会で改めて計画に反対する考えを塩田知事に伝えました。
(八板俊輔市長)「住民の理解が進んでいないこういう状況で、同意できない。こういう状況の中で、計画をこれ以上、進めないでほしいと申し上げた」
一方、国が申請している海上ボーリング調査を許可するかどうかについて、塩田知事は、一般的には今月末までに審査を終えると見通しを述べました。
(塩田知事)「11月9日に防衛省から許可申請書が届いているので、標準処理期間を考えると、だいたい11月末までには審査を終える」
塩田知事は19日も午前11時から中種子町の田渕川寿広町長と意見交換を行っています。
連帯を!
11月17日、東京で「緊急!馬毛島報告会」


11月16日、馬毛島基地「反対」30万人署名を提出、その後政府交渉と院内集会集会。

11月17日の琉球新報紙面

11月17日の沖縄タイムス紙面

11月17日 西日本新聞
馬毛島基地「反対」30万人署名を提出 住民団体、国会で集会も

防衛省の担当者(右)に、鹿児島県・馬毛島への米軍機訓練移転に反対する署名を提出する地元住民ら=16日午後
鹿児島県西之表市の無人島・馬毛島(まげしま)に自衛隊基地を建設し、米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を移転する計画を巡り、受け入れに反対する同市の住民グループが16日、約30万人分の反対署名を防衛省に提出した。その後、国会内で反対集会を開いた。
グループは「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」。署名は、同会が約1年かけて会員制交流サイト(SNS)などで全国に呼び掛けた。西之表市民は、人口の4割に当たる約6140人が署名したという。
反対集会には、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設に反対する人など、各地で基地反対運動を展開する約70人が参加。東京都内で開催したのは全国に発信するのが狙い。グループの山内光典事務局長(69)は「基地ができれば、住民は米軍や軍属による事件事故、戦闘機の爆音公害などを抱え込むことになる」と各地の米軍基地問題との共通点を強調し、共闘を呼び掛けた。
ただ、西之表市の八板俊輔市長が10月に受け入れ反対を表明したものの、防衛省は近く海上ボーリング調査などに着手する方針。
この日は国との意見交換会もあり、防衛省の担当者は、住民に騒音を体感してもらうため、訓練空域で自衛隊機による試験飛行を検討していることを明らかにした。住民側は「民家のある種子島上空を飛ばないことを米軍に確約させるべきだ」などと訴えた。
11月17日 南日本新聞
〈馬毛島問題〉反対派が署名30万筆を国に提出 地元6142筆、市民の4割

全国から集まった署名を前に、米軍訓練の移転反対を訴える山内光典事務局長(右から2人目)=16日、参院議員会館
「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」(三宅公人会長)が提出した。野党国会議員でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会とともに参院議員会館で集会を開き、同会の山内光典事務局長が防衛省の宮川均地方調整課長に手渡した。
署名は昨年12月から全国の市民団体やインターネット、戸別訪問で呼び掛け集めた。騒音被害や近隣諸国との緊張が高まるとし、「種子島、屋久島、大隅半島の安全な暮らしを破壊し産業への影響も計り知れない」と訴えた。
署名提出後、議員らが防衛省側と質疑。FCLP飛行経路について同省担当者は「米側の情報提供を受け、現時点での予測」と説明した。沖縄の議員からは「米軍が約束を破ることは明らか。米軍を法的に規制できないことを明示しないのは不誠実だ」との声が相次いだ。
川内博史衆院議員(鹿児島1区)は、FCLP施設について中曽根政権時に「地元理解が前提」とする政府答弁があるとして、「地元同意は不可欠か」とただした。担当者は「説明を積み重ね、理解と協力を得たい。答弁を確認する」と述べた。
集会では沖縄や岩国、厚木など全国の基地問題に関わる市民団体と連携などを進めるアピール文を採択した。
11月14日 南日本新聞
馬毛島買収160億円積算根拠 防衛省「適切な段階で説明」 口利き疑惑、加藤官房長官否定
自衛隊基地整備計画と米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている西之表市馬毛島の買収に関し、防衛省の鈴木敦夫地方協力局長は13日の衆院安全保障委員会で、地権者と売買契約した約160億円の積算根拠について、「取得に向け地権者と交渉中で現時点では答えられないが、適切な段階で説明する」と答えた。
野党側は防衛省の当初の土地評価額が約45億円だったと指摘したが、鈴木局長は「防衛省が評価額をこれまで公表したことはない」と説明した。
一方、土地の買収に絡み、加藤勝信官房長官が口利きした疑いを今週発売の週刊誌が報じた。加藤氏は13日の衆院内閣委で「私から政府関係者に対して要請、要望したことはない」と疑惑を否定した。
島の大半を所有していたタストン・エアポート社(東京)と防衛省の土地売買交渉で、仲介役を果たしたと週刊誌が指摘した不動産会社関係者とは「義父(故加藤六月元農相)がお世話になった方の知人を介し、面会した」と説明。その際、買収に関し、国への協力の意向を伝えられたことは認めた。自身のパーティー券を、この関係者が購入したことも認めたが、献金は受け取っていないとした。
*週刊新潮記事、ページ最下部に掲載してます。

11月10日の琉球新報紙面

11月10日の沖縄タイムス紙面
11月10日 南日本新聞
馬毛島基地計画 西之表市長が「反対」伝達 防衛相、交付金22年度計上意向

岸信夫防衛相(左)に所見を記した文書を手渡す八板俊輔西之表市長=9日、防衛省
西之表市馬毛島への自衛隊基地整備と米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転計画について、八板俊輔市長は9日、防衛省で岸信夫防衛相と面会し、「反対」の意向を直接伝えた。岸氏は計画に理解を求め、環境影響評価(アセスメント)を進めた上で、地元に支払う米軍再編交付金を2022年度予算に計上したい考えを示した。
八板市長は10月7日に発表した「施設整備で失うものの方が大きく、首長として同意できない」と反対する内容の文書を岸氏に手渡した。
岸氏は冒頭のあいさつで交付金に加え、空自戦闘機を使い馬毛島近辺の飛行経路や騒音の確認、現在FCLPが行われている硫黄島(東京)や、FCLPを行う米軍機が駐留する岩国基地(山口県)への市長の視察を調整することも提案した。環境アセスについては「市長に理解を進めてもらうためアセス結果を参考にしないといけない」と述べた。
面会後、八板市長は記者団に「(防衛省との意見の相違に)進展はなかったと思う。地元が理解しない中で、これ以上計画を進めないでほしいことは伝えた」と述べた。交付金についても「中身がまだ分からない」と指摘した。防衛省が鹿児島県に申請した海上ボーリング調査も止めるよう求めたという。市の市史に関する馬毛島での調査については、協力する意向が示されたとした。
防衛省はこれまでに環境アセスを今月中にも始めたい意向を地元に説明している。
面会は当初、副大臣の予定だったが時間調整がついたとして岸氏が応対。空自と海自の制服組トップの幕僚長も同席した。岸氏は選挙区に岩国基地があることに触れ、「西之表市の不安は分かるところ。しっかりと提案していく」とも述べ、計画への強い意向をにじませた。
11月9日 MBC NEWS
馬毛島・米軍訓練移転 西之表市長が防衛相に「反対」伝える
アメリカ軍の訓練移転候補地・馬毛島のある鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は9日、岸防衛大臣と面会し、島に自衛隊の基地を整備した上で訓練移転を目指す国の計画に反対する考えを伝えました。
西之表市の八板市長は9日、東京の防衛省を訪れ、岸信夫防衛大臣と面会しました。国は、馬毛島に自衛隊基地を整備したうえでアメリカ軍空母艦載機の離着陸訓練を移転させる方針で、港湾施設建設のために今月から実施する計画の海上ボーリング調査の申請を県に行っています。
八板市長はこれまで計画に反対する考えを示していましたが、9日の面会で岸大臣にその考えを伝えたということです。
(岸防衛相)「硫黄島の訓練の様子を視察できるような機会をつくることはやってまいりたい。再編交付金については、令和4年度の予算への計上を目指してまいりたい。市民のみなさんと良い関係をつくっていければと考えているので、ご理解ご協力をよろしくお願いしたい」
(八板市長)「同意できないということを、お伝えしたつもりですし、地元の市民が理解していない中で、これ以上、計画を進めることはしないでもらいたいということはお伝えした」
県は国による海上ボーリング調査の申請を9日、受理していて今後、塩田知事が許可するかどうかを最終的に判断することになります。
防衛省「馬毛島における施設整備」












週刊新潮記事:







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